「香害」や「化学物質過敏症」に苦しんでいる人がいます
知ってください その香り 困っている人もいます
全国の消費生活センターには、柔軟仕上げ剤などの香りで頭痛や吐き気がしたなどの相談が寄せられています。
香りの感じ方には個人差があり、自分にとって快適な香りでも困っている人もいることをご理解いただくこと、香り付き製品の使用に当たっては周囲の方々にもご配慮いただくことをお願いします。

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知ってください その香り 困っている人もいます (PDF 828.7 KB)
香り付き製品の使用に当たって、周囲の方々にも配慮いただくことなどを狙いとして、消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省で作成されたポスターです。

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その香りに苦しんでいる人がいます (PDF 106.9 KB)
香りへの配慮に関する、愛知県作成のチラシです。
香害とは
香害とは、柔軟剤、消臭除菌スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤などに含まれる合成香料によって、健康被害が誘発されることです。「化学物質過敏症」を発症する人もいます。
化学物質過敏症とは
一度に大量の化学物質にさらされたり、低濃度の化学物質に繰り返しさらされると化学物質過敏症を発症することがあります。発症のメカニズムや病状などまだ解明されていない部分も多く、医学的な定義、診断基準が確立されていません。しかし、いったん発症すると、その後は極微量の化学物質でも症状を引き起こすようになり、頭痛やめまい、吐き気、目のかすみ、鼻炎やアトピー様症状、倦怠感や筋肉の痛み、鬱、記憶力・集中力の低下等の体調不良に悩まされます。その反応は個人差が大きく、また、ある時を境に突然発症することもあります。
対処法
- できるだけ接触する原因物質の量を少なくし、悪化因子をできる限り取り除きましょう。
- 適切な食事、適度な休息や睡眠をとり、毎日適量の運動をしましょう。
- 精神的なストレスを避けて健康状態を保ちましょう。
私たちにできること
- 自分にとって快適な香りでも、不快に感じる人や体調を崩す人がいることを理解しましょう。
- 公共の場など、人が集まるところでは、香料などの使用に配慮しましょう。
- 柔軟仕上げ剤、洗剤、シャンプー、香水、化粧品、整髪料、防虫剤などを使用する場合は、過度な使用量にならないようにしましょう。
「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」のファイルは、テキスト情報のない画像データになります。内容を確認したい場合は、健康増進課推進係(電話番号052‐972‐2627)までお問い合わせください。
「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」
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厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」 (PDF 1.2 MB)
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生活環境中の化学物質の流通規制と安全対策(外部リンク)
厚生労働省のページです。 -
化学物質過敏症について(外部リンク)
愛知県のページです。 - シックハウス症候群
- 化学物質(農薬・殺虫剤・香料)の適正使用
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局 健康部 健康増進課 公衆衛生看護担当
電話番号:052-972-2627 ファクス番号:052-972-4152
Eメール:a2627@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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