名古屋市社会教育委員協議会による「新しい時代の生涯学習センター等のあり方について」(答申)
名古屋市社会教育委員協議会から「新しい時代の生涯学習センター等のあり方について」 (答申)を受領しました
名古屋市生涯学習センター及び女性会館は、多くの施設が築40年を経過し、リニューアル改修工事を行う時期を迎えています。名古屋市教育委員会は、これを機に、生涯学習センター及び女性会館に求められる機能、果たすべき役割、期待される効果など、新しい時代の要請に即した魅力ある生涯学習センター及び女性会館について検討しています。
検討にあたっては、有識者の意見を参考にする必要があることから、令和6年5月31日、名古屋市社会教育委員協議会に対し、「新しい時代の生涯学習センター等のあり方について」を諮問し、この度、下記のとおり答申を受領しましたのでお知らせします。
答申の主な内容
「多様な人々が気軽に集い、交流し、学び、教えあう身近な場」を実現するため、次のようなことに取り組むこと。
誰もが使いやすい、ひらかれた施設
部屋・設備の集約化
- 同じ用途の部屋でも面積を変えたり、特色を持たせた附属設備を置く
- 可動間仕切りなどでフレキシブルに活用できる部屋を設ける
- 料理室や和室など利用率の低い室については、特定の館に集約化
施設利用申し込み等の電子化
- 全館の空き状況の横断的な閲覧、予約申し込み、利用料金支払いが可能なオンラインシステムが必要
- その場で利用申し込みができるように利用要件を緩和
親しみやすい施設
- 生涯学習センターに親しみやすい愛称をつける
- 利用者自身のセンター等運営への参画
- ふらっと立ち寄れる、通いたくなる、居心地のよい環境の整備
子ども目線の重視
- フリースペース、自習スペースの開放
- 「子どもの居場所」としての機能を果たすことも期待
- 児童・生徒の放課後・休日の活動の場としての活用
つながり、交流の場としての展開
つながり、交流の促進
- 当日参加も可能なイベントを定例的に開催
- 利用申込み無しで自由に使うことができるスペースの設置
各区の交流拠点施設
- 徒歩や自転車で出かけることができ気軽に活動できることは、地域に根差した生涯学習の拠点施設として必須の要件
- 地域に密着して活動する団体の拠点として区に1館ずつが好ましい
民間企業等の積極的な参入促進
- 一部の敷地を貸し出し、カフェ・喫茶店、スポーツジムを導入
- 企業のみならず、近隣大学の学部やゼミと共同で運営改善
- 民間会議室と同様の利用ができることの広報
- 講座・教室を民間企業等が開催
諮問及び答申全文
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【名古屋市社会教育委員協議会】新しい時代の生涯学習センター等のあり方について(答申)(令和7年2月14日) (PDF 1.5 MB)
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(参考)新しい時代の生涯学習センター等のあり方について(諮問)(令和6年5月31日) (PDF 57.7 KB)
関連リンク
生涯学習センターや女性会館を利用したい場合は、下記のリンクから詳細をご確認ください。
社会教育委員とは
社会教育委員は、社会教育に関する諸計画の立案や、教育委員会の諮問に応じこれに対して意見を述べることなどの職務を行う委員です。
名古屋市では10名の委員を委嘱し、様々な議論を行っています。
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