ハキリバチ類
[学名] Megachilidae
[分類] 膜翅目,ハキリバチ科
日本に50種あまりが記録されている中形のハチ。
土中や木部の既存孔道や、竹やススキなどの自然の管を利用して巣を作る。巣は植物の葉を切り取ったり、樹脂などを集めて、それらを材料にして巣房の壁や間仕切りなどを作る。巣房の中に花粉や蜜を集め、幼虫の餌とする。
おとなしい性質でほとんど刺すことはないが、不用意に捕えたりすると激しく刺し、重い症状となることもある。
オオハキリバチ
[学名] Chalicodoma sculpturalis (Smith)
[分類] 膜翅目(ハチ目),ハキリバチ科

体長は雌22-26mm。体は黒色。胸部には黄褐色毛を密生する。
成虫は夏から秋に出現する。板壁のすきま、天井裏の垂木のすきま、枯木の既存孔、竹やヨシなどの管に営巣する。巣材は松やになどの樹脂を集めて利用する。穴を探しに家の中に侵入することもある。昼寝中に、耳の穴や鼻の穴に入った例もある。
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