市会だより第159号 11月定例会特集号
11月定例会は、11月21日から12月8日までの18日間にわたって開かれ、補正予算、条例案や人事案件など市長提出案件52件、議員提出議案3件についての審議などを行いました。
11月定例会の日程
| 月日 | 会議 |
|---|---|
| 11月21日 |
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| 11月28日から11月30日 |
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| 12月1日から12月7日 |
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| 12月8日 |
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補正予算が成立しました
「平成29年度名古屋市一般会計補正予算(第6号)」及び「平成29年度名古屋市名古屋城天守閣特別会計補正予算(第2号)」は、いずれも賛成多数により原案どおり可決しました。
補正予算の主な概要は次のとおりです。(100万円未満は四捨五入)
| 事項 | 金額 |
|---|---|
| ロボット等導入支援人材育成事業 中小企業などへのロボット・IoTの導入を支援する技術者を育成するため、相談窓口の設置や講座の開設準備をするものです。 IoTとは、さまざまな物体に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信したりすることにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。 |
500万円 |
| 中学校入学準備金の支給 準要保護の児童生徒を対象に支給している就学援助費のうち、中学校入学後に支給していた新中学1年生への入学準備金について、入学前に前倒して支給するものです。 |
1億800万円 |
| 瑞穂公園陸上競技場改築に係る整備手法等調査 老朽化が進んでいる瑞穂公園陸上競技場について、国際的・全国的な大会の開催に必要な機能を確保するため、整備手法調査に加えて、敷地拡張による整備の可能性などに関する調査を実施するものです。 |
1,800万円 |
| 名古屋城天守台石垣調査 現在実施している天守台石垣調査に加え、石垣の背面や劣化の状況などを詳細に把握するための調査を実施するものです。 |
5,300万円 |
「平成29年度名古屋市名古屋城天守閣特別会計補正予算(第2号)」については、採決に先立ち、日本共産党から反対討論(理由:現在行っている発掘調査、地盤調査が専門家の協力を得られず中断しているのにもかかわらず、さらに調査を進めていく今回の提案は同意できない。)が行われました。
住居の堆積物による不良な状態の解消に関する条例案を可決しました
「名古屋市住居の堆積物による不良な状態の解消に関する条例の制定について」は、全会一致により原案どおり可決しました。
条例案の概要
市民の安全で快適な生活環境を確保するため、市民が居住する建物等に物品等が堆積されたり、放置されたりすることにより発生する不良な状態を解消するための支援や措置に関し必要な事項を定めるものです。
主な事項
- 市、市民及び建物等の所有者等の責務を定める。
- 建物等における不良な状態を解消し、又はその発生を防止するために必要な支援を行う。
- 周辺の生活環境が著しく損なわれている場合、指導、勧告、命令を発し、なお改善が見られない場合は行政代執行を行う。
- 正当な理由がなく立ち入り調査を拒む等した者、命令に違反した者に対し、過料を科す。
- 施行期日 平成30年4月1日
その他の提出案件の賛否については、以下のリンクをご覧ください。
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市会事務局 調査課 図書広報担当
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