公立保育所のリニューアル改修
1.公立保育所の現状
公立保育所は名古屋市内に83か所(令和7年4月1日現在)ありますが、築40年以上が約8割であり、施設の老朽化対策や今の時代に合った機能を兼ね備えた施設設備が必要となっています。
2.公立保育所の改修の基本的な考え方
- 建物の機能と性能を維持し、良好な状態で施設の運営を行うため、日常的な点検や修繕等による適切な維持管理に努めています。
- 一方で、概ね築40年程度を目安に、構造体の耐用年数(概ね築80年)まで建物を使うことを目標にリニューアル改修を行います。
3.公立保育所のリニューアル改修の内容 (調整を進める中で変更する場合があります。)
そもそも公立保育所のリニューアル改修とは
保育所が子どもにとってより良い環境となるよう、施設の設備や外壁等の改修等をまとめて行うものであり、目標使用年数を見据えて現在の社会的要求水準を満たすように整備し、施設の性能・機能の向上を図ります。
改修工事の内容例
- 壁の塗替え
- 床の修繕
- 天井の張替え
- 照明、建具、収納棚の取替え
- 空調更新
- 3歳未満児の保育室に床暖房を設置
- トイレの洋式化、乾式化
- 便器・手洗いの取替え
- 給食室の設備更新
- 外壁の塗替え
(注意:増築にあたる改修は実施を予定しておりません。)
改修中の保育について
改修中はさまざまな制限がありますが、ご理解・ご協力をお願いします。
- 原則として園庭に仮設園舎を設置し、それが困難な場合は園外に仮設園舎を設置し、仮設園舎を活用して保育を行いながら、必要な改修工事を行います。
- 工事に伴い、音や振動、におい等が発生する場合がありますが、午睡の時間は音の出る工事をしない等必要な処置を行います。
- 保育の動線と工事動線を分離するなど、安全には十分に配慮します。
- 仮設園舎や園庭の大きさ等が限られるため、入園式・夏祭り・運動会・入学を祝う会などの行事について、実施方法の変更や規模の縮小などを行う場合があります。
- 日常的な保育についても、園庭遊びやプール遊びが制限される場合があります。
公立保育所のリニューアル改修について(リーフレット及び保護者向けお知らせ)
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このページに関するお問い合わせ
子ども青少年局 保育部 保育運営課 保育所の民間移管・改修等担当
電話番号:052-972-3183 ファクス番号:052-972-4116
Eメール:a2525@kodomoseishonen.city.nagoya.lg.jp
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