平成16年度苦情処理報告書(市橋克哉)
苦情処理委員報告(平成16年4月から平成17年3月)
苦情処理委員氏名 市橋克哉
委員所見
苦情処理制度がスタートしてから2年半が経ちました。その間市民のみなさまからさまざまな案件をいただきました。
それを見ていきますと、なかには、今まで「あたり前」とされてきて、そのこと自体に疑問をもつことがなかったことに、男女平等参画の視点を加えることによって、根本的あるいは総合的に考え直していく必要があると思われるものもありました。男女共同参画社会の形成のためには、時には、そういった大きな構造転換が必要であることを改めて実感しました。女性の管理職登用に関する件などは、まさにそうした例であったと思います。
また、男女共同参画社会は人権尊重の社会でもあります。女性・男性が対等なパートナーとして、お互いの人権を尊重し合えること、これは男女共同参画社会の根幹をなすものであるといえます。しかし、まだまだ人権が侵害されるケースが多くあります。残念ながら根本的な解決策がなかなか見つからない場合もあり、そんなときこそ、市民のみなさまのご理解とご協力が大きな力となると感じます。
男女共同参画社会の実現のためには、あらゆる人々に男女平等参画を理解していただくことが第1歩です。苦情処理制度がその役割の一端を担えるよう努めていきたいと思います。
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