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司会:
最近は米離れといわれてますよね。こうしたことについては、どうお考えですか。
寺西さん:
学校給食では「子どもたちには米を食べさせるように」という教育をしている市町村も出てきましたよね。パン食から全部、米に切り替わっているところもあるじゃないですか。
本来はアメリカのソフトパワーに負けないようにやっていかないかん。(笑)
食料は世界戦略の一部なんで。
司会:
日本人の体には日本の食べ物が一番いいと言いますもんね。
寺西さん:
日本にも何千年の歴史があって、弥生時代から続く文化の原点が今の南陽に息づいているんです。米を食べる文化は2千年、3千年という歴史がありますからね。
司会:
小麦食が台頭してきたのはここ50年ですもんね。西洋型食文化の普及という観点では脱脂粉乳と同時期と言われていますから戦後の話なんですね。
山田さん:
私が幼稚園とか保育園の時代「脱脂粉乳の牛乳とパンを食べましょう」となりましたね。
寺西さん:
ただ、米は商品化という面から見るとかなり不利なんです。昔ながらの炊き方しかないし、昔ながらの食べ方しかない。今は、米をレンジで「チン」して食べる人もいるけど、それもつい最近の話だし。それまでは自分で炊かないと食べられなかったんで。
司会:
個人的には米は白いままおかずと一緒に食べるのが一番うまいから、あまり商品化しなくてもいいのではと思ってしまいますが。話それますけど、最近の若い者たちはてすっごく顔ちっちゃくて足長いじゃないですか、あれってたぶん食文化ですよね。
山田さん:
そうですね。顔のかたちもね、卵型が増えている気がしますね。昔はね、僕らの子どものころ、やっぱり顔が四角い人が多くみえたように思うんだけど。食文化の変化で西洋型っていうか…。(笑) 足が長い人が多くなったね。
私たちのころは胴が長くて…。(笑)
寺西さん:
考えようによっては30年で一世代変わるから、そういう意味では小麦食が普及してからの流れは大きいよね。戦後70年といわれてるんで、どんどん代が変わってるんでしょ。
司会:
まぁ、そうは言っても、パンも好きなんですけどね。ただ、パンと米は位置付けが違いますからね。
山田さん:
私たちもそう思ってるけどね。まぁ、米自体も昔とちょっと違ってきてるよ。米も体に良いものをということで、農薬をなるべく減らして、安心していい水を使いながら育てとる。
寺西さん:
今日も名古屋市の食育安全推進会議に出てきたんだけども、「身の周りの食に関心が高い人は一般の消費者の方を含めてたくさんいる」という話が出た。
でも、米だけは添加物の話になんてならないですから。
(画像:南陽の田んぼ)
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