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南海トラフ地震臨時情報が発表されたら、何をしたらいいの?(市民向け・事前避難を除く)

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ページID:111204

最終更新日:2025年10月1日
市民の行動
時系列 南海トラフ沿い(四国沖など)で地震発生後の事象  市民の行動   行動内容 
 数秒後  緊急地震速報  安全確保
  • 屋内では、頭を保護して机の下など頑丈な場所に隠れましょう。
  • 屋外では、倒れる危険のあるものから離れて頭を保護しましょう。
 数分後 大津波警報等  緊急避難  津波浸水想定区域では、津波避難ビルなどに避難しましょう。(西側で地震が発生した場合でも、南海トラフ沿い全域の沿岸部に対して、大津波警報等が発表されることがあります。) 
  5から30分後 南海トラフ地震臨時情報(調査中) 次の臨時情報発表に備えて、準備や情報収集を行う 個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意しましょう。 
  2時間程度後  南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒、巨大地震注意) (大津波警報等が解除された後)
  • 事前避難(巨大地震警戒時のみ)
  • 特別な備えや日頃からの地震への備えの再確認を行った上で社会経済活動を継続 
 基本的に社会経済活動は継続されます。巨大地震警戒では2週間、巨大地震注意では1週間、特別な備えや日頃からの地震への備えの再確認を継続しましょう。巨大地震警戒が発表された場合に、事前避難対象地域(注1)の住民は、警戒措置として一週間の事前避難をしましょう。
  1週間から2週間後  国からの呼びかけ(注意措置の解除)  地震発生に備えつつ、通常の生活へ  地震の発生可能性がなくなったわけではないことに注意しましょう。

(注1)津波到達前に、地震動に伴う堤防沈下の影響により、概ね地震発生から30分以内に30センチメートル以上の浸水が生じる地域を事前避難対象地域としています。(5区21学区の一部地域が対象です)

「事前避難」、「事前避難対象地域」については、以下のリンクをご覧ください。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)発表時に、事前避難が必要な地域があります

巨大地震警戒と巨大地震注意の違い

巨大地震警戒と巨大地震注意の違いを確認


巨大地震警戒と巨大地震注意の両ケースとも最初の地震発生直後ほど後発地震が発生する事例が多く、時間経過とともに減少する傾向が見られます。
また、最初の地震後に甚大な被害が発生し得る大規模な後発地震(M8クラス)が発生する頻度は、巨大地震警戒は平常時に比べて百倍程度高く、巨大地震注意は平常時と比べて数倍程度高まっています。

(注)南海トラフ地震臨時情報の概要については、以下のリンクをご覧ください。

南海トラフ地震って、一度で終わらないかも!?-知ろう!「南海トラフ地震臨時情報」-

(注)南海トラフ地震臨時情報発表時の企業向け情報については、以下のリンクをご覧ください。
南海トラフ地震臨時情報が発表されたら、何をしたらいいの?(企業向け)

南海トラフ地震臨時情報が発表されたら、特別な備えや、日頃からの地震への備えの再確認

地震への備えは、普段から実施し、「南海トラフ地震臨時情報」の発表時には特別な備えや、日頃からの地震への備えの再確認するようにしましょう。

特別な備え

1すぐに逃げ出せる態勢の維持 2非常持出品の常時携帯

昼夜問わず、揺れを感じたり大津波警報等が発表されたときに、速やかに避難し、命を守ることができるように備えましょう。
具体的には、「すぐに逃げ出せる態勢の維持」や「非常持出品の常時携帯」を行いましょう。

日頃からの地震への備えの再確認

日頃から備えている人はもう一度確認しましょう。備えが不十分だった人はやることを確認してすぐに準備・対策をしましょう。

すぐに避難できる準備

  • 安全な避難場所・避難経路の確認
  • ハザードマップで危険の確認
  • 家族との連絡手段の確認
  • 非常持出リュックの中身の確認  など

安全な避難場所・避難経路の確認、ハザードマップで危険の確認

指定緊急避難場所・指定避難所の位置、地域のハザードなどを確認し、避難経路を決めておきましょう。

  • 地震ハザードマップ-「あらゆる可能性を考慮した最大クラス」の結果を基に、震度、液状化、避難場所などを掲載したマップ
  • 津波ハザードマップ-愛知県が指定した津波災害警戒区域などを基に、浸水範囲、基準水位、浸水開始時間及び避難場所等を掲載したマップ
  • 指定避難所マップ-指定避難所を掲載したマップ
  • 名古屋市防災アプリ-地震・洪水等のハザードや指定緊急避難場所・指定避難所が確認できるアプリ

火災防止対策

  • 火災警報器の電池切れがないことの確認
  • 感震ブレーカーや漏電遮断機等が設置されていることの確認  など

感震ブレーカーや漏電遮断機等が設置されていることの確認

感震ブレーカー

地震後の通電火災を防ぐため、地震を感知すると、自動的にブレーカーを落とす「感震ブレーカー」を設置しましょう。

揺れへの対策

  • ガラスの飛散防止対策がされていることの確認
  • タンス・棚などの転倒防止対策の不備がないことの確認
  • 寝る場所(ベットや布団)の上にある物はなくす  など

ガラスの飛散防止対策がされていることの確認、タンス・棚などの転倒防止対策の不備がないことの確認

家具の固定(転倒防止対策)

窓ガラスやガラス戸に、飛散防止フィルムを貼りましょう。
また、家具の転倒でけがをしないよう、L型金具や突っ張り棒などで、柱や天井に家具を固定しましょう。


巨大地震発生後の生活のために

  • 水や食料、簡易トイレなどの備蓄品の確認
  • モバイルバッテリーや乾電池などの充電機器の準備
  • 隣近所との連絡・助け合いに関する確認  など

水や食料、簡易トイレなどの備蓄品の確認

水や食料など

水や食料など、家族の人数などに応じて、1週間程度の備蓄をしましょう。そのうち3日分は、非常持出品として、鞄に準備しておきましょう。

このページの作成担当

防災危機管理局 想定最大規模災害対策推進課想定最大規模災害対策推進担当

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ファックス番号

:052-962-4030

電子メールアドレス

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