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自然共生サイト認定「なごや東山の森」について

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月25日

ページID:171769

なごや東山の森

なごや東山の森(東山スカイタワーより撮影)

 なごや東山の森は、名古屋市東部の丘陵地に位置し、南北に樹林が連なる面積約400ha(東山動植物園(約60ha)含む)の範囲が「なごや東山の森」です。なだらかな丘陵の大半が樹林で覆われ、水辺や湿地が点在し、多様な動植物が生息・生育しています。区域内は、2つの都市公園(平和公園、東山公園)で構成され、その中に5つのテーマの森(へいわの森、くらしの森、ふれあいの森、いのちの森、うるおいの森)が設定されています。

 市内で象徴的な里地里山である「なごや東山の森」は、市民・企業・行政の協働により維持管理や環境教育の場として継続的に保全や活用されてきました。

 令和6年2月27日、そのような生物多様性の価値が評価され、「自然共生サイト」として環境大臣認定されることが決定しました。

 令和6年3月18日、認定証授与式が名古屋能楽堂で開催され、杉野副市長が認定証を受け取るとともに、なごや東山の森の重要性や保全活動の大切さについてプレゼンをおこないました。

認定証授与式

認定証授与式の様子

認定証

自然共生サイト認定証

認定内容

場所・面積

平和公園、東山公園の一部(千種区、名東区、天白区)約285ha

生物多様性の価値

  1. 生物多様性の恵み(生態系サービス)の提供の場 在来種を中心とする多様な動植物種からなる健全な生態系があり、自然に親しめる散策路(一万歩コース)、植物園など都市部である名古屋にとって生物多様性がもたらす恵み(生態系サービス)を市民に提供する貴重な場所となっている。
  2. 希少な動植物種の生息の場 ヒメタイコウチ、ホトケドジョウなど希少な動植物種が生息生育している場としての価値が確認されている。
  3. 市民行政による協働による保全 市民・企業・行政の協働により、木竹の間伐、農作業などにより里地里山を適切に維持するとともに、こども森づくりなど環境教育の活動を長年継続している。
東山の生き物

なごや東山の森に住む生きものたち

認定区域

自然共生サイト認定区域

認定区域

保全活動について

 なごや東山の森は、二次的自然(里地里山)で、樹木や竹の伐採など人の手を入れることにより、生物多様性の価値が維持されています。

 なごや東山の森では、名古屋市による日常の維持管理のほか、緑のパートナーである「NPO法人なごや東山森づくりの会」を始めとする、市民・企業・行政の協働により、木材の間伐、農作業などを行い雑木林や水辺・湿地等の里地里山の保全再生活動やこども森づくりなど環境学習・体験学習が実施されています。

保全活動に参加するには?

NPO法人なごや東山の森づくりの会

定例森づくり(森で汗をかく!森で学ぶ!森で遊ぶ!)

  • 活動日時 毎月第1日曜日 7月から9月:午前9時から正午、10月から6月:午前10時から午後3時
  • 活動参加費 会員/無料・一般/200円
  • 活動場所 奇数月/いのちの森・うるおいの森(東山公園南部)、偶数月/くらしの森 (平和公園南部)
  • 詳細は右のリンクをご覧ください → 定例森づくり活動案内(外部リンク)別ウィンドウで開く
保全活動の様子

その他活動

その他(東山の森で実施する保全活動、観察会など)

自然共生サイト認定記念イベント

自然共生サイト認定を記念してなごや東山の森で自然観察会を開催します。

詳細はこちらをご覧ください。

開催概要

 日時 令和6 年6 月9 日(日曜日)10時から正午

 場所 なごや東山の森 くらしの森(里山の家集合)

関連リンク

このページの作成担当

環境局環境企画部環境企画課生物多様性に係る企画調整担当

電話番号

:052-972-2698

ファックス番号

:052-972-4134

電子メールアドレス

a2662-01@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

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