市会だより第161号　議長に坂野公壽議員（自民）、副議長に木下優議員（公明）を選出

市民の皆様へ　正副議長就任に当たり

私たちは、このたびの5月臨時会において、第93代議長並びに第101代副議長に就任いたしました。歴史ある名古屋市会の議長並びに副議長への就任は、大変光栄であると同時に、その責任、使命の重大さを痛感しております。
さて、本市においては、南海トラフ巨大地震をはじめとした大規模災害への強い懸念や少子高齢化の進展など、さまざまな課題に直面しています。
一方で、2026年に名古屋市と愛知県が共同で開催するアジア競技大会といった国際的なスポーツ大会の開催や2027年に予定されているリニア中央新幹線の品川―名古屋間の開業を、本市のさらなる発展につなげていく必要があります。
名古屋市会は、こうした本市を取り巻く状況に迅速かつ的確に対応していくため、二元代表制の一翼を担う議会として、市長とは相互に独立対等な立場で、緊張関係を保ちながら、大いに議論し、議会としてのチェック機能をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。
また、名古屋市会では、これまでも名古屋市議会基本条例に基づき、市会だより、ウェブサイトや本会議・委員会のインターネット中継などを活用し、積極的に情報発信を行ってまいりましたが、市民の皆様の議会への理解と関心をより高めるため、さまざまな方法を模索しながら、これまで以上に情報発信できるよう、努力してまいりたいと考えております。
議長・副議長として、公正かつ円滑な議会運営に全力で取り組むとともに、市民の皆様に身近な存在であり、多様な意見を反映することができる議会のさらなる充実・強化が図られるよう尽力してまいる所存です。
市民の皆様におかれましては、より一層のご理解とご協力を心からお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。