令和8年度租税教室の開催報告
次の時代を担う児童・生徒が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解し、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的としています。
栄市税事務所では、税務署、県税事務所や税務関係民間団体、小学校・中学校などの教育関係者と協力して、租税教育の充実に向けて支援を行っています。
(例)租税教室の開催、税に関する作文、習字など。
租税教室の開催
令和8年5月29日(金曜日) 名古屋市立森孝西小学校 40名(2クラス)
令和8年6月16日(火曜日) 名古屋市立如意小学校 51名(2クラス)
令和8年6月19日(金曜日) 名古屋市立小幡小学校 91名(3クラス)
徴収課2名、市民税課1名、固定資産税課3名の計6名が講師として6年生のクラスで実施しました。
開催内容
税金に関するクイズを行い、生徒のみなさまや先生方にも積極的に参加していただきました。
- どんな税を納めたことがあるか?
→身近な例として物を買ったときの消費税が挙げられました。 -
消費税は現在何%か?
→10%であり、飲食料品が8%と軽減されていることを理解している生徒も多くいました。 - 所得税を納めている小学生はいるか?
→子役など小学生でもTVなどで活躍している小学生は所得税を納めており、生徒のみなさまからも驚きの声が上がりました。
DVD視聴「カノンとスバルの3つの願い」
税金の無い社会がどういう社会になるかイメージしていただきました。
税金のない社会では、ごみが回収されず町中にごみがあふれてしまう、道路や橋が管理されず壊れたままであったり通行料が必要になったりしてしまう、公園がなくなってしまう、消防や警察の対応が有料になってしまうといったように、税金があることによって私たちの住みよい生活が支えられていると実感していただき、多くの方に税金の必要性について理解していただきました。
1億円のレプリカで重さを体験
小学校の校舎を建てるのに約16億円のお金が必要です。16億円分の1万円札を床から積み上げていくと、どれくらいの高さになるのか?という質問に対して、富士山の高さくらいになるといったかなり高くなるイメージを持つ生徒もいらっしゃいましたが、実際は16メートルほどの高さであり、驚きの声や想像より低いと感じる声もありました。どの程度のお金になるかイメージをしていただくために、生徒みなさまに1億円のレプリカを持ってもらうことで、重さを体験していただきました。想像以上の重さに驚く生徒が多かったです。
質疑応答
- 税はいつ頃からあるか?
→3世紀のはじめ、邪馬台国という国があったころから、税として食べ物などが集められていたそうです。飛鳥-鎌倉時代は、農作物だけでなく、布や絹、また労働を税として国に治めるしくみができていたそうです。 - 税金の中ではどの税金の額が大きいか?
→令和8年度の当初予算における税収は、消費税、所得税、法人税の順で上位3位を占めます。
参加した児童の感想
- DVDを観て、税金がないと生活が大変になることがわかった。
- 小学校の校舎を建てることに約16億円ものお金がかかることを聞いて、税金の大切さを知った。
- 国の借金が増えていて、1,000兆円以上あることを知って驚いた。
まとめ
今後も、次の時代を担う児童・生徒の皆さんに税の意義や役割を正しく理解していただくことができるよう、租税教室の講師となって積極的に取り組みます。
また、児童・生徒の皆さんが税に興味を持って考えるきっかけとなるよう、税の情報をわかりやすく提供していきます。
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