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南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)発表時に事前避難が必要な地域があります

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このページを印刷する最終更新日:2021年7月2日

ページID:142734

概要

  • 南海トラフの想定震源域の西側でマグニチュード8.0以上の最初の地震が発生し、南海トラフ地震の発生可能性が平常時に比べ相対的に高まったと評価され、気象庁より「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合に、本市は後発地震発生後の浸水により避難が間に合わないおそれのある地域(事前避難対象地域)に対し、1週間の事前避難を呼びかけます。
  • 確実に命を守るため、事前避難対象地域の住民は事前避難を行ってください。
  • 事前避難対象地域内では、社会活動が一定制限(1週間の事業中止や公共施設の閉鎖)などされます。
  • 事前避難対象地域外では、日常生活を行いつつ、地震への備えを再確認します。基本的に社会活動は継続されます。

南海トラフ地震臨時情報とは

紀伊半島を境に南海トラフの東側(名古屋市を含む)と西側で地震が時間差で起こる場合に着目した仕組みです。

東側で先に発生すると、西側の人が事前に後発地震に備えることができ、逆に西側で先に発生すると、東側の人(名古屋市民など)が事前に後発地震に備えることができます。

南海トラフ地震臨時情報については、以下よりご確認ください。

以下のファイルについては、テキスト情報のない画像データになります。内容を確認したい場合は防災危機管理局危機管理企画室(電話番号052-972-3523)までお問い合わせください。

南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応リーフレット(内閣府作成)

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事前避難対象地域について

津波到達前に、地震動に伴う堤防沈下の影響により、概ね地震発生から30分以内に30センチメートル以上の浸水が生じる地域(注)を事前避難対象地域としています。(5区21学区の川沿い一部地域)

名古屋市の事前避難対象地域
対象地域を含む学区関連河川事前避難対象者数(人)
熱田千年 堀川 1,161
中川
 正色、五反田、戸田、
春田、豊治、西前田
庄内川、新川
福田川 
7,109
 東築地、港西、当知、高木
神宮寺、南陽、西福田、福田
堀川、庄内川、新川
日光川、福田川、蟹江川 
 8,004
豊田、道徳、白水
千鳥、柴田 
 山崎川、天白川 7,453
 大高天白川  813
 21学区  24,540

浸水範囲は時間とともに拡大するため、発災時には、対象地域周辺の住民は早めの避難が必要です。

(注)今回の想定は、「災害には上限がない」ことを教訓に、「なんとしても人命を守る」という観点から、あらゆる可能性を考慮した最悪の想定(マグニチュード9クラスの地震がおこり、液状化により堤防に甚大な被害が生じた場合)に基づくものです。

詳細図について

本市における事前避難対象地域の詳細図については以下よりご確認ください。

以下のファイルについては、テキスト情報のない画像データになります。内容を確認したい場合は防災危機管理局危機管理企画室(電話番号052-972-3523)までお問い合わせください。

市内の事前避難対象地域図

名古屋市内における事前避難対象地域について

中川区(正色・五反田・春田・豊治・西前田学区)、港区(福田学区)

中川区(戸田・豊治学区)、港区(西福田学区)

港区(港西・当知・高木・神宮寺・南陽学区)

港区(東築地学区)、南区(豊田・道徳学区)

南区(白水・千鳥・柴田学区)、緑区(大高学区)

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表されたときは(西側で最初の地震が発生した場合)

  • 事前避難対象地域を含む津波浸水想定区域には、最初の西側のマグニチュード8.0以上の地震直後に発表された大津波警報を受けて避難指示が発令され、住民は津波浸水想定区域外または津波避難ビルに避難しています。並行して、最初の地震発生の最短2時間後には、後発地震に備えた臨時情報(巨大地震警戒)が発表されます。
  • 大津波警報発表の半日から1日後に警報および避難指示は解除され、対象地域を除く津波浸水想定区域の住民は帰宅します。併せて、対象地域の住民に対し、後発地震に備え、地震発生から1週間、命を守る観点から、対象地域外への事前避難を呼びかけます。

(注)「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても、基本的にライフライン(電気・ガス・水道など)は停止しません。あわてず、落ち着いて行動して下さい。

(1)市民の対応

市民の対応
臨時情報発表から発表されている臨時情報事前避難対象地域それ以外の地域
1週間まで
 巨大地震警戒全ての住民が事前避難日頃からの地震への備えの再確認や危険な場所の回避など(注)
その後2週間まで 巨大地震注意日頃からの地震への備えの再確認や危険な場所の回避など(注)
日頃からの地震への備えの再確認や危険な場所の回避など(注)
2週間以降(解除)後発地震発生の可能性がなくなったわけではないので、注意しながら日常生活を送りましょう。
後発地震発生の可能性がなくなったわけではないので、注意しながら日常生活を送りましょう。

(注)地震への備えの再確認や危険な場所の回避などについてはこちらをご覧ください。

南海トラフ地震臨時情報が発表されたら、何をしたらいいの?(市民向け・事前避難を除く)

後発地震に備えた事前避難先

事前避難対象地域外の知人・親類宅への避難を基本とします。困難な方は、市が開設する避難所へ避難します。

また、市内全域において、耐震性不足や土砂災害の不安がある方なども、市が開設する避難所を利用できます。

お近くの避難所だけでなく、市内に開設された避難所であればどこでも利用することができます。

市が開設する避難所一覧
施設名津波浸水想定区域外の避難所
(こちらの避難所の方がより安全です)
津波浸水想定区域内の避難所(注)
スポーツセンターなど千種、東、北、枇杷島、中村、中、昭和、稲永、守山、緑、名東、天白、日本ガイシスポーツプラザ、志段味スポーツランド、東山公園テニスセンターなし
生涯学習センター千種、東、北、西、中村、中、昭和、瑞穂、南、守山、緑、名東、天白中川、港
 市立小中学校(熱田区)宮中
(緑区)大高小、大高中
(熱田区)千年小
(中川区)五反田小、戸田小、春田小、豊治小、
西前田小、一色中、富田中、供米田中、助光中
(港区)港西小、当知小、高木小、神宮寺小、
南陽小、西福田小、福田小、宝神中、当知中、
南陽東中、南陽中、東港中
(南区)豊田小、道徳小、白水小、
千鳥小、柴田小、大江中

(注)後発地震による大津波警報発表時は津波浸水想定区域外や当該避難所2階以上に避難する必要があります。

  • 避難所は、避難者による「自主運営」です。市職員と施設管理者の支援のもと、基本的に避難者自身が行います。
  • 災害発生前のため、避難生活に必要な水や食料、日用品などは各自で用意してください。事前避難対象地域外では、基本的に社会活動は継続されます。備蓄品の持ち込みだけでなく、避難中や避難後にスーパーやコンビニなどで購入することもできます。
  • 建物の耐震性や耐浪性があり、2階以上への避難ができる場合は、在宅避難も選択の1つです。ただし、自宅から出て事前避難対象地域内を通り抜ける際に地震が起こると即時浸水に巻き込まれるおそれもありますので注意が必要です。

(2)市立小中学校の対応

  • 校区内に事前避難対象地域を含む学校(事前避難先となる小中学校・正色小・東築地小・名南中)は原則として1週間休校します。
  • それ以外は、後発地震に警戒しつつ、学校活動を継続します。

(3)事業者の対応

  • 事前避難対象地域内の企業などは、明らかに生命に危険が及ぶ活動などについては、危険を回避する措置(事業中止など)を検討してください。ただし、事業継続しながら従業員・利用者などの安全措置などを図れる場合には、その措置を推奨します
  • それ以外は、後発地震に警戒しつつ、必要な事業を継続してください。

とるべき防災対応については、下記の「3企業編」71ページ以降をご覧ください。

「南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドライン【第1版】」(内閣府)(外部リンク)別ウィンドウで開く

南海トラフ地震に関する基本原則

「南海トラフ地震臨時情報」の発表がないまま、突発的に発生し、津波や津波到達前の堤防沈下による浸水が起こることもあります。これまでどおり、突発地震への備えを大切にしましょう。

普段から避難先などを検討しましょう

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても、あわてることがないよう、普段から発表された時の対応を検討しておきましょう。

事前避難用啓発リーフレットおよびマイ・タイムラインの記入例については、テキスト情報のない画像データになります。内容を確認したい場合は防災危機管理局危機管理企画室(電話番号052-972-3523)までお問い合わせください。

また、臨時情報啓発冊子は、ファイルのサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。

南海トラフ地震臨時情報発表時における事前避難啓発リーフレットおよびマイ・タイムライン、啓発冊子

事前避難についての動画(名古屋市作成)

内閣府の映像をもとに、南海トラフ地震臨時情報に関する名古屋市版の映像を作成しました。

臨時情報の概要や事前避難、地震への備えについて学ぶことができます。(Youtubeへリンクを繋いでます)

名古屋市作成の南海トラフ地震臨時情報に関する映像のページ(外部リンク)別ウィンドウで開く

事前避難についての動画(内閣府作成)

内閣府が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)時の事前避難について、分かりやすい動画を作成していますので、ご覧ください。(Youtubeへリンクを繋いでいます)

南海トラフ地震編 時間差発生等への対応

日本語版

日本語版(手話)

英語版(English Version)

その他の言語(Versión en español、中文版、한국어판)

このページの作成担当

防災危機管理局 想定最大規模災害対策推進課想定最大規模災害対策推進担当

電話番号

:052-972-4252

ファックス番号

:052-962-4030

電子メールアドレス

a4252@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp

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