関戸家頌徳碑(Monument of Sekido Family)

茶屋後新田は延宝5年(1677)茶屋長以こと茶屋新四郎良延により開発されたが、文化8年(1811)に新田の三分の二が、また明治初年には残り三分の一も関戸家の所有となった。
この地は低地で排水が悪く、毎年のように冠水の被害を受けていた。地主の関戸守彦は、救済対策として、ひ門の改修と排水機の設置を多額の私財を投じて行ったほか、昭和9年に64歳で亡くなるまで、農民とともに農業振興に努力した。
昭和21年、農業生産の向上を図るため自作農創設特別措置法が施行されると、子息の有彦は知事の指示に基づき、率先して小作人128人に田畑など41万平方メートルを安価で分譲した。
このような関戸家の温情に対し、茶屋後新田の人たちが感謝の意を込めてこの頌徳碑を建てた。
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