街道めぐりコース
信州へ通じた飯田街道、下街道と呼ばれ中山道に連絡した善光寺街道を巡るコース。(全長約5.2km、所要時間約2時間30分)
街道めぐりコースは、信州へ通じた飯田街道、下街道と呼ばれ中山道に連絡した善光寺街道をめぐるコースです。

【コース順路】
地下鉄「新栄町」→(1)飯田街道→(2)楽只美術館→(3)武平町筋→(4)石町筋→(5)鋳物師頭水野太郎左衛門宅跡→(6)カトリック主税町教会→(7)神明社→(8)善光寺街道→(9)善光寺街道道標→(10)田中不二麿生誕地の碑→(11)観音院→地下鉄「新栄町」(約5.2km)
コースガイド
1 飯田街道
中区旧伝馬町から平針を通り飯田へ通じる街道。慶長年間(1596から1615)家康により、岡崎から名古屋へ至る近道として開かれました。駿河街道などとも呼ばれました。
2 楽只美術館
茶道松尾流家元に代々伝えられてきた茶道具などの美術品を展示公開しています。
3 武平町筋
城下の碁盤の目の区画をつくった功労者・松井武兵衛の住居付近を武兵衛町と呼んだのが起こりといわれます。
4 石町筋
慶長遷府の際、石材を切った所、または米穀商が多くあり、石(こく)をとって町名にしたという二説があります。
5 鋳物師頭水野太郎左衛門宅跡
水野家は、もと上野村に住み、信長より鐘・鰐口など鋳物を鋳造する特権を得ていました。慶長16年(1611)この地に移り、尾張国内の鋳物師頭として鋳物製品の製造・販売権を独占していました。
6 カトリック主税町教会
明治20年創設。名古屋に初めて造られたカトリック教会でした。木造の礼拝堂を持つほか、境内には、明治42年富士山の溶岩を用いて作られた日本屈指の「ルルドの洞窟」があります。信者会館・司祭館・煉瓦塀が国の登録有形文化財に指定されています。
7 神明社
祭神は天照大御神。山口町一帯の総氏神として崇敬が厚い神社です。(平成20年再建)
8 善光寺街道(相生町筋)
京町から赤塚、大曽根、さらに多治見を経て中山道の大井の宿に至り善光寺に達する街道。
9 善光寺街道道標
佐野屋の辻と呼ばれる交差点に立つ道標。「善光寺道 京大坂道」と刻まれています。
10 田中不二麿生誕地の碑
弘化2年(1845)出生。勤王の志厚く、金鉄組の一人として佐幕派に抗しました。維新後は文教に尽くし、司法大臣等の要職を歴任しました。
11 観音院(室寺)
西山浄土宗。天明2年(1782)の大火で類焼しましたが再興されました。本尊は木造十一面観世音菩薩立像。
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