いざ出陣!名古屋城子ども探検隊!名古屋城

名古屋城にかかわる人々
徳川家康(とくがわいえやす)

水害が多かった清須から名古屋(熱田)台地にまちを移し(清須越)、西からの脅威に対する守りの要として名古屋城をつくりました。
徳川義直(とくがわよしなお)

徳川家康の9男で、1614年(慶長19)に名古屋城に入り、1616年(元和2)初代の尾張藩主になりました。
徳川家光(とくがわいえみつ)

江戸幕府3代将軍で、1634年(米11)、名古屋城の本丸御殿に宿泊しました。この際に本丸御殿の上洛殿、御湯殿書院などが増築されました。
徳川宗春(とくがわむねはる)

1730年(享保15)に7代藩主になりました。8代将軍徳川吉宗の節約をすすめる「享保の改革」に反発して、芝居や踊りなどを盛んにして「芸どころ名古屋」を発展させました。
徳川慶勝(とくがわよしかつ)

14代藩主で、幕末の名古屋をリードした人物です。明治に入ってからは、2代名古屋藩知事として、1870年(明治3)に名古屋城の金鯱を、宮内省に贈ることを提案しました。
翌年、金鯱は天守から降ろされましたが、1879年(明治12)に天守に戻りました。
名古屋城の歴史
- 1610年
 (慶長15年)
- 徳川家康の命令により名古屋城の建設が始まりました。
- 1612年年
 (慶長17年)
- 天守が完成しました。
- 1615年
 (慶長20年)
- 本丸御殿が完成しました。
- 1752年
 (宝暦2年)
- 
天守や天守台の大規模な修理が行われました。 「宝暦の大改修」 
- 1872年
 (明治5年)
- 名古屋城に陸軍が置かれました。
- 1891年
 (明治24年)
- 
濃尾地震により名古屋城の建物の多くが壊れました。 
- 1893年
 (明治26年)
- 本丸などの管理が、陸軍から宮内省に移り、「名古屋離宮]と呼ばれました。
- 1930年
 (昭和5年)
- 本丸などの管理が、宮内省から名古屋市に移り、建物24棟が国宝に指定されました。
- 1945年
 (昭和20年)
- 名古屋大空襲で天守や本丸御殿が燃えました。
- 1957年
 (昭和32年)
- 天守閣・小天守閣の再建工事が始まりました。(1959年完成)
- 2009年
 (平成21年)
- 本丸御殿復元工事が始まりました。(2013年公開開始)
- 2018年
 (平成30年)
- 本丸御殿の復元工事が終わり全面公開しました。
- 2021年
 (令和3年)
- 西の丸御蔵城宝館がオープンしました。
今の本丸御殿

戦争で燃えてしまった本丸御殿ですが、古い写真や正確な図面などが残っていたので、2018年(平成30)に昔のままの姿に復元されました。
 
 
昔の本丸御殿

近世城郭御殿の最高傑作といわれ、お城では天守とともに国宝第1号に指定されました。しかし、残念ながら1945年(昭和20)に、戦争で燃えてしまいました。
 
 
知ろう!探そう!想像しよう!名古屋城子ども探検隊

天守閣

外観5重・地下1階、高さは石垣を含め55.6mです。1945年(昭和20)名古屋大空襲で燃え、1959年(昭和34)に再建されました。
本丸御殿

藩主の住まい、藩の政治を行う場所として建てられた後、将軍用の御殿となりました。名古屋大空襲で燃え、2018年(平成30)に復元されました。
二之丸庭園【名勝】

初代藩主がつくり、10代藩主が大改修を行いました。現在、江戸時代の姿を取り戻すため、整備を進めています。
西南隅櫓【重要文化財】

2階建てに見えますが、中は3階です。屋根には菊花紋(天皇家を表すしるし)の瓦が用いられています。
東南隅櫓【重要文化財】

2階建てに見えますが、中は3階です。屋根には葵紋(徳川家を表すしるし)の瓦が用いられています。
西北隅櫓【重要文化財】

三階建ての櫓です。他の建物で使われていた木材を転用して建てられました。清州櫓とも呼ばれています。
乃木倉庫【登錄文化財】

明治時代に陸軍の弾薬庫としてつくられました。空襲前、本丸御殿の障壁画をここに避難させ、燃えるのを防ぎました。
本丸表二之門【重要文化財】

柱や扉に鉄板が張られています。また、門の左右の土塀には、鉄砲を撃つための穴(鉄砲狭間)があります。
旧二之丸東二之門【重要文化財】

もともとは二之丸にあった門を、1972年(昭和47)に本丸東二之門の跡地に移しました。
探そう!名古屋城の魅力!
名古屋城には、よく見てみると、魅力的なものがたくさんあります。
いくつ見つけられるかな?
金シャチ

名古屋城の象徴。海のシャチでなく、頭はトラ、体は魚という空想の生物がモデルなんです。
刻印

石垣の石を運ぶときに、自分が運んだ石だという自印として付けました。
いろんな刻印を探してみよう。
剣塀

敵の侵入を防ぐためのものです。もし自分なら乗り越えられるか、想像しながら見てみよう。
カヤの木(天然記念物)

名古屋城ができる200年前からある木です。名古屋城をだれよりも知っているかもしれません。
西の丸御蔵城宝館

国指定重要文化財である名古屋城本丸御殿障壁画をはじめ、名古屋城の所蔵品を公開するための展示室です。
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