食品の理化学検査
様々な分析機器を使い、ある成分が含まれているかどうかや、どのくらい含まれているかを検査します。検査する成分には以下のようなものがあります。
- 食品の色味や日持ちを改善するために使われる添加物(食品添加物)
- 野菜や果物を害虫や病気などから守るために使われる薬(残留農薬)
- 動物の病気の予防や治療などのために使われた薬(動物用医薬品)
検査の方法は調べたい成分によって異なります。ここでは、残留農薬の検査方法を紹介します。
検査の流れ
1 食品を細かく切る
対象食品は野菜や果物です。
2 ミキサーで均一にして、量り取る
ミキサーでさらに細かくして、すべての成分が均一な試料とします。
3 試薬で農薬成分を抽出する
農薬の特性に合わせた試薬を使って、試料から特定の成分を溶かしだします。
4 濃縮する
農薬を溶かすのに使った試薬を蒸発させて、農薬成分の濃度を高めます。
5 精製する
さらに不純物を取り除きます。
6 測定する
分析機器を使って、含まれる濃度を測定します。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局 生活衛生部 食品衛生検査所 監視検査担当
電話番号:052-671-3371 ファクス番号:052-671-3383
Eメール:a6713371@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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