停電時における住宅用太陽光発電設備の自立運転機能
住宅用太陽光発電設備の自立運転機能について
ご自宅の屋根などに太陽光発電設備を設置されている方は、停電時でも太陽光発電設備の「自立運転機能」で電気を使うことができます。自立運転機能の使用方法は以下のとおりですが、メーカーや機種により操作方法が異なる場合もありますので、必ず取扱説明書をご確認ください。
自立運転機能の使用方法
- 自立運転用コンセントの位置を確認する。
- 取扱説明書で「自立運転モード」への切り替え方法を確かめる。
- 主電源ブレーカーをオフにする。
- 太陽光発電ブレーカーをオフにする。
- 「自立運転モード」に切り替える。
- 自立運転用コンセントに必要な機器を接続して使用する。
- 停電が復旧した際は、必ず元に戻す。(自立運転モード解除⇒太陽光発電用ブレーカーをオン⇒主電源ブレーカーをオンの順で復帰)
- ご不明な点があれば、設置業者又はシステムメーカーにお問い合わせください。また、設置事業者やシステムメーカーのホームページにも関連情報が掲載されている場合がありますので、そちらもご参照ください。
- 太陽光発電システム各社の自立運転機能に関する情報は、以下のウェブサイトにまとめられています。
注意事項
- 自立運転コンセントの容量は1,500Wが上限です。エアコンやオーブンレンジなど、大電力を要するものは起動しないか、動作が不安定になります。
- 太陽光のない夜間は自立運転機能を使用できません。また、雨天・曇天時には自立運転コンセントの出力が低下するため、小容量の電気機器にしか使えません。
- 例えば、デスクトップパソコンは電源が切れると、最悪の場合ハードディスクの破損等にもつながります。電源が切れると故障する可能性が高い機器の接続は避けましょう。
停電に備えて
停電時に使用する必要のある電気機器はその容量を確かめた上で、あらかじめ、どの機器を使用するのか決めておくと、いざというときに素早く対応できます。
停電時の使用電力の目安
| 機器 | 消費電力 |
|---|---|
| 照明 | 約50W |
| 冷蔵庫 | 約200W |
| 液晶テレビ(32型) | 約150W |
| ノートパソコン | 約50W |
| 携帯電話の充電 | 約15W |
| 扇風機 | 約40W |
| ドライヤー(強) | 約1,200W |
| 炊飯器(5合炊き) | 約1,200W |
災害時の太陽光発電設備による感電事故防止について
太陽光パネルは、災害等によって浸水・破損した場合でも発電を行う可能性があり、破損個所等に触れると感電する危険性があります。
詳しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
環境局 環境企画部 脱炭素社会推進課 地域脱炭素施策の推進担当
電話番号:052-972-2666 ファクス番号:052-972-4134
Eメール:a2666@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
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