PM2.5(微小粒子状物質)

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ページID1012550  更新日 2025年10月16日

PM2.5(微小粒子状物質)について説明しています。

PM2.5(微小粒子状物質)とは

PM2.5(ピーエム2.5)は、空気中に浮遊する粒の直径1000分の2.5ミリメートル(2.5マイクロメートル)以下の細かい粒子で、ボイラーや自動車などで燃料を燃やしたことによってできたものや、空気中のガスの化学反応が原因でできたもの、風によって土などが巻き上げられてできたものなどがあります。

PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響も懸念されています。

このため、平成21年9月新たに環境基準が定められ、名古屋市でも平成23年度から自動測定機による24時間の連続測定(常時監視)をはじめました。

写真:髪の毛の太さは約70マイクロメートル、花粉は30マイクロメートル、PM2.5は2.5マイクロメートルで髪の毛の太さの28分の1です

環境基準について

環境基本法第16条第1項に基づく人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として、平成21年9月に環境基準が定められました。

1年の平均値が1立方メートルあたり15マイクログラム(0.000015グラム)以下であり、かつ、1日平均値が1立方メートルあたり35マイクログラム(0.000035グラム)以下であること。

自動測定機は1時間ごとに測定を繰り返していますので、平均値はこの1時間値から計算します。

関連リンク

PM2.5注意喚起情報について

冬季から春季にかけては、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度が高まる可能性があります。

名古屋市を含む尾張区域のPM2.5の1日平均値が、1立方メートルあたり70マイクログラムを超えると予測される場合、愛知県から注意喚起情報が発表されます。

注意喚起情報が発表された場合には、次のことに気をつけて行動するようにしましょう。

  • 不要不急の外出は控えましょう。
  • 屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らしましょう。
  • 窓の開閉を減らしましょう。
  • 外出する場合はマスクを着用しましょう。
  • 呼吸器系や循環器系に疾患のある方、小さなお子さんや高齢者の方は、体調に応じてより慎重に行動するよう心がけてください。

PM2.5注意喚起情報をトップページやメール等でお知らせしています。

名古屋市では、注意喚起情報を名古屋市公式ウェブサイトトップページの「災害緊急情報」や電子メール、Facebook、Twitterでお知らせしています。

電子メールの受信を希望される方は、名古屋市が運用している「きずなネット防災情報」にご登録ください。(登録された方には、PM2.5に係る注意喚起情報のほか、災害に関する情報なども届きます。すでに登録されている方は、自動的に配信されますので、新たに登録する必要はありません。)

きずなネット防災情報、Facebook、Twitterについての詳しい内容は、以下のページまたはチラシをご覧ください。

PM2.5の測定データを知るには

市内の大気汚染常時監視測定局におけるPM2.5などの大気汚染物質の測定データは、下記リンクからご覧ください。

市内の測定データ(速報値・確定値)

千種区鹿子殿にある愛知県管理の「国設名古屋大気環境測定所」の測定データは愛知県環境部のホームページか「そらまめくん」でご覧ください。

県内の測定データ(速報値・確定値)

全国の測定データ(速報値)

市内の過去の測定結果

PM2.5の濃度の予測情報

国立環境研究所、九州大学、日本気象協会では、PM2.5の濃度の予測情報を公開しています。

このページ内にあるデータの利用について

ページ上部の「PM2.5注意喚起情報について」のみだし以降にあるデータ・画像・文章はすべてオープンデータとして提供しており、クレジット表記することにより、二次利用していただくことが可能です。ご利用の場合は以下のページもご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

環境局 地域環境対策部 大気環境対策課 大気騒音担当
電話番号:052-972-2674 ファクス番号:052-972-4155
Eメール:a2674@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
環境局 地域環境対策部 大気環境対策課 大気騒音担当へのお問い合わせ