自然共生サイト認定「猪高緑地(いたかの森)」
猪高緑地(いたかの森)は、名古屋市東部の丘陵地に位置し、標高約50メートルから110メートルにかけて起伏に富んだ地形が広がる緑地です。この丘陵地には、まとまった樹林地が残されており、水辺や湿地など多様な環境が点在しています。こうした豊かな自然環境のもと、多くの動植物が生息・生育しています。そうした環境を維持していくため、熱心な保全活動が実施されてきました。
令和8年3月17日、こうした生物多様性の価値を維持する活動が評価され、「自然共生サイト」として認定されました。
令和8年3月25日、千種区役所にて認定証授与式が開催され、名古屋市環境局および猪高緑地において長年保全活動を行っている「名東自然倶楽部」とともに、認定証を受け取りました。
認定内容
場所・面積
猪高緑地(名東区)約65ha
生物多様性の価値
- 生物多様性の恵み(生態系サービス)の提供の場としての価値
在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存在し、自然に親しめる散策路があり、都市部である名古屋にとって、自然観察や散策、環境学習の機会など生物多様性がもたらす恵み(生態系サービス)を市民に提供する貴重な場所となっている。 - 希少な動植物の生息の場としての価値
雑木林や湿地、ため池、棚田などの多様な自然環境が混在しており、愛知県内でも分布が限られる両生類や昆虫類、植物等の希少種にとって重要な生育の場となっている。

認定区域
保全活動について
猪高緑地(いたかの森)は、二次的自然(里地里山)で、樹木や竹の伐採など人の手を入れることにより、生物多様性の価値が維持されています。
猪高緑地(いたかの森)では、名古屋市による日常の維持管理のほか、緑のパートナーである「名東自然俱楽部」を始めとする、市民・企業・行政の協働により、木材の間伐、農作業などを行い、雑木林や水辺・湿地等の里地里山の保全再生活動や環境学習、体験学習が実施されています。
名東自然俱楽部
名東自然俱楽部は猪高緑地の魅力を伝え、緑地の劣化を少しでも食い止める為、全体での活動の他、7つのグループがそれぞれの分野で活動しています。
- 全体活動日:毎月第1土曜日
各グループについて
- 里山保全グループ
猪高緑地内の竹林管理、植物保護などの保全活動を行っています - 田んぼグループ
復元した棚田で、一年を通した「コメ作り」を体験してもらいます - 炭焼きグループ
猪高緑地で増えすぎている竹を伐採し、竹炭を焼いて、有効利用しています - 自然観察グループ
名東区内で自然観察会を開催し、自然豊かな緑地の魅力を伝える活動をしています - 総合学習グループ
近隣の小中学校の総合学習の時間で環境学習に協力しています - 竹クラフトグループ
猪高の竹で竹トンボ等の竹玩具や道具を作って有効利用しています - 調査グループ
緑地の保全の為に、生物、地形、水質の調査や保護活動を行っています
- 詳細は以下のリンクをご覧ください
自然共生サイトの魅力がわかるイベント
地図
関連情報
このページに関するお問い合わせ
環境局 環境企画部 環境企画課 生物多様性に係る企画調整担当
電話番号:052-972-2698 ファクス番号:052-972-4134
Eメール:a2662-01@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
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