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子宮頸がん

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ページID:87318

最終更新日:2025年4月9日

ページの概要:予防接種法に定められる定期予防接種のうち、子宮頸がんワクチンについての情報を掲載しています。

子宮頸がんとは

 子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、日本では年間約3,000人が子宮頸がんで亡くなっていて、20代後半から40歳前後での発症が多くなっています。

 子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(以下「HPV」といいます。)というウイルスの感染が原因となって発症することが解明されています。このウイルスは主に性交渉で感染し、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、5年から10年以上を経て一部ががんの発症につながります。

子宮頸がんワクチンに関するよくあるご質問についてはこちらのページをご確認ください。

平成9年度から平成19年度生まれの女性へ 2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、2025年4月以降も残りの接種を公費で受けされることになりました。公費での接種期間は2026年3月31日までです。
平成20年度生まれの女の子と保護者の方へ 2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、2025年4月以降も残りの接種を公費で受けられることになりました。期間は2026年3月31日までです。

子宮頸がんワクチン

 HPVには100種類以上の型が存在し、全てががんの原因となるわけではありません。現在日本において公費で受けられる子宮頸がんワクチンは、防ぐことができるHPVの種類(型)によって、 サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の3種類あります。

 サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)は、子宮頸がんの原因の6、7割程度を占めているとされる、2種類又は4種類の型に対して感染を予防する効果があります。
 また、シルガード9(9価)は、子宮頸がんの原因の8、9割程度を占めているとされる、9種類の型に対して感染を予防する効果があります。

 接種を希望される場合は、必ず子宮頸がんワクチンの効果や接種後の副反応などについて医師から説明を受け、十分に理解した上で接種してください。

子宮頸がんワクチンの副反応について

 予防接種だけで全ての子宮頸がんを防ぐことはできませんが、子宮頸がんは定期的に検診を受けていれば、大部分をがんになる前の段階で発見して治療することができます。名古屋市では500円(ワンコイン)でがん検診を実施していますので、20歳以上の女性は2年に1回、子宮がん検診も受けてください。

名古屋市の子宮がん検診

予防接種の概要

対象者

定期接種

以下の(1)と(2)の両方を満たす方

(1)名古屋市に住民登録がある方

(2)小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子(令和7年度は、平成21年4月2日から平成26年4月1日生の方)

 高校1年生相当年齢の女子の方は、接種は合計3回で、接種開始から完了するまでに約6か月間かかるため、接種を希望する方は、お早めに接種をご検討ください。

(注)中学校1年生の方には、4月にシール式接種券を送付予定です。ただし、接種済みの方にも送付されていることがありますので、必ず母子健康手帳等で過去の接種回数を確認してください。

キャッチアップ接種

キャッチアップ接種とは:定期接種の機会を失った方に対する公費接種で、令和4年4月1日から令和7年3月31日期間限定となります。

令和7年度の1年間に限り、以下の(1)から(3)をすべて満たす対象者においてキャッチアップ接種経過措置を実施します。

(1)接種日時点で名古屋市に住民登録がある方

(2)平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女性

(3)令和4年4月1日から令和7年3月31日の間に、1度でも子宮頸がんワクチンを接種した方であって、3回目の接種を完了していない方

接種回数とワクチンの種類

ワクチンは「サーバリックス(2価)」、「ガーダシル(4価)」及び「シルガード9(9価)」の3種類があり、いずれか一つのみを選択して接種します。
原則として同じワクチンで3回の接種を行う必要がありますので、接種するワクチンを間違えないようにしてください。

すでに2価または4価で接種を開始した方で希望される方は、接種医師とよく相談の上で、残りの回数を「シルガード9(9価)」に変更することは可能です。なお、2価から4価、4価から2価への変更は認められません。

「サーバリックス(2価)」を接種する場合

1回目の接種から1か月後に2回目、2回目の接種から5か月後に3回目を接種します。
この間隔で接種できない場合は、1回目の接種から数えて1から2か月半後の間に2回目を、5から12か月後の間に3回目を接種します。

「ガーダシル(4価)」を接種する場合

1回目の接種から2か月後に2回目、2回目の接種から4か月後に3回目を接種します。
この間隔で接種できない場合は、1回目と2回目は最低1か月、2回目と3回目は最低3か月の間隔を開けて接種します。

「シルガード9(9価)」を接種する場合

1回目の接種から2か月後に2回目、2回目の接種から4か月後に3回目を接種します。
この間隔で接種できない場合は、1回目と2回目は最低1か月、2回目と3回目は最低3か月の間隔を開けて接種します。

15歳未満の方で1回目の接種から5か月以上後に2回目を接種した方は2回接種とすることができます。

15歳以上の方や、1回目の接種から5か月未満で2回目を接種した方は3回接種が必要です。

接種の受け方

市内の指定医療機関で接種を受けることができます。多くの医療機関では予約が必要となりますので、あらかじめ医療機関へお問合せください。接種を受ける際には、名古屋市に住民票があることがわかる公的なもの(子ども医療証やマイナンバーカード)及びシール式接種券をお持ちください。その際、予防接種の記録を記入しますので、母子健康手帳をお持ちの方は母子健康手帳もあわせてお持ちください。なお、16歳未満の方の接種には原則として保護者の同伴が必要となります

ただし、13歳以上の方で、やむを得ず保護者が同伴できない場合、保護者の方が子宮頸がん予防接種についてご理解いただいたうえで、同意書を記入いただき、接種を受けるときに提出していただくことで同伴が無くても接種を受けることができます。

詳しくは以下のページをご覧ください。

13歳以上の者に対する予防接種の保護者同伴について

(注1)1回目の接種につきましては、できる限り保護者同伴で受けていただきますようお願いいたします。

(注2)転入や紛失等でお手元にシール式接種券がない方は、インターネットによる電子申請または各区の保健センターでの窓口申請をすることができます。

予防接種の個別通知(シール式接種券)について

子宮頸がん予防接種の経過措置について、シール式接種券の電子申請をする方

名古屋市電子申請システム「子宮頸がんワクチン経過措置専用フォーム(外部リンク)別ウィンドウで開く」の申請リンクから申請してください。申請にはご本人の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)が必要です。なお、接種を受ける方ご本人が申請していただきますようお願いいたします。

(注)マイナンバーカードを添付する場合、個人番号はアップロードしないようお願いします。

指定医療機関

定期子宮頸がん予防接種を受けることができる指定医療機関につきましては、以下のページをご覧ください。

市内指定医療機関のページ

子宮頸がんワクチンの副反応について

子宮頸がんワクチンの副反応については、以下のページをご覧ください。

子宮頸がんワクチンの副反応について

名古屋市作成のリーフレット

「子宮頸がん予防接種の大切なお知らせ」のファイルはテキスト情報のない画像データです。内容を確認したい場合は〈子宮頸がん予防接種電話相談窓口 052-972-3379〉までお問合せください。

子宮頸がん予防接種の大切なお知らせ

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子宮頸がんワクチンの国の対策等

お問合せ先

このページの作成担当

健康福祉局 感染症対策課内 子宮頸がん予防接種電話相談窓口
電話番号: 052‐972‐3379
ファックス番号: 052‐972‐4203
電子メールアドレス: a2631-03@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

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