火事に備えて

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ページID1026869  更新日 2025年10月24日

火事は、1年間に何件おきているのか、そして火事をださないためにはどんなことに注意したらよいか学習しましょう。

火やけむりのおそろしさ

火災の写真


火事になると、家の中は千度以上の高い温度になります。にげおくれたら大変ですね。火事になる前のけむりのだんかいで、少しでも早くにげることが大切です。

煙のイラスト


また、火事で出たけむりの中には、少し吸っただけでたおれてしまうような有毒なガスがふくまれています。火事になったら、ハンカチなどを口にあて、低いしせいになってけむりを吸わないように注意しましょう。
けむりが進む速さは、上方向には1秒間に3から5メートル、横方向には1秒間に0.5から1メートル(人の歩く速さとほぼ同じ)といわれています。

火事は、1年間に何けんおきているのだろう?

令和5年中、名古屋市内では550けんの火事がおきました。これは、1日あたりおよそ1けんから2けんの火事がおきていることになります。

火事になった原因を調べてみると、一番多かったのがわざと火をつける「放火」、次に「たばこ」、次に「こんろ」、「電気機器(でんききき)」の順でした。

令和5年中の原因ごとの火災けんすう
原因 けんすう
すべて 550
放火 105
たばこ 104
こんろ 67
電気機器
(でんききき)
37
その他 237

どこの区で火事が多いのだろう?

令和5年中の区ごとの火災けんすう

1番多かった区は、中区で67けん、続いて中川区と緑区で48けんとなっています。

1番少なかった区は、熱田区で14けん、続いて天白区で19けんとなっています。

令和5年中の区ごとの火災けんすう
件数
千種 31
24
31
西 36
中村 43
67
昭和 26
瑞穂 22
熱田 14
中川 48
46
26
守山 45
48
名東 24
天白 19

火遊びは、ぜったいにやめましょう

「火遊び」により子供が死ぼうする火事が起きています。マッチやライターでは、ぜったいに遊ばないようにしましょう。

火遊びのイラスト
火遊びはぜったいにやめましょう。

花火のイラスト
花火は、水を入れたバケツを用意して、大人の人と一緒(いっしょ)にあそびましょう。

火事を出さないようにするためには、どんなことに注意したらよいのだろう?

火事はちょっとした不注意からおきています。家族みんなで話しあって、日ごろから火事を出さないように心がけましょう。

放火のイラスト
家のまわりに新聞(しんぶん)や雑誌(ざっし)、ゴミなど燃えやすい物が置いてありませんか。物おきや車庫(しゃこ)にもカギをかけるようにしましょう。

寝たばこのイラスト
寝(ね)たばこはとてもきけんです。

天ぷら油のイラスト
熱くなると火がつく天ぷら油。こんろを使っている間はぜったいにその場をはなれないようにしましょう。

住宅用火災警報器(じゅうたくようかさいけいほうき)

住宅用火災警報器の写真


みなさんの家で、夜寝(ね)る部屋や台所、階だんには、けむりを感知して火事を知らせる「住宅用火災警報器(じゅうたくようかさいけいほうき)」を取り付けることが法りつで決められています。
みなさんの家の天井やかべにも取り付けてあるかどうか確認してみてください。