令和2年1月20日 市長定例記者会見

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ページID1002368  更新日 2025年10月16日

報告事項

名古屋市博物館特別展「やなせたかしとアンパンマン展」の開催について

会見動画

報告内容

(市長)
はい、それでは失礼いたしました。1月20日、記者会見始めたいと思います。
おはようございます。本日は、名古屋市博物館「やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展」についてご報告いたしますと。
アンパンマンというより、私は、ばいきんまんのファンですけど。ばいきんまんのちょっとできゃあぬいぐるみみたいなのを買いまして、うちにありますけどね。ドキンちゃんと一緒に置いていくとなかなか楽しいですわね。頭の上へ載せてくということでございます。
アンパンマンの生みの親「やなせたかし」さんは、漫画家、詩人、イラストレーター、絵本作家など、多岐にわたって活躍いたしました。
本展では、やなせさんの生誕100周年を記念し、彼の多彩な創作活動の歩みや、アンパンマンなど代表作の絵本原画やタブロー画、創作活動の原点とも言える漫画や、30年間編集長を務めた雑誌「詩とメルヘン」の表紙原画などからたどります。やなせさんの温かい人柄やその人生観を作品を通じて紹介し、大人から子どもまで楽しめる展覧会を実施いたします。開催期間は、今週、1月25日土曜日から3月29日日曜日までです。この機会に、ぜひ名古屋市博物館へお越しいただきますようお願いいたします。
では、職員から説明いたします。

(当局)
市長が申しましたように、やなせたかしといえば、子どもたちに大人気のヒーロー「アンパンマン」の生みの親として有名ですが、今回の展覧会は、アンパンマンの作品はもちろん、詩やイラスト、絵本の原画、あと、先ほどタブロー画は何かという話がありましたが、大きなキャンパス画ですね、こういったものを展示いたします。ですので、子どもだけでなく、大人まで楽しめる内容となっております。
また、全国のさまざまなミュージアムで「アンパンマン展」、「やなせたかし展」、開催されているんですが、今回の内容は、名古屋市博物館オリジナルのものとなっております。
また、今回、親子で初めての展覧会ということで、絵本の朗読会やアンパンマンがパトロールに来るイベントなど、親子で楽しめる企画をご用意しております。24日には内覧会を行いますので、ぜひこの機会に博物館にお越しいただければと思います。
(市長)
学芸員ということは何だね。アンパンマンばっかずっと一生研究するわけかね。違うのか。
(当局)
とんでもない。
(市長)
そういうもんではないか。
(当局)
美術の学芸員なので、今回、イラストとか絵のほうを中心にちょっとやらせていただきました。
(市長)
そうかね。いやいや、そういうもんかしゃんと思って。ありがとうございました。いいですか、何ぞ、ご質問は。
はい、どうもありがとうございました。
私からは、以上でございます。

質疑応答

柳橋中央水産ビルの売却について

(記者)
幹事社から、2点だけ質問させていただきます。1点目、柳橋の中央水産ビルの売却について、民間企業に売却されましたが、市長の受けとめをお聞かせください。
2点目、柳橋新駅について、今年度予算をつけて検討している地下鉄新駅の設置について、今後の進捗状況を教えていただきたいです。
(市長)
はい。これはほんとに私も名古屋のヒット作としてね、どえらけない期待しとるんですわ、この辺は。新駅のほうから行くと、物理的にはできるということが、そうなりましたということで報告がありました。物理的にはね。だからまあ、できるということだけど、ただし、これは500万円調査費がついているんだけど、やっぱりあの辺が、やっぱり盛り上がると。開発ということはあんまり雰囲気ええことないもんで、盛り上がると。世界のうみゃあもんの極楽になると。東京でいうと、築地場外みたゃなね。あれを超える。何で超えれるかというと、築地場外って結構、東京駅から結構時間かかるんです、歩いていくと。柳橋なんか、おみゃあさん、これでリニアもできたら、歩いて、どうだ5分はちょっといかんか。6,7分ぐらいで、歩き方にもよりますけど、行けるいうとこで。柳橋は、わし、最近はちょっとあれですけど、飲んだり食ったりしますと、あっこの伊勢湾のうみゃあ魚が直接入ってきとるらしいですわ、伊勢湾の。だから、それは貝もそうだし、それからもうちょっと行った、知多半島の向こうの日間賀のタコだとかですね。なかなかうまいですよ、あれ。「何でこんなうまいんだ」言ったら、「河村さん、それ、うちは直接来とるんだ、あそこの魚が」。自然発生的にできたのは柳橋の市場ですから、歴史的に言うと。あと公設市場の本場と北部市場とありますけど、あれはちょっとまた違うんですわ、これは。

だで、ぜひ名古屋の、7,000万の都市ができると言うんだでね、これ、ほんとに。リニア新幹線によって。東京から40分、大阪から20分、京都へもすぐ行けるというこったで、やっぱり名古屋駅の近所で、名古屋のお城もありますけど、名古屋駅のすぐその場所で、どえりゃあええもんがあってですね。それは、東京や大阪や何かからみんなそこへ来て、名古屋へ1泊でもしていくと、一杯飲んでいくところをつくれば、楽しいことですよ、これ。
それで、ついでに世界的コンサートも聴けると。これはIRでもええんだけど、それは、できりゃあ。だけど、そうなってくれんかということで、柳橋の駅もセットでね、柳橋も。この間、報道に出とりましたけど。どういうもんだ、よう知らんけど、これね、民間の話だもんだで変なことも言えせんもんだで。というこったけど、何ぞそういううみゃあもんの極楽みたいなところ、世界の極楽というふうにならんかというふうに、毎日案じとるというか、考えとる日々でございますわ。ほんとに。
ええと思いますよ、あそこは。名古屋駅から歩いてすぐで歩く動線もかなり今できていますけど。北のほうへ行くと名古屋城のほうへ行ける四間道もありますから。あの辺全体がうみゃあもんで勝負すると。食文化だね。食文化。それも地の利や人の和が、そういうのがにゃあといかんけど、やっぱり伊勢湾の魚介類。それから愛知県のうまい農作物もありますけど。そういう具体的な、やっぱり利点があると、アドバンテージが。に思っとりますんで。

1,500万円かかっとるがね、調査費が、こっちの柳橋のほうは。市場で500万。ああ、駅で500万円ですから、2,000万円。うまいとこできんかね、これ。人生最後はよ、うまいもん食って、一杯飲んでと。音楽も楽しんでと。ちょこっとだけでも世のため人のためにお役に立って、厳かに八事へ行くだわ、みんなで。と思いますけど。
それの、ええ、何ですか、何とか言ったね、目的地は。デスティネーションか。今、英語にすればいいという問題じゃないけど、デスティネーションにわしは柳橋はなる可能性が大いにある。その空前のチャンスがリニア新幹線、7,000万人のお客さんを迎えてあるんだと思ってますけど。
うまいぞ。タコが有名だが、タコが、日間賀のタコ。できゃあまま食うと。かぶりつくとうまいで。
(記者)
それでは、市政一般について、各社さん、お願いします。
(記者)
柳橋の話が出たので、ちょっと引き続きですけど。市長、ひと頃は、柳橋の大きな市場的な、食の市場的な構想をね、おっしゃっていた時期があったと思うんですけど。いろいろなそこの市場の改修計画とかの中でのお話かと思うんですが、今回、パチンコ屋さんが入ることになって、規模はちょっと縮小してしまったと思うんですが、その後、再編をするというような話を、そこの民間業者さんの中とですね、市長が最近されたようなことというのは、市長が聞いたような話というものは何かあるんですか。

(市長)
いろいろねえ、必ずしもエンターテイメントになるかどうかは、必ずしも絶対的ではないんじゃないかというようなうわさをね。買われた方はそうですけど。そういうのは聞いたことあるけど、ちょっとよくわからんですわ。うわさ話はいかん、ええかげんなことはいかんけども。
再開発ってでっかいビルのという意味じゃなくて。あの辺は、それぞれ、こんで2つ残ったわけですから、それなりのビルになってますけど。あそこからずうっと名古屋城にかけては、古くさい雰囲気がええわねえ、古くさい雰囲気が。大阪で言やあ、通天閣みたいな雰囲気かね。東京でいうと谷根千といいますか、上野の裏みたいな、ああいう雰囲気ね。かすかに古い建物も残っとるがね。ということで思っとるんで、一遍、どうなるだあといって。1,500万円調査費がかかってますんで、これ。ただし、その後、この売却の話が起きましたんで、若干それは、いろいろ困難があるのもしようがない面はあるけどね。

(記者)
市長としては、ここにエンターテイメントビルがどうなるかわかんないという話あったと思いますが、パチンコ屋さんだけじゃなくて、何かいろいろテナントを呼ぶという話があるそうなんですけど、あそこもやっぱり柳橋市場の機能を残していただきたいのか、それとも、もうちょっと割り切って、道路のこっち側だけで市場を形成したほうがいいのか、市長のご自身の見解はいかがなんですか。
(市長)
自身の見解は、最近パチンコもあんまりやりませんので、そりゃあ、うまいもんの極楽のところは、ちょっと工夫していただいてねえ、つくってもらいたいわね。「名古屋のThe Yanagibashiに行こみゃあか」と言って東京の人や大阪の人も、ポスター張って恥ずかしないようなものをつくってもらいたいわね、何か、ここに。The Yanagibashi。うまいもんの極楽と。伊勢湾の。うみゃあで、あの貝も。店屋もありますけど。桑名で食う貝もうみゃあけど、あそこの柳橋の貝専門店もありますけど、うみゃあで、ほんとに。買ってみやあ、一遍、ほんとに。
だで、すし屋さんなんかは結構柳橋でみんな仕入れるんでしょう。全部じゃないと思いますけど。と言っていましたけど。

(記者)
市長はまだ今回の新たに買われた業者さんの関係の方とお話しなさったりはしてないんですか。
(市長)
まだないですね。ややこしなるとかんでなあ。どこぞかのIRとは違いますけど。ほんとに名古屋の1つのデスティネーションの候補地ですね、あれ。文化と一緒、食文化と。食文化の聖地か。
(記者)
ありがとうございます。
(市長)
いやいや、とんでもない。何ぞないですか、せっかくでございますので。

官公庁ホワイトランキングについて

(記者)

ちょっと話が変わるんですけれども、雑誌、プレジデントかダイヤモンドだったか、雑誌で、ホワイト官公庁ランキングっていうものを。

(市長)

ホワイト。

(記者)

官公庁ランキング

(市長)

官公庁。

(記者)

はい。要は、残業が少なくて有休の取得率が高いという2点で、どこが働きやすいかという番付をしたものなんですけれども、上のほうから、最高裁判所とか東京国税局があって、名古屋市が自治体の中でトップで、6番につけていたんですね。

(市長)

自治体の中でトップ。

(記者)

はい。

(市長)

働きやすいと。

(記者)

あっ、そうです。

(市長)

白のほうがええのかね。

(記者)

あっ、そうです。働きやすいということで。何かこう、来年度から職員の働き方で何か変えていくとか、あとは市長の構想とか、もしあれば教えてください。

(市長)

そんなふうになったのかね。これ、安気なこっちゃな、おい公務員。これどうなっとるんだ。安気なことだがな、それは。働きええということは安気だということだろう。違うのか。

(当局)

良いことです。ホワイトなんで。

(市長)

ホワイトはええ言うことじゃないのか。

(当局)

良いことです。

(市長)

ええいうことだろう。だで、名古屋市におりゃあ、別にむちゃくちゃ働かんでもええ。

(当局)

そうじゃない。

(市長)

そういう意味だろう。有休もとれるし、給料も多いし。給料はわしが市長になる前は日本一高かったですね、東京除いて(正しくは東京都及び政令指定都市で最もラスパイレス指数が高かった)。今、12位ですけど。それでもそうだいうことは、それは、公務員はええということですわ、日本中。

(記者)

働きやすいということで、すごく評価が高いんですけれど、これから新卒採用とか控えている中で、すごくプラスに働くと思うんですよね。

(市長)

それは印象だけからすればそうですよ。名古屋は、とにかくリニア新幹線なんか、そう別に名古屋が必死に頼んだわけじゃない、ほんとにありがたい、JR東海のありがたい思し召しで名古屋駅ができるわけでしょう。7,000万人のお客さんが来る可能性があるというんだで。それは、企業で普通勤めるところからすれば、ものすごくありがたいことだわね、自分の勤めとる企業がそんだけの可能性を持っとるということは。ほんでマスコミが何かふにゃふにゃまだ言っとるところもあるけど、それは、名古屋城ができるんだってすごいですよ、これ。世界の宝ができると。いよいよ文化的なものに名古屋も乗り出していく。

さっきの柳橋の食うもんの極楽でもないけど、そういう挑戦をしていくかということだで、それは勤めとるほうからすれば、嬉しいんじゃない。もう自分の町がだめになるか言っとるよりは、というのはありますけどね。だでまあ何で言ったら、要するに7,000万人のお客が来るわけでしょう。うまいことやりゃあですよ。うまいことやりゃあ7,000万人のお客が来ると。それで、ろくでもなければ7,000万人のお客が逃げてくわけですわ。だから、よっぽどそういう気持ちになって、みんな、「いらっしゃいませ」っていう名古屋市役所にならなかんわ、みんなな、人に会ったら。

(記者)

学生へのメッセージといいますか、名古屋市役所の魅力っていうところをちょっとお伺いできればと思います。

(市長)

それは、私、外人によう言っとるけど、Nagoya is the city of dreamsと。英語で書いたれえ。Nagoya is the city of dreams or Nagoya is the city of fresh start.やり直しできると。fresh start。というのは、外人に言いますと、みんな喜びますよ。これ、やっぱり戦争でひどい目に遭っとるんだから、名古屋は、ほんとに。もうほとんど壊滅したんです。それが、ここで日本一の税金上納都市ですから。トヨタ自動車さんのおかげが半分ありますけど、正直言いまして。それはそれでありがたいことじゃないですか。だから、名古屋へ来ると、一遍女に振られた仁でも、まあ一人女が見つかるぞとか。関係にゃあか。ちょっと雰囲気悪いな、このテーマ。まあ、あんまりとろいこと言っとるといかんでよ、ほんとに。とかね。事業でちょっとつまずいたり。特に子どもさんなんかが、やっぱり成績が悪かったりね、親がむちゃくちゃでうちも大変だけどいって、そういう子どもさんにとっちゃあ、ちゃんとその生きていく可能性を、名古屋の今言ったcity of dreamsじゃにゃあけど、今の常勤スクールカウンセラーを、これをちょっと言わないかんけど、ほんとに職業的なね、プロのやつを入れようとしとるんだから。あれですよ、名古屋しかないんですよ、それをやっとるのは。そういう町だよちゅうことですわ。地獄を見たんです、名古屋市というのは、実は。つい七十数年前に、一旦は。

(記者)

職員の働き方についての変えていきたいなというところは、あまりご関心はないわけですか。

(市長)

いや、ご関心はにゃあわけじゃないがや。まっと必死になってやってもらいたいね、ほんとに。「いらっしゃいませ」言って、みんな。それと、あれやこれや言っとっていかんけど、やっぱり子どもさんの人生に対して、ちゃんとみんなで生きていく希望を与えていくように。そういう町にするためには、みんなで工夫すると、やることぎょうさんある。時事通信がどういう雰囲気か知らんが、名古屋を宣伝するなら、やっぱりcity of dreamsですわ、ほんとに。いや、外人に言うと、「それ一番印象に残った」と言いますから。いろいろ、何か名古屋というと、トヨタ自動車があるし、東京と大阪の真ん中だもんだで、非常にlucky cityだと思っとったと。「運みたいなものかと思っとったら、違うんだね」言って。「空襲で破壊されたんですか」言って。名古屋城も燃えちゃったがね。国宝1号がと言うと、「そうですか」いうことになりますよ、みんな、外人は。そういう気持ちだわ。そのかわり、役所は道路ばっかつくっとったもんでいかん言って怒っとるんだよ、わし。まあええけど、その話は、ややこしくなるで。

柳橋中央水産ビルの売却について

(記者)

ちょっとまた話が戻るんですけれども。先ほどの柳橋新駅についてなんですが、うまいもん、極楽のようなうまいものの場所とか、IRのことを少しおっしゃっていましたが、柳橋駅単体では考えずに、その周りの再開発と一緒に何か。

(市長)

いや、それはセットですよ。調査費つけるときに僕、何かで言ったはずですよ。ほれは駅だけではいかんで、それは言って。そのうみゃあもんの極楽みたいな。世界のデスティネーションに、せっかくリニアが来るんだで、なるようにね、近いから。それなら駅つくろまいと言って。

(記者)

あの辺の民間開発の動向を見ながらということですか。

(市長)

どっちがどっちで、ある程度市役所も、導火線でもにゃあけど、雰囲気出さないかんね。

(記者)

どれぐらいの見通しでやっていくおつもりですか。

(市長)

いや、ほんだから、早よやらないかんがや。ほんとに、これ。だで、そういうことをやっていくという気持ちで。

(市長)

うなずいてござるけど、役所が。こんなにええ民間の商売でね、それじゃあ、みんなラーメン屋とかコーヒー屋とか、みんないたいけない場所でよお、せまいところで、高い家賃払ってやってますよ、儲かるか儲からんかわからんのに。おっかあさんに怒られながらよお、そんな商売やってどうのこうの。ほんでもみんなやるんですよ、民間の人は。こんな7,000万人もお客が来るだろうという可能性のあるところでね、都市計画なりつくれるいうのはどえらい幸せですよ、名古屋市役所の職員は。ほうやろう。ちゃんとうなずいとるがね。ということですがね、ほんとに。こんなのないですよ、これ。世界中でもないじゃない、これ、多分。日本中はまずないですよ、名古屋しか。このリニアの。東京、大阪の真ん中だから。ほんでまず10年先、アドバンテージがあるがね。ただし、だけど、大阪までつないだときに、名古屋ノンストップになる危険性もあるんでね、それは。よっぽど気つけないといかん。

(記者)

IRが開発された場合、かなりその柳橋新駅って名駅と伏見の間で、どちらからも歩けるような位置だと思うんですけど、ここでもやはり駅が必要という考えですか。

(市長)

いや、それはすぐ横に、有楽町だがね東京で言やあ。有楽町なんてすぐそばですよ、あれ。だで、やっぱり有楽町駅あるがね。歩いても行けますけどね。ガード下に、ええ飲み屋がぎょうさんあるがね、みんな。ああいう雰囲気だわ。音楽とかああいうのをちゃんと入れてってちょうよ。そういう、やっぱりよう、それも世界のエンターテイメントが味わえるようなのを、やっぱり要るんだわ、そういうのが。セリーヌ・ディオンでも、誰だった、いつも言っとるやつ。

(当局)

アリアナ・グランデ。

(市長)

アリアナ・グランデのほうを言わないかんと言われとりますんで、アリアナ・グランデとかああいうのが歌いに来ると。それで、普通はできゃあ、ものすごう大きいコンサートホールで、ラスベガスや何かでやっとるけど、だけど柳橋だったら、ほんとにそこらのぼろぼろの芝居小屋みたいなところでよお、「ちょっと頼むでやってくれんか」言って。それは雰囲気出ますよ。いやあ、みんな名古屋へ、さあ柳橋へ1杯飲みに行こかと。うまい日間賀のタコを食いに行こうかと。うまいハマグリやアサリ食いに行こうかということになりますに。そういうのはどこでもかんでもできんのですよ、やっぱり。地の利がまずないといかん。天地人の天の時と地の利と人の和と3つ要るんだわ。で、天の時は、いよいよ来たじゃないすか、これリニアの開通で。それから、お城の木造化もそうですよ。それから、やっぱり地の利がでかいわけですよ。新幹線からすぐそば。それで伊勢湾からすぐそばだし。楽しそうだがね。B級グルメというと感じ悪いけど、ああいう雰囲気、月の法善寺横丁みたいなよう、ああいう雰囲気だわ。

(記者)

市長、あの場所のその意義とかは、これはみんな共感するところなんですけど、さっきの冒頭の言いぶりだと、まだ肝心な民間の計画のほうの機運は高まっていないという感触で。

(市長)

一遍行ってこないといかんね。まあ一遍、それじゃあせっかくでございますので、ちょっと今回の、キング観光さんはどうするかだけど、一遍行ってくるか、ほんだけど。そういう気持ちを持っとるでよう言って。それとあと、2人親分がいますんで、親分のところあたりも行って、そろそろ何ぞ、市民の期待がつなげるようにね。そういうふうにそろそろメッセージをちょっと出してもらえんきゃあ言って。と思いますね、確かに。まあ、大分店もできつつあるでな。既に今。ほんだで、流行りますに。それで、歴史的にあったところは流行るんですよ、やっぱり。何だか合理性があるんで、その土地に。全く新しいところへつくるやつよりね。まあ、また力んどってもいかんけど、うまいもん食って、一杯飲んで、それで、ええ音楽でも聴いて、八代亜紀にも来てもらうと。桂文枝師匠も来てもらうと。そりゃあ、名古屋へ行こうかと。さあ、柳橋だがやと。もう十分、英語で言や、potentialityあると思いますけどね。

(記者)

一部の話によると、何か柳橋の市場のところは固定資産税が高くて、柳橋市場で、魚をいろいろ市場で売っているところなんかは、ちょっとこれから商売やっていくのが難しいんじゃないかという話を聞いているんですけど、こういった場合、例えば名古屋市としては、税金をちょっと安くするとか、そういったことも。

(市長)

考えないかん。知らなんだけど、それ。ええニュースじゃないと、そういうことかね。

(記者)

いやいや、そういうわけじゃない。

(市長)

出店、テナントで入っとる人たちが、か。

(記者)

あっ、はい。今はとりあえず入っていても、ちょっと。キング観光さんはもちろん当然やるんでしょうけども。今、入っている、そのうまいもののお店というのも、そういう固定資産税が高くて家賃が高いんでやっていけないというと、ちょっと実現性が。

(市長)

まあ、えらいことですわな。

(記者)

ちょっとわかんないですけどね、まだわかんないですけど。

(市長)

今でも商売、やれえせんもんでね。

(記者)

そういうことをお考えになっている方もいらっしゃるようです。

(市長)

何だ、そういう話もある。それあるきゃあ、そういう話。

(当局)

事実関係として、相対的に固定資産税が高いという状況はあると思いますが。

(市長)

何言っとるかわからんで、こっち出ていりゃあ、前。おお、偉い人だがや。

(当局)

いえいえ、そんな。

(市長)

いやいや、そら、実際の担当者だで、責任重いぜ、おい。7,000万人のお客さんを目の前にして。なあ、これ。

(当局)

そうですね。

(市長)

そういうことですわ。反対に嬉しい思わないかんわな、こんなことやらせてもらえるというのは。じゃあ、すいません。どうぞ。

(当局)

固定資産税の件ですが、相対的に恐らく高いという状況は現実の話としてあろうかと思いますので、例えば、いろいろな開発をすると、そういったものが事業再建の1つの課題になるということは恐らくあるのであろうと思います。一方で、名古屋駅周辺地区ということで、いろいろな高級な食材も含めて、地場の食材を皆さんご提供するという、そういう恵まれた環境というものもあろうかと思いますので、そういうものを上手に、課題を解決しながら強みを生かしていくというようなことの中で、市場の機能をより高め、魅力を高めていくという、そういうまちづくりの工夫が必要なのではないかというようには思っております。

(市長)

この間、エアアジアの社長も話しとったら、「ええな」言っていましたよ、あそこ。うみゃあものの天国みたいなものをつくったら言ったら。「それは、名古屋駅からどえらい近いでええですよ」といって言っていましたよ。えらい真面目な雰囲気だで、大丈夫か。

(当局)

いえいえ、私たちもですね。ちょっと緊張しておりまして、すいません。

(市長)

やっぱりちょっと遊び人でないといかんぞ、こういうのは。

(当局)

ああ、そうですね。まあ、アンケート調査なんかやってもですね、市場を魅力と捉える意見も多いですし、それから、風情とか雰囲気というのがいいんじゃないかという、そういう結果も出ておりますので、そういったものを生かす開発のあり方として、大きい再開発というものもありましょうし、リノベーションみたいなところもありましょうから、そういったことについて、市場の方の意見も聞きながら考えていきたいというふうに思います。

(市長)

そろそろ、皆さん、記者クラブのお言葉もあるもんだで、ちいと、そろそろキング観光さんの名前も出てきたことだし、どうだい、これ、皆さんで。まっと会議でもないけど、雰囲気を市民の皆さんが若干わかるようによう。

(市長)

おもしろなりそうやなというふうになるように、ちょっとやってもらえんきゃあ。

(当局)

そうですね。

(市長)

うん。まあそろそろ。

(当局)

はい。地元の方とよく意見交換する中でですね、一定の方向性をできるだけ早く出していければなというふうに思っております。

(記者)

課長がいらっしゃるので、金曜日にそのまっと会議がありますよね。

(当局)

はい、そうですね。

(記者)

それは本年度のもう取りまとめなんですか。それともその一個前。

(当局)

30年度からですね、“まっとナゴヤ”プロジェクト会議、これ、愛称でそういう名前つけていますけども、それで議論をしてまいりましたので、その議論の一旦の取りまとめをしようかなというふうに思ってはおります。

(記者)

で、その出てきたアイデアがあったら、それは次年度以降に事業化を考えるんですか。

(当局)

そうですね。基本的には民間の取り組みというものを促進をしていっていただけるとありがたいなというふうに思っていますので、私ども名古屋市としては、官民連携の場を提供していく、あるいは民間の取り組みをできるだけ支援をしていくというようなことを考えていきたいと思いますし、市としては、回遊性を高めるというような方向で議論を展開してまいりましたので、基盤の整備ですとか、情報の提供、インフラといったようなことについて取り組みを進めていくということになろうかなというふうに思います。

(記者)

じゃあ、出てくる内容は、民間開発はこうあるべきみたいな、その民間のあり方をサジェストするようなものなんですか。

(当局)

会議の議論としましては、駅に来訪する方が、もっと周辺に滞在をしていただいて楽しんでいくためには、どういう方策をとったらいいんだろうかというようなテーマでして、そのための回遊性向上策などを話し合ってきたということです。ですので、いろいろな参加者の方から出されました、そういったアイデア集といったような形をとりながら、参加者の方の行動宣言みたいなことで取りまとめをするというようなイメージで、今、考えておりますけれども。

(記者)

わかりました。

(市長)

まあ、ピカピカでなしによう、古くさい雰囲気が大事だぞ。

(当局)

はい。

(市長)

なあ、やっぱり。

(当局)

風情を生かしながらというのは。

(市長)

そうそうそう。町並みと女房は古いほうがええという説もあるでしょう。若干無理がありますけど。そういうのを期待しております。今でもそういう雰囲気あるもんだで。

(当局)

ありがとうございます。はい。

学校へのICT機器の導入について

(市長)
それから、ご質問がないであれだけど、例のiPadじゃないわ、タブレット。全子どもさんに支給するという。これは政府ですけども、実はわしらのほうが早う言っとったんですよ、これ、名古屋で。ちょっとぐちゃぐちゃじゃないけど、お金の話になるもんだでいうことだけど、こうなりましたけど。これは、中身がものすごい重要で、中身が。で、どういうことができるかいうと、1人で深めれるわけです。今までの授業ちゅうのは、黒板の前に先生が立って画一的にやるわけで、教科書ぱっと開いて。今日はこんだけと。それで中間テストはこんだけと、いうことをやるわけですわ。
だけどタブレットは、自分で、例えば織田信長だったら、織田信長のその中世から近世への移行はどういうもんだったかとかですね、自分でやっていけるわけです。算数でも数学でも、頭のええ子はどんどん進めていけばええし、できる子は。あんまりできん子は、もう一遍戻ってですね、自分のペースでやれると。

アメリカなんかは、別に留年というか、そんなことは当たり前のことであって、その子どもさんに合わせるの。だで、そちらのほうをやるためには必須なんですわ、タブレット。だけど主眼は、その一人ひとりに合わせるということですよ。だから、さっきの、何ですか、幹部会でも言っとったけど、僕も、何か大都市の市長で本当は(学校ICT活用フォーラムの会場に)おったのは僕だけらしいもんだで。言ってましたわ。文部(科学)大臣からお褒めをいただいたけどね。ありがたいこったけど。
やっぱり、例えば常勤スクールカウンセラーでも同じ考え方ですよ、言っときますけど、これは。ぱっとトータルで見て、こうだとやるんでなしに、今でもまだ不十分だけど、一人ひとりの子どもさんの状況に応じてね。能力というか環境とかに応じて、そのやりたいことをみんなで応援してあげると。

それから次に、東区の矢田小学校でやっとる、教育そのものを、自分らの、これもわからんと思うんですよ、どういうもんか。俺でもこの間、4、5年、3,4年前に初めて知ったわけです。オランダはイエナだとか、アメリカPBL、Project Based Learningというんだけど、そういうのをやっとって、例えば社会や歴史の勉強をやろうと。そうすると、みんなで集まってですね、できれば3学年ぐらい集まって、「まあ、どうするや」言って。で、「僕らはじゃあ、織田信長」。「織田信長、ちょっといつも同じだで、麒麟が行くで明智光秀勉強したい」と。じゃあ、どうやって勉強していくと。彼がどういう動機で、じゃあ本能寺の変を起こしたんだと、自分らで勉強していくということです。で、1カ月ぐらいやったとこでプレゼンをやって次へ進んでいくと。一般的な授業もやる言ってましたけど。あの受験的なやつもね、それもやる言っていました。そういうやつも。
それから、今、ぜひ取材していってもらわないかん最も大事なことは、やっぱり職業というか、職業とはちょっと違うんだけどね、「大きくなったら何になるの」と。具体的な例でいくと、アメリカ・ロサンゼルス、ベニススクールというところで見てきました。ありますで。あんたんとこ、張ってあるんじゃない。記者クラブへ持っていけと言いましたけどね、わし。行っとらんきゃ。持ってっとらんか、まだ。ベニススクールでやっとるのがありますよ。カリフォルニア州の、その職業、キャリア支援、人生支援と思ってもらったほうがいいですわ。職業支援。
15項目あってね、まず農業とか、それから、建設業とか、サービス業とか、マスコミもありますよ。それから公務員もあります。それがずうっとあるんです。それが4つ、5つ分かれとるんです、ずっと中が。これは、今ちょっとさらに詳しくやっとって、ええかげんではいかんのだけども、どうも数学の授業のようにあるんですわ。学校の中に、これが。

ほんで、今調べてとるところでは、2年以上実務経験があった人がやっとると。担当しているのが。ちょっとたまに来て、どこかから、講演会を聞くいうのと全然違うんだ、これ。途中で目標を変えることもできる言っていましたけど。農業って書いたけど、それは私は、マスコミのほうに変えたいとかね、それはそれでいいんですわ。そういう対応をしとるということがわかりまして、これをやらないかんと。特に特別支援の子どもさんたちには、もう絶対この対応をやりますよ。そのかわり、実社会でも受け入れてくれる雰囲気をつくらないかんわな、これ。両方でやらないかん。
いうのは、名古屋が今、挑戦しようとしとる、来年度に向けて、さらに常勤スクールカウンセラー、まあ3つある、覚えてってもらいたいのは。常勤スクールカウンセラーが第一弾だったと。これ、5、6年前にわしも正直言って知らなんだ。これ気づいた。ほれから2番目は、その、画一一斉教育、黒板の前で、これやれというのじゃなくて、個別最適化と言ってますけど、その一人ひとりに合わせてやってくというのが個別で。それから、もう一個は、このキャリアの、「大きくなったら何になるの」と。「好きなことは何なの。自分で考えて、みんなで応援したげるよ」言って。体が不自由でも成績が伸びんでも。そういうことですわ。反対に、優秀な金のない子で、「家貧しくして孝子出ず」っていうのがあるがね。そういうのを発掘することもアメリカはやっとるんですよ。
だで、それをやってこうというのをやりたいな。これまで行けれれば、大体、河村さんも、まあ死んでもええいうことになるんじゃないですか。よう発見しやあたということですけど。文部(科学)省の言っとる「チーム学校」と同じ考え方ですけど、ここまでほんとに、非常勤もおる言っていましたけど、アメリカでは。常勤のプロによる子どもさんの応援をしてくいうのは、日本中で名古屋だけです、これは。だけど、当然大変だわな、これ。今までのやっとることとちょっと違うもんだで。だけど、そういうことにお金は使ってかないかん、ちゃんと。ということなんですよ、これ実は。

(記者)
それ、来年度、新年度でどの程度まで進めたいというお考えですか。
(市長)
スクールカウンセラーは何人だったかな、それから、個別最適化。あ、予算事項か。予算事項か何か変なこと言っとりますんで。いや、進めまして、やっぱり新しいのになると、このキャリア支援のほうですから、ヒューマンサービスいうやつです。ヒューマンサービス。人間サービス。それも進めていきますよ。今、あれでスクールカウンセラー150人いますから、今で、常勤で。全中学校。同じぐらいは。一遍ではいかんですけどね。養成せんならんで大変なんです、要は。養成せんならんで。ただ皆さんたちでもやれるということになりますわ、そうすると。今、わしが言っとるのは、厚生労働省のやっとる、キャリアコンサルタント、あれ4万5,000人おるんですよ。その中から、ただし、その人たちは、会社の中のとか大学生の就労支援だから、これは。だから、そんな中学生にやったことはないですので、トレーニングも要りますけど。そういうとこやら、教員の人が変わっていくなり、あんたらみたいにマスコミの経験のある人たちがどうやと。

まあ、会社におっても、ろくでもない上司にぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ言われるしと。そういう人たちは一遍、子どもを育てる、応援するいうことでやってみようかというようなふうになってくというのを、今、どえらい重要な課題ですね。相談するいうのは非常に重要だけど、子どもさんの悩み、親の悩みに。だから、常勤スクールカウンセラーが大事なんだけど、やっぱり人生どうやって生きれるかないうことに希望をつくっていかないと、絶望して死んじゃうでいかんです。ここのところが非常に大事だなというふうに、わしは自分で71年生きてきたもんで、今、感じとるところです。
それで、文部(科学)省もやろうとしていますよ。だけど非常勤と書いてあってですね。非常勤もないわけじゃない、非常勤のほうが来やすいですけど、やっぱり常勤型を中心としてやらないかんと、これは。これちょっと、誰も質問がないもんで。


(記者)
それは中学生ぐらいを想定していらっしゃるんですか、キャリア教育っていうのは。
(市長)
まあ、とりあえずは高校のほうが、早いし、目先にありますんで、みんな自分の人生が。高校、それから特別支援の子たちぐらいだけど、それだけだと面白くないもんで、やっぱり中学校ぐらいから一遍入ってこうかと。両方で。ぐらいからね。どうやってやろうかということです。
(記者)
そのキャリア支援の方が学校に常駐するということですか。

(市長)
まあそういうことですね。トレーニングを受けた人たちが。先生がそうなってくれるのは手っ取り早いけど、先生の場合、実務経験がないもんで、それは問題なんですよ、これは。だから、そのベニススクールへ行ってきましたけど、健康とか医学なんかのコースのとこちょっと見てきましたけど、専門のやっぱり教室があって、みんなむちゃくちゃ楽しそうですよ。そこでさらにびっくりしたのは、数学とか英語とか、英語があるか知らんけど、理科とか社会、一般的な科目いうのは、そちらに合わせるんですよ、キャリアのほうに。考えてみればそうだわね。情報通信産業ってありましたけど、項目が。そこの数学を学ぶ人と、それから、接客業の、そのホテルの経営者でもええけど、ラーメン屋のおやじになろうという人と、それは中身が違って当然じゃないですか、それは。同じ数学でも。ほんだで、ものすごく進むし、楽しいし。だから、別に成績なんかどうでもええんですわ。はっきり言えば、内申点みたいなものは。それでも、ちゃんとこういうふうに人生楽しんで生きれるよと。社会のほうもみんなでこうやって受け入れていこうという名古屋をつくると。だから、ええこったで、これ。織田信長が生きとってみやあ、「ええことやるに」って言うに、これ。そういうこったんだわ言って。

というのは、今やっとりまして。これも、口で私、言っとりますけど、そう簡単じゃないんだ、今までの流れと違うもんで、これは。今までは教師という人がおって、全部やるんですよ。そういう、職業的なのもあるし、それから、いじめやああいうのや悩みとか、日本は儒教だもんで、基本的に、教師が全部やるということなんだけど、やっぱり、それはやっぱりなかなか無理だわね。

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