平成15年度　学校基本調査結果（名古屋の学校）

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はじめに

平成15年5月1日現在で実施された文部科学省所管の平成15年度学校基本調査(指定統計第13号)の「学校調査」の集計結果のうち、名古屋市分についてご紹介します。
ここで掲げた数字は、愛知県企画振興部統計課で集計した速報値であり、後日文部科学省が公表する確定値とは異なる場合があります。また、ここでいう学校とは、学校教育法第1条のうち、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園、同法第82条の2の専修学校並びに同法第83条の各種学校です。

結果の概要

児童・生徒数　総数は342,311人で、ピーク時の7割を下回る

• 学校数は827校で、前年調査より4校減少。
  特に各種学校は、平成5年以降の10年間に40校減少。
• 在学者数は342,311人で、前年度より0.2%減少。
  最大だった昭和54年度の69.4%の規模。

幼稚園　3歳児数が減少

• 幼稚園数は198園で前年度と変わらないが、園児数が34,710人で0.6%減少。
• ただし、保育園児数(3歳から5歳)との合計は増加。

小学校　23年ぶりに児童数が増加　「長期欠席児童数」は減少したが、「うち不登校」は3年連続増加

• 小学校数は262校で、前年度より公立が1校増加。
  児童数は118,228人で前年度より467人増加し、23年ぶりの増加。
• 平成14年度中に小学校を30日以上欠席した長期欠席児童数は1,292人で前年度に比べ247人減少。
  うち不登校児童数は368人で、前年度に比べ7人増加し、3年連続の増加。

中学校　生徒数は前年度より1,716人減少し、減少傾向続く　長期欠席や不登校の生徒は、人数・率とも減少

• 中学校は123校で前年度に比べ私立が1校増加。
• 生徒数は60,471人で前年度より1,716人減少。
• 長期欠席児童数は2,262人で、前年度に比べ202人減少。
  このうち不登校生徒数は1,437人で、前年度より減少。

高等学校　生徒数は前年度より764人減少し、減少傾向続く

• 学校数は63校で前年度と変わらず。
  生徒数は68,436人で前年度より764人減少。
• 設置者別生徒数は、国立358人、公立34,057人、私立34,021人で、国公立が私立を上回る。

専修学校　学校数は減少したが、生徒数が増加

学校数は123校で前年度より公立が1校、私立が1校減少。
生徒数は42,188人で前年度より2,353人の増加。

各種学校　学校数、生徒数ともに減少

学校数は49校で前年度より4校減少。
生徒数は16,906人で前年度より666人の減少。

盲・聾・養護学校

学校数は9校、在学者数は1,372人。

全国の調査結果につきましては、文部科学省のホームページをご覧ください。

• 文部科学省　最新統計調査結果（外部リンク）

平成15年度 学校基本調査結果(中・高校生の卒業後の進路)もあわせてご利用ください。

• 平成15年度　学校基本調査結果（中・高校生の卒業後の進路）