小学1年生・2年生での30人学級の実施
小学校1・2年生の30人学級は、「学級編制の弾力化」の趣旨をふまえ、文部科学省が進めている「少人数指導」をさらに発展させるもので、名古屋市独自の施策です。小学校1年生においては、平成14年度より、小学校2年生においては、平成19年度より、非常勤講師や常勤講師を配置することにより全校実施を行い、30人以下による学習が可能となる体制づくりを行っています。
1 ねらい

学校生活の入門期にあたる小学校1年生において、児童一人一人にきめ細やかな指導を行い、学校生活への適応を図ること、また2年生では、1年生での30人学級の成果を深化・発展させるとともに、継続して学校生活への適応を図ることを目的としています。
2 成果
全小学校で1・2年生の30人学級を実施した結果、次のような成果がありました。
(1)基礎的な学力が向上
特に小学校2年生において、基礎的な計算力の向上が見られました。これは、授業で個別指導の機会を十分とることができたことも一因であると考えます。
(2)欠席する児童の割合が減少
30人学級実施後は、1・2年生とも、4日以上欠席する児童の割合が減少しました。欠席する児童の割合の減少は、児童が学校生活へ適応しつつあることの一つの指標となると考えます。
(3)学校生活へのスムーズな適応

実施校へのアンケートでは、全体としてどの項目も高い数値を示しています。
学校生活への適応を図るという事業のねらいは、おおむね達成できたと考えます。
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