生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)開催と地元のおもてなし
平成22年10月、名古屋国際会議場において、COP10及び関連会議である生物多様性条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5)が開催されました。
概要と成果については、以下のリンクをご覧ください。
また、平成24年3月22日、議長を務めた当時の環境大臣が会場で実際に使用した木槌が、生物多様性条約事務局より寄贈されました。
木槌は、名古屋国際会議場1号館正面玄関入って右側に飾られています。
木槌の横には、ある生きものをモチーフにした人形も飾られていますので、ぜひ現地でご覧ください。
生物多様性条約とは
生物多様性条約は、1992年に採択され、1993年に発効しました。
条約の目的は、以下の3点です。
- 生物多様性の保全
- 生物多様性の構成要素の持続可能な利用
- 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
地元のおもてなし
COP10開催地となった名古屋市では、愛知県、地元経済界とともにCOP10支援実行委員会を組織し、会議の開催支援や、愛知・名古屋の魅力を発信するためのエクスカーションなどを実施しました。
「生物多様性交流フェア」開催
また、生物多様性をテーマとした国際的な発表や交流展示会「生物多様性交流フェア」を、COP10会場に隣接する白鳥地区で開催し、11万人を超える参加者で賑わいました。
世界中から行政、NGO/NPO、学術団体、企業など、200以上の団体がブースを出展し、また、100を超えるフォーラムと、50を超えるステージイベントも実施され、参加者は環境や生きものについて考える機会を持ちました。
名古屋市ブースでは、名古屋市の取り組みについて紹介した他、各種団体によるワークショップが設けられ、1万人以上の方が訪れました。
この生物多様性交流フェア開催を記念して、会場であった白鳥公園内にベンチサインを設置しています。
名古屋市の取り組み
現在、名古屋市では、COP10の成果を継承して、生物多様性保全に向けたさまざまな取り組みを行っています。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
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