今度は高台の寺、万福寺周辺。永享年中(1429年から1441年)三井右近大夫高行の創建で永禄3年(1560年)兵火で焼失再建とのこと。幕末尾張藩主徳川慶勝による直筆の扁額鳴海寺が残されています(写真2枚目)。良い景色で気持ちが良いです。また高低のある道は適度な運動負荷につながります。
旧東海道に戻って、この曲がり角は曲尺之手(かねのて)と呼ばれています。全国各地にもあるそうですが、城下町で道路が真っ直ぐだと敵に攻められ易いのを防御するためにわざわざ道を曲尺之手に曲げたということです。昔からなんでここ曲がってるのかなあと思ってた謎が解けました!ちなみに写真の御菓子司菊屋茂富さんは創業160年以上とのこと!
緑区ルネッサンスフォーラムの皆さんが平成21年に復元した、かつて江戸時代にあった高札場。法度類などを民衆に周知したものだそうで、明治時代のものもありました。教科書で見るだけじゃわからないこの本物感でかつての民衆に思いを馳せてみました。
かつて成美神社のあった場所に天神社(あまつかみしゃ)があり、そこには芭蕉の句碑が3つあります。鳴海は芭蕉ゆかりの町、たくさんの史跡もあります!
そして下村会長の深い芭蕉愛が伝わる解説は感涙ものでした!なお天神社の向かいには誓願寺があり、芭蕉最古の供養塔があります。特別に許可をもらって見せていただきました!
その他、芭蕉と古刹については、こちらのページをご参照ください。
今度は道を西側へ渡って鳴海城跡へ。そこで記念撮影!みなさんとても良い顔をされておられる!笑顔になれるクアオルト健康ウオーキング!そしてまたもや肝心の眺望を撮りわすれました…。北の名古屋駅の方まで見渡せる、プチ素晴らしい眺望でしたよ!
今度は尾根伝いに鳴海小学校の南あたりを歩いて善照寺砦へ向かいます。良い感じの坂で運動負荷も適度です。本当に緑区の道は坂が多くてクアオルト健康ウオーキングの適地だらけです!
そして先頭を切って歩くのは、やはり今回もサブリーダー1号。年齢関係なし、笑顔と元気で突っ走れ!(歩いてますけどね実際は)
やってきました善照寺砦。
信長が桶狭間の戦いの際に、こちらに本隊が駐留しているように見せかけた砦です。たしかに桶狭間まで見渡せる高台で、ここでヤッホーなんてすると気持ち良さそうな好立地ですね。
善照寺砦について詳しくはこちら
そしてゴールは緑生涯学習センター。かつては緑区役所でもあった施設です。こちらに宿場町鳴海の魅力を書いた看板もあります。
そしてやっぱりタフな下村会長、このあとオマケで中島砦跡や、広報なごや緑区版7月号でも紹介させていただいた鳴海絞り製造販売、近清(こんせい)商店(お留守でした無念)にもご案内いただきました!
予定時間大幅超過してお付き合いいただいた山村会長、堀川副会長本当にありがとうございました!他のコース調査でお付き合いいただいた皆さんもそうですが、緑区の人はみんな優しい人ばかり!
そしてこの鳴海、職場のすぐ近くでもあるわけで、自分なんてもう通勤やらなんやかんやで1,500回以上通ってるのに、気づかなかったこの魅力!おそるべし鳴海!江戸時代にタイムスリップできる旧東海道の町並み、歴史ある古刹、戦国時代の名所、そして芭蕉ゆかりの数々の史跡!
クアオルト健康ウオーキングは、身体だけでなく心も整えるウオーキングです。他のコースもいいけど鳴海もいいなあ、と実感できる一日でした。(文責:リーダー)
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