家庭用品等による健康被害の防止のために

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ページID1015503  更新日 2025年10月16日

厚生労働省は、一般社団法人 皮膚安全性症例情報ネット及び公益財団法人 日本中毒情報センターの協力を得て家庭用品による健康被害の情報を収集し、それらの情報をとりまとめたものを公開しています。

家庭用品等による皮膚障害を防ぐために

家庭用品に含まれる物質により、アレルギー反応や刺激性皮膚炎が発生することがあります。

装飾品などで発生した事故の報告が毎年寄せられています。

家庭用品との接触部位に痒み、湿疹等の症状が発現した場合には、原因と考えられる家庭用品の使用を極力避けるましょう。再度使用して同様の症状が発現する場合には、同一の素材のものの使用は避けることが賢明であり、症状が改善しない場合には、早急に専門医の診療を受けるましょう。

また、日頃から使用前には必ず注意書をよく読み、正しい使用方法を守ること、自己の体質について認識し、製品の素材について注意を払うことが重要です。

家庭用品に係る皮膚障害に関する報告

2022年度の家庭用品に係る皮膚障害の報告件数
家庭用品の種類 件数
家庭用手袋(ゴム) 4
家庭用手袋(非ゴム) 3
ネックレス 3
ウェットスーツ 3
ピアス 2
エクステ用接着剤 2
ビューラー 1
食器用洗剤 1
下着 1
イヤホン用イヤーピース 1
楽器 1
アクセサリー(非金属) 1
携帯ストラップ首掛け 1
ゴルフ手袋 1
総数 25

(「2022年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告」より)

吸入事故を防ぐには

吸入事故等の原因となった家庭用品等の種類は、洗浄剤、芳香・消臭・脱臭剤、殺虫剤などでした。

日頃から使用前には必ず注意書をよく読み、正しい使用方法を守ることが被害を防止するための第一歩です。

家庭用品に係る吸入事故等に関する報告

2022年度の家庭用品に係る吸入事故等の報告件数
家庭用品の種類 件数
洗浄剤(住宅用・家具用) 14
芳香・消臭・脱臭剤 6
殺虫剤 5
防虫剤 5
防水スプレー 5
忌避剤 4
除菌剤 3
接着剤 3
防止剤 2
線香 2
防カビ剤 1
シールはがし 1
塗料 1
洗濯仕上げ剤 1
その他の家庭用品 3
総数 56

(「2022年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告」より)

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉局 生活衛生部 環境薬務課 薬務担当
電話番号:052-972-2651 ファクス番号:052-972-4153
Eメール:a2651@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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