持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議

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ページID1008760  更新日 2025年10月17日

ESD(持続可能な開発のための教育)

これまでの経済開発が優先されてきた社会づくりの中で、私たちは現在、環境、貧困、人権、平和、食料など様々な課題を抱えています。これらの問題は複雑につながりあっており、持続不可能な社会状況を生み出しています。未来の地球をより良いものにしていくため、皆で考え、行動していくことが現在求められています。

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な社会を支える担い手づくり」という意味であり、今生きている私たちだけでなく、これから生まれてくる人たちも豊かで安心した生活を続けていくためにどうしたら良いかを考え、行動する人を増やそうという世界的な取組みのことです。

国連では、2005年から2014年までを「国連ESDの10年」として、あらゆる主体が、連携を図りながらESDに関する教育・啓発活動を推進してきました。最終年にあたる2014年11月に、この10年間の活動を振り返るとともに、今後の方策について議論を行うため、ESDユネスコ世界会議(正式名称「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」)が本市で開催されました。

会議の概要と成果

ESDユネスコ世界会議は2014年11月10日から12日に、世界150か国・地域から閣僚級、ユネスコ加盟国の政府代表、NGO、研究者など1,000人以上が参加し、ユネスコと日本政府の主催により名古屋国際会議場で開催されました。会議では、「国連ESDの10年」の活動成果の確認が行われるとともに、2015年以降のESDの取組みを推進していくための「グローバル・アクション・プログラム」が発表されました。今後は、このプログラムに示された指針に基づき、世界中でESDの取組みが進められていきます。

また、会議宣言として、ESDのさらなる強化と拡大のための緊急の行動を求める「あいち・なごや宣言」が採択されました。

詳しい会議結果については、以下のリンクをご覧ください。

また、会議や併催イベント等の映像記録(本市作成)については、以下のリンクをご覧ください。

パンフレット「ESDって何?」

写真:パンフレット表紙

ESDの概念やESDに関連する本市の取組みを具体的に紹介することで、市民の皆様にESDを分かりやすくお伝えし、私たち一人ひとりができるところからESDに取り組むきっかけとなるように、このパンフレットを作成しました。

パンフレットのダウンロード

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このページに関するお問い合わせ

環境局 環境企画部 環境企画課 環境教育に係る企画調整担当
電話番号:052-223-1066 ファクス番号:052-223-4199
Eメール:a2231066@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
環境局 環境企画部 環境企画課 環境教育に係る企画調整担当へのお問い合わせ