マンション長期修繕計画作成支援事業

長期修繕計画を作成していないマンションの管理組合へ、マンション管理の専門家であるマンション管理士を派遣し、長期修繕計画の作成を支援します。本事業で作成する長期修繕計画は公益財団法人マンション管理センターの「長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス」(外部リンク)を利用するものとします。

公益財団法人マンション管理センターの「長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス」の対象となる、中高層、住居用の分譲マンションが対象となります。その他の要件は、下記の通りです。

• 中高層住居用の原則単棟型のマンション（注1）
• 標準様式に沿った長期修繕計画を作成していない又は適切に見直ししていない
• 竣工図等設計図書がある（注2）
• この事業に申請し、長期修繕計画作成システムを利用することについて、総会や理事会等で決議されている
• 名古屋市マンション管理状況届出制度に基づく届出をしている
  

　　　  詳しくは、下記問合せ先までお問合せください。

（注2）図面がなくても「長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス」利用に必要な数値を確認できる書類があれば、お申込みいただける場合があります。

中高層、住宅専用の分譲マンションです。複合用途型マンションは、店舗・事務所等の規模が比較的小さいものについては対応が可能です。 なお、超高層マンション、リゾートマンション、社宅、賃貸マンション等は、対応できません。

標準モデルとして、6階建、30戸、平均専有面積75平方メートルのファミリータイプのマンションを想定しています。 マンションの規模などが標準モデルと異なる場合は、概算の参考値となります。

3回から5回程度マンション管理士を派遣します。

（マンションの状況によって回数は異なります。）

≪派遣イメージ≫
初回：長期修繕計画の意義・重要性などの説明、現況確認・ヒアリング
中間：入力データの確認・再ヒアリング等
最終：作成した長期修繕計画案、計画に沿った修繕積立金額の説明

• マンション管理士の報酬は市が負担します。
• ただし、管理組合の運営経費（集会の会場使用料、資料の印刷費用等）及び「長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス」を利用するための費用（21,000円程度）は、管理組合の負担となりますので、管理組合内で合意のうえ、申請してください。

• マンション管理士を派遣し、「長期修繕計画とは何か、何故必要なのか」について管理組合の皆様に説明します。併せて過去の修繕状況・修繕積立金額等をヒアリングします。
• 建築図面やヒアリングを基に、マンション管理士が、公益財団法人マンション管理センターの「長期修繕計画作成システム」を利用して、長期修繕計画作成を支援します。
• マンション管理士が、管理組合の総会・理事会等で計画の内容及び必要な修繕積立金額の説明をします。
• その他、ご利用いただける支援制度をご紹介します。

• 派遣初回と最終回にマンション管理士が、組合員の皆様に長期修繕計画や修繕積立金について説明しますので、できる限り多くの管理組合員の方にご参加いただけるるよう、ご協力ください。また、説明会開催場所の確保をして下さい。
• 説明会開催日以外もマンション管理士が訪問する際は、図面等の資料を広げることができる机・椅子がある場所をご用意ください。

令和6年10月31日

本年度支援対象管理組合は、合計で20 組合程度です。
申請順に要件を確認し、支援決定いたします。お早めにお申し込みください。

　ご希望の管理組合は事前に以下の問合せ先へご相談ください。

• 住宅都市局住宅部住宅企画課（西庁舎5階）
• 住所：名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
• 電話番号：052-972-2960
• 電子メールアドレス：a2960-01@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp