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中学校スクールランチについて(保護者の皆様へのご説明)

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ページID:50442

最終更新日:2025年4月4日

ページの概要:保護者の皆様へ中学校スクールランチについてご説明いたします。

中学校スクールランチの導入の経緯

名古屋市立の多くの中学校では、昭和30年代後半からミルクのみを提供するミルク給食が開始されました。

その後、完全給食の実施に向けて何度か検討が行われましたが、当時は児童生徒の急増期であり、過大校の解消、教室の整備など緊急の課題に追われ実現できませんでした。

しかし、児童生徒数も減少期に転じるとともに、核家族化の進行、働く女性の増加など社会構造に変化が起こり、さまざまな価値観が生まれました。そして、学校給食に対する考え方を多様化させるとともに、子どもの食生活にも大きな影響を及ぼしました。また、学校給食に豊かさと多様性を求める動きがあり、市町村の中には、バイキング方式やカフェテリア方式、複数メニューなどを導入したり、あるいは食事場所を整備するなど多様化に努力しているところもありました。

「豊かな中学校給食検討委員会」での検討

このような全国的な動きの中、名古屋市は平成元年から「豊かな中学校給食検討委員会」設置し、中学校で完全給食を実施するため、再度、検討を進めることになりました。平成2年には、幅広く市民各層の意見を聞き、検討の参考にする必要があるということで児童生徒、教職員、保護者、一般市民の1万人を対象にアンケートを実施しました。アンケートでは、保護者や市民からは「給食がよい」という意見が多く、生徒や教職員からは「弁当持参がよい」という意見もありました。

このような背景を踏まえ、望ましい中学校給食のあり方として、「画一的なメニューで、教室での給食というような小学校給食の延長としてとらえるのではなく、21世紀を展望した豊かで魅力ある給食にしていく必要がある。」と検討委員会から報告がありました。その中で、以下の3点に配慮することが望ましいとされました。

  1. 複数メニューから自己の考えにしたがって選択できるようにする
  2. ランチルームなど、食事にふさわしい場所を確保する
  3. 家庭と生徒の多様なニーズに応えるため、家庭からの弁当持参を認める
名古屋市では、これら3つの条件を満たす方向で完全給食の導入を進め、21世紀を展望した豊かな給食をイメージして「中学校スクールランチ」と称することにしました。

実施の状況

平成5年度に7校で試行実施を行い、平成8年後から本格実施を進め、平成10年度には108校においてスクールランチを実施するに至りました。現在は、新設校を加え、110校でスクールランチを実施しています。

メニュー

中学校スクールランチのメニューは、教育委員会の管理栄養士と、中学校および小学校の栄養教諭が学校給食摂取基準に基づいて作成しています。メニューは選択できますが、どちらを選んでも中学生の成長に必要な栄養が摂取できるように考えられています。

衛生管理

民間の調理工場で安全面、衛生面に配慮して調理しています。教育委員会では、毎日の衛生管理を記録した書類の確認や定期的な立ち入り調査を実施するとともに、事前連絡せずに抜き打ちでも立ち入り調査を実施し、各調理工場の衛生管理を確認しています。また、異物混入等の事故が発生した場合は、速やかに報告を受け取り、原因究明と再発防止に取り組む体制を整えています。

衛生管理の主な内容

  • 検収:食材の納入時に品質、鮮度などに問題がないか確かめます。
  • 保管:冷凍庫、冷蔵庫などで衛生的に保管します。
  • 調理:食中毒を防止するために、中心までしっかりと加熱した後、おかずは一定の温度まで急速に冷やします。ご飯や汁物は、保温食缶などで高温を保ちます。
  • 配送:保冷車で各学校へ配送します。
  • 盛り付け:各学校の配膳室で、衛生面に配慮しながら盛り付けや配膳をします。

添加物や放射性物質への対応

食品添加物ができるだけ少ない食材を使用しています。特に、合成甘味料、合成着色料、酸化防止剤(BHT,BHA)は使用していないものを選んでおり、書類の確認だけでなく、食材の抜き取り検査も行っています。放射性物質についても、同様に書類のみではなく、抜き取り検査を実施しています。

食材の概要や放射性物質の検査結果については、スクールランチの食材の概要や産地情報についてで公開しています。

関連リンク

予約方法

中学校スクールランチは事前予約制です。

予約や支払いの手続き等は、中学校スクールランチ予約システムから行います。

予約やキャンセルの期限は、原則、実施日の3日前(土曜、日曜、祝日を除く)の午後1時30分までです。ただし、4月、9月、1月や3年生の3学期は例外の期間が設定されることがあります。その場合は事前にお知らせします。

中学校スクールランチ予約システムについて

次の操作をすることができます。

  • 献立確認
  • 予約、予約の確認
  • 入出金履歴の確認(保護者利用機能)
  • クレジットカードの入金(保護者利用機能)
  • その他、個人に合わせた設定など
詳細は中学校スクールランチパンフレットをご確認ください。

中学校スクールランチパンフレットのファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。

中学校スクールランチのパンフレットのファイルの一部はテキスト情報のない画像データです。内容を確認したい場合は教育委員会事務局 教育支援部 学校保健課 中学校給食担当(電話番号: 052-972-3248)までお問い合せください。)

中学校スクールランチパンフレット

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ランチ代

中学校スクールランチは保護者の皆様に1食あたり320円を食材料費として負担していただきます。ただし、ミルク代は別途かかります。

調理に伴う人件費や光熱水費・学校整備費・食器・システム管理費などその他の費用は、名古屋市が負担しております。

(学校給食の運営に要する経費については、学校給食法及び同法施行令において、施設及び設備に関する経費や、人件費などの運営に関する経費を学校の設置者の負担とし、それ以外の経費を保護者の負担とする、と定められています。)

また、コロナ禍などによる著しい物価高騰の状況であってもランチ代を改定することなく質と内容を維持するため、令和4年度から食材費にも公費による物価高騰対応支援を行っています。

名古屋市では、小学校給食費や中学校スクールランチ代など小・中学校就学に必要な費用をサポートする事業を行っていますので、ご相談ください。

ランチ代の支払い

クレジットカード決済と払込票での支払いがあります。それぞれ異なる利用手数料がかかります。

クレジットカード決済

都度払いと自動支払いの2種類があります。

都度払い

予約システム上でカード決済をします。

322円、1614円、3228円、6457円、29059円の5種類の金額(いずれも0,9%の手数料を含みます)から、必要な金額を選択してカード決済が可能です。決済情報は即時にシステムに反映されます。

自動払い

毎月1日に残額が7040円を下回る場合に、事前に登録したクレジットカードから7040円に手数料を合わせた7103円を自動的に決済します。なお、1日が休日の場合は、翌平日に決済します。決済額は、ひと月分のランチ代の最大22食分に対応しています。

払込票による支払い

コンビニエンスストアまたはスマートフォンアプリで支払うことができます。

コンビニ収納

3326円、6526円、28926円3種類の金額(いずれも支払手数料126円を含みます)から、必要な金額の払込票をコンビニ店舗でお支払いいただけます。入金情報は、翌平日の午後3時以降にシステムに反映されます。

アプリ決済

3326円、6526円、28926円3種類の金額(いずれも支払手数料126円を含みます)から、必要な金額の払込票をスマートフォンアプリでお支払いいただけます。入金情報は、翌平日の午後3時以降にシステムに反映されます。なお、アプリ決済をご利用の場合は38円分返金という形でシステム残額に反映されますので、実質手数料が88円になります。

このページの作成担当

教育委員会事務局教育支援部学校保健課中学校給食担当

電話番号

:052-972-3248

ファックス番号

:052-972-4178

電子メールアドレス

a3248@kyoiku.city.nagoya.lg.jp

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