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区長の部屋(令和6年度)

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最終更新日:2025年3月21日

令和7年3月11日 熱田区女性協議会「芸能まつり」開催されました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 3月8日(土曜日)に熱田区女性協議会の皆さまによる「芸能まつり」が開催されました。区内の11団体の皆さんが、民謡や合唱など、日ごろの練習の成果を披露してくださいました。各発表の後、盆踊りの定番である炭坑節とダンシング・ヒーローを太鼓の音に合わせて会場の方も一緒に楽しみました。舞台だけでなく、通路にも踊りの列ができて、会場が一体となって、とても盛り上がりました。私も舞台に呼ばれて踊りましたよ。最後に、恒例のお楽しみ抽選会もありました。

  • 合唱を披露する皆さん
  • 楽器演奏を披露する皆さん
  • ダンシング・ヒーローを踊る皆さん
  • 盛り上がり、通路で踊る皆さん

 今年度は熱田区女性協議会の体制等も大きく変わり、開催に向けての準備は大変だったと思います。役員の皆さま方、楽しい時間をありがとうございました。

 

令和7年3月10日 華やかです!「春のいけ花展」開催

 こんにちは。区長の宮澤です。


 3月2日(日曜日)に、講堂で「第144回熱田区春のいけ花展」が開催されました。熱田区花道連盟の方々の他にも、大同高等学校いけばな同好会と同OB、あすなろクラブ(名古屋市ひとり親家庭の子どもの居場所づくり事業)の皆さんの作品も展示されました。

 会場はとても華やかな春の雰囲気に包まれていて、梅や水仙など、花の香りでいっぱいでした。

 恒例となった「親子ふれあい いけばな体験教室」も午前と午後に行われました。とても人気の教室なので、熱田区花道連盟の先生方が、受け入れ人数をこれまで以上に増やして対応してくださいました。先生方のとても丁寧な指導のもと、くるくるとうずまき状のぜんまいやガーベラを使って、皆さん楽しそうにいけていました。今回初めての試みとして、いけ終わった参加者を対象に、熱田区花道連盟顧問の川口先生が会場の作品解説をしてくださいました。

 渡辺由美会長始め熱田区花道連盟の皆さま、子どもたちが伝統文化に触れる機会を作っていただきありがとうございました。

  • きれいにいけられた花をみて回る人たち
  • いけばな体験教室を楽しむ親子たち

 

令和7年3月7日 白鳥小学校の6年生が伝統芸能に挑戦、5年生は商品開発!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 2月27日(木曜日)に白鳥小学校6年生の総合的な学習における「能狂言グループ」の発表が熱田文化小劇場でありましたので観覧してきました。事前に子どもたちが上手なイラストが描かれたチラシを持って、区長室にPRに来てくれたので、ずっと楽しみにしていた舞台です。


 狂言は、堀川を題材にしたなごや妖怪狂言「冥加(みょうが)さらえ」で、2つのチームに分かれて演じました。能は「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」で、やっとかめ文化祭にも出演したチームが地謡(じうたい)を披露してくれました。狂言と能の作者であるやまかわさとみさんが舞台挨拶に訪れ、能楽の楽しみ方を教えていただくとともに、子どもたちの頑張りに対する賞賛がありました。


 開演前の舞台上でのアナウンスや演目の説明も、すべて子どもたちが行いました。小鼓と能笛がそれぞれ2名ずつ舞台の位置につき、いよいよ開始。小鼓と能笛が静寂を破り、本格的な雰囲気が一気に会場に流れました。

 狂言の両チームで河童太郎、2名の小河童、おからねこ、甘酒女が出てきましたが、みんな声もしっかりと張り、堂々と演じていて、本当に驚きました。とぼけた会話や面白さのある動きのなかにも、狂言らしい演技がしっかりと表現されていました。最後に出てくる龍神は迫力満点、総合学習担当の先生でした!

  • 立派に演じる児童
  • 盛り上がりを見せるシーン

 能チームも堂々と正面を向いて謡う姿は、本当に立派でした。難しかったと言っていた低音のところも、しっかりと声が出てそろっていました。

  • しっかり謡いあげる児童たち

 みんな、かなり練習を積んだことと思います。頑張った子どもたちはもちろん、指導された伝統芸能の先生方も素敵な舞台をありがとうございました。


 3月1日(土曜日)の朔日市では、白鳥小学校5年生の総合的な学習における「食グループ」がアイディアを出して商品化された「かまじそ春巻き」の販売がありました。


 熱田の「食」を守るため、広めるために試食を重ねて開発しました。大矢蒲鉾商店さんの板かまぼこ、南部食鶏さんの名古屋コーチンのミンチと青じそが入った揚げ春巻きです。子どもたちが事前に区長室にPRに来てくれて、苦労した点などを教えてくれたのですが、最初は鶏肉の蒸したものをいれたそうですが、試食段階でアドバイスを受けてミンチに改良したそうです。


 私も当日、列に並んで購入して食べましたが、板かまぼことジューシーな名古屋コーチンのミンチの相性が良く、青じそがアクセントとなっていて、とても美味しかったです。当日は、PTA会長でもある大矢蒲鉾商店の大矢さんが事前に数日かけて準備した500本もの春巻きを揚げていて、ファミリー総出で販売してくれていました。先生方も列の整備をしたり、熱田区広報大使の旭堂鱗林さんら宮宿会さんが列に並んでいる人に向けて紙芝居をしたりと、子どもたちの日頃の頑張りが成功するように温かいサポートが随所でみられました。こうした機会を通じて、地域への愛着がしっかりと育まれていくのですね。先生方やご協力していただいている地域の方々、ありがとうございます。

  • おいしそうなかまじそ春巻き
  • 春巻きを食べる区長たち
  • 宮宿会による紙芝居

 

令和7年3月6日 熱田ライオンズクラブ様から旅人衣装をご寄贈いただきました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 名古屋熱田ライオンズクラブ様から、区の魅力を発信する事業を充実させるための旅人衣装を寄贈していただきました。今年、名古屋熱田ライオンズクラブ様が結成60周年を迎えるにあたってご寄贈のお申し出をいただいたものです。


 ご寄贈いただきました衣装は、今後、区内在住の子どもたちが江戸時代の旅人になりきって、「東海道随一のにぎわい」と評された熱田を巡りながら、乗船や食などの体験を通じて、江戸時代の熱田の様子を体感していただく事業など、区の魅力を発信する事業に活用させていただきます。また、区役所1階の歴史資料展示コーナーにも展示する予定です。衣装は、道中合羽や笠、脚絆(きゃはん)などもあり、わくわく間違いなしです。

 名古屋熱田ライオンズクラブの皆さま、ありがとうございました。

  • 名古屋熱田ライオンズクラブ様からの寄贈の様子
  • 江戸時代の旅人の衣装

 

令和7年3月5日 「熱田区手をつなぐ育成会」の皆さんと懇談しました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 社会福祉法人「名古屋手をつなぐ育成会」は、知的障害のある方とそのご家族、支援者の方々により運営されている団体です。

 知的に障害のある方々が住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らしていけるよう、啓発活動や施設運営等に日々取り組んでいらっしゃいます。

 「名古屋手をつなぐ育成会」の本部・事務局は熱田区にあり、生活介護事業、短期入所・日中一時事業、福祉ホーム、ヘルパー派遣、放課後デイサービス、移動支援などの福祉事業も運営しておられます。


 その支部である「熱田区手をつなぐ育成会」は、熱田区自立支援協議会のメンバーとして区民まつりや防災訓練等の各種イベントにご協力いただくなど、日頃より啓発活動をはじめ、積極的にご協力いただいております。


 今回、奥村会長はじめ会員の皆さまから、「知的障がい児者に対する福祉施策向上に向けて」の要望事項を受け取り、懇談を行いました。

  • 奥村会長から要望事項を受け取る区長
  • 会員の皆さんとの懇談の様子

 懇談では災害の話題に触れて、有事の際は地域の方と一緒に助け合えるよう、普段の生活の中での関係づくりに自分たちも努力していきたいとの力強いお言葉をいただきました。

 今後とも当事者の皆さまにご協力をいただきながら、私共区役所も、障害のある方もない方も共に助け合って自分らしく暮らしていける「あったか熱田」を目指し、真摯に取り組んでまいりたいと思います。

  • 会員の皆さんと記念撮影

 

令和7年3月4日 子どもたちも参加!地域活動の報告会です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 学区や町内会では、地域の方々の安心・安全な暮らしを守るためにさまざまな地域活動をしていただいています。また、地域活動には、企業の方々にもご協力をいただいています。2月22日に、地域でのさまざまな取り組みを発表しあう会を開催しました。進行は熱田区の中根コミュニティサポーターが務め、事例報告3件と動画視聴がありました。

取り組みを発表しあう会の様子

 事例報告の1件目は、大宝小学校3年生による「みんなで創る、安全な名古屋市のミライ」です。大宝小学校の伊藤先生と3年生の皆さんが、社会科学習の授業で交通事故や火事が無くならないことを知って、自分たちに何ができるか一生懸命考えてくれました。授業の様子は、この区長の部屋「令和6年7月25日 大宝小学校3年生の社会科授業の見学報告です」に掲載しています。考えた結果、シートベルト着用や自転車利用時のヘルメット利用等を呼びかけるポスターを作り、お店に貼ってもらうよう、自分たちで交渉にも出かけました。さらにポスターはスタンプラリー形式にしました。また、交通ルールを守るよう呼びかけを録音し、ゼロの日のパトロールなどに地域で使えるようにしました。伊藤先生から授業のねらいなどを報告していただいた後、3年生有志の17名が壇上で取り組み内容について発表してくれました。取り組み内容も素晴らしかったですが、発表も一人一人がしっかりと発言していて、とても頼もしく感じました。

  • 壇上で発表する児童たち
  • 「よりよい社会の実現を考えようとする子ども」の発表

 2件目は愛知中小企業家同友会熱田第1地区の前田会長さんから、企業による地域貢献について発表していただきました。地域での行事の担い手不足を知り、企業の機材や能力を活かして積極的にご協力されていることや、大規模災害時における地域と事業所との支援協力に関する覚書(地域防災協力事業所表示制度)など、日頃からの地域活動についてお話をいただきました。

 また、熱田区では、昨年9月に中小企業家同友会の熱田第1地区に所属する15事業所の経営者の皆さんと、学区役員の皆さんとで意見交換を行っており、その時の様子を市の横井コミュニティサポーターからあわせて報告いたしました。意見交換会の様子はこちらもご覧ください。

  • 愛知中小企業家同友会熱田地区の発表
  • 愛と希望の地域活動の発表

 3件目は、その9月の意見交換会での提案から実現につながった事例の報告です。当日の午前中に、旗屋学区の地域の方々と、中小企業家同友会に所属されているハヤカワウッドクラフト株式会社の皆さま方との共催により、旗屋学区の子どもたちを対象に、モルックを手作りして遊んで楽しむイベントを行いました。ハヤカワウッドクラフト株式会社では、日頃よりさまざまなお仕事体験イベントなどにも参加されているそうです。午前中の様子を映像で見せてもらいながらのご報告で、安全にノコギリを使えるよう工夫がなされており、子どもたちの真剣な様子が伝わってきました。会場にもモルックで遊べるスペースがありましたので、会が終了後、大宝学区の子どもたちも楽しんでいました。

モルックのイベントの報告

 その後、1月26日に放送された、名古屋市の広報番組「おもてなし隊なごや 地域活動でよりよいまちに!之巻(外部リンク)別ウィンドウで開く」を視聴しました。この番組は昨年12月に宮の渡し公園において、白鳥学区の協力により撮影されたものです。清掃をはじめとする地域活動により、自分たちの住むまちが、より住みやすくなっていくことを、おもてなし武将隊の前田慶次や太助がPRしています。ぜひご覧ください。

白鳥学区の皆さんとおもてなし武将隊

 最後に、7学区の取り組みについて区政協力委員会委員長さんたちからご報告をいただき、情報や課題の共有もできました。

 最後までご参加いただいた保護者の方から、地域活動に興味を持ったとの感想もいただき、こうした取り組みを通じて、より多くの方や企業が地域活動に参加していただき、地域の活性化につながることを期待しています。ご参加いただいた皆さま方、ご協力をいただいた皆さま方、ありがとうございました。

  • 白鳥学区の取り組みを報告する様子
  • 船方学区の取り組みを報告する様子
  • 大宝学区の取り組みを報告する様子
  • 高蔵学区の取り組みを報告する様子

 熱田区公式ウェブサイトでは、区内の地域活動をご紹介しています。

 ぜひ、バナーをクリックしてください。

新しいバナー画像

令和7年3月3日 特別番組「なごやが燃えた日」配信中

 こんにちは。区長の宮澤です。


 名古屋市では、名古屋空襲を知ってもらい、平和について少しでも考えてみるきっかけになることを目的として、特別テレビ番組「なごやが燃えた日 ー6人の若者とたどる名古屋空襲ー」を作成しました。

 熱田区出身のお笑い芸人パンサー向井慧さんをストーリーテラーとし、名古屋にゆかりのある若手アーティスト・俳優の6名が、戦時中の映像や写真にタイムスリップしながら、名古屋空襲の跡地をめぐります。

 1名古屋城編、2名古屋駅・栄中心地編、3熱田編、4堀川編、5千種公園編、6東山動植物園編(再生時間各3分)と、総集編(同50分)の番組となっています。

 総集編では、向井さんが出身の熱田を巡りつつ、あつた蓬莱軒の5代目女将である鈴木詔子さんと、きよめ餅の社長の叔母様にあたる大藪周子さんに、熱田空襲など当時のお話を伺うとともに、熱田神宮の神職岡地雄太郎さんに境内に残る空襲の傷痕や草薙神剣の疎開のことなどについてもお話を伺っています。熱田編(総集編にも含む)では、区内のお寺で生まれ育った中野見夫さんにお話を伺っています。

 すでにテレビ放映は終えていますが、来年3月末まで名古屋市ホームページに掲載していますので、是非ご覧ください。


令和7年2月25日 名古屋市老人クラブ連合会設立60周年記念芸能大会に出かけてきました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 2月13日に、Niterra日本特殊陶業市民会館で開催された「名古屋市老人クラブ連合会 設立60周年記念芸能大会」に出かけてきました。大会名に「歌って、踊って、楽しんで、みんなが主役、いい仲間」とついていたように、舞台と会場が一体となり、とても楽しい芸能大会でした。


 各区15分の時間内で、踊りやコーラスなど様々な芸能を披露していただきます。熱田区からは、千年学区で琴城流の大正琴をお稽古されている老人クラブの皆さんが出演されました。2つの会の合同チームだったので、事前に何度も一緒に練習を重ねたそうです。キャンディーズの「春一番」、ハワイアンポップスの「真珠貝の歌」、ピンキーとキラーズの「恋の季節」の3曲を披露していただき、会場の皆さんもリズムに乗って、素敵な演奏を楽しんでいました。

  • 集合写真
  • 大正琴を演奏する皆さん
  • 全員で大正琴を演奏する様子

 今年は、特別に市民会館大ホールでの芸能大会が開催されましたが、熱田区老人クラブでは様々な活動をして楽しんでいます。福祉課高齢福祉担当補佐が熱田区の老人クラブ行事について、まとめましたのでご紹介します。


福祉課高齢福祉担当課長補佐レポート

 老人クラブは、おおむね60歳以上の方による自主的な組織です。高齢者が生きがいを持ち、健全で豊かな生活を送り、社会での一員として役割を果たすことなどを目的として活動しています。

 熱田区では、町内会や学区内の地域を単位とした6学区32クラブで、様々な活動をしています。あわせて、熱田区老人クラブ連合会、名古屋市老人クラブ連合会の行事も楽しんでいます。

 今日は、熱田区老人クラブ連合会主催の行事の一部をご紹介します。


〇なごやかクラブ熱田のつどい・老人クラブ芸能のつどい(次回:令和7年7月開催予定)

 熱田文化小劇場で開催する芸能イベントです。歌や踊り、マジックなど日頃の練習の成果を大きな舞台でライトを浴びて、披露することができます。

 もちろん、観客として舞台を楽しめます。イベントの最後にお楽しみ抽選会も開催しています。

踊りを披露する皆さん


〇スポーツ大会(次回:令和7年5月、6月、8月、10月、2月に開催予定)

 ペタンク、グラウンドゴルフ、カローリング、ウォーキング、ボッチャの大会を開催します。聞きなれないスポーツもあるかもしれませんが、ルールは、簡単です。体力に自信のない方も楽しめるスポーツです。学区でチームを組み、対抗戦形式で行います。他の学区の方とも仲良くなれる楽しいイベントです。優勝チームなどには賞状や景品なども用意しています。



〇ウォーキング(次回:令和7年10月に開催予定)

 毎回いろいろな熱田区内のコースを歩くことができて楽しいイベントです。老人クラブの会員でない方も老人クラブの体験をしていただくために、どなたでも参加いただけるイベントです。

 わいわいとおしゃべりしながら2キロ程度をのんびり歩けます。仲間づくりに最適なイベントになっています。

ウォーキング大会の様子
老人クラブ連合会のホームページの二次元コード

今年度の内容は、名古屋市老人クラブ連合会のホームページでご覧いただけます。

 老人クラブの活動は、健康長寿の秘訣です。仲間と集い、笑いのある活動やスポーツをすると、高齢者の健康にプラスの影響を与えることが、様々な調査で明らかになっています。さらに、地域で役割を担っていると、通常会員より死亡リスクが12%低いという調査結果もあります。

 しかし、残念ながら、町内会や学区内の地域に老人クラブが組織されていないと老人クラブに参加できません。お住いの地域に老人クラブが組織されていない場合は、15名以上の仲間を集めて、新たに老人クラブを設立していただけます。ご興味を持ちましたら是非、福祉課までお問い合わせください。

 ひとりでも多くの方がこの記事を読んでいただき一緒に老人クラブ活動ができることを楽しみにしています。

 広報なごや2月号でも老人クラブの記事を掲載しています。ご覧ください。

広報なごや2月号の紙面

 

令和7年2月19日 新しくなった熱田区障害者基幹相談支援センターの報告です!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 名古屋市では、障害のある方が安心して住み慣れた地域で暮らしていくための相談窓口として、各区に「障害者基幹相談支援センター」を設置しています。障害のある方やご家族の生活の困りごとだけでなく、支援に携わる方の「支援について一緒に考えてほしい」とか、地域のお住まいの方の「近所に気がかりな人がいる」といった、様々な相談の支援などを行っています。

 

 昨年9月に「熱田区障害者基幹相談支援センター」の委託先が社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団となり、今年1月には仮事務所から金山総合駅近くに移転してリニューアルオープンしましたので、見学に行ってきました。


 一緒に行った福祉課障害福祉担当課長補佐が、新しいセンターの様子を紹介してくれましたので、是非ご覧ください。


福祉課障害福祉担当課長補佐レポート

新しくなった「熱田区障害者基幹相談支援センター」に行ってきました。

 このたび熱田区にある障害者基幹相談支援センターが、移転とともにリニューアルしました。

 その様子をレポートします。


 リニューアルした障害者基幹相談支援センターの様子です。施設内は全体的に落ち着いた色調で、柔らかい印象を受けます。利用者の皆さまにリラックスして過ごしていただくため、壁紙や家具を選ぶところから工夫されているようです。

熱田区障害者基幹相談支援センターの室内の様子

 障害者基幹相談支援センターには、障害のある方の居場所として活用でき、地域に即した交流の場として様々な支援を行っていく「地域活動支援センター【しんおとう】」が併設されています。

 センター内にはそんな【しんおとう】に通われている利用者様の素敵な作品が、たくさん並んでいました。

 皆さんの季節行事に対する優しいお気持ちや、自然を見つめるまなざしの温かさに触れられた気がします。

 のびのびと製作された折り紙作品の可愛らしさに、センターの居心地の良さを垣間見ることができました。

  • 手作りの折り紙のおひなさま
  • 利用者様の作品のかわいい鳥

 また、壁には皆さんの「やってみたいこと」を書いた紙がディスプレイされていました。

 やりたいこと、してみたいこと、興味のあること、未来への希望… そんなキラキラした願いを紙に書き出すことによって、自分の気持ちに素直になることのできる、素敵な取り組みだなと感じました。

やってみたいことでディスプレイされた壁

 お忙しいところご案内いただきました、熱田区障害者基幹相談支援センター長、ありがとうございました。(左・センター長、右・熱田区長)

センター長と熱田区長

 今後も、障害をお持ちの皆さまが安心して地域で暮らし続けることができるよう、新しく生まれ変わった熱田区障害者基幹相談支援センターとともに、熱田区福祉課として様々な取り組みを行ってまいります。

 あたたかい熱田区のまちづくりに向けて、引き続きよろしくお願いします!


令和7年2月10日 災害対策の図上訓練を行いました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 1月29日に、「南海トラフ地震」を想定した熱田区災害対策本部運営訓練を行いました。

 午前4時に、遠州灘において、マグニチュード9.0クラスの大規模地震が発生し、市内で最大震度7の地震が記録され、熱田区の一部にも津波の避難指示が発令された想定です。


 区役所職員の他、警察署、消防署、土木事務所、環境事業所、上下水道局営業センターの職員も区本部の各隊連絡員として参加していただき、主に区本部としての初動対応訓練を実施しました。また、災害時に各区等へ参集することになっている市税事務所からも視察に来てもらいました。


 まず、発災後3時間までの想定で、区本部に電話で入ってくる様々な情報の対応訓練を行いました。被災者役の職員が別室でアドリブも交えながら対策本部に電話を入れるので、訓練に参加している職員は、どんな電話がかかってくるか知りません。区職員は総務班・情報班・市民窓口班・救助班・保健センター班に分かれ、各班・各隊とも連携しながら処理を行っていきます。

 区本部の部屋には、ホワイトボードに、道路や橋の被害状況や各避難所の開設状況などの情報がどんどんと書き込まれていくので、それを確認し合いながら対応していきます。また、電話の内容によっては、電話を切らずにそのまま関係班や区隊に子機を持っていき、対応を引き継ぎます。

 また、災害対応勤務の長期化を念頭に置き、職員の参集状況にあわせ、勤務シフトや避難所への派遣についても並行して考えていきます。

 その後、区本部連絡会議を開催し、各班・各隊の報告を受けて区本部長(区長)より指示を出しました。


 この一連の流れを、さらに発災24時間後を想定して、訓練を繰り返しました。


 今回の訓練を迎えるにあたって、いかに早く区本部を設置し、運営を円滑にできるかということを担当職員たちが試行錯誤を繰り返して考え、大幅に区本部のレイアウトや情報を共有する掲示物などの改善を行いました。また、区本部員の初動マニュアルも、職員誰もがすぐに行動できるよう見直しました。今後、当日の訓練に参加した職員から出てきた意見をもとに、課題を整理してさらに改善していきます。こういった訓練を重ねる中で、職員の防災対応能力を高めていければと思います。

  • 電話対応の訓練をする職員たち
  • ホワイトボードを使った訓練をする職員たち
  • 情報共有の訓練をする職員たち
  • 避難所の情報共有の訓練をする職員たち
  • 被害状況の情報共有の訓練をする職員たち
  • 班ごとの役割の訓練をする職員たち
  • 他の班と情報交換の訓練をする職員たち

 

令和7年2月6日 「第2回 熱田区区民会議」を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 昨年7月に続いて2回目となる区民会議を2月4日に開催しました。会議には区内で活躍していただいている地域の方や各種団体の方などにお集まりいただき、来年度に区で取り組もうと考えている施策を中心に、日頃の活動で感じていることなどについてご意見をいただきました。


 「実際に災害が起きたら地域として何をしたらいいか準備をしたい」、「子どもだけでなく運転をする親と一緒に交通安全を学ぶ機会がほしい」、「高齢者の見守りを進めたいが個人情報をどう取り扱っていくとよいか」など、熱田区をもっと住み良くするためにはどうしたらいいかという視点で、たくさんのご意見をいただきました。ご参加いただいた皆さまいつもありがとうございます。


 今回の会議で議題にさせていただいた「令和7年度熱田区区政運営方針(案)」については、コミュニティセンターや区役所、ウェブサイトでご覧いただけます。ご意見やご提案を2月末まで募集していますので、ぜひ区民の皆さまからもお声をお聞かせください。

  • 区政運営方針案の説明をする伊沢教授
  • 意見を述べる大宝学区委員長
  • 意見を述べる旗屋学区委員長
  • 意見を述べる女性会会長

 

令和7年2月5日 「あつた観光まちづくり連盟」情報交換会を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 1月30日(木曜日)に、昨年2月に発足した「あつた観光まちづくり連盟」の情報交換会を開催しました。観光を切り口としたまちづくりについて、情報や意見を交換するプラットホームで、まちづくり団体や事業者、大学、名古屋市の関係局、関係機関が構成メンバーとなっており、区役所が事務局を務めています(令和7年1月30日現在:70団体等(名古屋市の関係局、関係機関含む))。


 年2回程度の情報交換会を開催することとしており、今回が3回目となります。名古屋学院大学教授の水野晶夫さんの司会のもと、新規加入団体の紹介の後、まず、前日(1月29日)に発足した「あつた神宮エリアプラットフォーム」について、住宅都市局まちづくり企画課から話題提供がありました。熱田神宮を中心としたエリアのまちづくりを官民連携で進める協議会で、あつた宮宿会会長・(株)亀屋芳広代表取締役社長の花井芳太朗さんが代表になられています。

あつた神宮エリアプラットフォームについてのお話

 次に、旧旅籠屋伊勢久について、名古屋まちづくり公社名古屋都市センター調査課の鬼頭さんから保存活用工事について、話題提供がありました。


 その後、8つのグループに分かれて情報交換を行った後に、それぞれのグループでの話題について発表していただき、全体で情報共有することができました。情報交換タイムは、どのグループもとても盛り上がっていました。

グループに分かれて情報交換

 会の終了後も、あちらこちらで名刺交換をしている様子がみられました。

名刺交換をする参加者の皆さん

 あつたを盛り上げようとする熱い思いの方々が集まっていただいているので、話が尽きませんね。

 参考:関係先リンク「あつた観光まちづくり連盟が発足しました!」(外部リンク)別ウィンドウで開く 


令和7年2月3日 名古屋国際会議場、しばしのお別れです

 こんにちは。区長の宮澤です。


 名古屋国際会議場が今年の2月から令和9年3月まで、大規模改修工事のため休場となる予定となっています。


 そのため、指定緊急避難場所・指定避難所として使用することができません。その間、「名古屋学院大学名古屋キャンパスたいほう」が、代替施設となります。その他、国際会議場付近には、大宝小学校、日比野中学校、大宝コミュニティセンター、名古屋学院大学名古屋キャンパスしろとり等の避難場所があります。もしもの時のため、ご家族で事前に相談をするなどの対策をお願いいたします。なお、指定緊急避難場所・指定避難所は、市ホームページや市防災アプリでご確認いただけますので、ご利用ください。


 その国際会議場では、1月19日に、工事前の最後のホールイベント「サンクスコンサート」が開催されました。名古屋国際会議場といえば、「吹奏楽の聖地」。2012年から全日本吹奏楽コンクールが開催され、全国の吹奏楽を愛する中高生の憧れの舞台として知られています。そこで、最後のホールイベントは、音楽を通じてこれまでの感謝を伝えたい、とのことで、中谷館長はじめスタッフの方々が企画したそうです。私は某テレビ番組の「吹奏楽の旅」のコーナーで、この地を目指して日々頑張っている生徒たちの様子を観るのが好きでした。

サンクスコンサートの様子

 当日は、愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部や、名古屋市内の中学高校吹奏楽部の有志約100名からなる「センチュリーサンクスバンド」(区職員の娘さんも応募して参加していました!)の演奏などがあり、圧巻でした。アンコールでは、「今日の日はさようなら」を来場者も一緒に歌い、会場が一体となって、国際会議場にしばしのお別れを伝えました。

アンコールで会場が一体となっている様子

 ホワイエには、著名アーティストのメッセージ、寄せ書き、名古屋国際会議場の歴史パネルの展示もあり、長い間、全国の方々に慕われていた様子を改めて確認することもできました。こうした会場が区内にあることも、熱田の誇りの一つですね。

色とりどりのメッセージツリー

 改修工事を令和9年3月に無事終えて、開場できることを待っています。

 

令和7年1月24日 家具転倒防止ボランティアさん、ありがとうございます

 こんにちは。区長の宮澤です。


 大規模地震が発生したとき、家具が倒れたり落下したりすると、ケガをするだけでなく、避難経路を塞いでしまい、逃げ遅れるなどにつながります。今年の1月13日の夜にも日向灘を震源とする地震がありました。いつ、大地震が起こるかわからない状況にあります。


 そんな、もしもの時の被害軽減のため、家具転倒防止ボランティア(以下、家具ボラ)さんが、ご自身で家具固定が困難なお宅に伺って、家具に転倒防止金具等を取り付けていただける制度があるのをご存じですか。現在、熱田区の家具ボラさんは11名いて、今年度は既に約50世帯のお宅の施工を行っています。


 今回、家具ボラさんの活動の様子を、依頼主さんの許可をいただいて、見せていただきました。


 4名の家具ボラさんが、消防署で道具を車に積んでから依頼主宅に到着し、既に手際よく準備をされていました。居室・寝室・台所にある家具のうち、1世帯原則3点まで対応していただけます。今回は寝室の棚と、隣の部屋のタンス2棹を固定します。施工場所と方法を決めたら、まず、施工前の写真をパチリ。施工後に、棚の上から動かした荷物をきちんと元に戻すためだそうです。

 最初に寝室の棚に取り掛かります。ビスを打ち込む場所を決めて、L字型金具でしっかりと固定します。

棚の上の作業をする家具ボラさん

 並行して、隣の部屋のタンス2棹の固定にも着手。まず、タンスをジャッキで持ち上げて、耐震マットを2か所ずつ入れていきます。タンスは中身が入ったままなので、かなり重いはずですが、あっという間に差し込み終了。これだけでも、転倒リスクは軽減されますが、さらにワイヤーで固定します。タンスの固定方法として、ポール式もありますが、天井の状態等からワイヤー固定を選択しました。その際も、依頼主の方に説明して納得していただいたうえで施工します。脚立に乗っての作業となりますから、難しい作業だと思います。もちろん、タンスが上下に分離しないことも確認します。上下に分離する場合は、ネジを打ち込むなどの固定をするそうです。

 4名の方のチームワークが素晴らしく、声掛けをしながら次の作業の工具をタイミング良く渡すなど、まるで予行練習をやってきたかのような息の合う作業で、見惚れてしまいました。

  • 家具ボラさんが工具の準備をしている様子
  • タンスの下に耐震マットを入れるところ
  • タンスをワイヤーで固定している様子

 最後は、施工前に撮った写真どおりにタンスの上の荷物を戻し、さらに、作業シートを片付けたあとにも掃除機を丁寧にかけて終了です。なんと、これだけの作業を約1時間で終えました。作業と並行して、火災警報器の確認も依頼主さんとお話をしながらしていただくなど、細かい気配りが至るところで感じられました。

 「安全というと、逃げなくても大丈夫と思ってしまうから、私たちは“安心”をお届けしているんですよ」という家具ボラさんのお言葉がとても印象的でした。依頼主の方も大変喜んでみえました。

  • ワイヤーでとめたあとのタンス
  • 今回の家具ボラさん達

 こんなに丁寧に作業をしていただけて、取付けにかかる費用は無料です(転倒防止器具代の実費は自己負担。今回は約3千円)。ご自身では家具固定ができないという方は、是非、この制度(熱田区家具転倒防止ボランティア派遣事業)をご利用ください。


 家具ボラさんは、区民まつりや総合防災訓練などにも参加していただき、家具転倒防止の啓発も行っていただいております。本当にありがとうございます。また、今回、訪問を快く承諾していただいた施工主さまも、楽しいお話をたくさんお伺いすることができ感謝いたします。


令和7年1月13日 祝!「成人の日記念行事」が開催されました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 1月13日にNiterra日本特殊陶業市民会館で「熱田区成人の日記念行事」が開催されました。

 式典前の交流タイムでは、色とりどりの振袖やスーツなどに身を包んだ「はたち」の皆さんが、同級生や恩師を囲んで写真を撮るなどして、久しぶりの再会を喜び合っていました。 

再会を喜び合うはたちの皆さん

 今年度、熱田区で20歳になる対象者(令和6年12月1日現在)は563人で、そのうち350人が式典に参加しました。7つの学区から2名ずつ選ばれた企画運営者の皆さんが、この日のために、事前に集まったりオンライン会議を行ったりして、自分たちの式の企画をしてくれました。

 式典の前には、「はたちのインタビュー」と題し、企画運営者が会場にいる同級生「はたち」7人に対してインタビューを行いました。時々、笑いがおきながらも、皆さん、しっかりと将来の夢や親への感謝の気持ちなどを語ってくれました。

式典の様子

 第1部の式典は、熱田区おしゃべり大使の旭堂鱗林の司会のもと、中田俊夫区政協力委員協議会議長(実行委員会代表)の挨拶に続いて、花束贈呈、心のともしび、代表の2名による誓いの言葉がありました。しっかりとした宣言に、とても頼もしさを感じました。

企画運営をがんばってくれた皆さん

 続いての第2部では、各務原太鼓保存会による太鼓の演技があり、迫力満点でした。


 開催にあたり、ご協力をいただきました地域の皆さま、ありがとうございました。事務局の区役所でも今年は新規職員が担当となり、頑張っていました。

 若い力が頼もしいです。

 

令和7年1月8日 千年学区「作品展」に行ってきました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 12月に千年コミュニティセンターで「作品展」が開催されたので、福祉課長と一緒に行ってきました。普段、コミュニティセンターを活用されている地域の方々や、高齢者サロンの方々、千年小学校の子どもたちなど、たくさんの方々が参加されています。

 作品の種類も、絵画や写真、書道、クラフト、俳句など様々で、会場にはたくさんの生け花も華やかに飾られており、とても見応えがありました。


 サロンの皆さんで作成された紙の人形は、髪型や帽子に作った方々の個性が光り、まるでファッションショーのように陳列されていました。千年小学校の校章とバラがナイフで彫刻された大きなスイカはとても迫力があります。隣のフルーツのポシェットと親子で参加だそうです。メロンの網目やパイナップルのゴツゴツした感じも表現してあり、一つ一つにすごく工夫がなされていました。

  • 色とりどりの紙の人形
  • スイカの彫刻とフルーツのポシェット


 高齢者の方々が集う「おひさまクラブ」の皆さんによる新聞ちぎり絵では、たくさんの動物がクリスマスツリーを囲んで微笑ましい作品となっていました。

 また、千年小学校の子どもたちによる楽しかった思い出などの絵や、特別支援学級の子どもたちが作った工作が会場を賑やかにしてくれていました。校長先生も素敵な花の写真を出展されていました。

 「ひ孫の誕生を祝って」と作成された方の緻密な手芸作品もあり、素晴らしい力作でした。学区内にある高齢者施設の方々による作品も飾られていて、実行委員会の方々が幅広くお声掛けされ、地域を盛り上げていただいていることを感じました。

  • 児童作品や生け花などの作品
  • 写真などの作品


 2階でお抹茶と山茶花(さざんか)のお菓子を美味しくいただいた後、バザーも覗かせていただき、我が家で使っている料理用ミトン(片手)と同じものがあったので、両手で使うのに丁度良いと思い購入させてもらいました。


 地域の方々が活き活きと活動されていることを、作品を通じて感じさせていただきました。こうした場を作っていただいている皆さま、ありがとうございます。


令和6年12月20日 「災害に強いまちづくり」講演会を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 12月8日(日曜日)に、男女平等参画や人権尊重のまちづくりの視点から、災害について考える講演会を開催しました。

 当日は、講演と事例報告2件があり、150名の方にご参加いただきました。


 講演は「みんなで考える 災害に強いまちづくり」と題し、東京から浅野幸子さんをお招きしました。浅野さんは、阪神・淡路大震災の被災地で4年間の支援活動を行い、その後「減災と男女共同参画 研修推進センター」という団体を共同代表として立ち上げられ、「避難所運営ガイドライン」(内閣府)など国や自治体の防災政策に幅広く関わってみえます。実際の支援活動を通しての具体例もたくさんあげていただきながら、衛生面や安全面など性別や立場によって異なる被災避難生活の課題などについてお話しいただきました。これからの防災活動は女性も男性も双方が意思決定にも関わることが大事であり、日頃から顔のみえる関係をしっかりと作っておくことも大事といったお話が印象的でした。

災害に強いまちづくり講演会の様子


 事例報告は、まず、あつた災害ボランティアネットワーク代表の門田芳恵さんから、たくさんの写真とともに能登半島地震の被災地支援のご報告と、日頃の備えについてお話しいただきました。次に、名古屋市港防災センター長の大場玲子さんからは、平時の備えなど親のもう一歩の防災への積極性が子どもの命を守ることになるなど、東日本大震災で子どもたちを襲った悲劇を通してお話しいただきました。

 最後の質疑応答の時間では、休憩中に集めた会場からのたくさんの質問を浅野さんにコーディネートしていただき、門田さんと大場さんとともにトークセッション形式で進行していただきました。

 とても内容の濃い講演会となり、会場の皆さんもメモを取ったり、大きくうなずいたり。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

質疑応答で皆さんからいただいた質問に答えている様子

 

 当日の様子は、区ウェブサイト「あつたかわら版」内の「みんなで考える災害に強いまちづくり」で掲載しておりますので、ぜひご覧ください。また、名古屋市では、女性の目線に寄り添った防災への備えを促すため、「くらして、そなえて。なごやBosaiブック」を名古屋市ウェブサイト内「家庭の防災対策」に掲載していますので、こちらも参考にご活用ください。


令和6年12月16日 「まちづくり未来共有フォーラム」開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 11月30日に「まちづくり未来共有フォーラム」を熱田区役所講堂にて開催いたしました。これは熱田区において今年度行っている事業「『つながる』っていいね!あったか仲間づくりプロジェクト」の一環として、開催したものです。


 このフォーラムは、高齢化の進行やひとり暮らし高齢者の増加が社会問題となっているなか、人と人とがつながる機会を作ることで区民の皆さまが健康でいきいきと暮らしていただける「人と人とがつながれるまち」を、この熱田区で実現するために企画いたしました。


 当日は、人と人とのつながりづくりに関して先進事例となる3つの自治体、岩手県陸前高田市・大阪府豊中市・千葉県浦安市から関係者をお招きしました。


 また、区内7学区を代表される38名の皆さまにご出席いただき、それぞれの地域が直面する現状や課題、その対応等について、大変活発な意見交換を行っていただきました。

 ご登壇いただいた3名の講師の皆さま、そしてご参加いただいた地域の皆さま、ありがとうございました。


 当日の様子を、保健看護担当課長補佐が報告します。

 なお、「先進事例のご紹介」にて発表いただいた様子を、後日、皆さまにもご覧いただけるよう、配信を予定しています。(1月頃)


保健看護担当課長補佐レポート

 令和6年11月30日(土曜日)、熱田区役所講堂で「まちづくり未来共有フォーラム」を開催いたしました。総合司会は、フリーアナウンサーの小堀勝啓さんにご担当いただきました。


 フォーラムの最初のプログラム「先進事例のご紹介」の1つ目は、「陸前高田市の『はまかだ運動』のご紹介」として、陸前高田市福祉課の千葉 春香 保健師より、「陸前高田市における”つながりづくり“ ー対話(はまかだ)がもたらす効果ー」をオンラインにてご発表いただきました。

 「はまかだ」とは、ケセン語(陸前高田を含む気仙地域の方言)の“はまってけらいん”(加わって、一緒に参加しませんか)“かだってけらいん”(お話ししましょう)という意味の言葉の略語で、スローガンが地元でなじみのある言葉であることも、「はまかだ」運動が続いている理由の一つだそうです。

「先進事例のご紹介」陸前高田市の事例紹介


 次に、豊中市社会福祉協議会の勝部 麗子 事務局長より、「ひとりぽっちをつくらない ーすべての人に居場所役割をー 豊中のCSW・生活支援コーディネーター・重層的支援体制整備の取り組みから」をご発表いただきました。

 中高年男性を中心に活動している都市型農園「豊中あぐり」を拠点とした地域福祉の担い手づくりのお話等がありました。

「先進事例のご紹介」豊中市社会福祉協議会の事例紹介


 3つ目に「浦安市の仲間づくり」として、浦安市高齢者包括支援課の岡崎 千春 保健師より、「楽しく・仲良く・末永く つながろう浦安介護予防アカデミアの活動」をご発表いただきました。

 「浦安介護予防アカデミア」は、100名以上の会員の方々が「脳トレ班」や「スクエアステップ班」、「傾聴班」に分かれて、浦安市内で様々な教室を開催するなど活動をされているそうです。

「先進事例のご紹介」浦安市の事例紹介


 次のプログラム「熱田区内の取組みのご紹介」では、初めに「熱田区の住民支援」として、熱田区区政協力委員協議会の中田 俊夫 議長より、「白鳥学区 しろとりお助け隊・しろとり子ども食堂」をご紹介いただきました。

「熱田区内の取組みのご紹介」白鳥学区の取組み紹介


 次に「熱田区の見守り活動」として、大宝学区民生委員児童委員協議会の家根谷 政雄 会長より、大宝学区の高齢者の孤立化・孤独化を防ぐ特色ある取り組みである「大宝学区地域支援ネットワーク活動・高齢者ふれあいイベント」をご発表いただきました。

「熱田区内の取組みのご紹介」大宝学区の取組み紹介

 休憩時間には、同事業「『つながる』っていいね!あったか仲間づくりプロジェクト」において作成された熱田区地域包括ケア推進ドラマ「つながるっていいね」を上映しました。


 シンポジウム「つながりづくりの進め方」では、参加者は学区ごとのテーブルにご着席いただき、総合司会を引き続きフリーアナウンサーの小堀さん、座長を熱田保健福祉センター 大重所長が務め、「先進事例のご紹介」の登壇者3名をシンポジストにお迎えしました。

総合司会の小堀アナウンサーと座長の熱田保健福祉センター 大重センター長


 シンポジウムのグループワークでは、登壇者もフロアに降り、各テーブルの参加者と活発な意見交換を行う姿も見られました。
シンポジウム「つながりづくりの進め方」グループワーク


 閉会挨拶では、熱田区社会福祉協議会の田端事務局長より、第5次熱田区地域福祉活動計画に基づき12月10日(火曜日)に熱田区役所講堂で開催される「つながりあった会議」をご紹介いただきました。
熱田区社会福祉協議会 田端事務局長による閉会挨拶

 フォーラムに参加された方からは、「大変参考になった」「アイデア次第でできる事が色々あると思った」「困りごとに対応できる学区組織をつくる」等の声が聞かれました。

  • フォーラムで熱心に話を聴く参加者の皆さん
  • フォーラムで話し合いをする参加者の皆さん

 地域には多様な方が生活され、中には孤立孤独の課題を抱える方も少なくありませんが、本日のフォーラムの参加者の皆さまをはじめ、この熱田区には地域の課題をご自身の課題として捉え、できる事から前向きに取り組む方々もおられます。

 今回のフォーラムの活発な意見交換の続きが、各学区の中で一人でも多くの区民の方と行われること、そして今回のフォーラムが「人と人とがつながれるまち」の実現のための第一歩となることを願っております。


令和6年12月5日 熱田区子ども会「プロギング」の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区子ども会では、異なる年齢の子どもたちとの交流など、年間を通じていろいろな企画を行っています。親同士も一緒に活動することで、情報交換や悩み相談が気楽にできるなど、親自身の仲間づくりにもなります。

 11月4日には4回目となる「プロギング」を開催。その様子を民生子ども課長が報告してくれました。


民生子ども課長レポート

熱田区子ども会プロギングで町をきれいにしました。

 令和6年11月4日(月曜日・祝日)9時30分から12時30分に、白鳥公園周辺にて、熱田区子ども会(熱田区子ども会育成連絡協議会)が「プロギング」を開催しました。


  • 「プロギング」は、4回目になります。
  • 「プロギング」とは、ごみ拾い(PlockaUpp)とジョギング(Jogging)を合わせたスウェーデン発のフィットネスです。
  • 参加者:子ども28名、保護者18名、プロギング協会2名、いずみ会始め合計60名ほど
  • 4チームに分かれて、白鳥公園とその周辺でごみ拾いをしました。
  • ごみ回収量合計:18.640キログラム
プロギングのお知らせ


〇9時00分 白鳥公園記念橋西側に集合、受付

  • 「熱田ブランドマーク」をデザインした「プロギンググローブ」を用意しました。
  • 飛行機、新幹線、乗用車の椅子張りシート等を織るための高級糸を再生した軍手で、耐久性に優れ極めて頑丈です。
熱田ブランドマークをデザインしたプロギンググローブ

〇受付で、名札にニックネームを記入しているところです。

受付の様子

〇ブロギング協会から2名参加

プロギング協会からの参加者

〇9時30分 開会式

開会式の様子

〇準備運動

  • 準備運動をする参加者の皆さん
  • 参加者の皆さんと一緒に体を伸ばす職員

〇プロギングの基本

  • オレンジのごみ袋(公式プロギングバッグ)に、燃えるごみを入れます。
  • グリーンのごみ袋(公式プロギングバッグ)に、燃えないごみを入れます。
  • ごみ袋は3人ぐらいで1枚にして、ごみ袋に入れ合うという交流が生まれていました。ごみ袋に入れる際は、「サンキュー、ナイス、ありがとう、…」の声を掛けるようにしました。
公式プロギングバッグを持つ参加者の皆さん

〇10時00分 出発

  • 4チームに分かれて、白鳥公園周辺の4つのコースをきれいにします。
  • Aチーム:約2キロメートル
  • Bチーム:約2キロメートル
  • Cチーム:約3キロメートル
  • Dチーム:約3キロメートル
コースを表す地図

〇白鳥公園東の国道19号線沿い。

  • Dチームのコース:白鳥公園→熱田記念橋を東進→熱田神宮公園を東進→

   国道19号線を北進→西高蔵交差点を西進→堀川の東側を南進→

   熱田記念橋を西進→白鳥公園

  • 植込みの中にごみが落ちていないか、確認しています。
  • 「思ったよりごみがたくさん落ちている。」と声が有りました。

ごみを拾いながら進む参加者の皆さん
  • 自動車には注意します。歩道の切れ目で自動車が通りそうなところは、左右を確認します。自転車が通るときは、「自転車来たよー。」と声掛けをしました。
車や自転車に気を付けながら参加する皆さん

〇11時00分 ゴール

  • ごみを持って、4チームが順次ゴールしています。
  • Aチームのゴールが遅く、若干やきもきしました。

ゴール地点の様子

〇ごみの計量

  • 回収したごみを計量すると、合計18.640キログラムでした。
  • ごみ回収量

  Aチーム:9.035キログラム+α

  Bチーム:1.500キログラム

  Cチーム:4.990キログラム

  Dチーム:3.115キログラム

  合計:  18.640キログラム

  • Aチームは捨てられていた布団を回収したので、かなり重量が増えています。
集めたごみの軽量の様子

〇お菓子のつかみ取り

 ごみ拾い終了後のレクリエーションです。

お菓子のつかみ取りを楽しむお子さんの様子

〇全体記念撮影

  • 子どもは、28名参加。
  • その後、ごみを分別して撤収しました。

みんなで記念写真に写るお子さんたち

◎感想

11月初旬で割と暑い日が続き、半袖の子どもが何人かいました。ゲーム感覚で、喜んでごみを拾っていました。

参加したDチームはペースがゆっくりでした。最終地点でダッシュをした昨年のプロギングよりは楽に感じました。いろいろなプロギングの形が有るものです。


令和6年12月4日 「あつたっ子ひろば」の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 10月31日に、区役所講堂で「あつたっ子ひろば2024」を開催しました。人気企画で毎年たくさんの方にご応募いただき、すぐに予約枠が埋まってしまうので、今年は5月に「あつたっ子ひろばmini」を保健センターと熱田児童館でも開催しました。関係者の皆さま、ありがとうございます。

 この日はハロウィンだったので、自ら仮装して子どもたちを楽しませてくれていた民生子ども課長が報告してくれました。


民生子ども課長レポート

あつたっ子ひろば2024を開催しました。

 令和6年10月31日(木曜日)午前10時から熱田区役所7階講堂にて、「あつたっ子ひろば2024」を開催しました。

 「あつたっ子ひろば2024」は、未就園のお子さんの遊び場や普段子育てを頑張っている保護者の皆さんで交流していただくイベントです。

 熱田区子育て支援ネットワーク連絡会(区内の子育て支援関係機関)が毎年開催しています。


 ミニイベントである「あつたっ子ひろばmini2024」を、同年5月29日(水曜日)に熱田保健センター、同月30日(木曜日)に熱田児童館で開催しております。今回、そのとき人気だった「アートフォトスタジオ」を「秋冬バージョン」に変えて実施しました。

  • 参加者合計55組120名(その内、子どもは60名)
  • 子どもの年齢層は、0歳6か月から1歳6か月が大半でした。
  • ハロウィンに開催したため、仮装した人がいました。
あつたっ子ひろばへようこその表示


〇受付・誘導:熱田区社会福祉協議会、熱田図書館、熱田児童館、発達センターあつた、熱田区役所民生子ども課及び保健センター

 「ぴよか」が入口でお出迎え。

  • 入口に並ぶ親子の皆さん
  • 入口でお出迎えするぴよか


〇オープニング出し物(舞台):地域子育て支援センターはっぴーすまいる(高蔵保育園)

  • 「バナナくんたいそう」をみんなで踊りました。
  • 「ぴよか」も練習した成果を発揮しています。
バナナくんたいそうを踊る皆さん


〇絵本の読み聞かせコーナー:熱田図書館、託児グループふうせん

  • 掛け声とともに「ぴょーん。」と跳ねる絵本は好評でした。
  • 鶴舞中央図書館にある「なごや子ども応援文庫 ono ono」のテントや本箱が出張してきてくれました。
絵本の読み聞かせを楽しむ皆さん


〇おもちゃ遊びコーナー:泉坊保育園、高蔵保育園、のぎく保育園、熱田区子育て応援拠点えがお

  • いろいろなおもちゃを用意したところ、子どもたちは夢中で遊んでいました。
おもちゃで楽しく遊ぶ子どもたち


〇足圧測定コーナー:区役所保健センター

足圧を測定する人


〇足形取りコーナー:主任児童委員

  • 赤、青、緑、黄色の四色のスタンプから選んで子どもの足形や手形を取り、今だけの足や手の大きさを形に残しました。
  • 号泣している子どもや、おとなしくしている子ども、反応はさまざまでした。
  • おとなしく足形を取られる子
  • お父さんに抱っこされておとなしくしている子
  • 足の裏にインクをつけておとなしくしている子
  • 号泣中の子


〇足形工作コーナー:発達センターあつた

  • 足形取りコーナーで取った足形や手形で工作をします。
  • 手形、足形を見る親子の皆さん
  • 手形、足形で工作をする親子の皆さん


〇アートフォトスタジオ(秋冬バージョン):主任児童委員、名古屋市体育館 

  • アートフォトスタジオA…ごろんアート
ごろんアートをする子ども


  • アートフォトスタジオB…おすわりアート
おすわりアート


〇子育て相談コーナー:区役所保健センター

  • いつもは区役所4階にて、子育て総合相談窓口で対応しています。
職員に相談する親子さん


〇保育施設相談コーナー:区役所民生子ども課保育案内人

  • いつもは区役所1階で保育施設入所の案内をしています。
  • ハロウィンのため、職員は魔女の仮装をしています。
保育施設の相談をする親子さん


〇うた遊び(舞台):地域子育て支援センターのぎく(のぎく保育園)

  • うた遊びを楽しむ人たち
  • 楽しい時間を過ごす親子さんたち


〇スキンシップたいむ(ベビーマッサージ):スキンシップの魔法使い 高橋さん

  • 親から子どもへのスキンシップをみんなで実践しました。
  • スキンシップの魔法使い
  • スキンシップを楽しむ親子さんたち


〇パラバルーン:ほぼ全員の事務局スタッフ

  • 歌に合わせて、パラバルーンを上から下へ。
  • パラバルーンの下で円くなって座る親子さんたち
  • 親子の上できれいに広がるパラバルーン
  • パラバルーンをかぶせられる親子さんたち
  • パラバルーンの下で楽しそうな子ども


◎感想

 回収できたアンケート50件中、「満足した」が38件、「まあまあ満足した」が11件でした。意見としては、「とても楽しかった」、「また参加したい」が多かったです。

 子育て支援に関わる機関の多くのスタッフが力を合わせ、親子に楽しんでいただくことができ、ちょうどいい人数の賑わい具合で盛況なイベントになりました。


令和6年11月25日 【中電ウイング株式会社】見学させていただきました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区では区内の総合的な発展のために、区内の公益的企業及び官公署等の代表者で情報交換や意見交換を行っています。「三水会」といい毎年6月と11月の第三水曜日に開催しています。


 11月20日に、三水会のメンバーである中部電力パワーグリッド(株)熱田営業所さまのご協力をいただき、中電ウイング株式会社さまの会社見学をさせていただきました。見学の後には、オリジナル商品の木玉(もくだま:ダムに流れ着いた流木をごみ焼却灰から作るエコセメントと雨水を混ぜて作った鉢)や、栽培されているイチゴで作ったバウムクーヘン(美味しかった!)を購入させていただきました。いきいきとした花の苗を購入している参加者もいました。

 福祉課課長補佐(障害福祉担当)が見学の様子をレポートにまとめてくれました。


福祉課課長補佐(障害福祉担当)レポート

 中電ウイング株式会社は、県内で4番目に設立された特例子会社(注)で、中部電力株式会社100%出資の会社です。現在、障がいがある従業員154名(2024年11月1日現在)の皆さまが、日々業務に取り組んでいらっしゃいます。


(注)特例子会社とは、障がい者雇用の促進及び安定を図るために、障がい者の雇用において特別の配慮をするなどの一定の要件を満たした上で、厚生労働大臣の認可を受けて設立された子会社のことです。

 また、子会社で雇用されている障がい者を親会社で雇用されているものとみなして、障がい者雇用率を算出できています。


 今回、そのお仕事の様子を拝見しました。


 当日は、管理業務やデザイン業務などの事務作業の様子や、園芸商品の販売、花栽培の様子などを見せていただきました。

 温度・湿度が保たれた温室の中で、種から育てられた植物はどれもとてもいきいきとしており、元気いっぱいの苗がたくさん並んでいました。

  • いきいきと咲く花たち
  • 温室の中のかわいい苗たち
  • いきいきしたたくさんの苗たち
  • いろいろな種類の苗たち

 また、誰もが働きやすい環境づくりの一環として、簡単に高さを調節できる作業台の導入や、スイッチを低い位置、コンセントを高い位置に設置するなど、事務所のあちこちに凝らされた様々な工夫を見せていただきました。

 こうした様子を、従業員の皆さまから一つひとつ丁寧にご説明いただきました。

高さを調節できる作業台

 特に、従業員の皆さまの特性を活かし、聴覚障がいがある方に印刷業務を任せている、というエピソードが印象的でした。

 印刷作業時は作業音が絶え間なく響くため、健聴者は大きなストレスを感じるとのことですが、一方、聴覚障がいがある方はそんな環境下でも集中して作業を行うことができます。

 このエピソードから、改めて障がいはその人の「個性」であり、強みにもなるということを感じました。

 聴覚障がいがある方が講師となって、指文字や手話の勉強会も定期的に行っているそうです。


 また、中電ウイングでは、障がいのある方のことを「チャレンジド」と呼んでいらっしゃるそうです。チャレンジドとは、「前向きに挑戦する人」という意味とのこと。挑戦したい、という気持ちを会社としてサポートし、障がいがある方もない方も、ともに助け合いながら笑顔で働かれている皆さまの様子に、とても心があたたまりました。


 【誰もが自分らしく暮らせるまち熱田区】のまちづくりに向けて、私たち熱田区も前向きな挑戦を続けていきます。


令和6年11月22日 「あったか!あつた魅力発見市」大賑わいでした

 こんにちは。区長の宮澤です。


 11月17日(日曜日)に「あったか!あつた魅力発見市2024」を開催しました。当日は好天気で上着を着ていると暑いほど。複数のマルシェやイベントが区内9か所で開催され、臨時の巡回シャトルバスや堀川の水上交通も大人気。今年もJR東海さわやかウォーキングの同時開催もあり、たくさんの方が各会場に足を運んでくださいました。

あつたながや紙芝居の様子

 今年は9月に名鉄神宮前駅西口にオープンした商業施設「あつたnagAya」でもマルシェを開催。区役所からの出展として、VRで江戸時代の宮宿を体験したり、三度笠や道中合羽で記念撮影ができるコーナーや、歴史ボランティアさんがあつたに関連する歴史資料を解説してくれたり、社会福祉協議会と一緒に授産製品の販売などを行いました。

  • あつたながやのVR体験ブース
  • 歴史ボランティアさんによる資料説明
名古屋あつたカルタの大会

 宮の渡し公園での「宮の浜市」では、「あつた朔日市」に出店している地元の名店が勢ぞろい。ステージ司会の旭堂鱗林さんや学生信長隊も会場をもりあげ、「名古屋あつたカルタ」の大会も行われました。
 白鳥小学校のブースでは、レゴブロックで作った熱田の名所の数々や、朔日市で販売予定の子どもたちによる新商品の候補案が展示されていました。楽しみですね。

 「熱田魚問屋モニュメント物販所」では、スーパーボウルすくい等の子ども向けのゲームを用意してお出迎え。小さい子も上手に魚釣りを楽しんでいました。

ツリークライミング体験の様子

 熱田神宮公園の「古墳マルシェ」では、かけっこ教室などのスポーツフェスや硬式テニス教室、ツリークライミング体験が開催され、スポーツの秋も楽しめる会場となっていました。私は楽しみにしていたキーマカレーを購入することができて、食欲の秋を満喫。

白鳥公園の雪吊り

 「白鳥庭園」では「観楓会」が開催されており、今年の紅葉は遅めのようですが、「雪吊り」も美しく、この季節ならではの庭園が楽しめます。おもてなし舞台やこだわりのお店が並ぶ市もあります。私はお茶席にて、ゆったりと秋を堪能させていただきました。

あつた青空市

 想念寺では「あつた青空市」でキッチンカーや生演奏があり、熱田区保護司会・熱田区更生保護女性会の皆さまが啓発活動もされてみえました。

尾頭橋の船着き場

 尾頭橋親水広場では、水上交通(船)の発着点にもなっており、キッチンカーやワークショップなどのほかに、なごや建設事業サービス財団による堀川について深堀できるブースもありました。

金山総合駅南口広場の様子

 金山総合駅南口広場では金山マルシェが開催され、ここで初めて魅力発見市を知って巡回シャトルバスに乗り込む方もみえたそうです。

 熱田神宮では熱田歴史ガイドさんの特別ガイドツアーもありました。

水上交通の船

 私も水上交通の船や巡回シャトルバスで移動。船内では熱田歴史ガイドさんと名古屋学院大学の学生さんによるガイドもあり、ウォーキングで各会場をまわっている方に手を振りながら、貴重な船旅を楽しみました。

ふれあい市場まつりの様子

 この日は日比野にある中央卸売市場本場で「ふれあい市場まつり」が開催されており、模擬せりなどの体験や買物などをしてから、各会場を訪れるなど、両方を楽しむ方もみえました。

 たくさんの方にご参加いただき、「あつたのおもてなし」で熱田の魅力を再発見していただいたと思います。携わっていただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。

 

令和6年11月20日 芸どころ熱田!「区民芸能オンステージ」開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 11月10日(日曜日)に「区民芸能オンステージ」を開催しました。「区民まつり」の事業の一つとして、「芸どころ熱田」の芸能文化に触れていただける機会となっています。


 今年は熱田区芸能連盟に加盟している社中の皆さまと、8つの応募団体の皆さまにご出演いただきました。演目は筝曲(そうきょく)や民謡、剣と舞、フラダンス、日本舞踊など多様な内容で盛りだくさんでした。チアダンスでは、いろいろな大会で賞を取っているグループにもご出演をいただきました。中でも4歳の女の子が堂々とチアダンスの演技をしてくれた姿は非常に印象的でした。また、熱田区芸能連盟会長でもある日本舞踊の稲垣友紀子先生の可愛いお弟子さんたちが民謡の曲に合わせて踊りを披露してくださり、この芸能オンステージならではの合同の演目も見せていただきました。

  • 筝曲の公演
  • フラダンスの公演
  • かわいらしいチアダンスの演技
  • 民謡に合わせた踊り

 1月5日(日曜日)には、「芸どころ熱田」ならではの「新春コンサート ー熱田初えびすー」が熱田文化小劇場で開催されます。ぜひ、お出かけください。

 

令和6年11月18日 文化の秋を堪能しました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 11月3日は「文化の日」ですが、1日早い11月2日に、文化を堪能した時間を過ごすことができました。

 

 まずは、熱田生涯学習センターで開催されていた「第40回熱田生涯学習まつり」に出かけました。熱田生涯学習センターを拠点として活動されている方々が、1年間の活動の成果を発表されたり、活動の一部を体験させてもらえたりと内容盛りだくさんです。

 体育室では、ステージでアカペラやマジックなどが披露されるほか、陶芸やパッチワーク、都々逸を色紙等に書いた作品、熱田鯱城会の皆さんの作品など、たくさんの素晴らしい作品が展示されていました。区役所1階の歴史資料室の運営をしていただいている熱田区歴史資料ボランティアの皆さんも、これまでの展示内容を披露していただいていました。私も笑いヨガに参加し、元気をチャージ。

 2階では、茶道を楽しまれる方々による呈茶をいただくことができたり、アナログなボードゲームを体験できたりしました。大人の脳トレーニングにもなりそうな初めて見るゲームもあり、とても興味をそそられました。参加されている方々の元気な様子を拝見して、仲間をみつけて一緒に何か好きなことをするのが健康の秘訣だな、と改めて感じました。

  • 歴史資料室の方の説明
  • 作品の展示
  • 笑いヨガの垂れ幕
  • 笑顔があふれる会場

 次は熱田図書館で開催されていた名古屋工学院専門学校による学生作品展へ。同校は熱田区神宮四丁目にあります。学生さんが制作したゲームの体験や、CGやデッサンなどの展示があり、学生さんが丁寧に説明をしてくれました。図書館の集会室で、近隣の学校によるこうした企画を行うのは初めての試みだそうです。図書館を訪れた方々も、何をやっているのかな、と部屋を訪れていました。

  • 学生作品展の看板
  • ゲームの体験を楽しむ人たち

 最後は能楽堂へ。「やっとかめ文化祭DOORS」の一環である、新作能「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を鑑賞してきました。

 オープニングでは、白鳥小学校の子どもたちが、新作能からピックアップされた謡(うたい)を披露してくれました。音階の楽譜といったものがない謡を、みんなが堂々とうたいあげていました。練習を積み重ねたであろう素晴らしい舞台でした。

 その次に、川を題材にした、なごや妖怪狂言「冥加(みょうが)さらえ」を、オーディションで選ばれた子どもたちが能楽師とともに演じてくれました。かわいい子どもの河童たちの演技がとても上手でした。小河童のひとりが相撲の場面で側転したのには、客席から驚きの声があがっていました。

 新作能「草薙神剣」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)や宮簀媛(みやずひめ)、ヤマタノオロチも出てきて馴染みある神話になぞらえており、衣装もとても豪華でした。日本武尊にふりかかる災難が火神(ひのかみ)と水神(みずのかみ)として擬人化していたところも面白く、とても見ごたえがありました。

新作能「草薙神剣」のチラシ

 文化の秋を堪能した一日でした。秋はまだまだ行事がたくさんありますので、皆さまも是非お出かけください。


令和6年11月12日 【伝えたい!あなたの身近な「障害」について】イベントを実施しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 先日あつたnagAyaにて、障害についてお伝えするイベント【伝えたい!あなたの身近な「障害」について】が開催されました。

 このイベントは10月27日に金山駅南口で、また、11月1・16・17日にあつたnagAyaで、計4回開催予定です。当区地域力推進課が開催する【あつたの風景 ーいま・むかしー】のイベントと同時に、ブースを並べて開かれるものです。

 ブースでは、福祉事業所のオリジナル製品販売や盲導犬とのふれあい体験、赤い羽根共同募金などが実施されました。

 イベントにご参加いただきました区民の方々をはじめとした多くの皆さま、そして、イベントの実施にご協力いただきました各機関・事業所の皆さまに感謝申し上げます。

 普段直接触る機会のない現役の盲導犬とのふれあいは、とても心温まるものとなりました。

 また、世界に一つだけのオリジナル製品を選ぶ時間も、楽しいひとときでした。

  • 盲導犬と触れあう区長
  • ブースに並ぶオリジナル製品

 イベントの内容について、福祉課 障害福祉担当課長補佐がレポートをまとめましたのでご紹介します。

 

福祉課障害福祉担当課長補佐レポート

【伝えたい!あなたの身近な「障害」について】レポート

 このたび開催された上記のイベントについて、担当よりご案内させていただきます。

 このイベントは、熱田区障害者基幹相談支援センターをはじめ、熱田区内の障害当事者の方や福祉事業所、社会福祉協議会および区役所福祉課・保健福祉センター保健予防課から構成される「障害者自立支援連絡協議会」が中心となり、皆で協力し合って企画・実施したものです。

 当日は協議会より「生活介護事業所シンフォニー」「就労継続支援B型事業所 パッソ工房」さまにご協力いただき、障害者の皆さまが心を込めて手作りした素敵なオリジナル製品を販売しました。きれいな色合いのタオルやバッグはとても人気があり、皆さまお色選びを楽しまれながら購入されていました。

 また、熱田区身体障害者福祉協会の松岡会長と、パートナーである盲導犬のイリーナが来場し、かわいらしい盲導犬とのふれあいを多くの皆さまに喜んでいただいたほか、会長より「盲導犬候補10頭のうち、実際に盲導犬になれる犬は3頭しかいない」「盲導犬の資質には、本能的な感情を抑える自律心の強さや性格の穏やかさなどが挙げられるが、一番大切なのは、犬自身が危険な状況だと感じたら、どれだけ主人が命令をしても頑として従わない、その判断力があること」などのご説明をいただき、ブースを訪れた皆さまに盲導犬についてお伝えすることができました。

 同時に実施された「赤い羽根共同募金」についても、大変多くの方々にご協力いただきました。

 そして熱田区自立支援連絡協議会について知っていただくためのチラシをお受け取りいただいた方々にも、併せてお礼を申し上げます。

  • ブースに集まってくださった皆さん
  • 福祉課長と担当課長補佐

 普段、障害について「なんとなく知っているけれど、詳しいことはわからない」「外出先で障害のある方を見かけることはあるが、どう接したらよいか知らない」など、障害とはどういうものか、皆さまに身近に感じていただく機会は案外少ないのではないでしょうか。

 私たち熱田区福祉課・熱田区障害者自立支援連絡協議会は、皆さまにとって障害を身近に感じていただき、障害のある方もない方もともに手を取り合って、おたがい自然に暮らしていけるような、そんなあたたかいまちづくりのお手伝いをするため、今後もさまざまな活動をしていきたいと思っています。

 どうぞよろしくお願いいたします。


 なお、当イベントは11月16日(土曜日)、17日(日曜日)にもあつたnagAyaで実施いたします。ご来場の皆さまに少しでも楽しんでいただけるよう準備させていただきますので、ぜひお誘い合わせのうえ、ご来場いただければ幸いです。

  • 心温まるブース
  • 盲導犬の人形がお出迎え

 

令和6年11月6日 オレンジリボンキャンペーン実施中です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 11月は「児童虐待防止推進月間」です。児童虐待防止の広報・啓発活動として、全国的に「オレンジリボンキャンペーン」が実施されています。

 熱田区役所でも、いろいろな取り組みを行っていますので、幾つか紹介させていただきます。


 区役所の1階廊下に、高蔵保育園と神宮東保育園の園児さんが作成してくれた、みんなの笑顔と虹になぞらえたオレンジリボンによる夢と希望があふれた作品を展示しています。また、児童虐待防止のオレンジリボンと、女性に対する暴力根絶のシンボルマークのパープルリボンのコラボツリーを、来庁者の方への配布用のリボンとともに、1階の民生子ども課の前に設置してあります。

 さらに、今年は、民生子ども課の職員が、背中に大きく「189」(児童相談所虐待対応ダイヤル)と書かれたオレンジジャンパーを着用して、窓口業務を行っています。私も着用していますよ。

 その他、10月31日に開催された人気企画「あつたっ子ひろば」(親子遊びイベント)など子育てイベントでも啓発活動を行っています。


 子どもへの虐待のない社会の実現のため、多くの方に関心を持っていただきたいと思います。

  • オレンジリボンとパープルリボンのツリー
  • 園児の皆さんの作品
  • 189と入ったオレンジジャンパー
  • 子ども虐待防止ののぼり旗

 

令和6年11月5日 大宝学区が60周年を迎えました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 先日、「大宝学区制定60周年式典」が、毎年行われている「ふれあい演芸会」とともに開催され、ご招待を受けましたので出席させていただきました。ふれあい演芸会は、毎年、様々な演目を揃えて、大宝学区地域福祉推進協議会が地域の皆さんを呼んで開催してみえます。

 皆さんの笑い声があふれる楽しいお祝い会でした。地域力推進課長が当日の様子をレポートにまとめてくれました。


地域力推進課長レポート

 令和6年10月26日(土曜日)、大宝小学校にて「大宝学区制定60周年事業」が開催されました。

 第1部の「式典」では、主催者あいさつに立たれた林 秀夫 学区連絡協議会会長から、野立小学校の分校であった大宝小学校が独立した際、年を同じくして、大宝学区が制定された旨、ご紹介がありました。
  • 林会長のご挨拶
  • 大宝小学校開校記念式の写真

 また、区長からは、祝辞の中で、大宝小学校の校章について、学区の「宝」である子どもたちを、保護者の皆さんが、先生方が、地域の大人たちが大切に包み込んでいることを表している。60周年を機にこのことを知り、まさに現在の大宝学区がそのようになっていることに敬意を表するとともに、ますますのご発展を祈念いたしました。

  • 区長の祝辞
  • 大宝小学校の校章

 その後、「トリオ・テレーゼ」様による素晴らしい演奏がお祝いムードを大きく高めました。メンバーはバイオリンの神谷 悠衣様と岩田 ゆいこ様、ピアノの廣瀬 真央様で、いづれも熱田区ご在住、地域でもご活躍されています。プログラムは、参加者が歌を口ずさめる童謡、歌謡曲からクラシックまでと多彩な内容でした。

すばらしい演奏をしてくださったトリオ・テレーゼ様


 第2部の「ふれあい演芸会」については、家根谷 政雄 学区地域福祉推進協議会副会長から、健康寿命を延ばすためには、みんなで顔を合わせ、おしゃべりし、笑って、楽しむことが有効。大宝学区では、大小を織り交ぜながら様々な機会を作っているが、このような大きな集まりも年3回設けている旨、お話がありました。

 また、参加者の皆さんには歌詞カードが配られましたが、好きなタイミングで好きなように歌ったり、歌わなかったりと、ご自身が心地良く感じるように過ごすよう声掛けがされました。

  • 民生会長さん
  • ふれあい演芸を披露する方たち

 記念事業の番外として、日々「宝」である児童さんたちを預かっておられる川出 真由美校長先生が、その他の宝をご準備くださったので、拝見しました。

 新しいところから、児童さんたちによる、エスカレーターは歩かず止まって使うことを啓発するポスター。日比野駅、六番町駅で貼られたものだそうです。

 次は、アメリカ大リーグで活躍する大谷 翔平さんから贈られたサイン入りグローブ。全ての児童さんが一度は使えるように、全クラスに回したそうです。

 最後は、大宝学区のかつての姿を収めた数々の写真。今後は、学区に提供され、学区にて整理され次第、大宝学区連絡協議会のウェブサイトに掲載する予定だそうです。今から楽しみです。

  • 児童さんのポスター作品
  • 大谷翔平さんサイン入りグローブ
かつての姿を写した数々の写真

 なお、熱田区では、それぞれの学区の活動を、熱田区ウェブサイト内「熱田区の学区や町内会等の地域活動」で発信しています。後日、このレポートも掲載予定です。

地域活動のバナー画像

(熱田区ウェブサイトトップページのこのバナーをクリックしてください。)

 

令和6年11月1日 選挙にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 10月27日に衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査がありました。衆議院議員小選挙の小選挙区・比例代表ともに熱田区の投票率は53.20%でした。


 選挙管理委員さんと、区内12か所の投票所を巡回させていただきました。急な選挙日程の決定にもかかわらず、大学や大型ショッピングセンター、病院内等もお借りして投票所を設置させていただくことができ、ありがとうございました。

 期日前投票の立ちあいや、選挙日当日も朝7時から夜8時までの長時間にわたる投票所の運営、夜遅くまでの開票にご協力いただきました皆さまにお礼申し上げます。


 11月24日(日曜日)には名古屋市長選挙が予定されています。引き続きになりますが、よろしくお願いいたします。


 10月13日(日曜日)に開催した区民まつり「にぎわい秋まつり」では、「明るい選挙熱田区推進ブース」にて、「みんなで投票!アイドル動物人気投票」と題し、東山動物園の動物の人気投票を実施しました。人気ブースで、1,111人の方が投票に参加していただき、第1位はレッサーパンダ(291票)で、新しく候補となったコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)は第5位(105票)でした。その他の結果や当日の様子は、こちらでご覧ください。

 

 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

  • 衆議院議員選挙の看板
  • 設営した投票所の様子

 

令和6年10月31日 保険証について保険年金課からのお知らせです

 こんにちは。区長の宮澤です。


 急に朝晩が涼しくなってきましたね。着るものが難しく、天気予報のチェックが欠かせません。寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節ですので、皆さんも十分にお気を付けください。

 体調を崩してしまい、医療機関等にかかる際に必要なのが保険証です。その保険証について、保険年金課からお知らせがありますので、ご案内いたします。


保険年金課長レポート

 保険年金課長です。

 国の制度変更に伴い、令和6年12月2日以降、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行することとなり、現行の保険証は発行されなくなります。報道等でご存じの方も多く、区役所保険年金課にも「今の保険証は12月から使えないのですか?」「マイナ保険証を持っていないのですが」といったお問合せをいただくことがあります。

 発行は終了しますが、お手元にある保険証は原則として有効期限までお使いいただけます。また、マイナ保険証をお持ちでない方には、医療機関等の窓口で提示するための書類(資格確認書)が交付されるようになります。これらの取扱いについてご案内いたします。

 なお、下記は記事更新時点での予定であり、今後の国の動向等により対応が変更になる場合があります。


保険証発行終了後の対応等

  1. 保険証の発行終了について
    令和6年12月2日以降、現行の保険証は発行されなくなります。新規発行のほか、住所変更や紛失時等の再発行もされません。
  2. お手元の保険証の有効期限について
    令和6年12月1日までに発行された保険証は、12月2日以降も有効期限までお使いいただけます。
    有効期限は、区役所で担当している「名古屋市国民健康保険」「愛知県後期高齢者医療」については、最長で令和7年7月31日です(住所や氏名等の変更があった場合は、有効期限内でも使えなくなります)。
  3. 現行の保険証の有効期限以降、医療機関等の窓口で使用するものについて
    マイナ保険証をお持ちの方は、マイナ保険証をお使いください。
    マイナ保険証をお持ちでない方には「資格確認書」という新たな書類が交付されます。この「資格確認書」を医療機関等の窓口で提示していただくことで、引き続き一定の窓口負担で医療を受けることができます。
  4. その他
    詳しくは名古屋市公式ウェブサイトをご覧ください。
    名古屋市国民健康保険
    愛知県後期高齢者医療
    また、お勤め先など上記以外の健康保険をご利用の場合、正確な情報はそれぞれの保険者(例:〇〇グループ健康保険組合や協会けんぽなど)にご確認ください。

令和6年10月23日 区民まつり「にぎわい秋まつり」ありがとうございました!

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 10月13日(日曜日)に区民まつり「にぎわい秋まつり」を白鳥公園で開催しました。今年はお天気も良く、19,000人と大変多くの方にご来場いただきました。

会場の様子

 オープニングのステージでは、司会を務めていただいていた旭堂鱗林さんに熱田区広報大使(通称「熱田区おしゃべり大使」)を引き続きお願いする委嘱式や、アジア競技大会・アジアパラ競技大会のフラッグセレモニーが行われました。

 ステージでは、その後もダンスや和太鼓演奏などがあり、最後は野立小学校器楽部が、日頃の練習の成果をみせてくれました。

ステージで披露してくれたすばらしいダンス

 会場は、子どもたちが楽しめる体験がたくさんの「わくわくゾーン」、街道宿場町からの出店などがある「にぎやかゾーン」、「働く車ゾーン」のいずれも大盛況。今年度は新しく、男子プロバスケットボールのファイティングイーグルス名古屋と名古屋グランパスのご協力をいただいて、シュートやキックを体験できるコーナーもありました。

シュートやキックの体験を楽しむお子さん達

 桑名宿や垂井宿などの熱田とつながる街道宿場市では、はまぐりなどの名産の販売が行われ、各地の美味しい食の魅力を体感でき、キッチンカーとあわせ、会場内を楽しく巡っていただくことができました。

  • 垂井宿の街道宿場市
  • 子ども会育成連絡協議会の出店

 協賛・スタンプラリー景品提供をいただいた企業・団体の皆さま、出展・出演をしていただいた皆さま、鯱城会や学生等のボランティアの皆さま、おまつりにご協力をいただいた全ての皆さま方、本当にありがとうございました。

 

令和6年10月21日 アジア・アジアパラ競技大会のフラッグが区役所に!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 2026年に愛知・名古屋で開催するアジア競技大会とアジアパラ競技大会の大会旗(レプリカ)が各区役所を巡回していますが、10月8日(火曜日)に熱田区役所にやってきました。10月29日(火曜日)まで、区役所1階の市民課前のロビーに展示してあります。


 アジア競技大会とアジアパラ競技大会は、4年に1度開催されるアジア最大のスポーツの祭典です。アジア競技大会は2026年9月19日から10月4日まで、アジアパラ競技大会は10月18日から24日まで、瑞穂公園陸上競技場をメイン会場として愛知・名古屋大会が開催され、アジアの45の国と地域が参加します。

 オリンピックよりも競技数が多く、「カバディ」や「セパタクロー」など、アジアの大会ならではの競技もありますよ。

 開催まで、あと2年。より多くの方に、一層の興味を持っていただくきっかけとなればと思います。

区役所で展示中のアジア・アジアパラ競技大会の大会旗

 

令和6年10月16日 「秋のいけ花展」を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 10月6日(日曜日)、区役所講堂にて、「第143回 熱田区秋のいけ花展」を開催しました。美術展・書道展と同様に、区民まつりの事業の一つとして開催しています。

 前日から生け込みをしていただき、熱田区花道連盟の方々の作品と、大同大学大同高等学校いけばな同好会の方、あすなろクラブ(名古屋市ひとり親家庭の子どもの居場所づくり事業)の皆さんの作品も展示されました。


 彩り豊かな秋の作品がずらっと並び、残暑が厳しいなか、秋の訪れを堪能することができました。

 「親子ふれあい いけばな体験教室」も午前と午後に行われました。渡辺由美会長始め熱田区花道連盟の先生方、丁寧なご指導ありがとうございました。とてもたくさんのご応募をいただき、抽選に外れてしまった方には申し訳ありません。区ウェブサイトで「おうちで『いけ花』にちょうせん!」を掲載していますので、参考にしてもらえると幸いです。

  • いけばなを眺める人たち
  • 親子でいけばなを楽しむ人たち

 

令和6年10月10日 区民書道展・美術展を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 9月27日(金曜日)から29日(日曜日)まで、区役所講堂にて「第71回熱田区民書道展」「第75回熱田区民美術展」を開催しました。毎年、区民まつりの事業の一つとして実施しています。今年は、3日間で425名の方にお越しいただきました。


 「書道展」は、一般公募作品(19作品)と、熱田区書道連盟の名誉顧問や顧問、参与、会員の方々の作品等により、全部で37作品が並びました。書道と一言で言っても書体も様々で、それぞれ、その方のお人柄が表れているように感じました。29日の表彰式では、熱田区書道連盟の林会長から講評もいただきました。


 「美術展」も、一般公募作品(69作品)や熱田区美術連盟の会員作品等の78作品が出品されました。写真、洋画、日本画、工芸、彫刻があり、多種多様にわたり、いずれも力作です。市長賞等には、熱田区美術連盟の先生方による講評も添えられていて、より一層鑑賞を深めることができました。


 沢山のご応募ありがとうございました。また、両連盟の先生方、審査もしていただきありがとうございました。

 当日の様子や各部門の優秀作品をホームページでご紹介しています。また、市長賞受賞作品は、広報なごや11月号区版にも掲載させていただきますので、ご覧ください。

 この書道展・美術展で入賞された一部の作品は、11月19日(火曜日)から11月24日(日曜日)まで、名古屋市民ギャラリー栄で開催される「名古屋市民美術展」に出品されます。

  • 美術作品を鑑賞する人たち
  • 書道作品を鑑賞する人

 

令和6年10月9日 「あつた堀川一斉清掃と子ども乗船体験」を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 9月28日に、毎年恒例となりました宮の渡し公園を拠点とした「あつた堀川一斉清掃と子ども乗船体験」を開催しました。堀川を中心としたまちづくり活動をされている方々との開催で、190名の方々が参加してくださいました。

  • 区長あいさつ

 まずは、「みんなで堀川周辺をきれいにしよう!」ということで、ゴミ袋とトングを持って「宮の渡し公園」を中心に、大瀬子公園、対岸の千年プロムナード周辺の清掃活動です。SAP(サップ:大きいボードの上に立って水上を進みます)や船に乗って、堀川のごみも回収していただきました。

  • 清掃する参加者の皆さん
  • 堀川のごみを船で回収

 清掃の後は、堀川についての環境学習の時間です!海上保安部による紙芝居や、堀川の生き物の紹介、水質実験などがあり、子どもたちもとても熱心に参加していました。

  • 環境学習をする子どもたち
  • 環境学習で熱心に話を聞く子どもたち

 その後、清掃活動をした子どもたちのお楽しみの乗船体験です。立派な遊覧船に乗って、名古屋港まで約30分間の船の旅を楽しんでもらいました。

  • 子どもたちを乗せた遊覧船
  • 遊覧船乗船を楽しむ人たち

 みなさんのおかけで公園周辺がとてもきれいになりました。ありがとうございました。こうした機会を通じて、熱田の中心を流れる堀川に、より一層の愛着や関心を持つきっかけになればと思います。


令和6年10月7日 熱田区ロケ地の映画「はじまりの日」鑑賞報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区出身の日比監督による、熱田区を始め名古屋市内をロケ地とした映画「はじまりの日」の全国先行ロードショーが始まりました。地域力推進課長が、舞台挨拶のある初日に鑑賞し、報告してくれました。

 私も、この記事がアップされる頃には鑑賞済みのはず。今から楽しみです。


地域力推進課長レポート

令和6年10月5日 映画「はじまりの日」先行ロードショーを鑑賞してきました

 熱田区出身、日比遊一監督による、熱田区をロケ地とする映画第2弾、「はじまりの日」の初日に伺いました。満席の客席に、映画の完成と公開を心待ちにされていた皆さんの熱気を感じました。(私の涙腺は、何度か崩壊しました。)

  • 映画館の電光掲示板の表示
  • 館内のPRと観客の皆さん

 上映後には、ダブル主演の中村耕一さん、遥海(はるみ)さんとともに、舞台挨拶に登場された日比監督からは、故樹木希林さんから「あなたは映画を作る人ではなく、作った映画を広める人になりなさい。」と言われたとのエピソードが紹介され、今回の映画ポスターも日比監督自らあちこちに貼られたそうです。また、制作過程の秘話や熱田への思いを語ってくださいました。

 その後、改めてレッドカーペットに登場され、お三人とも気さくに写真撮影やサインに応じておられました。

  • 映画のチラシと鑑賞券
  • 舞台挨拶の表示
  • レッドカーペットに登場する女優さん
  • レッドカーペットに現れた日比監督

 ストーリーや音楽の素晴らしさに加え、熱田の皆さんには、なじみの深い場所や熱田の方々がたくさん出てきます。映画館に足を運ばれませんか?

 また、ロケ地探しのためにも、熱田区のイベントにも参加されませんか?


  •  熱田区民まつり「にぎわい秋まつり」は10月13日(日曜日)白鳥公園にて。
  • 「あったか!あつた魅力発見市」は11月17日(日曜日)区内各所(無料巡回バス有り) にて。
  • あつたの魅力を発信する「熱田の風景ーいま、むかしー」

 10月27日(日曜日)、金山駅南口広場

 11月 1日(金曜日)、あつたnagAya(名鉄神宮駅前西口)

 11月16日(土曜日)、あつたnagAya

 11月17日(日曜日)、あつたnagAya(「あったか!あつた魅力発見市」と同日開催)

  • 区民まつりと魅力発見市のチラシ
  • 「熱田の風景」のチラシ

  

令和6年9月19日 警察署・消防署・区役所合同の不審者対応訓練を実施しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 9月17日に、区役所において、警察署、消防署と合同で、不審者対応の訓練を行いました。

 今年の7月に、高浜市役所で刃物を持った男がガソリンをまいて自らに火をつけ、職員が負傷した事件がありました。来庁者や職員の安全確保のためには、不審者へ落ち着いて対応し、迅速に関係機関と連携をとることが非常に重要です。


 訓練は、区役所窓口に来た男が大声を出し、刃物を振り回したという想定で行われました。すぐに警察署に通報し、近くにいた来庁者役を避難誘導します。同時に、複数の職員で「さすまた」を使って男を囲んで距離をとり、警察官が来るまで時間を稼ぎます。そして、駆け付けた警察官が、男を制圧して逮捕。

 あわせて、職員が男に刺されたことも想定して、警察への通報と同時に救急要請を行い、救急隊が駆け付けて負傷者対応を行いました。

 対応訓練後には、警察署から「さすまた」の実践的な使い方を、消防署から止血方法等の負傷者対応を習いました。

 

 区役所では、8月にも不審者対応訓練として、警察署から「さすまた」だけでなく椅子などを使って不審者から距離をとる方法や、消防署から発火物や消火方法などについてのお話を伺っており、今回はさらに実践を加えての訓練でした。

 

 訓練に参加した職員からは、「警察が来るまでの時間がとても長く感じた。」「不審者が大声を出し刃物を持っているなか、速やかに通報することが大切であると感じた。」など、実際に起きたらどのように行動するのかを考える良い機会になりました。

 今後も、非常時に落ち着いて行動できるよう、訓練を積み重ね、安全性を高めてまいります。


  • 不審者に刺されて倒れる職員役の男性
  • 取り押さえられる不審者役の男性
  • 負傷して担架に乗せられる職員役の男性
  • 負傷して担架で運ばれる職員役の男性
  • 「さすまた」を使って訓練をする職員たち

  

令和6年9月18日 秋のイベント参加の報告と予告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 9月17日の中秋の名月、皆さんご覧になりましたか。とても綺麗でしたね。私は、この地方ならではの「しずく型」の月見団子を食べながらのお月見をしました。


 秋は様々なイベントが催されています。地域力推進課長が、三連休の初日に午前中から夜までイベントを巡って報告をしてくれました。


地域力推進課長レポート

9月14日(土曜日)、1.名学主催シンポジウム、2.金山学園祭、3.白鳥庭園の秋露祭に参加しました。

1.名学主催 出版記念シンポジウムに区長がパネリストとして登壇

 名古屋学院大学、5年に渡る「蓄積された空間や時間、人材をみんなで分かち合いながら暮らしをよくする研究」の成果を報告する『ストックシェアリング』の出版記念として、講演とパネルディスカッション、学生さんによる活動報告が行われました。

 編集責任者である井澤知旦 名誉教授からは、成果報告は研究の締めくくりではなく、ここからがさらに良いまちづくりへのスタートである、という力強いお話がありました。

  • 出版される本「ストックシェアリング」
  • パネルディスカッションの様子

 パネルディスカッションでは、副学長でもある伊沢俊泰 社会連携センター長のコーディネートのもと、企業・市民・行政の各セクターからパネリストが参加しました。

 田中良知 妙香園代表取締役からは、人口減少に対応し、積み重ねてきた歴史、文化を活用し、観光まちづくりに活路を見い出す取組みについてのお話がありました。それを受け熱田区区政協力委員長会議長の中田俊夫さんは、地域では、目の前の困難を抱えている人や世帯がある。それらに対応するため、子ども食堂や高齢者の買い物や通院を支援するための送迎等、「行動するコミュニティ」白鳥学区としての活動や活動を担っている皆さんについてのお話がありました。

 区長からは、熱田区では様々な角度から、市民、事業者、大学、関係機関の皆さんとの協働でまちづくりに取り組んでいる旨、報告しました。一例として、認知症になっても、その方が望めば安心して住み続けることができるよう、認知症サポーターの養成に取り組んでいる。とりわけ、認知症の方が安心して買い物ができるよう、従業員の方に認知症サポーターとなっていただき、店先にサポーターがいる店として啓発キャラクター「ロバ隊長」のステッカーを掲げていただく事業を推進している。一緒に登壇された佐々木康友ジェネラルマネージャー率いる熱田イオンモールでは、多くの店舗にステッカーを貼っていただいていることをご紹介し、感謝いたしました。

 また、大学に対しましては、あつたのまちづくりについて、引き続きのご助言や、学生さんを含むご参画について、期待とお願いを申し上げました。

パネリストとして発言する区長

  

2.金山学園祭で金山の魅力を強力発信

 若者に金山の魅力を知ってもらうためのイベントが、アスナル金山、連絡橋、南口にて学生主体で開催されたので、お邪魔してきました。

 内容は、多くの出演者がしっかりとした舞台を踏むのは初めてだというステージ事業や、地元の明美文化服飾専門学校学生さんデザインのドレス、大学建築専攻の学生さんによるパース等の展示や、物販など。

 中でも特筆をしたいのが、周辺の飲食店の協力を得て行った、金山ぐるめのPR企画「金山にしやがれ」でした。これは、参加者を学生に限定したクイズ企画で、正解した人は金山グルメを食すことができ、食べた後には動画で食レポを流す、というものです。この学園祭以外の機会にも金山を訪れてもらうしかけであり、かつ、学生さんの発信力を生かした、ユニークな事業だと感じました。

 さらに、学生さんたちの企画を形にするために、「金山まち育ての会」はじめ大人たちが全力サポートされているところも印象的でした。

  • 金山学園祭のステージ事業
  • 専門学校の学生さんがデザインしたドレス
  • 金山グルメのPR企画

  

3.白鳥庭園の秋露祭

 中秋の名月を目前としたこの日の締めくくりは、開園時間を延長された白鳥庭園でした。昼間とは趣を異にする園内を、美濃和紙あかりアートと、名古屋芸術大学の学生、スタッフの皆さんによるアート作品を楽しみながら散策しました。作品展示は屋内にもされ、その中には、茶室で庭を向いて座すと、視界の右側に作品が入るという、場と一体かのような作品もありました。さらに、この日はお茶をいただきながら、作家さんとお話をする機会をいただき、その作品のモチーフは断夫山古墳の円筒埴輪にあると伺い、作品鑑賞の手助けとなりました。

  • 白鳥公園の月
  • 白鳥公園の茶室
  • 杉山氏の作品「いつも、一緒に居てくれる」
  • お抹茶とお茶菓子

  

お知らせ:「あったか!あつた魅力発見市」開催

11月17日 (日曜日)  

「まちじゅうがイベント!」を冠し、区民、区内事業者の皆さんの協力のもと、白鳥庭園、宮の渡し公園など熱田区内の見どころや、マルシェを巡っていただくイベントです。

 会場間の移動については、この日限りの無料バスが巡回します。


 白鳥庭園も午前8時30分から午後8時まで、開園時間を延長してこのイベントを盛り上げていただきます。


 詳細は、近日、区ウェブサイト等に掲載し、お知らせします。

あったかあつた魅力発見市のチラシ

 

令和6年9月12日 9月は「認知症月間」です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 今月は「認知症月間」。「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が今年の1月1日に施行され、9月を「認知症月間」と定められました。認知症についての関心と理解を深める行事が、全国各地で行われています。

 

 この区長の部屋で、何度もご紹介させてもらっていますが、熱田区役所でも、認知症に対する正しい知識と理解を推進し、認知症の人を含めた区民の皆さま一人一人が自分らしく、いきいきと暮らすことができるまちづくりを目指し、認知症サポーターの養成など、力を入れて取り組んでいます。

 より多くの方に認知症について知っていただくため、1階の福祉課前で認知症サポーターキャラバンのマスコットの「ロバ隊長」が並んで皆さんを出迎えています(職員の力作!)。

1階福祉課前に並ぶロバ隊長

 どうしてロバ隊長が認知症サポーターキャラバンのマスコットなのか、ご存じですか?

 認知症サポーターのキャラバンの隊長として、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」への道のりを、ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に進んでいくという想いが込められているんです。

「ひろがるステッカーの輪」の掲示

 また、期間中は区役所と社会福祉協議会の職員も名札にロバ隊長やオレンジリングを付けてPRしています。手作りのロバ隊長のマスコットを付けている職員もいますよ。

名札に手作りのロバ隊長

 福祉課公用車にも、ロバ隊長が!

公用車にもロバ隊長

 毎年好評の「認知症絵画作品展」も以下の日程で行います。ぜひお越しください(画像は、昨年度の熱田図書館での展示の様子です)。

  • 9月14日から10月17日まで 熱田図書館
  • 10月21日から11月4日まで イオンモール熱田
昨年度の絵画作品展の様子

 

 また、認知症について、福祉課長が名古屋市の施策等をまとめましたのでご紹介します。


福祉課長による紹介

名古屋市の認知症施策等について


認知症は脳の病気です

 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が縮んだり、働きが悪くなるために、「物事を記憶したり、判断する能力」や「時間や場所、人などを認知する能力」などが低下し、日常生活の中で支障をきたしている状態です。

 認知症になると何もできなくなると思われがちですが、そうではありません。長年やってきたこと、得意なこと、好きなことを生かして、活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。

 まわりの方のサポートや安心できる環境、適切な治療があれば、認知症の人が自分らしい生活を長く続けることができます。認知症を正しく理解し、ご本人やご家族、まわりの方々と、これからの生活を一緒に考えていくことが大切です。


認知症は早期発見と早期対応が大切です

 認知症の症状は、原因となる疾患によって様々です。必ずしも、もの忘れだけがあらわれるとは限りません。判断力や理解力が衰えた、時間を間違えたり道に迷うようになった、不安感が強くなったり意欲がなくなってきたなどの症状は、認知症の初期によくあらわれる症状です。人と会うのを嫌がったり、失敗を隠したりすることなどから、認知症に気づくこともあります。

 名古屋市では、認知症を早期に発見して適切な治療につなげることや予防のきっかけとすることを目的として、「もの忘れ検診」を実施しています(対象:65才以上の市民の方)。

 「今までと違う」と思うことが増えてきたら、医療機関や専門の窓口への相談をお勧めします。早期に診断され、治療を受けることで、症状が回復したり、進行を遅らせることができると言われています。早くから適切な治療やケアを受けることで、生活上の困りごとやトラブルを少なくすることや介護するご家族にとっても、認知症や介護についての正しい知識を身につけたり、仲間を見つけたりする時間を持つことができます。


認知症に関する相談窓口

  • いきいき支援センター

 高齢者の身近な相談窓口として、各区に設置されており、認知症総合相談窓口として、認知症に関する様々な相談に対応しています。

 医療・介護の専門職、認知症の専門医で構成された認知症初期集中支援チームが設置されており、病院の受診や介護サービスの利用ができていない認知症の人のご自宅を訪問するなどして、サービス利用の動機づけや利用の調整、認知症の重症度に応じた助言、介護負担軽減のための家族への支援等を行っています。できるだけ早い段階で適切な医療・介護サービスの利用に結びつけて、認知症の進行を抑えることを目的に活動しています。

 また、認知症の進行状況に併せて、認知症のある方やそのご家族などが利用できる医療・介護サービスをまとめた「認知症ケアパス」「つながり手帳」を配布しています。

熱田区いきいき支援センター(担当学区:白鳥・高蔵・千年・旗屋)

 電話番号:052-671-3195

熱田区いきいき支援センター分室(担当学区:大宝・野立・船方)

 電話番号:052-682-2522

認知症相談窓口の掲示
  • 認知症コールセンター(電話番号:052-734-7089)

  認知症専門の電話相談窓口です。介護経験者や社会福祉士などの専門職が、認知症に関する様々な相談に対応しています。

  • かかりつけ医

  認知症は脳の病気です。認知症に不安を感じた場合には、かかりつけ医に相談してみましょう。

  • 若年性認知症コールセンター(電話番号:0800-100-2707)


 上記相談窓口のほか、名古屋市の施策等の詳しい情報はこちらをご覧ください。


認知症カフェ

 認知症カフェ(外部リンク)別ウィンドウで開くは、認知症の方やご家族、地域住民、専門職など、認知症に関心のある誰もが気軽に集まり、仲間づくりや情報交換を行う場所です。

 熱田区には、現在11か所の認知症カフェ(休止中の3か所含む)がありますので、お気軽に足を運んでください。

 「なごや認知症カフェ マップ」では、地図上で位置を確認しながら探すことができます。

認知症カフェの掲示

認知症に関するさらに詳しい情報をお求めの方へ

 

令和6年9月9日 「シニアのためのお出かけ応援特別講座」を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田保健センターでは、「ひとり暮らし高齢者」の増加による高齢者の孤立と、孤立による健康悪化を懸念する一方、「人とのつながり」は健康づくりに役立つことから、住民主導の「仲間づくり」活動を目指した取組みを行っています。

 

 その一環として、去る8月26日に熱田区役所講堂において、高齢者の尿に係るトラブルの予防や改善、対策をテーマにした「シニアのためのお出かけ応援特別講座」を開催し、区在住の60歳以上の方72名にご参加いただきました。


 さて、当日の講演会の様子を健康づくり担当課長補佐が報告します。


健康づくり担当課長補佐レポート

 8月26日(月曜日)、「シニアのためのお出かけ応援特別講座」が開催されました。

「シニアのためのお出かけ応援特別講座」の様子

 この講座は、第一部を専門家による講演会、第二部をお出かけのための展示体験という二部構成で開催いたしました。


 第一部の講演会では泌尿器科学がご専門で、名古屋大学名誉教授であるJCHO中京病院院長の後藤百万先生をお招きして、「フレイル予防ー安心して出かけるための排泄ケア」をテーマに講演していただきました。

フレイル予防の講演

 我が国の60歳以上の方のうち80%近くの方が何らかの排尿障害をお持ちです。

 排尿障害があると転倒しやすくなり、尿失禁があると家族の介護負担度が高くなるといったリスクがあります。


 尿失禁は、直接生命に関わる病気ではありませんが、人間の尊厳や生活の質を障害する病気であることから、様々な治療法があり、治る病気だと泌尿器科医の間では認識されています。ただ、医療機関を受診される方は少ないそうです。


 排尿障害における日常生活の注意点として、例えば過剰な水分摂取を避ける、適度な運動の実践、外出時のトイレの場所の確認などが紹介されました。


 第二部ではお出かけの応援のための展示や体験、具体的には、なごや福祉用具プラザによるお出かけ用下着や福祉用具のご紹介、熱田保健センターによる「災害時の備えについて」「ロコモ予防大使活動紹介」の掲示や、足圧版の計測などを行いました。


なごや福祉用具プラザ

(なごや福祉用具プラザ)

災害時の備えについての掲示

(災害時の備えについて)

ロコモ予防大使活動紹介の掲示

(ロコモ予防大使活動紹介)

  • 足圧版による計測
  • 計測に集まる人たち

(足圧版の計測)

 排泄ケアは誰にとってもデリケートな問題ですが、お医者さんの力を借りれば解消できる場面も多くあります。また、適切な準備によって、不安を軽減し、活動的な生活をサポートすることができます。これからも区民の皆さまに役立つ講演会をお届けしていきますので、ぜひご参加ください。


令和6年9月6日 ついにオープン!「あつたnagAya」

 こんにちは。区長の宮澤です。


 9月6日に、名鉄神宮前駅に新たな観光商業施設「あつたnagAya(ながや)」の第1期がオープンします。

 少し前から、木造の平屋構造で温かみのある素敵な姿を見せていましたので、ワクワクが止まりません。

 熱田で長く愛されているお店が並ぶ一方、名古屋初出店のお店もあり、ますます熱田が盛り上がっていきますね。

  • あつたながやの看板
  • あつたながやに並ぶお店たち

  

令和6年9月3日 ご注意ください!詐欺電話

 こんにちは。区長の宮澤です。

 区役所職員を名乗る特殊詐欺の前兆電話や被害が区内で発生しています。

 保険年金課長からのお知らせです。


保険年金課長レポート

 保険年金課長です。

 区役所の架空部署や、時には実在の部署の職員と名乗って、「医療費の払い戻しがあります」などと持ちかける還付金詐欺などの前兆電話が後を絶ちません。


 対策としては、固定電話を留守番電話設定にする、被害防止機能付き電話機を活用するなどし、直接犯人と通話しないことが効果的です。

 特殊詐欺の電話はきわめて巧妙で、話の内容から詐欺と見破るのは難しいです。

 もし電話で「還付金」「キャッシュカード」「お金」などのキーワードが出たら詐欺を疑い、一旦電話を切って、家族、区役所、警察に相談してください。


 ご参考に、区役所に通報いただいた特殊詐欺の前兆電話の特徴を挙げます。

(注意:あくまで例であり、下記の点に注意すれば大丈夫ということでは決してありません。)


  • 「還付」の言い換えにより、いわゆる還付金詐欺と気づきにくくする。

  例:受け取り金があります。

  • 焦りや感謝の念につけこみ、周囲に相談させずATMに向かわせる。

  例:封筒を送ったはずです。今日が期限です。

     本来は封筒が必要ですが、特別にATMで受け付けます。

     銀行には話を通したので、今からATMに行って大丈夫です。


令和6年8月25日 今年も熱い「どまつり」、あつたも初会場!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 毎年、全国からたくさんの参加チームが集まり、名古屋が盛大に盛り上がる「にっぽんど真ん中祭り」。26回目を迎えた今年から、イオンモール熱田がサテライト会場になりましたよ!

 間近で見るパフォーマンスは凄い迫力がありました。一緒に観覧した地域力推進課長からの報告です。

 

地域力推進課長レポート

8月25日 「どまつり イオンモール熱田会場」に行ってきました

 「どまつり」の愛称で親しまれている、名古屋の真夏の風物詩「にっぽんど真ん中まつり」。今年も8月23日の前夜祭から25日まで大いに盛り上がりました。会場は、中央会場の久屋大通公園はじめ市内16会場。そのうち、24日、25日には今年初めて「イオンモール熱田」でも開催されました。

どまつりの看板

 どまつりの魅力のひとつは、それぞれのチームがご当地自慢を盛り込んだ音楽や踊りに、衣装の早替えや、扱い手の背丈よりはるかに長い旗竿を振るフラッグパフォーマンスなどの趣向を加えた演出。そうやって作り込んだ熱気と迫力ある演舞を間近に見られることです。


 熱田区からは24日に「まきわら舟獅子舞保存会」、25日に「堀川太鼓」「船方キッズチアスマイル」の皆さんが、あつたの魅力と元気を会場いっぱいに届けてくださいました。

  • 堀川太鼓の皆さん
  • 船方キッズチアスマイルの皆さん

 また、区長には主催者である実行委員会、会場のイオンモール熱田さま、地元の旗屋学区の皆さんはじめ多くの関係者の皆さまのご尽力に対するお礼と、ご出演者へ激励申し上げる機会を頂戴しました。

関係者の皆さまへお礼を申し上げる区長

 会場は、来場者に水分補給や、たくさんご準備いただいたテントの下で適宜、休憩をするよう働きかけるなど、おもてなしに溢れていました。出演などのご参加者は、お買い物においでになった方などに対しても、さわやかに挨拶をされたり、通路確保のため、気遣いをしながら通行するなど、素敵な「どまつりマインド」を見せてくれました。これぞ、どまつりが愛され、26回も継続してきた秘訣だと感じました。今後ともこの市民参加型で、みんなで作り上げる「どまつり」は、進化を続けながら伝統となっていくことと期待と楽しみでいっぱいです。


【予告】今回あつたから参加された皆さん方は、次の事業にご出演予定です。

 詳細については、広報なごや熱田区版や区ウェブサイトで今後、お知らせしていきます。


  • 令和6年10月13日(日曜日)熱田区区民まつり「にぎわい秋まつり」ステージ

   まきわら舟獅子舞保存会、堀川太鼓、船方キッズチアスマイル

  • 令和6年11月17日(日曜日)「あったか!あつた 魅力発見市」宮の浜市会場他

   まきわら舟獅子舞保存会、堀川太鼓


令和6年8月15日 夏祭りの報告 第2弾です

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 8月10日に3回目となる「あつた夢おどり」が、神宮東公園で開催されました。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されており、職員が非常配備体制をとっている最中でしたので、会場の皆さまへのご挨拶の際に、地震への備えの声掛けもさせていただきました。熱田消防署職員からも、臨時情報や地震の備えについてのお話があり、会場の皆さんも、楽しみながらもしっかりと話を聞いていただいていました。なお、15日には国からの「特別な注意の呼びかけ」は終了となりましたが、この機会に、地震への備えの再確認をお願いします。


 さて、当日の会場は大盛り上がり。その様子を区政部長が報告してくれました。


区政部長レポート

令和6年8月10日(土曜日)「第3回あつた夢おどり」に参加しました。

水鉄砲大作戦を楽しむ人たち

 今年も8月に入り、お盆が近づいてきたこの時期、「あつた夢おどり」のことを思い出し、連日の暑さではありますが、地域の人が「熱い」想いで集まるこのイベントで楽しもうと参加してきました。
 夕方5時前に会場に到着すると、小さい子どもたちが参加して楽しむ、熱中症予防を兼ねたゲーム「ずぶ濡れ!水鉄砲大作戦」がすでに行われおり、その影響で櫓の周りの地面がヒンヤリしていて、暑い時間帯で貴重な「涼」をとることができました。
 

 そして、午後5時のオープニングセレモニーで、主催者である中田実行委員長のご挨拶のあと、お祝いの挨拶をさせていただきましたが、併せて、南海トラフ地震臨時情報が発令されていることもあり、日頃からの地震への備えの再確認のお願いもさせていただきました。

やぐらの上であいさつをする区長
迫力ある獅子舞演舞

 続いて、まきわら舟獅子舞保存会さんによる「獅子舞演舞」、幸生-Kosei-さんによる和太鼓等の演技が披露されましたが、いつ見ても迫力満点で会場全体もすごく盛り上がり、最高のテンションでした!!

女性会と踊る盆踊り

 そのあと、会場の中央に設置された櫓を取り囲んで盆踊りが行われましたが、櫓には音頭取りとして女性会の皆さんを中心に、大名古屋音頭、郡上おどり、あつた千年おどり等の曲に合わせて、会場が一体となって、参加している人たちが、本当に楽しんで気持ちよく踊っている姿を見て、改めてすごく感動しました。

 最後に、今回のようなイベントは、至るところで「笑顔」が溢れ、「人とのつながり」が育まれていく、本当に大切なものだと感じました。

 皆さんも、地域で実施される楽しいイベントに積極的に参加して、これまで以上に地域全体を盛り上げていきましょう!


令和6年8月5日 夏祭りの報告 第1弾です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 今年の夏は大変暑いですね。そんな暑さにも負けず、各地で夏祭りが開催されて盛り上がっていました。「暑い暑い」と言いながら、どこの会場も、皆さん笑顔いっぱいでしたよ。


 8月3日に開催された「金山まつり」もそのひとつ。私は夕方に伺い、おみこしの練り歩きや、元キッズとして、都市センターでのキッズ体験コーナーにて冷抹茶を自分で点てていただく等、皆さんと一緒に楽しんできました。

 金山まつりの日中の盛り上がりも含め、区政部長が、魅力いっぱいの夏まつりの様子を続けて報告してくれました。

おみこしの練り歩きの様子

 なお、8月3日の夜は、大宝学区の盆踊りにも参加してきました。オープニング前から、お子さんたちのダンスチームが日頃の鍛錬の成果を披露されたり、地域団体の皆さんによる屋台で舌鼓を打ったり、皆さん、それぞれに夏を楽しんでおいででした。その様子は、後日、改めて、熱田区ウェブサイト内「熱田区の学区や町内会等の地域活動」で発信予定です。

区ウェブサイトのバナー画像

(熱田区ウェブサイトのトップページ内にあるこのバナーをクリックしてください。)

 

区政部長レポート

令和6年8月3日(土曜日)「ワクワク おやこ夏まつり2024」が開催されました。

 今年は例年にも増して大変暑い日が続いていて、この日も35度超えの酷暑日でしたが、名古屋学院大学名古屋キャンパスたいほうにおいて開催されました、この暑さを吹き飛ばす、楽しいイベント「ワクワク おやこ夏まつり2024」について紹介します。


 区役所と名古屋学院大学は、年間を通じて、さまざまな事業を一緒に行っていますが、今回のイベントもその一つとして開催されるものであり、区政の運営を行う区役所としても大変心強いパートナーです。


  • 盛り上がったステージ
  • たくさんの人が集まったブース

 10時からのオープニングセレモニーとして、私のほか、名古屋大学学院の柴田様やスマイルリンク代表の池田様にご挨拶をいただいたあと、イベントがスタートしました。

 最初は、ポップユニットの「にじいろアストレア」や「うたのギリギリおにいさん・おねえさん」によるコンサートで会場全体が一体となって大盛り上がりでした。みんなが歌って踊って最高に楽しんでいたのが印象的でした!

 施設内には、1階・2階にたくさんのブースがあり、名古屋学院大学の学生さんが中心となって企画したものをはじめ、「夏休み期間」ということもあり、こども向けのワークショップや親子で楽しく体験できる企画が盛りだくさんで、一日いても飽きることがない「楽しい・涼しい」イベントで最高でした!

ストラックアウトで楽しむ人たち

 地域の若い力とその周りの地域の方々がしっかりと手を組んで、「人の交流・つながり」を育んでいく、このような大切なイベントはこれからも続けていくことが重要だと改めて感じました。今後とも、地域の皆さんのサポートよろしくお願いします!

 

令和6年8月3日(土曜日)・4日(日曜日)「金山まつり」が開催されました。

金山まつりのポスター


 金山の南北エリアが一体となって盛り上がる、年に一度の「金山まつり」が2日間にわたり開催されましたが、私たちは、3日に「金山まつり」にお邪魔してきましたので、紹介させていただきます。

アスナル金山

 金山まつりは、総合駅南口駅前広場、金山神社、名古屋都市センター、アスナル金山等、7つの会場でさまざまなイベントが行われましたが、この日はとても暑い日ではあったにもかかわらず、たくさんの来場者が各施設で楽しんでいる姿が見られ、おまつりムード全開のなか、私たちは、今回、金山神社で行われていた「刀鍛冶の実演」を見学してきました。

鍛冶の様子

 実際に大鎚で金属を叩くのは初めての経験であり、とても緊張しましたが、いざ大鎚を持ってみると、想像以上に先端部が重く、振り上げて叩くことができませんでした。鍛冶屋のお仕事をされている方の大変さが改めてわかりました。

真剣を持った区政部長

 また、正真正銘、本物の刀も持たせてもらいました。よく時代劇で刀による場面を見たことがありますが、実際には、簡単に振り回すことができそうもないくらい、重みを感じました。今回、「本物」を体験することができ、少し武士になったような気分が味わえ、最高でした。

 普段なかなかお目にかかれない伝統文化に触れることができ、とても満足感がある充実した時間でした。どうか皆さんも、これを機に熱田区に溢れている伝統文化への関心をさらに高めて、区全体を盛り上げていきましょう!!


令和6年8月2日 立派な山車「牛頭天王車」の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区の野立学区にある切戸町は、江戸時代に新田開発された農村、牛立村の一部で、現在旧牛立村では「牛立天王祭」が現在でも続いています。地域力推進課長が見学してきた報告をしてくれました。

 行政区画が変遷する中でも、伝統がしっかりと継承されていますね。


地域力推進課長レポート

7月28日(日曜日)名古屋市指定文化財「牛頭天王車(ごずてんのうしゃ)」を見てきました

 中川区牛立町にある牛立八幡社には、「豊臣秀吉」など4体のからくり人形を乗せ、紺地に龍紋の水引幕の山車「牛頭天王車(ごずてんのうしゃ)」が伝わっています。

 毎年7月第4日曜日に行われる「牛立天王祭」では、この山車を拝見できるとのことで伺いました。

山車の全体像

 「牛立天王祭」は、江戸時代に新田開発された旧牛立村の7つの区が(現、熱田区切戸町北部と中川区内6つの区)が輪番で取り仕切っているとのことで、これを年番と呼ぶそうです。今年のお祭りは、熱田区の切戸町北部が7年に1度の年番にあたっており、他の区の皆さんとも協力しながら尽力されていました。


 午後4時前、いったん祭囃子が静まると、人形方、お囃子方が山車に乗り込みました。山車の中にははっぴを着たお子さんの姿も見えました。また、冷たい飲み物やアイスクリームのお振舞いがあり、その配布をお手伝いするお子さんもありました。


 再び、山車の中からお囃子の調べが流れ、からくりの演舞です。逆立ちをする唐子、蓮台を回す唐子などに子どもも大人も、目が釘付けです。

  • からくり人形
  • 引きまわし

 従前この山車は、牛立八幡社を出発し、斎宮社(熱田区切戸町)まで曳き廻されていました。残念ながらコロナ禍により、また、今年もこの暑さに鑑み、引き続き、実施の見合わせをされました。また、山車の担ぎ手確保は課題のひとつであり、将来を担うお子さんやその保護者への働きかけを、子ども会と連携するなどして行っているそうです。


 環境や時代の変化に柔軟に対応しながらのお祭り。楽しんだお子さんや、頑張って運営に関わったお子さんたちの中には、しっかりと夏の思い出として刻まれたことでしょう。伝統文化は、地域の中で、このように引き継がれ、根ざしていくのだと感じました。

  • 祭りに集まった子どもたち
  • 山車に乗った子ども

 

令和6年8月1日 「地域包括ケア推進ドラマ つながるっていいね」制作発表を行いました!

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 6月の区長の部屋でもご紹介しました「地域包括ケア推進ドラマ」が完成しました!

 未来のまちづくりを担う若い世代に向けて、若者の視点を取り入れ、人と人(地域)のつながりの大切さを伝えるため、名古屋市立大学芸術工学部の先生と学生とともに制作したものです。

「つながるっていいね」の画像

 7月18日に開催されました第1回区民会議でドラマをお披露目しましたが、区民会議に先立ち、協働制作した学生さんを始めとする制作関係者の皆さまと懇談しました。「地域包括ケア」という難しいテーマを、いかに若い世代へ伝えるかという工夫や撮影の裏話などを聞かせていただき、皆さまのご苦労や真摯な思いを改めて実感することができました。

制作関係者との懇談

 是非、たくさんの区民の皆さまに「熱田区地域包括ケア推進ドラマ つながるっていいね」をご覧いただきたいと思います。

 区民会議での完成報告の様子や制作に携わった担当者の思いなどを福祉課の包括的支援等の担当課長補佐からの熱意あふれる報告です。


包括的支援等の推進担当課長補佐レポート

 名古屋市立大学芸術工学部の学生さんと区民の皆さまの力を結集した「人と人(地域)とのつながりの大切さ」をテーマとする「地域包括ケア推進ドラマ」がついに完成し、7月18日の区民会議において制作発表を行いました!

 当日は、協働制作した学生の皆さんと栗原教授、主演俳優の上田定行さん、またドラマPR用ラッピングタクシーを制作していただいたつばめタクシーさんなどの制作者の皆さまにお越しいただき、制作秘話も交えながら上映しました!

ドラマの制作発表の様子
ラッピングタクシー

 まだご覧になっていない方!世代を超えた多くの区民の皆さま!渾身のドラマをぜひご覧ください!


 こちら(動画の視聴:YouTube版)(外部リンク)別ウィンドウで開くからご覧ください!


 今回は、このドラマ制作への担当の思いをお話しさせてください!

 発端は、熱田区のひとり暮らし高齢者の数の増加です。その数は2023年で約3,600人となり、2010年から約1.6倍、その割合は16区中4位と高く、孤独・孤立が懸念されます。国も「孤独・孤立の状態」にある方々の問題が深刻な状況にあるとして、2024年4月1日に「孤独・孤立対策推進法」を施行しました。

 この孤独・孤立の問題は、喫煙や過度の飲酒よりも死亡リスクが高く、ひとり暮らし高齢者の増加、特に社会とのつながりの希薄化による孤独・孤立の進行は健康寿命の延伸の観点から見過ごせない課題です。


 近年多くの研究者が「人と人(地域)とのつながり」が健康に有効であると明らかにしています。大切なことは、人とのつながりです。毎日誰かとお話をする、周りの人が気にかけてくれ、自分も周りの誰かを気にかける、そうしたつながりがあるまちをつくることが、高齢者のみならず、一人一人の皆さまの健康につながります。


 そして、まちづくりの主役は、未来を担う世代です!大学生の視点を取り入れた動画とすることで、若い世代のこころに届くことを期待し、また、かつてないドラマ仕立ての動画を楽しみながらご覧いただくことによって、「つながり」を考えるきっかけとなることを願っています。

 私は、このドラマ制作を通じて、携わっていただいた老若男女問わず多くの方々との新たな「つながり」が生まれ、元気をいただきました。関わらせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからはこの完成した動画を通してさらに「つながり」の輪を広げていきたいと思っています。お声かけいただければ、サロンや仲間とあつまるつどいの場などで、上映会を開催させていただきます。

「動画公開!つながるっていいね」のチラシ

 最後に制作に関わった学生の思いを紹介します。

「ひきこもりがちなひとり暮らし高齢者が地域の方と関わることで生き生きと暮らす様子を描くとともに、若者が成長していく姿を描くことで、地域の人との関わりの大切さに改めて気づいていただけるよう工夫しました。撮影に協力いただいたサロンの皆さんはとても温かく迎えてくださり、楽しく撮影させていただくことができました。この映像をきっかけに、人と人のつながり、地域の人とのつながりの大切さに改めて気づいていただければ嬉しいなと思います。」

制作に関わってくださった皆さん

 大切なことは人とのつながりです。このドラマをきっかけに「つながるっていいね」の合言葉があふれる、誰かが自分のことを気にかけてくれるまち あったか熱田 を区民の皆さまとともに目指していきます。

制作発表にて伝えたいメッセージ「大切なことは人とのつながり」

 

令和6年7月25日 大宝小学校3年生の社会科授業の見学報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 子どもたちは楽しみたくさんの夏休みに入りましたね。

 その直前の7月12日に、大宝小学校3年生の社会科「くらしを守る」の授業に地域力推進課長が参加してきました。


地域力推進課長レポート

7月12日(金曜日)、大宝小学校3年生の授業に参加してきました。

 大宝小学校3年生の皆さんは、今年度の社会科授業の一環で、「みんなで創る、安全な名古屋市のミライ」をテーマとして学んでいます。

 前回の授業までに、2002年から2018年までの名古屋市内の交通事故や火災発生件数は順調に減ってきた。それは、消防署や警察署が、地域の大人たち、電気やガスの会社の人など様々な人と連携をしながらまちを守ってくれているおかげ、ということを理解しました。しかし、授業の終わりには、「今後はどうなるのだろう。」という新たな探求ポイントが湧いてきました。そして、ここがこの日の授業の出発でした。


 なお、ここまでの意欲的な学びの様子は、教室に掲示された壁新聞が多くを物語っていました。校長先生の許可をいただきましたので、その一部を掲載します。

壁新聞(なぜ火事や事故が減っているのかを学ぼう)
壁新聞(これから火事や事故は減るのかな)

 さて、この日の授業。担任の伊藤先生から示された統計により、順調に減っていた市内の交通事故や火事は、最近5年(2018年から2022年)については、横ばい傾向であることを確認しました。


 その上で、ゲストティーチャーに迎えた消防署と警察の方から直接お話をお聞きしました。交通事故は交通法規の変更、火事は家庭用火災報知機設置義務や安全装置付きコンロなど機器の普及などを要因の一つとしながら、減ってきた。しかし、近年、減少傾向が小さくなっているのは、例えば、自転車の事故が多かったり、モバイルバッテリーの発火による火事が起きたりと、社会環境の変化に起因する面もあるということを学びました。

 さらに、伊藤先生からの働きかけ。「このまま、交通事故や火事の件数が減っていかない未来で良いかな?」「未来を変えられるのは、警察署や消防署で働いている人たちだけかな?」


 これを受け、グループに分かれて、「交通事故や火事を無くすために、自分たちに何ができるか」を考え、意見交換をしました。

  • 意見を出し合う児童さんたち
  • 活発に手を挙げる児童さんたち

 児童さんの中からは、「自転車に乗るとき、ヘルメットをかぶる。」「お留守番の時はキッチンに入らない。」など、たくさんの自分ができることが出されたところで、伊藤先生から再度、課題提起。「みんな、自分の力だけで、交通事故や火災を無くすことができるかな?」


 児童さんは、素早く頭を切り替えました。「車に乗ったら、自分だけでなく、家族がシートベルトを締めているかどうか確認する。」「火事になった時のことを考えて、あらかじめ逃げるところを考えておく。その時、一緒に避難した人が日本語を話さないかもしれないので、英語を勉強する。」など、自分起点で、かつ、自分の周りの人を巻き込んでいく方策がどんどん出てきます。


 さらに、「警察や消防の方、大人たちと一緒に街頭でチラシを配る。」「自分たちでポスターやチラシを作る。」「動画の方がよく伝わるのではないか。」など、まちじゅうに安全行動を促すためのアイディアが出てきました。


 授業終了前に、感想などをお話しする時間をいただけましたので、児童さんにお聞きしました。「皆さんのアイディアを生かして、熱田区の皆さんを対象に、区役所と一緒になって、実際に働きかけをしませんか?」教室は、「いいよ!」「やってみたい!」など、元気な反応で満たされました。今後、皆さんが具体策を考えたら、先生にお話しいただくようお願いをしまして、45分間の授業があっという間に終了しました。


 一学期を通して継続的に学んできた、その到達点に立ち会う機会をいただき、児童さんたちが「自分の住むまちをもっと安全にするように自分はどのように行動するか」を真摯に考える姿に出会えました。大きな元気をいただくとともに、安心安全で快適なまちづくりのため、一緒に啓発事業を行えることを願い、小学校を後にしました。

 皆さん、夏休みを安全に、楽しく過ごしてね。

 また、貴重な機会を頂戴しました大宝小学校の先生方、保護者の皆さま、ありがとうございました。


令和6年7月24日  地域活動のページを紹介します

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区の公式ウェブサイト内に、学区や町内会等の地域活動のページを作成しました。

 学区や町内会は、防災や防犯、清掃、交通安全など、様々な取り組みを通じて、わたしたちの暮らしを支えています。

 熱田区では、区民の皆さまに、学区や町内会等の地域活動の大切さを知っていただき、地域活動に積極的に参加、協力いただくため、地域での様々な活動を幅広くお知らせしたいと考えています。

 今後、担当課である地域力推進課の職員が、学区連絡協議会をはじめ、様々な地域活動を取材し、記事を順次、ウェブサイトに掲載してまいります。

 ぜひご覧ください。

地域活動のページのバナー画像

 トップページ内にあるこのバナーをクリックしてください


令和6年7月18日 「第1回 熱田区区民会議」を開催しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 熱田区では、年2回、区民の皆さまとの意見交換の場として「区民会議」を開催しています。今年度1回目となる区民会議を7月18日に区役所の講堂で開催しました。会議には区内で活躍していただいている地域の代表者の方や各種団体の代表者の方などにお集まりいただき、区で今後進めていきたいと考えている事業についてご意見をいただきました。


 今回の議題は3つで、1つ目は今年度取り組んでいる「区の特性を活かした事業」の紹介、2つ目は5月に公表した「第2期熱田区将来ビジョン(5年間の計画)」と「熱田区区政運営方針(令和6年度の計画)」の紹介、そして3つ目は今回の意見交換の目玉となる令和7年度に実施したいと考えている「区の特性を活かした事業」の紹介です。


 会議では、当初の予定時刻を大幅に超えるほど活発な意見交換が行われ、今後の区政を進めていくうえで欠かせないたくさんのご意見、ご提案をいただくことができました。酷暑の中、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。会議の様子について、企画経理課長から報告します。

企画経理課長レポート

 熱田区では、毎年7月に開催する第1回の区民会議において、「次年度に区として重点的に取り組みたい」と考えている事業についてご紹介し、参加者の皆さまからご意見をいただきながら事業の実現に向けて取り組みを進めています。


 今回の区民会議では、昨年度にご意見をいただいて予算化された事業「『つながる』っていいね!あったか仲間づくりプロジェクト」の中で、現在進んでいる取り組みについて紹介させていただきました。会場では市立大学の学生の皆さんと協働で制作した地域包括ケア推進ドラマを放映したほか、区役所駐車場では、つばめタクシー様のご協力による動画PR用ラッピングタクシーを展示しました。

動画に試写の様子


 令和7年度に向けて計画している4つの重点事業についても、事業検討の背景や目指す姿、具体的な取組内容を各事業の担当課から資料を用いて紹介をさせていただきました。


 参加者の皆さまからは、「この分野だったら協力できるよ」だとか、「こういう視点を持って取り組んでもらえるともっと良くなる」、「この分野はむしろ自分たちにやらせてほしい」など、日頃から地域の中で熱心に活動していただいている皆さまからの熱いご意見、ご提案をたくさんいただきました。

  • 発言をする宮宿会の方
  • 発言をする千年学区の委員長さん
  • 発言をする保健環境委員会会長さん
  • 発言をする民生委員の支部長さん
  • 発言をする商店街連合会会長さん

 区役所が取り組んでいる基礎的な事務や事業は全区共通のものが大半ですが、今回区民会議で議題とさせていただいている「区の特性を活かした事業」や、毎年策定する区政運営方針でお知らせしている「自主的な取り組み事業」は各区がそれぞれ必要としていることを独自に計画しているものになります。


 事業の検討にあたっては、普段の職務の中でお聞きする区民の皆さまの声や、各区、他市町村の取り組みなどを参考にしながら進めているところですが、今回のように区民の皆さまから直接ご意見やご提案をいただける機会は区役所にとって大変貴重で、ひいては区民の皆さまが必要とされる施策の実現に近づけることができるものと考えています。


 次回は来年の2月の開催で、主な議題は令和7年度の区政運営方針を予定しています。広報なごや1月号でご案内する予定で、公募委員も募集しますので是非皆さまのご参加をお待ちしています。


令和6年7月12日 白鳥小学校「国際会議場の社会見学」「大口南小学校との姉妹校交歓会」に参加してきました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 6月の最終週に、白鳥小学校の二つの行事に参加させていただきました。

 まずは6月24日(月曜日)に、3年生の「国際会議場の社会見学」に同行。休館日なので、日ごろは立ち入ることができない楽屋やステージの音響・照明の調整室を見せてもらったり、センチュリーホールの舞台のセリを使い、舞台地下の「奈落」に降りる体験もさせてもらったりしました。子どもたちは、音響や照明の装置にも触らせてもらい、とても楽しそうでした。現在はレストラン休業中の7階からは、熱田区が一望できました。

 国際会議場は改修工事のため、令和7年(2025年)2月1日から令和9年(2027年)3月31日まで臨時休場となりますが、夢を演出する大規模な施設が熱田区内にあるのは自慢の一つですね。子どもたちの将来の夢も拡がったのではないでしょうか。

  • 舞台を見学する児童たち
  • 照明装置で楽しむ児童たち

 6月28日(金曜日)には、「白鳥小学校と大口町の大口南小学校との姉妹校交歓会」に参加しました。堀尾金助と裁断橋にまつわる物語が取り持つご縁です。昭和41年から始まり、今年で59年目を迎え、三世代に渡って、交歓会に参加されているご家族もいらっしゃるそうです。両校が一年交替で会場となっており、今年は白鳥小学校の5年生が、大口南小学校に訪問しました。

 記念式典の後の交流会では、復元されている裁断橋がある堀尾跡公園まで、大口南小学校児童の説明を受けながら散策する予定でしたが、あいにくの雨のため、室内でのグループ交流と大口町歴史民俗資料館の西松学芸員さんからのお話となりました。最後は、大口南小学校の皆さんの熱烈なお見送りがありました。

 大口南小学校に、交歓会が始まった時の資料や、同行したPTAの方々が子どもの時の資料があり、子どもたちが交流を深めている一方で、大人も盛り上がりました。両校の関係者の皆さんや大口町堀尾史跡顕彰会の皆さんを始め、多くの方々に支えられてきたからこそ、世代を超えて思い出に残る行事になっています。

大口町歴史民俗資料館の学芸員さんのお話


 堀尾金助と裁断橋については、熱田区トップページ/熱田区の魅力/熱田区まちかど発見/堀尾金助と裁断橋をご覧ください。

 白鳥小学校では、インスタグラム(外部リンク)別ウィンドウで開くで授業や行事、給食など、学校生活の様子を発信していますので、ぜひ、そちらもご覧ください。


令和6年7月10日 「熱田区保健環境委員研修会」の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 健康づくり事業や地域でのごみや資源収集の適正排出指導やクリーンキャンペーンなど、地域公衆衛生活動のリーダーとして、日々ご活躍していただいている保健環境委員さん。いつもありがとうございます。

 6月26日(水曜日)に区役所講堂にて、熱田区保健環境委員研修会を開催いたしました。

 あつたロコモ予防大使の方々が舞台で見本を見せていただきながらの「なごや健康体操熱田区バージョン」もあり、会場が一体となってドンドンと足ふみ運動を行う様子は、さすが、健康づくり事業にご協力をいただいている委員さん方です。

 研修会の様子やいただいたご意見について、健康安全課長が報告します。


健康安全課長レポート

 新型コロナウイルスの影響で、研修会としては平成30年以来、久しぶりの開催となりました。

 熱田区保健環境委員221名中121名が参加しました。

 新任の委員だけでなく、これまで何年か務めた委員の方も一緒に学ぶ機会となりました。 

 保健環境委員会の制度や役割、ごみ収集における分別指導等を学んだあとに、プロギングという、ジョギングと清掃活動を合わせた活動について、一般社団法人プロギングジャパン会長の常田さんからお話を聞きました。

 参加した保健環境委員の皆さまからは、開催後のアンケートで、

  • 改めて制度や役割を再認識できた
  • ゴミの捨て方が正しく理解できていないので反省した
  • プロギングを取り入れたい

等のご意見をいただきました。

 今回参加されました保健環境委員の皆さま、お疲れさまでした。

 保健環境委員の皆さまが、今後も地域の公衆衛生活動のリーダーとして、お元気でご活躍していただけますことを期待しています!

  • 保健環境委員研修会であいさつをする区長
  • プロギングジャパン会長の話を聴く皆さん

 

令和6年6月20日 大盛況!女性会「環境バザー」

 こんにちは。区長の宮澤です。


 6月15日(土曜日)に、区役所講堂にて熱田区女性協議会(女性会)による「環境バザー」が開催されました。午前10時からの開催でしたが、開催前から約80名の方々が並んで待つほどの大盛況。


 今年は初めての試みとして、子ども用のおもちゃや衣服、絵本等も出品対象とし、また、組回覧等を利用してこれまで以上に幅広く出品を呼びかけたそうです。その成果があり、とてもたくさんの出品となり、また、年齢層も幅広く多くの方がいらっしゃいました。

 さらに、講堂の入口では、手作り体験コーナーが設置され、布とペットボトルキャップで作る手作りマグネットや、可愛いビーズやチャームで作るアクセサリーが用意されていました。七夕の笹に短冊で願い事をつるすこともできましたよ。

 私はたくさんの出品のなか、手作りのポーチやカバン、器をチョイス。かわいい糸の詰め合わせもあったので、趣味の織物に使わせてもらおうと購入しました。どれも驚きのお値打ち価格でした。

 

 準備も後片づけも大変だったと思います。女性会の皆さま、ありがとうございました。

  • 絵本などたくさんの出品された品々
  • 集まってくださった皆さん
  • 手作りコーナーで楽しむ人たち
  • 七夕の笹に飾られた短冊

  

令和6年6月18日 広がっています「ロバ隊長」の輪!!「認知症サポーターがいます」ステッカー事業 第3弾!について

 こんにちは。区長の宮澤です。


 昨年から「認知症サポーターがいます」ステッカー事業についてご紹介してきましたが、今回は第3弾です。ステッカー事業のマスコットである「ロバ隊長」のオレンジ色のやさしい輪が区内のお店に広がっていますので、ご紹介します!


 今回ご紹介するお店は、イオン熱田店及びイオンモール熱田店です。両従業員合せて91名もの方が、営業時間のお忙しい時間を割いていただき、認知症サポーター養成講座を受けていただきましたので、先日、お店に「認知症サポーターがいます」ステッカーをお届けしました。


 お届けした当日に、イオン熱田の竹原店長さま自ら、早速ステッカーを貼っていただくなど、イオン関係者の皆さまの同事業への厚いご支援に深く感謝いたしますとともに、認知症の方やご家族の方が安心してお買い物ができるお店がまた増えて、大変うれしい思いです。


 「『認知症サポーターがいます』ステッカー」事業って?

 認知症の人が安心して暮らすことのできるまちづくりの一環として、区内事業者の責任者の方及び従業員の方に、熱田区いきいき支援センターが開催する「認知症サポーター養成講座」を受講していただき、認知症サポーターとしてご登録いただいた上で、サポーターの証明となる「オレンジリング」と共に、店舗貼付用の「『認知症サポーターがいます』ステッカー」をお渡しするものです。

 認知症サポーター マスコットキャラクター「ロバ隊長」の、可愛らしいオレンジ色のステッカーが、認知症の方にお店をご利用いただく際の助けとなることを願って、今後も、「誰もがいつまでも自分らしく暮らせる、あったか熱田」を目指して、皆さまと共に歩んで参りたいと思います♪


 そうそう、熱田区役所にもたくさんの「ロバ隊長」がいますので、皆さん、どこにいるのか探してみてくださいね!


イオン熱田店

  • イオン熱田店の方と区長
  • イオン熱田にステッカーを貼ってくださいました
  • サポートレジのところにもステッカーがありました
  • イオンモール熱田の入り口にもステッカーがありました
スターバックスにもロバ隊長がいました

スターバックスコーヒーイオンモール熱田1階店

区役所にもロバ隊長がいました

熱田区役所

  

令和6年6月6日 大賑わいの熱田まつりでした

 こんにちは。区長の宮澤です。


 5日は熱田神宮で「熱田まつり」が行われました。「尚武祭(しょうぶさい)」とも称されています。

 

 午前中に天皇陛下のおつかい(勅使)が参向され、御幣物(ごへいもつ)の奉納などがあり、境内では、演芸や弓道、棒の手などの奉納行事が行われました。夕方からは、東門、西門、南門に設置された5基の献灯まきわらが奉飾点灯されます。今年はうるう年なので、縦に並ぶちょうちんは12個ではなく13個だそうです。無病息災を祈りながら、ちょうちんの一つ一つにろうそくを付けて竿に取り付けるのですから、大変な作業です。あたりが暗くなると、千発の奉納花火があがり、とても見事でした。


 たくさんの方が熱田にお越しいただき、皆さん笑顔で、屋台で買い物したり写真を撮ったりと様々楽しまれていましたが、消防団の皆さんが警備をしていただいたり、翌朝に地域の方々による清掃活動などがあって、お祭りが継続されています。関係者の皆さま方、本当にありがとうございます。

  • 舞台で披露された演芸
  • ちょうちんを付けた献灯まきわら

 

令和6年6月5日 「大宝学区クリーンキャンペーン」「朔日市」「堀川まつり」に行ってきました!

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 6月1日(土曜日)はさわやかな好天気のもと、区内の複数行事に参加してきました。

 

 まずは「大宝学区クリーンキャンペーン」です。西町公園を拠点に、総勢100名以上の方にご参加いただき、清掃活動だけでなく、ペットの適正な飼い方の普及啓発も行っていただきました。熱田鯱城会の皆さんもご一緒です。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

  • クリーンキャンペーンであいさつをする区長
  • クリーンキャンペーンでごみを集める人たち


 引き続き、「朔日市」へ。今月は、秋葉山圓通寺で開催しています。既にあつた宮餅は売り切れ。大人気ですね。私はお寿司とブルーベリーを買って、美味しくいただきました。


 午後は「堀川まつり」(宮の渡し公園)へ。ステージでは堀川太鼓を始めとして和太鼓グループによる演奏があり、キッチンカーも出ていて既に賑わっていました。夕方からは宮宿会による宮の浜市もあり、どんどんと人出が増えていきます。

 昭和50年頃に姿を消してしまった堀川の「まきわら船」を、平成2年に再現して始まった堀川まつりは、今年で35周年。今年は記念花火として、とても盛大に打ち上げ花火が夜空を彩りました。川面に打ち上げ花火とまきわら船のちょうちんの灯りが映り、とても幻想的な美しさでした。

 翌日には、疫病退散を願って、大きな山車「獅子山」の引き廻しもありました。

 「堀川まつり」にご尽力いただいた皆さま、感動をありがとうございました。

  • 堀川に浮かぶ「まきわら船」
  • 夜空を彩る打ち上げ花火
  • 大きな山車「獅子山」

 

令和6年6月4日 熱田がロケ地の映画「はじまりの日」、楽しみです

 こんにちは。区長の宮澤です。


 6月4日に、映画「名も無い日」を観てきて、余韻を味わっています。

 「名も無い日」は、熱田区出身の日比遊一監督が、主に熱田区を舞台に撮影し、2021年に公開された作品です。日比監督の最新作「はじまりの日」の完成記念として、前作の上映と監督のトークイベントがあり、参加してきました。

 会場で見せていただいた新作の予告編にも、熱田区でロケが行われた場面がありました。10月5日名古屋先行ロードショー、10月11日全国ロードショーとのことですので、楽しみですね。


はじまりの日のお知らせ
  • 名も無い日のポスター
  • 名も無い日の無料上映会のポスター

 

令和6年6月3日 「地域包括ケア推進ドラマ」制作中です

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 区長の部屋でも何度かご紹介しています「地域包括ケア」ですが、もう皆さんご存じでしょうか。 

 言葉は聞いたことがあるけれど内容が良くわからない、そういう方もいらっしゃると思います。多くの方に知ってもらえるよう、もっとわかりやすい広報を頑張ります!!


 というわけで、広報強化の一環として、誰もが、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けていくため、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援を一体的に提供していく仕組みである「地域包括ケア」を若い世代の方々にも考えてもらえるよう、現在、ドラマ仕立ての動画を制作しています。


 ドラマの内容をちょっとだけ(?)ご紹介しますね。

 閉じこもりがちな一人暮らしの祖父と就活中のお孫さんが主人公です。二人が区内のとある場所に出掛けたことをきっかけに、最後には○○という結末が待ち構えています!テーマは「人と地域(人)のつながり」です。


 動画は、名古屋市立大学芸術工学部の先生と学生さんに制作をお願いしており、学生の皆さんの若い感性を取り入れたものになっています。

 名古屋市出身の俳優さんにも出演いただいています。高蔵学区のいきいきサロンたかくらの皆さんにも出演していただきました。ご協力ありがとうございました。私や職員も少しだけ出演しています。


 誰もが自分らしく暮らせるまちー熱田区を目指してー「地域包括ケア推進ドラマーつながるっていいね」

 間もなく公開予定です。お楽しみに!!

  • ドラマ制作中の様子
  • いきいきサロンたかくらの皆さん
  • 名古屋市立大学芸術工学部の学生さんたち
  • ドラマ制作に関わった人たち

 

令和6年5月29日 「第2期熱田区将来ビジョン」と「令和6年度熱田区区政運営方針」を公表しました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 5月27日に、「第2期熱田区将来ビジョン」「令和6年度熱田区区政運営方針」を公表しました。

 「第2期熱田区将来ビジョン」は、めざす区の姿を明らかにし、その実現に向けた中長期の取り組みを体系化したもので、令和6年度から令和10年度までの計画となります。基本方針を第1期に引き続き「住みたくなるまち 訪れたいまち あったか熱田」としています。

 「令和6年度熱田区区政運営方針」は、新しい区将来ビジョンに基づいて、今年度の具体的な取り組みを取りまとめています。


 「区将来ビジョン」「区政運営方針」を策定するにあたり、熱田区区民会議や区民アンケートなどで区民の皆さまから貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。

区将来ビジョンと区政運営方針

 

令和6年5月28日 総合水防訓練を行いました

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 5月26日(日曜日)に、高蔵小学校で熱田区総合水防訓練が行われました。

 市内全域で記録的な大雨となり、熱田区内でも内水はん濫により、アンダーパスを含む道路の冠水をはじめ住家への浸水被害が発生したほか、高齢者等避難の発令に伴い、指定避難所を開設する事態となった想定です。


 当日は、午前8時30分に高齢者等避難発令、午前9時に避難指示発令がそれぞれ防災スピーカーから流れ、高蔵学区の皆さまが続々と小学校に参集してくださいました。そして、高蔵学区災害救助地区本部長である伊藤区政協力委員長の訓練開始のご挨拶後、各班に分かれての訓練です。

 屋外では、土のう作成や地下式給水栓操作の訓練、プールでのボート避難訓練・浸水時歩行体験、防災倉庫の確認などが行われました。また、屋内では、デジタル移動無線操作訓練や、要配慮者への支援についてのお話を伺ったり、災害用仮設トイレの組み立てを学んだりしました。さらに、体育館では、災害用トイレや非常持出品の説明、家具転倒防止資機材の説明、アンダーパスの紹介、防災関連の地図情報の閲覧などのブースが設置され、参加された方にそれぞれのブースなどを回っていただき、防災について学んでいただきました。


 今後、台風や局地的な集中豪雨による被害が発生する可能性が高くなってくる時期となりますので、自宅や職場、旅行先の天候について、こまめな情報収集を心がけていただきたいです。

 名古屋市防災アプリも令和6年3月にリニューアルしました。ハザードマップや各種避難施設などの確認もできますので、是非ご参考にしてください。


 総合水防訓練にご協力いただいた高蔵学区の皆さん、各学区の委員長さん、消防団・学生消防団の皆さん、そして多くの関係機関の皆さん、本当にありがとうございました。

  • 高蔵小学校に参集する皆さん
  • プールでのボート避難訓練
  • 非常持ち出し品などのブース
  • 積み上げられた土のう
  • 地下式給水栓の操作訓練の様子
  • 屋内で説明を受ける参加者の皆さん

 

令和6年5月27日 熱田で安全・安心な食の提供をしていただいています

 こんにちは。区長の宮澤です。


 5月20日に熱田区食品衛生協会総会に出席しました。

 熱田区食品衛生協会とは、熱田区内の食品業界で構成された団体で、熱田保健センターと連携して、食品衛生パレードや食品衛生指導員による巡回指導などを実施し、食中毒防止の啓発、食品の安全・安心の確保に取り組んでいます。

 総会では、食品衛生向上のため、自主管理の徹底・推進に努力されている優良施設1施設、優良従業員9名の方々が表彰されました。

 美味しくて安全な食品を提供するために日々研鑽する熱田区食品衛生協会の皆さまには、ぜひ今後も熱田区の食の魅力を盛り上げていただきたいですね。

壇上であいさつをする区長

 

令和6年5月20日 区役所に熱田の伝統を感じるコーナーあります!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 区役所の1階にある歴史資料展示コーナーをご存じですか。

 熱田区に関する郷土資料の収集家であった故福島重夫氏のコレクション(約1200点)を中心に、熱田区歴史資料ボランティアの皆さんが、半年に一度テーマを変えて展示してくださっています。歴史資料ボランティアさんの入れ替え作業の様子もご覧ください。


 現在、「熱田の大山祭ー『八ヶ村祭礼之覚』よりー」と題して、かつて、大小の「山車(だし)」がひき出されて大いに賑わった熱田の祭りに関した資料を展示しています。戦禍により焼失するなどしてしまった、大きな山車である大山(おおやま)の写真や絵などにより、当時の賑わいを感じることができます。


 6月1日(土曜日)・2日(日曜日)に宮の渡し公園で開催される「堀川まつり」では、明治時代に途絶えてしまった大山が「獅子山」として復活して、今年も曳き回しが行われます。堀川にくりだす「まきわら船」、打ち上げ花火やキッチンカーもでます。

 復活した大山「獅子山」と、かつての熱田の祭りの写真や資料の両方に触れて、熱田の伝統を感じてみてはいかがでしょうか。

  • 歴史資料展示コーナーの入り口
  • 年中行事図絵
堀川まつりのチラシ

 

令和6年5月14日 熱田高等学校「交通安全教室」の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 新緑の季節になり、自転車に乗るのが気持ちいい季節になってきましたね。通学や通勤で新しい生活の移動手段として利用する方もみえると思います。

 一方で、自転車に関係した交通事故も多く発生しています。熱田区内では、先月(4月)に人身交通事故が15件発生しましたが、当事者19名のうち自転車の方が6名で3割を超えています。

 また、自転車事故の際、車体や路面等に頭部をぶつけて死に至るケースも少なくありません。ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて1.7倍も高くなっているそうです(愛知県警察ホームページより)。

 

 地域力推進課の職員が、熱田警察署交通課と一緒に、熱田高等学校で交通安全教室を行ってきました。被害者役として先生も参加してくださり、生徒さんも真剣に取り組んでくれたそうです。


地域力推進課レポート

 地域力推進課課長補佐です。


 4月25日に愛知県立熱田高等学校で開催された交通安全教室に出席しました。

 体育館において、1年生320人を対象として、熱田警察署交通課の菅原警部補から、道路の通行方法やライトの点灯、ヘルメット着用など、自転車の乗車マナーに関する基本的なルールをわかりやすく解説してもらいました。


 また、実際に生徒さんに自転車に乗ってもらい、傘を差しながらの運転や、携帯電話を使用しながらの運転がいかに危険であるのか、なぜ禁止されているのかについて説明いただきました。

 なお、傘さし運転、携帯電話使用運転、イヤホン等使用運転は、5万円以下の罰金が科されるとのことです!知っているようで知らなかった知識が満載で、とても勉強になりました。

 最後に、事故が起きた時の対応について、先生にも被害者役としてご協力いただきながら、実演をまじえた説明がありました。


 自転車は、乗り方次第で自分自身を傷つけるだけでなく、他者に対する凶器にもなりえます。皆さんも、ルールをしっかり守って、楽しく自転車に乗っていただければと思います。


  • 熱田警察署交通課からの説明を聞く生徒たち
  • 楽しく話をしてくれる警察署の方
  • 傘さし運転の実演
  • 被害者役をしてくださった先生

 

令和6年5月8日 なんじゃもんじゃが満開「なごやかウォーク熱田」

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 4月29日(祝日)に「なごやかウォーク熱田」が開催されました。約5キロの「初夏の花を巡る白鳥&千年プロムナードコース」ですが、ショートカットの約2.5キロコースもあります。


 見どころポイントの一つは「なんじゃもんじゃの並木道」。昨年は満開がちょっと早めでしたが、今年はまさに満開!!新緑の葉にこんもり白い粉雪が積もったようで、コントラストがとても見事でした。「なんじゃもんじゃ」という名前で親しまれていますが、植物名は「ヒトツバタゴ」で、花言葉は「清廉」です。清廉潔白という四字熟語があるように、清く正しいことを示す花言葉が、この花が真っ白に色付く様子にぴったりですね。

 白鳥プロムナードでは、白や薄いピンク、濃い紫がかったピンクと色とりどりのツツジがきれいに咲いていて、対岸のツツジを見ながら楽しめる素敵なコースです。

 コースの途中にある「熱田白鳥の歴史館」では、白鳥貯木場の貴重な写真などがあり、木材のいい香りに包まれて癒されながら、名古屋木材産業の歴史や木の良さが学べます。毎年、休館日のところを、なごやかウォークに合わせて開館していただいています。中部森林管理局さん、ありがとうございました。


 今回の参加は134名。前日は夏日でしたが、当日は曇天で暑くもなく、快適にウォーキングを楽しむことができました。スポーツ推進委員の皆さんが初夏の花を楽しめる素敵なコースを考えてくださり、当日も要所要所で旗を持って道案内をしてくださいました。朝早くから、ありがとうございました!!


 熱田区にはウォーキングが楽しめる場所がたくさんあります。ウォーキングは、身体にとっても気持ちのリフレッシュにも良い効果があるので、是非日常的に取り入れて続けたいですね。

  • なんじゃもんじゃの並木道
  • 川の対岸に見えるツツジ
  • なごやかウォーク熱田のマップ
  • 魚問屋前で道案内をしてくださったスポーツ推進委員さん

 

令和6年5月2日 高蔵小学校「地域花壇」のフォト発表会の報告です

 こんにちは。区長の宮澤です。


 ご報告が遅れましたが、「区長の部屋」で3月にご報告しました高蔵小学校の皆さんからいただいたチューリップが、4月初旬にとてもきれいに咲き、区役所等に訪れる方々を楽しませてくれました。ありがとうございました。

  • 鮮やかに咲く赤色のチューリップ
  • 黄色やピンク色のチューリップ

 その高蔵小学校で、「地域花壇」のフォト発表会があり、参加した地域力推進課長が報告してくれました。「花いっぱい運動」を通じて、子どもたちの地域への愛着と誇りが育まれている様子がとても良く伝わってきました。


地域力推進課長レポート

 地域力推進課長です。

 高蔵学区、春の風物詩である「地域花壇」が今年も鮮やかにまちを彩りました。地域花壇は学区内にある11の公園や広場の中に設置されているものです。


 4月25日、高蔵小学校で、地域花壇づくりに頑張った6年生の皆さんの発表がありました。チームは通学班ごと15に分かれ、発表もチームごとにパソコンを使い、グループによってはチューリップマンになりきったり、クイズを取り入れるなど工夫をしながら写真を見せてくれました。


 どのチームも上手に説明してくれたので、それぞれのテーマ選定の理由、テーマに合わせ、どのようにデザインしたのか、工夫したのか等がとっても良くわかりました。

 工夫の例としては、花の品種や色合いの組み合わせに心を砕く。開花の時期や高さを考えたり、珍しい品種を目立つ場所に配置する。また、小学校の創立年に合わせ、151と花が咲くようにチューリップを置いたり、お世話がしやすいように通路を設ける等がありました。

 苦労した点として多くのチームが挙げていたのが、予算の範囲で仕上げること。予算は花壇の面積に応じて配分されたそうですが、どの球根をいくつ買うか、買うことができるか、何度も計算したとのことです。


 そして、地域の皆さんの目を楽しませることで皆さんを笑顔にしたいなど、地域貢献をしたいという強い気持ちが伝わってきました。地域を思う気持ちはこの先も持ち続けてくれるだろうと心強い限りです。


 一方、地域の皆さんも水やりや草取りなどによって活動を支え、PTAは資金確保のためのチューリップバザーを実施し、地元企業の労働組合の組合員さんは土起こしなどを手伝うなど、ともに活動してくださっているとのことです。さらに、この発表は5年生の皆さんと一緒に聞いたのですが、しっかりとバトンが手渡される音が聞こえるようでした。これぞ、市内でも他に例が見当たらないと言われている、高蔵独自の息の長い活動になっている秘訣だと感じました。皆さん、お疲れ様でした。そして、今から来春が楽しみです。

  • フォト発表会の様子
  • 頑張って発表する児童の皆さん
  • きれいに咲く花の映像
  • ニューサンタとサキサテリスの映像

 

令和6年4月14日 「ひびのコイまつり」が開催されました

 こんにちは。区長の宮澤です。


 今日は白鳥公園で開催された「ひびのコイまつり」に行ってきました。暑いと思うほどの好天気に恵まれ、開会前から続々と人が集まってきました。主催の日比野商店街振興組合は、名古屋学院大学と商学連携を結んでいるので、今日も名古屋学院大学の学生さんがブースを出していました。


 開会式では、日比野商店街振興組合の近藤理事長から、商店街で集めた寄附金を中部盲導犬協会にお渡しし、協会から感謝状が渡されました。


 まつりが開会すると、ステージでは和太鼓演奏から始まり、大道芸人やダンスなどが次々と披露されていました。テントブースでは、熱田の歴史を題材とした「あつた紙芝居」の披露や、スーパーボウルすくい、ミニ四駆のイベントなどがあり、子どもたちもとても楽しそう。飲食ブースも大人気です。恒例の空くじなしの大抽選会もあります。皆さん、とても楽しい時間を過ごされたと思います。


 商店街は日頃の買物だけでなく、地域のコミュニティにとても重要な役割を果たしていただいています。関係者の皆さま、ありがとうございます。

  

  • ひびのコイまつりの赤いゲート
  • 中部盲導犬協会の盲導犬
  • コイまつりステージタイムスケジュールの看板
  • 紙芝居を観て楽しむ子ども達

 

令和6年4月9日 保健センターの職員が愛知県知事表彰を受賞です!

 こんにちは。区長の宮澤です。


 昨年度末のことですが、職員が表彰されたという嬉しいニュースが届きましたので、報告をさせてもらいますね。

 熱田保健センターの香髙技師が、愛知県公衆衛生研究会で、愛知県知事表彰を受賞しました!県内の公衆衛生関係者が日ごろの事業や研究の成果について発表する研究会において、5人だけが受賞する最優秀賞なので、愛知県でトップ5となる快挙です。

 研究のタイトルは「調理工程における細菌汚染状況の可視化とその活用」。様々な調理工程によって手指や器具の細菌数がどのくらい変化するかを測定し、手洗いや消毒が食中毒の予防にとても大切であることが見て分かるようにしてあります。

 

「調理工程における細菌汚染状況を可視化した資料」

Adobe Reader の入手
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 研究の成果は、給食施設や区民まつり模擬店従事者等への講習会で活用し、受講した方々の衛生管理への意識づけに役立ててくれました。担当者だけでなく、他の係員や別の課の職員も協力して、保健センター全体で実証実験をした成果のようです。おめでとうございます!!

 表彰の詳細は愛知県公式ウェブサイト「令和5年度愛知県公衆衛生研究会の開催結果について」(外部リンク)別ウィンドウで開くにも掲載されています。ご家庭でも、調理する時は水だけの簡単な手洗いで済まさず、石けんで手洗い後に消毒することが食中毒予防につながります。作った料理は安心して美味しくいただきたいですね。


「愛知県公衆衛生研究会」開催報告

表彰された職員を囲んで一枚

 

令和6年4月4日 今年も元気に開催、「メダカの学校」入学式

 こんにちは。区長の宮澤です。


 4月4日に、毎年恒例となっています「メダカの学校」の入学式がありました。私は残念ながら出席できなかったのですが、市役所での会議を終えて、地下鉄熱田神宮西駅から区役所に向かう途中、満開の桜の下で元気に泳いでいる入学したばかりのメダカに挨拶してきました。

 入学式では今年も高蔵幼児園の皆さんが元気に歌ってくれたそうです。その様子を地域力推進課長(名称が室から課に変更しました)が報告してくれました。


地域力推進課長レポート

「メダカの学校」入学式に参加しました

 地下鉄熱田神宮西駅2番出口から徒歩1分、旗屋町交差点南東角にある「熱田街園」。その人工池には熱田ライオンズクラブのご厚意によるメダカが泳いでいます。

 今日は、「メダカの学校の入学式」が開催され、高蔵幼児園、年長組の40人の皆さんにより、めでたく3000匹のメダカ達が入学しました(放流されました)。

 入学式では、園児さんから「めだかの学校」と「春の小川」の2曲、歌のご披露があり、ライオンズクラブ会員や保護者の皆さまとともに、私ども行政の関係者も、ほっこりした気持ちになり、元気をいただきました。

元気に歌う園児さんたち
  • メダカを放流する園児さんたち
  • バケツを傾けてメダカを放流

 この入学式(放流)は昭和61年から毎年行われているため、保護者の方の中にはご自身も高蔵幼児園に通園していて、当時、同じ経験をされた方もいらっしゃるとのことです。

 終了後、園児さん達は、「また、会いに来るね」とメダカに手を振り、街園を後にされました。お近くにお越しの際には、是非、池の中をのぞいていただき、見ごろの桜とともに、和んでいただけたらな、と思います。

全員で記念に一枚

 

令和6年4月1日 今年度もよろしくお願いいたします

 こんにちは。区長の宮澤です。

 

 区長に就任して2年目の春を迎えました。

 昨年度は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、コロナ禍で縮小や中止となっていた様々な地域活動も以前のように活発になりました。日頃より地域で熱心にご活動いただいている皆さんのおかげです。ありがとうございます。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。


 例年よりちょっと遅めの桜の開花宣言となりましたが、区役所近くの桜も咲き始めていたので、昼休みに白鳥公園まで足を運んでみました。桜の樹のしたで、お弁当を広げている親子連れなどがたくさんいらっしゃって、ほのぼのとした幸せな気分になりました。

白鳥公園のきれいな桜

 熱田区は桜だけでなく、四季色々と楽しめるスポットがたくさんあります。昨年度、熱田区の魅力をより一層発信するために、インスタグラムを活用したフォトコンテストを開催したところ、200点を超える作品のご応募がありました。受賞作品を区ウェブサイトで掲載しているほか、応募していただいた作品をインスタグラムで掲載していますので、「#あつあつタイムズ」と検索して是非ご覧ください。熱田区には魅力が満載ですね。

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