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金山地区の開発経緯

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ページID:182460

最終更新日:2025年2月25日

金山地区の開発経緯

 金山地区一帯は、熱田台地の上に位置しており、江戸期には名古屋城から熱田の町に通じる本町通や、熱田宿と桑名を陸路で結ぶ佐屋街道が整備され、人の往来が盛んになり、町家の連なりや寺院などがつくられました。

 近代に入ると、市電の開通とともに商店街が形成されはじめ、戦時中には名古屋鉄道が金山橋駅を開業、戦後には復興計画の中で副都心として位置づけられ、中央本線金山駅、地下鉄金山駅が開業し、交通拠点としての重要性が高まりましたが、各駅が分散しており不便な状態が続いていました。

 その後、世界デザイン博覧会の開催とともに平成元年に金山総合駅が完成し、駅の利便性が飛躍的に高まり、駅の南北においても、平成11年に金山南ビルの開業および南口駅前広場の整備が行われ、平成17年にはアスナル金山が開業しました。

金山駅付近写真(左:昭和44年、右:平成元年)

金山駅付近の様子(左:昭和44年、右:平成元年 総合駅完成後)

主な沿革

昭和19年 名鉄金山橋駅開業

昭和21年 復興土地区画整理事業の着手

昭和37年 国鉄中央本線金山駅開業

昭和42年 地下鉄金山駅開業

昭和47年 市民会館開館(人口200万人突破記念事業)

昭和52年 復興土地区画整理事業の換地処分完了

平成元年 金山総合駅完成・世界デザイン博開催

平成8年 南ビル建設工事着工

平成11年 金山南ビル完成

平成15年 金山北地区開発 建設工事着工

平成17年 アスナル金山完成・愛地球博開催

駅前南地区

  1. まちづくりの調査・研究機関の設置、都市型美術館の設置、ホテル機能の整備等をキーコンセプトとするビル開発。
  2. 地下公共駐車場、南口駅前広場等の交通関連施設の整備。

この方針に基づき、南ビル提案競技を平成4年に実施し、南地区の「賑わい創出」の核となる金山南ビルが平成11年3月にオープンしました。

また、この開発に合わせ南口駅前広場や街路を整備しました。

金山南ビルは、「名古屋都市センター」、「ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋」、公共駐車場「金山駅南駐車場」で構成されています。

駅前北地区

北地区においては、まちの成熟に合わせた段階的な開発を行うこととし、第1段階開発では、「賑わいのある駅北口の整備」を、また、第2段階開発では、「新たな拠点づくり」を進めていきます。
 第1段階として、金山駅前北地区にある名古屋市所有地約2. 3ヘクタールを活用し、公共施設の再編整備と交流の場の整備を行いました。

  1. 公共施設の再編整備
    ・安全で快適な歩行環境の整備
    ・交通結節点にふさわしい交通施設の整備
  2. 交流の場の整備
    ・歩いて楽しいまち金山の起点となる賑わいの創出
    ・広場と商業施設が一体となった魅力的な空間の創出

この方針に基づき、名古屋市と財団法人名古屋都市整備公社(現 公益財団法人名古屋まちづくり公社)が共同事業者となり、平成15年に金山北地区開発提案競技を実施しました。

 最優秀提案となった「アスナル金山」は平成17年3月10日にオープンしました。

アスナル金山写真

イベント時のアスナル金山

このページの作成担当

住宅都市局 まちづくり企画部 まちづくり企画課 金山まちづくり担当
電話番号: 052-972-4224
ファックス番号: 052-972-4162
電子メールアドレス: a4224@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp

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