街路樹の現状
名古屋市の街路樹の主な樹種や本数、街路樹の抱える課題について紹介しています。
市内の街路樹の現状
名古屋市では約10万4千本(平成26年4月現在)の街路樹を管理しており、市域における街路樹密度は大都市でトップクラスとなっています。樹種は約110種、樹種別本数ではトウカエデ、イチョウ、ハナミズキ、ナンキンハゼが上位を占め、これら4樹種で全体の約50%を占めています。
本市の街路樹は、高度経済成長期に大気汚染の緩和や開発による緑の減少を補うために植栽され、都市の緑化に大きく貢献しましたが、その一部は大木化や生育環境の悪化により、市民生活に影響を与えています。そのため、市民生活の安心、安全を確保していくことが緊急的課題となっています。

左のグラフは市域における街路樹密度の都市間比較です。名古屋市の1平方キロメートルあたりの街路樹本数は318.7本で大都市のトップクラスとなっています。他に街路樹密度の高い都市は横浜市の305.7本、神戸市の236.0本です。右の表は名古屋市の街路樹本数、植栽延長です。3m以上の高木は、104045本、歩道植栽延長は、481.5キロメートル、中央分離帯の緑化延長は204.1キロメートルとなっています。どちらも平成26年4月現在の数字です。

平成26年4月現在の名古屋市の街路樹の樹種別本数、構成比のグラフです。トウカエデ22155本(構成比21.3%)、イチョウ15148本(構成比14.6%)、ハナミズキ8354本(構成比8.0%)、ナンキンハゼ5866本(構成比5.6%)、ソメイヨシノ5545本(構成比5.3%)、サルスベリ4565本(構成比4.4%)、アメリカフウ4559本(構成比4.4%)、ケヤキ3812本(構成比3.7%)、アオギリ3798本(構成比3.7%)、ヒトツバタゴ2825本(2.7%)、その他27418本(26.4%)となっています。
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