名古屋市熱田区役所 郵便番号:456-8501 名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号 電話番号:052-681-1431(代表) 所在地、地図
こんにちは。区長の宮澤です。
昨年の10月から学区ごとの活動をレポートしてきたコミュニティサポーターですが、令和5年度最後の取材は、船方小学校の「大掃除の集い」です。卒業式を控えた小学校を清掃してきれいにするというだけではなく、清掃活動を通した地域づくりについてもお聞きすることができました。「大掃除の集い」について、コミュニティサポーターに報告してもらいます。
卒業式を直前に控えた日曜日の朝、船方小学校の校庭に大人と子ども合わせて150名が集合しました。船方小学校恒例の「大掃除の集い」です。船方学区連絡協議会の主催で、PTAをはじめ、体育協会など、普段、船方小学校のグラウンドや体育館を利用している学区内のスポーツチームの親子などが集まりました。
昨年まで「大掃除の集い」は、4月の第一日曜日に行われ、入学式に合わせて実施されていました。今回初めて、3月にスケジュールを前倒しして、卒業式に合わせて実施することになりました。
この日は、朝から曇り空でしたが雨もなんとか持ち堪えて、船方学区の森区政協力委員会委員長も一安心の様子でした。
年度変わりのこの時期は、皆さんの予定もなかなか合わず、かつ、雨が降った場合の延期もないため、体育協会会長の川津さんも大掃除が実施できたことに胸を撫でおろされていました。
秋に行われる船方学区の運動会は、学区連絡協議会の一大イベントで、昨年は900人近くの人が集まりました。
川津さんは、今回の「大掃除の集い」を通して、船方学区の地域の繋がりについて思いを話してくれました。
「スポーツをする人、運動場や体育館を借りている人たちが、普段から小学校にお世話になっているから、これだけ大勢集まってくれたのだと思います。子どもたちだけでは手が届かない範囲まできれいにすることができて、学区の人たちの温かさが伝わってきました。災害などがあった場合、小学校は避難所になります。知らない人同士が集まってもまとまらず、支援物資などが届いたとしても、仕分けや配付などができるか不安が残ります。コロナ以降、敬老会など今まで行われていた行事なども縮小傾向でしたが、今回のような大掃除の機会を通じて普段から顔見知りになっておくことが大切です」と、防災を兼ねた地域づくりをされているのが分かりました。
PTAの方や、卒業生の先輩たちも手伝いに来ていました。
小学校入学前の小さな子どもたちも、お兄ちゃん、お姉ちゃんの為にお手伝いです。
船方消防団の方たちも清掃のお手伝いをされていました。
普段、練習でグラウンドを利用している少年野球のチームも日頃の感謝を込めて清掃です。
民生委員の方たちも、隅々まで落ち葉を集めてくださいました。
4月にはきれいな花が咲くように、花壇の草も丁寧に取られました。
こうして集まった落ち葉や枯れ葉がこちらです。たくさんありますが、これでも一部です。
コミュニティサポーターの視点から感じたことがあります。
近年、小学校という場所の機能が見直されています。子ども達が学ぶ場というだけでなく、災害時に小学校は、地域の“重要な拠点”となり、地域の人々や様々な団体との連携が求められています。「大掃除の集い」を通して、地域の人同士が顔見知りになるということは、学校と地域の連携を深めることに繋がっているのだと思います。
今回、この大掃除のお話を聞かせていただき、卒業生の皆さんにも是非この記事を読んでもらいたいなと思いました。そして、新入生のみんなにはきれいになった小学校でたくさん学び、いろんな経験をして6年間の小学校生活を過ごしてもらいたいです。
こんにちは。区長の宮澤です。
3月23日に「第23回熱田ぐるりん!ウォーキング」が開催されました。朝からあいにくの雨天。それでも、50名の方に参加していただきました。
白鳥山法持寺がスタート地点です。副住職さんに法持寺の由緒や大相撲との関わりなどのお話を伺った後、いざ出発!
今回は、「白鳥山法持寺→白鳥古墳→御陵橋→白鳥公園→熱田記念橋→熱田神宮公園(断夫山古墳)→青大悲寺→高座結御子神社→高蔵公園(高蔵貝塚・古墳群)→大乗教」のコースです。毎回、「あつた堀川にぎわい委員会」の皆さんが、見どころ満載のコースを考えていただいています。
自分のペースでフリーで歩いても良いですし、「熱田史跡ガイドの会」の方々が案内をしてくださるグループで歩いてもOK。私は区政部長と一緒にガイド付きのグループに参加させてもらいました。
「熱田史跡ガイドの会」の中田会長さんは、「伝承がたくさん残っている熱田が好きなんですよ」と、白鳥古墳や断夫山古墳で日本武尊(やまとたける)や宮簀媛(みやずひめ)のお話もしてくださいました。高蔵公園の古墳群では、同じく「熱田史跡ガイドの会」の方が、「もう少し早かったら、弥生土器ではなくて高蔵土器と言われていたかもしれない。それぐらいの大発見だったんですよ」ととてもロマンあふれるお話でした。各要所でガイドさんが説明をしてくださるので、とても充実した約90分のウォーキングでした。
参加賞のきよめ餅も、皆さんに嬉しいお土産です。ご協賛ありがとうございました。
歩いていると寒さも気になりませんでしたが、各ポイントで待機していただいた40名以上の関係者の方々、寒い中本当にありがとうございました。
次回のコースが楽しみですね。
白鳥公園・旧貯木場案内板
大乗教総本山・大涅槃像
あつた堀川にぎわい委員会の皆さん
こんにちは。区長の宮澤です。
令和6年3月4日、野立小学校で、春の「子どもを守る」PTA全市一斉パトロールが開かれ、地域力推進室から係長とコミュニティサポーターが参加してきました。
「地域の世話やき活動」の一環として、大人が子どもたちを見守り、地域の連帯感と教育力を高めていくことを目的にした活動の様子をコミュニティサポーターから報告してもらいます。
今回行われた一斉パトロールでは、パトロールとゴミ拾いを行い、その後、グループごとに改善要望を記入し教頭先生へ提出をしました。PTAだけでなく、熱田警察署、熱田土木事務所、名古屋市教育委員会、熱田区役所、交通指導員と学区に関わる様々な関係者が集まりました。
事前に校外指導部委員の方たちが、普段の生活の中で危険だと感じる場所や、気付いた点などを集約して意見を出し合い、実際にその場所をパトロールに行きました。
消えかかっている道路標示や、車からも歩行者からも見えにくい交差点など、通学路に限らず子どもたちの通りそうな道に危険が潜んでいないか、大人たちが子どもの目線になってチェックをしました。
地震時に倒壊しそうなブロック塀や壁も通学路は特に注意をして確認しました。
パトロール中には、道路に落ちているごみ拾いも行いました。
昔からの住宅が立ち並ぶ地区や、最近マンションが建ち子どもの数が多くなる地区など、学区の中でも地区によって様々な状況があることが分かります。野立学区の道路事情として、大きな通りから車が抜け道として通学路などを通り抜けることが多くあり、新しく通学路の指定にしてほしい箇所などの要望がありました。また、空き家になったところは、歩道まで草木が生えてきたり、廃棄物などが風雨で道路に散乱したりと二次的な通行の妨げになっていることも確認していました。
他にも、飲食店のある一方通行の道路では、お客さんが勢いよく車を走らせて帰ることや、住宅の壁が原因で交差点内が見えなくなっていることが挙げられ、そうした場所には、ミラーの設置などを要望します。通学路には、足型マークが所々にペイントされていて、色が薄くなったり、認識しづらくなったりしている箇所は無いかもチェックして回りました。
見回りから戻った後は、各グループでチェックしてきた箇所を振り返り、要望書に意見をまとめていきました。関係機関の方たちも、実際に見てきた箇所や、取りまとめられた意見を確認し合いました。
振り返りの際に、生涯学習課の担当者から「一斉パトロール」の歴史について触れられました。
一斉パトロールは、70年ほどの歴史があり、昭和の時代は経済の発展と共に地域の安全は、“交通安全”が主でした。しかし、最近の安全は、“不審者”対策などの割合が高くなってきていることなど、地区ごとの事情でも出てきたように空き家などの社会問題も、子どもたちの安心安全に影響を及ぼしていることが分かります。時代背景は変わっても「子どもの安全のため」というのは不変であるのが、「一斉パトロール」が続いている理由です。
野立学区の委員長からは、「学校や地域の方が協力し、こうした取り組みが続けられていることは、本当にありがたい。学区として、できることがあれば遠慮なく言っていただきたい。」と、集まった方たちに感謝の気持ちを伝えられていました。
最後に、校長先生からは、「子どもたちは、この一斉パトロールによって施設的な面・教育的な面の両面で守られている。」と伝えられました。後になってからでは自分事として捉えられなくなるので、地域のみなさんには、「街の中で危険があった時は、その場で注意をしてあげてほしい。」ともお願いをされていました。
学校、家族、地域の人、関係機関とあらゆる人たちが、事故や犯罪を防ぐように努め、より良い環境づくりが、子どもたちの健全な育成に繋がっているのだと感じます。
こんにちは。区長の宮澤です。
3月9日に熱田区女性協議会の皆さまによる「芸能まつり」が開催され、区内の10団体の皆さんが、大正琴や民謡、フラダンスなど、日ごろの練習の成果を披露してくださいました。銭太鼓という出雲等に伝わる竹筒形の楽器を用いた演目もあり、見どころ満載でした。
手話コーラスや脳トレ体操では会場の方々も参加され、最後には「お楽しみ抽選会」もありました。会場全体で一体感があり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
こんにちは。区長の宮澤です。
4月に着任して、あっという間にもうすぐ1年になります。
この時期、転居や就職など、新生活をスタートさせる方も多いかと思います。それに伴い、手続きのために多くの方が区役所に来所されます。
区役所のホームページでは、市民課受付窓口の混雑状況や駐車場の混雑予想をご案内していますので、ご参考にしてください。
本日は、年度の替わり目にあたり、保険年金課長からのお知らせです。
保険年金課長です。
年度の替わり目は、国民健康保険(国保)や国民年金に関し、手続きが必要となることの多い時期です。
例えば、就職などによって国保から職場の健康保険に変わった場合、自動的に国保を抜ける仕組みとはなっていませんので、新しい保険証を受け取られたら国保を脱退する手続きをお願いします。
なお、手続きにあたり、窓口にお越しいただく際は、下記をご参考になさってください。
熱田区役所保険年金課の窓口は、1階の4・5・6番窓口です。内容によって次のように分かれています。
4番:国保の加入や脱退などの手続き。4番窓口で番号札をお取りください(申請書等の記入前に取ってお待ちください)。
5番:保険料の納付相談など。番号札は不要です。
6番:国民年金に関する手続き。番号札は不要です。
また、例に挙げた職場の健康保険への加入に伴う国保の脱退をはじめ、内容によっては窓口にお越しいただくことなく郵送や電子申請で可能な手続きもあります。
詳しくは、お手数ですが名古屋市公式ウェブサイト「暮らしの情報」の「保険と年金」ページからご確認いただきますようお願いいたします。
窓口は混み合うこともございますので、郵送や電子申請の活用もご検討ください。
4番窓口にご用の際は番号札を取ってお待ちください。
こんにちは。区長の宮澤です。
令和6年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。
基本法の目的は、「認知症の人が尊厳を保持しつつ、希望を持って暮らすことができるような社会の実現を推進していきましょう」というものです。
熱田区でも、認知症の方を含めた区民の皆さまが、お互いの自分らしさを尊重しながら安心して暮らすことができるまちづくりに努めてまいります。
さて、そんな熱田区のまちづくりの取り組みとして、
令和6年3月11日、「スターバックスコーヒー イオンモール熱田一階店」様のご協力を賜り、店舗内で認知症サポーター養成講座を開催しました。
また同時に、店舗貼付用の「『認知症サポーターがいます』ステッカー」をお配りさせていただきました。
私も見学いたしましたが、皆さまにはとても熱心に受講していただき、また、店長さまに笑顔でステッカーを受け取っていただき、とてもあたたかい気持ちになりました。
当日の様子を、福祉課担当主査からご紹介します。
こんにちは。
今日は「認知症サポーター養成講座」の開催と、「『認知症サポーターがいます』ステッカー」のお届けについて、レポートさせていただきます!
3月11日、熱田イオンモール1階のスターバックスコーヒー様にて、店員の皆さまや店舗のお客さまなど、学生の皆さまを含む多世代の受講者様に、「認知症サポーター養成講座」を実施させていただき、認知症に関する正しい知識を学んでいただきました。
また、店舗に貼っていただく為の「『認知症サポーターがいます』ステッカー」をお配りいたしました。
高齢者の方の割合が4人に1人を超えている熱田区ですが、区民の皆さまがご高齢になっても、いつものカフェでコーヒーを飲んだり、お買い物をしたり… 自分らしく「ほっと一息」できるようなあたたかいまちづくりに、スターバックスコーヒー イオンモール熱田一階店様とご一緒に取り組ませていただいたこと、とても感謝しています。
今後も、「誰もがいつまでも自分らしく過ごせる、あったかいまち熱田」を目指して、皆さまと共に歩んで参りたいと思います♪
〈「『認知症サポーターがいます』ステッカー」配布事業〉って?
熱田区地域包括ケア推進会議(事務局:熱田区福祉課)では、令和5年度から、認知症についての正しい知識を持っている店舗であることを示す「『認知症サポーターがいます』ステッカー」を配布する事業を開始しています。
認知症の人が安心して暮らすことのできるまちづくりの一環として実施しております当事業は、区内事業者の責任者の方および従業員の方に、熱田区いきいき支援センターが開催する「認知症サポーター養成講座」を受講していただき、認知症サポーターとしてご登録いただいた上で、サポーターの証明となる「オレンジリング」と共に、店舗貼付用の「『認知症サポーターがいます』ステッカー」をお渡しするというものです。
認知症サポーター マスコットキャラクター「ロバ隊長」の、可愛らしいオレンジ色のステッカーが、認知症の方にお店をご利用いただく際の助けとなることを願って、今後もより一層の推進に取り組んでまいります。
認知症サポーター養成講座の様子
ステッカーを配付させていただきました
こんにちは。区長の宮澤です。
3月6日に、高蔵小学校の皆さんから素敵なプレゼントをいただきました。チューリップのプランターとお手紙です。
高蔵小学校では、「花いっぱい運動」として花を育てる活動をされており、その活動の一つとして各学級で育てたチューリップを区役所や警察署、消防署など地域のいろいろな所に配ってくれています。
プランターには、「子どもから大人まで朗らかな気持ちになれるような優しい花壇をイメージしてデザインしました」「熱田区役所の人、熱田区役所に来た人たちに、明るく、笑顔になってほしかったので、ルビーのつばさ、ジュディーレスター、マンゴーチャーム、カバンナを使って、華やかさをイメージしてデザインしました」といったプランターに込めた思いも寄せていただいています。プランター内のチューリップの球根の種類や並べ方によるデザインもとても凝っているんですよ。
区役所と図書館の間の通路の北に4つのプランターが並んでいますので、こちらにおみえの際には覗いてみてください。
咲くのがとても楽しみですね。高蔵小学校の皆さん、ありがとうございます。
こんにちは。区長の宮澤です。
ひな祭りの3月3日に、講堂で「第142回熱田区春のいけ花展」が開催されました。会場は熱田区花道連盟の方々の作品で彩られ、大同大学大同高等学校いけばな同好会OBの方、あすなろクラブ(名古屋市ひとり親家庭の子どもの居場所づくり事業)の皆さんの作品も展示されました。
春を感じる作品ばかりで、とても癒されました。
会場では、「親子ふれあい いけばな体験教室」も午前と午後に行われました。とても人気の教室で、小学校低学年から中学生まで、男の子も女の子も参加です。熱田区花道連盟の先生の丁寧なご指導のもと、かわいいチューリップやスイートピーなどを、親子や姉妹で楽しそうに活けていました。渡辺由美会長始め熱田区花道連盟の皆さま、子どもたちが伝統文化に触れる機会を作っていただきありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田神宮で開催された今月の朔日市で、白鳥小学校の児童が商品開発した“ハチかま”が特別出品されたので、購入して食べてみました。
白鳥小学校の5・6年生の総合学習では、グループに分かれて活動をしています。そのうちの「食グループ」が大矢蒲鉾さんにアドバイスをもらいながら商品開発をおこなったものです。松川屋義永のコッペパンに、大矢蒲鉾のかまぼこ、名古屋学院大学の蜂蜜、生クリームが挟まっていて、ブルーベリーなどがトッピングされています。ハチミツかまぼこサンドで、その名も“ハチかま”。ネーミングも良いですね。
数日前にお邪魔した授業では、どうやって商品をアピールしようか、どんな食感と表現すればいいかな、と話し合っていたのですが……あっという間に売れ切れです。
味はどうかな?チラシに書いてあったとおり、はちみつや生クリームの「甘味」とブルーベリーやラズベリーの「酸味」、かまぼこの「塩味」がとってもマッチしていて、本当に美味しかったです。
また、「堀川グループ」が、堀川周辺がにぎわうような企画を考えてくれたので、提案発表を聞かせてもらいました。5つのグループが、ホリゴン顔はめパネルや、ゴミ拾いイベント、クイズラリー、スタンプラリー(2グループ)を企画してくれていました。ホリゴンは堀川のイメージキャラクターです。景品がホリゴンの折り紙だったり、ラリーのスタンプがホリゴンの消しゴムはんこだったりと、アイディア満載です。プレゼンテーションも、皆さん、パソコンも使ってとても上手でビックリしました。
ほかにも「伝統文化グループ」「国際理解グループ」があるそうです。
こうした機会を通じて、地域への愛着がしっかりと育まれていくのですね。自分たちで考えて企画する機会があるのは、素晴らしいことだと思います。先生方やご協力していただいている地域の方々、ありがとうございます。
さらにその数日前、2月26日には、白鳥小学校で、5・6年生対象に、吉本興業のお笑い芸人のオレンジ田中さんによるいじめ防止の講演があったので、見学させてもらいました。「暴力」や「悪口」、「仲間外れ」は、どんな理由があってもいじめになるといったことや、夢を持つことの大切さを、笑いを交えながら子どもたちに伝えてくれていました。
また、2月29日にも、白鳥小学校で、3・4年生を対象に、伝統工芸士の岩田康行さん、北川慎也さんをゲストティーチャーに迎えた特別授業が実施されました。
私は参加できなかったので区地域力推進室職員が参加し、その報告を受けました。
「授業では、クイズを交え、節句は季節の節目に健康や豊作などを願う行事であることや、工芸士さんのお仕事の内容などを教えていました。
児童さんはペットボトルを使ったひな人形づくりに挑戦しました。お衣装は西陣織の布をご用意いただき、本物を見たり、手に触れる貴重な体験ができました。」とのことです。
今日は、白鳥小学校の授業をご紹介しました(白鳥小学校のインスタグラムもご覧ください)が、熱田区内には7つの小学校があります。それぞれの学校で、特色を活かしながら、子どもたちをいきいきと輝かせてくれています。熱田の子どもたちには、たくさんの応援隊がいますね。
こんにちは。区長の宮澤です。
「手をつなぐ育成会」は、知的障害のある人とその家族や支援者の方々から構成され、知的に障害のある人たちがすべてのライフステージにわたって、地域で安心安全な普通の暮らしが送れるよう、啓発活動や施設運営等に取り組んでみえます。「名古屋手をつなぐ育成会」の本部・事務局が熱田区にあり、生活介護事業、短期入所・日中一時事業、福祉ホーム、ヘルパー派遣、放課後デイサービス、移動支援などの福祉事業も運営されています。
支部である「熱田区手をつなぐ育成会」は、熱田区自立支援協議会のメンバーとして、区民まつりには授産製品販売やボッチャが体験できるブースを、総合防災訓練などには車いす体験や障害についての講話のブースを出展していただいて、啓発活動にも力を入れていただいています。
今回、奥村会長さん始め会員の皆さんから、「知的障がい児者に対する福祉施策向上に向けて」の要望事項を受け取るとともに、福祉業界の慢性的な人手不足や支援に係る困難事例なども話題にしながら懇談を行いました。
懇談の中では、生きづらいと思っている方、困っている方などへの支援について、区役所や社会福祉協議会の取組みに、育成会として何かできることがあれば力になりたい、との心強いお言葉もいただきました。
今後ともご協力をいただきながら、「あったか熱田」を目指して取り組んでいきたいと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田区では、毎年、区民会議を年2回開催しています。2月5日に今年度2回目となる区民会議を区役所の講堂で開催しました。区内で活躍していただいている地域の代表者の方や各種団体の代表者の方、公募の区民の方などにお集まりいただき、区役所が今後進めていく方針や施策についてご意見をいただく会議です。
今回は、区役所の中長期的な計画である「第2期熱田区将来ビジョン(案)」と、将来ビジョンに基づいて来年度に取り組む内容をまとめた「令和6年度熱田区区政運営方針(案)」についてご意見をお伺いしました。また、総務局から「名古屋市次期総合計画中間案」について説明があり、ご意見をお伺いしました。会議にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。会議の様子について企画経理室長から報告します。
今回の区民会議の議題「将来ビジョン」は、区役所の中長期的な計画として今後5年間に区が目指す方向性や目標を掲げたものです。今年度で第1期の計画期間が終了することにともない、来年度からの5年間の計画を新たにつくりました。この「将来ビジョン」にもとづいて来年度に取り組む具体的な内容をまとめたものが「区政運営方針」になります。
第2期の将来ビジョンでは、基本方針を「住みたくなるまち 訪れたいまち あったか熱田」とし、「区民の皆さんと一緒にこんなまちにしていきたい」という思いを3つの将来像としてまとめました。
将来像1 安心・安全で快適に暮らせるまち
将来像2 人が支え合い、自分らしく暮らせるまち
将来像3 生きがいや活力を感じ、魅力あふれるまち
会議の中では、「最近はあまり人と関わらずに一人で過ごしたいという思いの人もいる。それも自分らしく暮らすことの一つかもしれないが、人が繋がって支え合っていかないと孤独死のような悲しいことも地域では起きるので、その兼ね合いが難しくなってきている。」とか、「町内会への加入者が減っている。町内会は自主的な組織なので強制的に加入してもらうことは難しいことかもしれないけれど、夜の暗がりを照らす防犯灯や地域で行われる行事など、当たり前と思われる安心安全で住みよいまちは町内会という基礎的な組織によって成り立っている。お互いが少しずつ協力し合うことの大切さを多くの人に理解してもらい協力してほしい。」といった切実なご意見をいただきました。
働き方や暮らし方が見直されたり、人口減少や情報化などの影響を受けたりしながら価値観やライフスタイルの多様化が進む中、地域と一括りに言っても住民の方が求めるものは千差万別になっています。個々の考え方が尊重される一方で、昔ながらの繋がりが希薄化することで、必要な支援を届けられない、SOSをキャッチできないことも出てくるかもしれません。
さらに地域の担い手の高齢化が進んでおり、どの分野でも担い手不足にあえいでいる現状があります。現代の社会状況において、これからもこのまちを維持し、発展していくためには、特定の人に負担が偏るのではなく、全ての住民の方がそれぞれの立場でできることを少しずつ無理のない形で協力しあえる仕組みが適しているのではないかとも感じました。
引き続き、地域の皆さまや各種団体の皆さま、関係機関の皆さまにご協力をいただきながら、「住みたくなるまち 訪れたいまち あったか熱田」を目指して進めてまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
こんにちは。区長の宮澤です。
名古屋市は、能登半島地震の被災地のうち石川県七尾市の支援を担当しており、さまざまな部署から職員を派遣しています。区役所からも、職員が順番に現地に赴き、避難所運営支援業務に当たっています。
また、避難所や在宅で避難をしている被災者の健康支援や感染症対策などを行うため、保健師も派遣しています。
保健福祉センター所長が、医師の立場から、「避難所での感染予防」について話をしてくれました。
本年元日に「令和6年能登半島地震」が発生しました。昨年5月には「令和5年奥能登地震」もあり、罹災された方々のご心痛はいかばかりかと存じます。発災より一か月以上経過しましたが、現地の保健・医療体制も大きなダメージを受け、全国の医療機関、保健所等からの応援が継続中です。
武見厚労大臣は避難所での感染症対策のため専門家チームの派遣を発表しました。会見の時点でノロウイルス感染は約30件とのことでしたが、これまでも災害時の避難所では感染症がまん延しました。例えば、東日本大震災では、約1500名が避難中の福島県郡山市「ビッグパレットふくしま」で212名がノロウイルスに感染、嘔吐や下痢にみまわれました。当時の専門家チームの報告は、「トイレの清掃不足・汚物の不十分な処置」、「手指消毒が出来ていない」、「過密で換気ができていない」でした。
トイレが使えるかどうかは健康に直結します。水がなければ「流せない」、水があっても地震で配管が破損、曲がってしまえば「流れない」、無理に使うとトイレが汚物であふれます。あくまでも理想ですが、配管・下水道の無事が確認されるまでの水洗トイレは使用禁止です。そのため、袋や消臭凝固剤などがセットになっている携帯トイレをご自宅でも備えておくことが大切です。
名古屋市では、すべての指定避難所に下水道直結式トイレ(マンホールの上に設置して使用する組立式トイレ)、くみ取り式トイレ(便座の下に備え付けてある便槽にし尿を溜める組立式トイレ)、簡易パック式トイレ(袋と消臭凝固剤がセットになった携帯トイレ)を配備しています。使用できるマンホールトイレは、名古屋市上下水道局のウェブサイトで確認できます。(「名古屋市 マンホールトイレ」で検索できます。)
当たり前ですが、床にはホコリがたまります。ウイルスを含んだ飛沫もホコリに混ざります。避難所といえば、体育館に布団が敷かれている光景を思い浮かべる方も多いと思いますが、とてもホコリが溜まりやすい環境です。感染症予防は、トイレだけではなく居住スペースのお掃除も大切です。また、床から30センチメートルの高さだとホコリは半分の濃度になると言われており、段ボールベッドがあればホコリの吸い込みを減らすことができます。もちろん、室内換気やマスク着用も有効です。
避難所では身の回りのこともおろそかになりがちで、歯磨きもその一つです。
口(くち)の中は、温度や湿り気など細菌にとって最高に居心地のよい場所で、特に飲み込むチカラが弱くなった高齢の方々が歯磨きをできないと、口のなかで増殖した細菌が食道・胃ではなく、気管や肺に流れ込んで「誤嚥性肺炎」を起こしてしまいます。阪神淡路大震災では災害関連死の4分の1が肺炎でした。今回の震災でも誤嚥性肺炎の増加が報道されています。また、食べてすぐに横になると、食べたものが逆流して誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。食後のごろ寝は避けるようにしましょう。
高齢者の誤嚥性肺炎は命にかかわります。口腔ケアは命を守ります。
感染予防対策に特別な薬や医療機器は不要です。しかし、災害時には普段意識することもなく使っていた水や物資が足りなくなった時、何をすればよいのか途方に暮れてしまいます。そこをサポートするのが保健師の役割です。
残念ながら感染症がまん延してしまった場合、そこから先の対策は保健師その他医療関係者による専門家対応が必要です。
名古屋市に限らず避難所は、避難者による「自主運営」が基本的な考え方です。避難者の方々が主体的に避難所を清潔に保つことが感染まん延予防の「はじめの一歩」になります。
こんにちは。区長の宮澤です。
ボール1つで、みんなで楽しめるドッジボール。学校の休み時間によく遊びました。私は逃げ回ってばかりでしたけれど、たまにキャッチできると嬉しかったことを思い出します。
1月28日、学区対抗の子どもドッジボール大会が開催され、熱戦が繰り広げられました。戦略を立ててチーム全体で相手を攻撃するなど、私が遊んでいたドッジボールとは、かなり違っているようです。
応援する側にも熱が入り、とても活気あふれる大会となりました。
地域力推進室の担当者が、カメラアングルをいろいろと工夫して撮った写真とともに白熱した様子を報告してくれました。
熱田区は、熱田区体育協会と共催し、区民の皆さまが参加いただけるさまざまなスポーツ事業を開催しています。今回は、小学生対象のドッジボール大会を開催しました。
この大会は各学区からの選抜チームが総当たり戦で試合し、優勝を競います。大会は1日を通してとても白熱し、最後の最後まで優勝の行方が分からない大接戦!その様子を躍動感あふれる写真とともにお伝えします!
まず開会式では、選手を代表して千年学区から2人の代表選手が元気よく選手宣誓を行いました。(もう1枚は、前年大会の優勝トロフィー・準優勝楯返還)
開会式後、みんなで準備体操を行い、試合開始!
私がよく知るドッジボールとはかなりルールが異なっており、ジャンプボールから試合が始まります。
寒さに負けず、どの選手も力強いボールを投げ、軽やかな身のこなしで上手くボールを避け、縦横無尽にコートを動き回っていました。
円陣を組んでチーム全体で気合を入れる姿や、たくさんの保護者の方の応援の姿もあり、こちらも自然と手に力が入ります。
出場全7学区で総当たりのリーグ戦を実施した結果…
野立学区が見事優勝!最後は、勝ち点では決着がつかず、試合終了時の内野人数をカウントして優勝決定しました。
惜しくも準優勝は、高蔵学区!
(優勝との内野人数差は、なんと1人!!)
続いて第3位に、大宝学区!
1日大会運営をしていただいた名古屋市ドッジボール協会の皆さん、会場設営をはじめ補助をしていただいた熱田区スポーツ推進委員の皆さん、朝早くから寒い中ありがとうございました。
今後も、今回のような子ども向けのスポーツイベントをはじめ、スポーツを通じて地域を盛り上げるべく、事業に取り組んでいきたいと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
今、あつたが“あつーく”なっています。
皆さんがご存じのとおり、あつたは、神社仏閣、古墳、食、庭園や公園など多彩な魅力にあふれたまちです。さらに、9月には名鉄神宮前駅リニューアルに伴い、新たな商業施設の開業が予定されている等、あつたへの関心がますます高まることが見込まれています。
そうしたなか、区民有志の方から「観光まちづくりについて情報や意見を交換する組織を立ち上げたい」という声が上がり、「あつた観光まちづくり連盟」を発足いたしました。観光を切り口としたまちづくりについて、情報や意見を交換するプラットホームです。現在、たくさんのまちづくり団体や事業者、大学、名古屋市の関係局、関係機関に賛同していただき、構成メンバーとなっていただいています(令和6年2月5日現在:61団体等と名古屋市の関係局、関係機関)。
会長をはじめとする役員には、発起人の方々に就任していただいています。
会長はあつた宮宿会会長・(株)亀屋芳広代表取締役社長の花井芳太朗さん。
3名の副会長には、熱田神宮前まちづくり協議会会長の伊藤康雄さん、あつた宮宿会副会長(株)妙香園代表取締役社長の田中良知さん、熱田湊まちづくり協議会会長・熱田区区政協力委員協議会議長の中田俊夫さんが就任。
また、熱田湊まちづくり協議会副会長の池田節夫さん、名古屋学院大学教授の水野晶夫さんにも役員になっていただいています。
今後は、年に2回程度、情報等交換会を行っていきます。
区役所は、皆さんの熱い思いをしっかりと受け止め、事務局を担います。引き続き、区民、事業者の皆さまと協働で、あつたの魅力を強力に発信し、区内外にあつたのファンや、何度も訪ねてくださるリピーターの方が増えるよう盛り上げを図って参ります。
加入等のお問い合わせは、地域力推進室へお気軽にどうぞ。
(名古屋市公式ウェブサイト中「あつた観光まちづくり連盟」で検索をお願いします。)
会議の様子
参加者同士の交流が展開
江戸の宮宿にタイムスリップ!VR体験ブース
参加者全員で記念撮影
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田神宮の文化殿講堂で、「第6回熱田こども将棋大会」(日本将棋連盟東海普及連合会主催)が開催されました。
全国から185名の子どもたちが集まり、真剣な表情で将棋盤に向き合っていました。
実行委員会委員長の熱田区おしゃべり大使・旭堂鱗林さん司会による開会式では、木村一基九段から「将棋はどちらかが負けるもの。負けることは恥ずかしいことではない」と子どもたちへ激励の言葉がありました。将棋だけではないですね。まさに木村九段が扇子や色紙に書かれる「百折不撓(ひゃくせつふとう=幾度失敗しても志をまげないこと)」です。
杉本昌隆八段からも、藤井聡太八冠の話に触れ、この地方の将棋熱を支えてくださる方々への感謝を含んだメッセージが届いていました。
今日の大会では、残念ながら対局で負けても、木村九段はじめプロの棋士から指導対局も受けられるとあって、保護者の方々も熱い視線で見守っていました。
こんにちは。区長の宮澤です。
好天気の1月8日、「成人の日記念行事」が開催されました。
今年度20歳になる351人(令和5年12月1日現在の対象者は565人)が、色とりどりの振袖やスーツに身を包み、会場に集まりました。
この日のために、7つの学区から2名ずつ選ばれた「はたち」の皆さんが、事前に集まって企画してくれました。司会は熱田区おしゃべり大使の旭堂鱗林さんです。第1部の式典は、中田俊夫実行委員会代表の挨拶に続いて、心のともしび、代表の2名による誓いの言葉。そのしっかりとした言葉に、大変頼もしく感じました。
続いての第2部では、各務原太鼓保存会による太鼓の演技です。とても力強く、迫力満点でした。
皆さんの今後のご活躍に期待しています!
こんにちは。区長の宮澤です。
みなさん、「あった〇(あったまる)」をご存じですか。
熱田区役所では毎月第2・第4金曜日の午前11時から午後2時に「あった〇販売会」を行っており、私もいつも楽しみにしています。
ちょっとだけ、私が購入して愛用している製品をご紹介。熱田神宮のどんぐりで染付した巾着や、キツネのカードスタンド、絞りタオルなど、どれも一つ一つが手作りで愛着がわいてきます。美味しい「飲む酢」や焼き芋、わらび餅の販売があるときもあります。
福祉課障害福祉係長が、「あった〇」販売活動事業内容や活動の様子を紹介してくれましたので、是非、ご覧いただき、授産製品販売にお立ち寄りください。
熱田区では、障害のある方が仕事をするために日々通われている授産施設で作られた製品(授産製品)を、「あった〇」という名称で販売活動を行っています。
その活動の一つとして、12月25日に開催された白鳥学区防災講演会で販売会を行いました!
場所は国際会議場センチュリーホールです!
午後0時15分の開場に向けて、午前11時頃から会場準備を行いました。
参加した事業所は、
・名身連第一ワークス
・パッソ工房・パッソ熱田校
・あいち福祉振興会
です。
販売品目として、はちみつやアップサイクルの鞄、手芸用品やわらび餅など多彩な商品が並びました。
当日は、防災講演会と併せて「心の絆コンサート」も行われ、京都橘高校吹奏楽部による演奏も行われ、1500名を超える大変多くの方が来場されました。
開場すると、各事業所の職員が、来場するお客さまに元気よく声掛けをしていました。今回初めて販売活動を行ったため、毎年防災講演会に参加されているお客さまは、「今年は例年と違って何かやっているけど、何をやっているの?」と思われたかもしれませんが、足を止めて見て下さる方も多くみえました。
継続して販売活動を行うことで、授産製品を身近に感じて下さる方が一人でも増えていくよう、今後もこのような活動を支援していきたいと思います。
なお、今回の販売会は、白鳥学区区政協力委員会 中田委員長始め役員の皆さま、学区の皆さまのご理解・ご協力により実施することができましたこと、深く御礼申し上げます。
★熱田区役所では毎月第2・第4金曜日午前11時から午後2時にあった〇販売会を行っております。
販売している授産製品の一例です。
詳しくはウェブサイト「あった〇(まる)(熱田区授産製品販売事業)のご案内」をご覧ください。
こんにちは。区長の宮澤です。
昨年末、区長の部屋でお伝えした、高蔵小学校と沢上中学校の門松作りの様子をコミュニティサポーターにレポートしてもらいます。高蔵学区連絡協議会の皆さんが、元気に地域に貢献する姿に、生徒たちの郷土愛も育まれますね。
12月20日(水曜日)、高蔵小学校と沢上中学校の校門に立派な門松が設置されました。
高蔵学区連絡協議会の皆さんや地域の方たちが協力して、毎年この時期に門松作りをしています。
一昨年、創立150年を迎えた高蔵小学校では、こうした門松作りが30年以上続いています。年が明けると飾られていた門松は、高蔵公園で行われるどんど焼き(令和6年1月13日(土曜日)開催)で焼かれ、一年の無病息災を願います。
高蔵小学校の校長先生は、「PTAと学区の方たちが自主的にやっていただいているのでとても助かっている」と、作業の様子を見ながら説明してくれました。
高蔵小学校では花いっぱい運動という活動も40年以上続いていて、門松に使う松竹梅のほか、南天や葉牡丹なども地域の人から分けてもらうなど、全て学区連絡協議会の方たちが調達をしています。
生徒たちは、授業で門松作りの動画を見るなどして葉牡丹は左が赤、右が白というように並ぶことを学んでいます。
門松の竹は堀川沿いにある竹材店でカットしてもらいます。
竹の切り口も笑顔に見えるように竹材店には節を含めてカットをお願いされています。
門松は1時間ぐらいで完成しました。
続いて、沢上中学校の門松作りです。こちらも毎年、高蔵学区連絡協議会の皆さんが作っているのですが、不思議といつも天気の良い日が多いそうです。
以前は北門に門松が設置されていましたが、人通りも少なく目立たなかったため、西側の大通りに面した正門(通用門)に飾られるようになり、地域の人たちも立派な門松を目にする機会が増えました。
正門の入り口は少し傾斜になっているので、水平になるように木製の土台が敷かれています。この木製の土台も卒業生が製作したもので、ヒノキの香りが新年らしさを感じさせてくれます。
沢上中学校の教頭先生は、「最近では家で門松を建てることが少なくなってきており、朝学校に通ってくる時に門松を見ることで、新年を迎える気持ちを育んでもらいたいと思っています。」と、門松作りの意義を教えてくださいました。続けて、「名古屋市内でも学校の校門に門松が飾られているのは、高蔵小学校と沢上中学校だけではないでしょうか。これだけ地域の人が手伝ってくれるのは大変ありがたいことだと思います。PTAや学区の人たちがこのように自主的に協力してくれる姿を見て、生徒たちも地域にこういう関わり方があるのだという風に感じてもらい、熱田の将来を担う大人になってもらいたいと思っています。」と、完成した門松に期待を込めていました。
コミュニティサポーターとして、門松作りを見学させていただいて、こうした伝統を受け継いでいけるのも、普段から高蔵学区連絡協議会の皆さんが元気に地域の活動を続けられているからだと感じました。こうした地域の力を応援していきたいと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
各学区のコミュニティセンターで開催されている「ふれあい給食サービス」。
高齢者等が集い食事をする機会に併せて、事故や事件の被害防止に繋げることを目的に啓発事業を行っています。今回は、大宝コミュニティセンターで、交通安全の講話と、実際にあった高齢者を狙った特殊詐欺事件についての講話を行いましたので、コミュニティサポーターに報告してもらいます。
大宝コミュニティセンターで開かれた「給食会」の機会に、熱田警察署と地域力推進室と協働で高齢者を対象とした「交通安全・生活安全啓発」の講話を開催しました。高齢社会が進む中、交通事故死傷者数、特殊詐欺被害総額等に占める高齢者の割合は増加傾向にあり、今後も被害の多発が懸念されるところです。
今回、熱田警察署からは、交通安全の講話の他に、特に重点的に特殊詐欺の事例が紹介されました。
特殊詐欺の予兆として実際にかかってきた犯人の声を参加者の皆さんに聞いてもらい、受け答えや会話の注意点などを教わりました。
コロナが落ち着いたこともあり、この日はいつもより賑やかに高齢者36名と、民生委員とコミュニティセンターの管理人を含めてスタッフ50名近くが集まりました。
皆さんが特殊詐欺の講話を聞いている後ろで、「給食会」の食事についてもお話を伺うことができました。
お話を聞かせてくれたのは、今年で民生委員16年目になる山中さんです。「コロナ前は、前日に買い出しをして、全てコミュニティセンターで調理をしていました。食事は、ご飯・おかず・汁物を揃え、高齢者の方たちにも美味しいと評判でしたよ。」と、講話を聞いている部屋の後ろにある調理室から、高齢者の方たちの様子を見守りながら以前を思い出すように話してくれました。
コロナ禍では、コミュニティセンター内での飲食ができなくなったため、用意したお弁当を持って帰ってもらい、各家庭で食べてもらっていたそうです。今回は、用意したお弁当を皆さんで、コミュニティセンターで食べていただくことができました。
今回の講話で、高齢者には危険な事故や事件が、身近に差し迫っていることがよく分かりました。お互いの顔を知ることや、声を掛け合うことで、高齢者の皆さんが安心・安全に暮らせるように地域の中で過ごしてほしいと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
1月の各学区連絡協議会に、学区担当の職員がお邪魔して、「第2期熱田区将来ビジョン(案)」の説明をさせていただきました。
熱田区将来ビジョンは、区のめざす姿の中長期的な計画で、令和6年度から10年度までの5年間に取り組む内容を取りまとめています。2月7日(水曜日)まで、皆さまのご意見を募集していますので、下記をご覧ください。
区ウェブサイト「第2期熱田区将来ビジョン(案)について、ご意見・ご提案をお寄せください。」
大宝学区連絡協議会に伺った地域力推進室長が、消防署や警察署からのお話や、区役所から石川県被災地へ職員派遣をしている話など、会議の様子を報告してくれました。
1月16日(火曜日)午後7時から、大宝コミュニティセンターで開催された会議の冒頭、お時間をいただきました。
まず、熱田消防署より、現在、能登にて展開している支援活動や現地の様子の説明があり、改めて、家具転倒防止や、備蓄品・非常時持出品の準備をして欲しい旨、お話がありました。
大宝は、簡易トイレを含めた備蓄に対する意識が高く、取り組みがされている学区であること。また、消防署が、火災報知機設置や家具転倒防止の啓発のため、高齢の方等のお宅を訪ねる活動をしているが、学区の協力により、この戸別訪問活動が2巡目に入っていることについて、感謝の言葉もありました。
続いて、熱田警察署から交通安全や防犯について、特に、特殊詐欺対策を強調して情報提供がされました。
特殊詐欺について、最近は、固定電話あてのみならず、携帯電話あてに海外から電話が入るケースがあり、熱田警察署管内でも通報があった、気を付けて欲しいとのことでした。
また、仮に詐欺の被害にあってしまった場合、そのことを恥ずかしいことだと思ってしまい、ひとりで抱え込んでおられる方がある。心配なさらず、通報することで、「だまされ続けること」から身を守って欲しいとのお話をいただきました。
そして、区役所からは2点、お話をしてきました。
一つ目は、「第2期熱田区将来ビジョン(案)」についてご説明し、これに対するご意見、ご提案をいただきたいということをお願いしました。
二つ目は、石川県七尾市の避難所の運営支援をするため、熱田区役所からも職員を派遣していることを紹介しました。第1陣として1月15日に出発した職員から、無事に到着し業務についている。電気は復旧しているため、エアコンや電子レンジを使用することはできるが、断水により、お手洗いや衛生環境の保持に苦労している等が報告されていること、1月中に、第2陣、第3陣の区職員派遣を予定していることをお伝えしました。今後とも、被災地で不便な生活を余儀なくされています皆さんに心を寄せて参ります。
こんにちは。区長の宮澤です。
地域力推進室長が初春の白鳥庭園を訪問し、素敵な時間を過ごしてきたようです!その魅力を存分に紹介してくれました。皆さまも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
1月6日(土曜日)、お正月飾り華やかな白鳥庭園をお訪ねしました。
教えていただいたばかりの知識ですが、門松の斜めに切られた竹の中に見える「節(ふし)」。これがとっても大切なのだそうです。「にっこり」とほほ笑んでいるように見えませんか?一年、笑顔で過ごすことができそうです。気候も穏やかで、お散策日和。雪はないけど、雪吊りの風情も素敵でした。
歩みを進め、お獅子さんが迎えてくれる清羽亭へ。恒例となった「小原和紙工芸展」ですが、ユニット「かのうともみひさし」様による、手すきの温かさ、優しい色合いの和紙に癒されました。
その後、今年初のお茶会へ。この日は松尾流様によるおもてなしで、まずは、お濃茶席から。少し緊張するものの、寄り付きでは、新しい年の清き空気で身が引き締まる思い。火鉢で手をあぶり、鳥の声を聞きながら心を静めます。
お声が掛かり、二畳台目の小間「澄蘆(ちょうろ)」へにじり入りますと、平らな心持ちになりました。席主の近藤宗豊先生はお作法から、お道具立てまで優しくご教示くださいました。併せて、初釜の床飾りとして通例、用いられる「青竹」や「結び柳」については、大きな災害や事故があったことから、今回は控えられたとのご説明もいただきました。
寄り付きにてお庭を楽しむ
「澄蘆」(白鳥庭園ウェブサイトより)
続いて、清羽亭「立礼(いす、テーブルのお席)」の薄茶席へ。席主の横地宗鎖先生からは、「写真の撮影も、インターネットへのアップも構いません。どうぞ。」お菓子についても、「皆さんの流儀で味わってください。松尾流では菓子切は使用せず、パクっと美味しくいただきます。」とフランクなお声掛け。お茶を頂戴しながら、お席のしつらえについて、また、このお席は中学生から20代の方までの方で切り盛りされていることなど、楽しいお話をいただき、和やかなひと時を過ごしました。
若い方のご活躍や、気軽に参加できる茶会は、多くの人にとって茶の湯を身近に感じる機会になり素敵だと感じました。
白鳥庭園の魅力のひとつは四季折々の表情を味わえることだと思います。時期を変えて、また、伺います。
こんにちは。区長の宮澤です。
1月5日午前零時、熱田神宮の上知我麻神社で「初えびす」が行われ、商売繁盛や家内安全を願って大勢の参拝者が集まり、縁起物の「一番札」や福をかき寄せるとされる「福熊手」を買い求める方々で大変賑わっていました。
その日、熱田文化小劇場では、毎年恒例となった「新春コンサート」が開催されました。地域力推進室長の報告です!
1月5日の出勤途上、大切に熊手を抱えた多くの方とすれ違いました。熱田神宮さんの「初えびす」からのお帰りなのでしょう。年の初めから大きな災害や事故、事件がございました。被害に遇われた方、大切な方をご心配されている皆さまに心からお見舞い申し上げます。
そして、今年一年、すべての皆さまのお幸せとお健やかな毎日をお祈りいたします。
さて、今日は熱田文化小劇場にて「箏曲正絃社(そうきょくせいげんしゃ)」様による新春コンサート「初えびす」を楽しみました。
華やかな合奏で幕が開き、続く、お家元、野村祐子さんの箏と、人間国宝、野村峰山さんの尺八による「春の海」によって、厳かな中にも初春気分が盛り上がります。
「八重垣」(野村正峰作曲)
「春の海」(宮城道雄作曲)
その後も、馴染み深いポップスのメドレーや小学校4年生から高校2年生までのジュニアによる合奏により、邦楽の新たな魅力や次世代へ続く明るい広がりを見せていただきました。
また、世界平和を願うお家元のオリジナル曲「パンドラ」では、意匠を凝らしたお衣装で耳と目、双方で堪能いたしました。
さらに、「おみくじコーナー」では、ご協賛いただきました「あつた宮宿会」様及びその加盟企業様からの豪華景品が当たる抽選会が催されました。福を引き当てた皆さま、おめでとうございました。
「パンドラ」(野村祐子作曲)
新春運試し「おみくじ」
熱田文化小劇場館長さんからは「気軽に邦楽を楽しんでいただきたいと企画しました。年々ご来場の皆さまも増えています。是非、熱田の風物詩として定着させたい」と伺いました。
あつたが誇る魅力のひとつ「芸どころ 熱田」を、ますます盛り上げて参りましょう。
こんにちは。区長の宮澤です。
広報なごや1月号に老人クラブの加入について記事を掲載しています。
老人クラブは、おおむね60歳以上の方による自主的な組織です。高齢者が生きがいを持ち、健全で豊かな生活を送り、社会の一員として役割を果たすことなどを目的として活動しています。
熱田区での老人クラブ行事の一部について、福祉課高齢福祉係長がレポートをまとめましたのでご紹介します。
ご興味を持ちましたら是非、福祉課までお問い合わせください。
ひとりでも多くの方がこの記事を読んでいただき、一緒に老人クラブ活動ができることを楽しみにしています。
〇ウォーキング(春季・秋季)
毎年、春と秋に熱田区内をクラブ員で歩いています。毎回いろいろなコースを歩くことができて楽しいイベントです。クラブ員同士でわいわいとおしゃべりしながら歩けます。仲間づくりに最適なイベントになっています。
足に自信のある方は秋に市の老人クラブ行事で東山1万歩コースも仲間と歩くことができますよ。
ペタンクとは、ビュット(直径3センチメートルのマト)に鉄球を転がして近づけるゲームです。子どもから高齢者までさまざまな世代の方が楽しめるスポーツとなっています。体力に自信のない方も楽しめるスポーツです。
学区でチームを組み対抗戦形式で行います。他の学区の方とも仲良くなれる楽しいイベントです。優勝チームなどには賞状や景品なども用意しています。
老人クラブ会員に一番人気があるといっても過言ではないスポーツです。クラブでボールを打ち、ホールポストに入るまでの打数の少なさを競うゲームです。
毎回多くのクラブ員に参加いただいています。これがやりたいから老人クラブに入ったという方もいます。市の大会へ出ることもでき目標にしている方もいるのではないでしょうか。
もっとグラウンドゴルフをしたい、興味があるという方は是非一緒にやりましょう。ホールインワンが出たときの感覚は最高ですよ。
芸能イベントです。7月と12月に熱田文化小劇場で開催しています。歌や踊り、マジックなど芸達者な方が舞台で演目を披露します。カラオケ好きな方や観客の前で特技を披露したい方など是非一緒にやりましょう。
なお、観客として舞台を楽しんでいただくこともできます。最後にお楽しみ抽選会も開催していますので、運がよければ豪華賞品をもらえるかもしれません。
いきいきと元気に過ごすためにも健康づくりに関する講演会なども実施しています。適度に実技もあり、健康長寿につながる秘訣がつまっています。
ご紹介した行事は一例ですが、少しでも関心を持っていただいた方は是非一度福祉課までお問い合わせください。老人クラブの会員の皆さんは新しい会員さんが加入していただけることを楽しみに待っています。是非、老人クラブに入り、たくさんの仲間と一緒に楽しく過ごしていただきたいと思います。
皆さんと老人クラブでお会いできることを楽しみにしています。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田区女性協議会の皆さんは、「地域いきいき世話やきおばさん」活動を通して、地域のために日々奔走していただいています。
令和5年12月12日に、社会福祉事業に役立ててほしいと、熱田区社会福祉協議会に5万円を歳末募金として寄付していただきました。区民まつりでのブース出展や環境バザーなどの活動により、皆さんが汗をかいて得た貴重なお金です。熱田区社会福祉協議会の中田会長から感謝状をお渡しした後、区民まつりでのご苦労話などをお伺いしました。ありがとうございました。
区長の宮澤です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
このたびの石川県能登地方で発生した地震の影響で甚大な被害を受けられた被災者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
熱田区でも震度4を観測し、職員が区役所に非常参集しました。区内での被害の報告はありませんでしたが、皆さまも揺れが長く感じられ、怖い思いをされたのではないでしょうか。
名古屋市役所では、既に消防、水道部門等での応援職員を派遣しており、今後も被災地支援が行われる予定です。
熱田区役所では、今回の地震の直前ともいえる12月20日に、「南海トラフ地震」を想定して、熱田区災害応急対策の図上訓練を行っていました。
震源地を静岡県御前崎沖、規模はマグニチュード9.0、区内でも震度7の揺れが起きたことを想定した訓練です。まさに今回の地震と同規模といえます。訓練では、区役所の他、警察署、消防署、土木事務所、環境事業所、上下水道局営業センターの職員が参加し、区災害本部に入ってくるさまざまな情報に対して、判断し対応する実践形式で行いました。このたびの災害を目の当たりにし、より一層危機感を持って訓練を重ねていく必要があると強く感じています。
皆さまにおかれましても、水や食料・災害用トイレなどの備蓄、家具の転倒防止、ご近所の助け合いなど、今一度災害への備えの確認をお願いいたします。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田神宮公園の所長さんから、縁起物の葉ボタンなどを寄せた素敵な門松をいただきました。熱田神宮公園は、様々なスポーツ行事や、秋に開催する「あったか! あつた 魅力発見市」の会場などとして、今年もたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
熱田神宮公園では、自主事業として、門松作り教室を開催されたと伺いました。門松は一年の幸福をもたらしてくれる神様に、家に来てもらうための目印です。区長室にも、教室に参加された皆さんのお宅にも、福が訪れてくれることでしょう。
実は、12月25日には、高蔵学区連絡協議会の皆さんが、高蔵小学校と沢上中学校に門松を設置したと聞いたので、見に行ってきました。すごく立派!地域のお子さんたちは地域の皆さんから大切にされていますね。
門松を作成されている様子などは、改めて、コミュニティサポーターがこの区長の部屋の中でご紹介します。お楽しみに。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。
こんにちは、区長の宮澤です。
熱田区認知症講演会「認知症とともに ー自分らしく生きるー」が12月8日(金曜日)に区役所講堂で開催されました。
第一部では、若年性認知症の当事者であり、愛知県認知症希望大使である近藤葉子先生と、その活動パートナーであり、介護事業所の管理者でもある伊藤篤史先生による講演が行われました。
両先生による対談は、漫才のような楽しい掛け合いの中にも、認知症当事者の方やサポートする方の真摯な想いがしっかりと伝わる素敵なお話でした。
参加された方からは「認知症になっても前向きに生活されていて素敵でした」「認知症に対するイメージが変わりました」等の感想をいただきました。
笑顔で素敵なお話をしていただいた近藤先生と伊藤先生に感謝申し上げます。
また、第二部では、音楽療法士の神農よし美先生による、歌やピアノを使用した音楽療法が行われました。音響装置の不具合があったにも関わらず、笑顔で素敵なお話をしていただいた近藤先生と伊藤先生、素敵な歌声とピアノ演奏を披露していただいた神農先生に感謝申し上げます。
講演会の内容について、福祉課長がレポートをまとめましたのでご紹介します。
〈第一部・講演会について ー近藤先生の体験談を中心に〉
近藤先生と伊藤先生に講演いただいた、近藤先生の体験談と想いをまとめさせていただきました。
〇認知症診断までの経緯
私(近藤先生。以下第一部について同じ)は以前、水道メーターの検針の仕事をしていましたが、50歳の頃、メーターの設置場所がわからなくなる、約束の時間を忘れてしまう、などのミスが増え、51才のときに若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。医師より「失敗は近藤さんのせいではなく、脳の病気のせい」と言われ、自分に何が起きているのかよくわからない状態であったものが、病気のせいだったと腑に落ちたと同時に「どうしたらいいの?」と途方に暮れました。
〇あゆみの会との出会い
会社から「来期の契約はしない」と言われ落ち込んでいましたが、医師から紹介された「あゆみの会」(若年性認知症本人・家族交流会)に行き、いろいろな年代の人や仕事をしている男性など、そこで様々な人と出会ったことで、「自分は一人じゃない」と気づくことができました。そして「自分も人を元気にすることができる」と思いました。
認知症の人を「何もできない」と決めつけるのは偏見です。認知症の人にも「できること」はあるし、「苦手なこと」もあるということを知ってください。その人が苦手なことを手助けしてください。そして「できること」まで奪わないようにしてください。
〇愛知県認知症希望大使になって
令和3年7月、愛知県から認知症希望大使に任命されました。とても名誉なことで大使に選んでいいただいたことに感謝しています。自分の母も65才で認知症となり、亡くなるまで見守ってきました。母は人生の先輩であり、その生き方は私の学びであり、母に生かされていると感じています。
今日の講演でお伝えしたいことは、自分で「何かおかしいな」と感じたら早めに病院に行っていただきたい、ということです。診断された状態で、症状を維持することもできます。受診の有無によってその後の人生が変わりますので、周りに悩んでいる人がいたらぜひ受診を勧めてください。認知症になってもその人らしく生きていくことができる、希望を持って生きることができるということを知ってほしいです。
〇認知症の人にやさしいまち 熱田を目指して
認知症の人もそうでない人も共に楽しく暮らせるまちに、熱田区がなってくれたらと思います。そのためには皆さんに、認知症について当事者になった気持ちで想像してほしい。自分が認知症になったら…、家族が認知症になったら…、ということを、少しでもいいので自分事として考えてみてください。
そして認知症や認知症の人について、正しい理解を持ってください。正しい理解を持った人が増えれば、認知症の人は安心して外出できます。「認知症は嫌なものだ」と思われてしまうと、なかなか外へ出ることができません。皆さんには認知症サポーター養成講座(注)を受講していただき、サポーターの証であるオレンジリングを身に付けて出掛けてもらえたらと思います。オレンジリングを身に付けたり、カバンに付けている人がまちにいるだけで認知症の当事者や家族は安心できますし、皆さんにとっても暮らしやすいまちになると思います。
(注)認知症サポーター養成講座とは、認知症について正しい知識を学ぶ講座で、認知症の人とその家族を理解するための入り口となる講座です。
受講した方にはオレンジリングをお渡ししています。
講座時間は約90分で、受講希望者が5名以上の場合は出前講座も行います。
(申込・問合せ先:いきいき支援センター 電話番号052-671-3195)
〈第二部・音楽療法について〉
第二部では「音楽に触れて元気になろう♪」というテーマで、音楽療法士の神農よし美先生による音楽療法を行っていただきました。
皆さんが良くご存じの歌や、懐かしい歌など、たくさんの曲を素晴らしいピアノ演奏と共にご紹介いただきました。
また、「曲あてクイズ」など多彩なプログラムで、会場は大変盛り上がりました。
参加者の皆さんそれぞれが、歌を口ずさんだり、曲に合わせて身体を揺らしたりしながら、とても楽しい時間を会場全体で共有することができました。
〈まとめ〉
2025年には認知症高齢者の数は約700万人、65才以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。認知症の人もそうでない人も共に楽しく暮らせるまち、熱田区とするためのヒントを講師の先生方からいただきました。
一人一人が認知症との関わりを自分事として考えること。認知症を正しく理解すること。そして認知症サポーターのオレンジリングが街中で見慣れた景色となること。こうしたことが実現できれば、認知症の人もそうでない人も共に住み慣れた地域で安心して暮らすことにつながると思います。
今後とも認知症理解のための取組みを進めてまいりますので、引き続き区民の皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
〈第一部・講演会の様子〉
〈第二部・音楽療法の様子〉
〈近藤先生の押し花の作品と記念撮影〉
近藤先生(前列右から2番目)
伊藤先生(前列右から3番目)
こんにちは。区長の宮澤です。
子育ては、楽しいことが多いけれど、大変なこともたくさんありますよね。誰かに話を聞いてもらいたい、一緒に話をしたい、相談したい。同年齢の子たちと一緒に遊ばせたい。そんな交流の場としての「子育て交流会」が、各学区でほぼ毎月開催されているのをご存じですか。
12月6日に旗屋コミュニティセンターで開催された子育て交流会の様子を、福祉部長が報告してくれました。気軽に参加できますよ。
令和5年12月6日(水曜日)、旗屋コミュニティセンターにて開催された、「旗屋学区子育て交流会」におじゃましました。
その時の様子をご紹介します。
この日の交流会には、旗屋学区にお住まいのお母さんとお子さん9組の親子が参加されていました。
熱田児童館などによる紙芝居や手遊び、うたあそびで楽しく遊んだり、クリスマスオーナメントを飾りつけたりしました。
12月ということでピアノの先生によるクリスマスソングの生演奏を聴きました。
素晴らしい演奏に子どもたちとお母さん方は、とても幸せな雰囲気に包まれていました。
「あわてんぼうのサンタクロース」「きよしこの夜」はピアノ演奏に合わせてみんなで歌いました。
サンタさんによるプレゼントもありました!
その他、保健センター保健師からのお話やエリア支援保育所保育士からの布あそびなど、あっという間の1時間半となりました。
旗屋学区で子育て交流会を企画されている民生委員の池末さんにお話を聞きました。
区役所:本日は盛りだくさんの内容で皆さん満足されていたと思います。毎月子育て交流会を開催するにあたりご苦労されている点は何ですか?
池末さん:催しを開催するにあたり、予算がふんだんにあるわけではないので、毎回講師を選定するにあたりボランティアでお願いできる方を探すのが大変です。
あとは子育て中のお母さん方に交流会の情報をお届けすることが難しい。回覧板や保健センターの検診の時に周知するなど工夫しています。6年間続けてきており最近はリピートしていただく方も多く定着してきていると感じています。
区役所:子育て交流会を開催してよかったと感じる瞬間は?
池末さん:皆さんが楽しく過ごしてくださり笑顔で帰っていただいたときは充実感を感じます。
旗屋学区では、毎月第1水曜日に開催しているので、子どもたちが徐々に成長していく姿を見ることができるのも楽しみの一つです。
主任児童委員さんをはじめ、子育て交流会のスタッフの皆さんです。
本日はありがとうございました。
今後とも楽しい企画をよろしくお願します!
子育て交流会は、子育て中のお母さんたちが、地域の身近な場所で気楽におしゃべりしながら子育ての悩みや楽しさを共有し、お子さんとともに交流できる場です。
熱田区の全ての学区でほぼ毎月開催されていますので、子育て中の方はぜひお気軽にご参加ください!
開催場所や日時については、熱田保健センター子育て総合相談窓口(電話番号679-3086)までお問い合わせください。
こんにちは。区長の宮澤です。
今年は、地域のお祭りや行事もたくさん増え、人の賑わいを感じることが多くなりましたね。師走に入り12月3日、4日に千年コミュニティセンターで作品展が開催されました。普段、コミュニティセンターを活用している地域の方々や、高齢者の方たちも多く参加され、たくさんの作品が並びました。作品展の様子をコミュニティサポーターが報告してくれました。
千年学区ではコロナ禍で2年中止になっていた作品展ですが、昨年から再開しています。
入口を入ると、色鉛筆画から始まり、アクリル画、写真などが飾られていて、対象物や被写体の違い、構図や色の使い方など作者によって様々です。写真の展示では千年小学校の校長先生と教頭先生の写真も展示されていました。
手芸や工芸をされている方は多く、今年は1テーブルだけの展示でしたが、多い時では3テーブルほど展示をしていたそうで、作品展が中止になっていた間に足が遠退いてしまった事が残念だとおっしゃっていました。
句会の方たちは、隔月でコミュニティセンターを利用していて、学区広報に毎月一句ずつ提供をしています。千年小学校の生徒たちの絵も低学年から高学年まで展示されていました。
今回、久しぶりの出展だった「おひさまクラブ」は、ポインセチアの貼り絵を高齢者の方が何人かで集まって制作。「委員長の声掛けによりコミュニケーションを取り合って仲良くなることができた。良い機会を与えてくれた」と高齢者の方たちも喜んでいたそうです。
花の展示は、女性会の華道部の方たちの作品。
クリスマスがモチーフになっている多肉植物や組紐など。
呈茶のサービスとバザーコーナーが復活
二階に上がると、呈茶のサービス。
コロナ禍では飲食の提供ができませんでしたが、作品展に来る方の中には、この呈茶を楽しみにしている方も多く、出される和菓子も熱田区内の和菓子屋さんで作られたものが提供されていました。
二階のバザーコーナーでは、来年の干支龍のしめ縄が販売されていて、食器などは、とてもお値打ちな価格でした。組紐のストラップは、高齢者の方や障害者の方も作れると色の違いなどを丁寧に教えていただきました。
二日間の参加数は300人以上。作品展には、他区・他学区の人でも展示をすることができ、この作品展に関わった方の最高齢は90歳を超えた方とお聞きしました。各地では祭りや行事も賑わいを取り戻しつつあり、また地域の顔が見えるようになってきました。
作品展のように、地域にこうした“場”があるという事の大切さを改めて感じました。
こんにちは。区長の宮澤です。
名古屋市の区政協力委員制度は今年で54周年を迎えました。
熱田区には150名の方に区政協力委員・災害対策委員となっていただいており、委員の皆さま方には、様々な分野で市区行政と住民の方とのパイプ役として、日々ご尽力いただいています。いつも本当にありがとうございます。
熱田区区政協力委員協議会の議長を務めていただいている白鳥学区の中田議長さんが、この度、「令和5年度自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を受けられました。
コンサートとコラボレーションした大規模な防犯講演会や防災講演会の開催や、地域の買物困難者への買物支援など地域の困りごとを手助けする白鳥お助け隊の設立、コミュニティセンターでの子ども食堂開催などに、学区の代表として取り組んでいただいています。
熱田湊まちづくり協議会による市営神戸荘の「熱田湊子ども図書室」オープンも最近のご活動です(11月2日のコミュニティサポーターによる報告をご覧ください)。
日頃の真心のこもった地域活動に感謝し、心よりお祝い申し上げます。
こんにちは。区長の宮澤です。
11月29日に、区役所講堂で「あつたっ子ひろば」を開催し、とてもたくさんの親子に参加していただきました。最後の手遊びとダンスでは、ついつい舞台によじ登ろうとするお子さんもいて、会場から笑いもおきていました。ぴよかも大人気で、常に子どもたちに囲まれていましたよ(中の職員は中腰で頑張りました!)。
関係者の皆さま、子どもたち(大人も)の素敵な笑顔をありがとうございました。
当日の様子を民生子ども課長が、自ら撮った写真とともに報告してくれましたので、ぜひご覧ください。
令和5年11月29日(水曜日)午前10時から熱田区役所7階講堂にて、「あつたっ子ひろば」を開催しました。
この「あつたっ子ひろば」は、未就園のお子さんの遊び場や普段子育てを頑張っている保護者の皆さんで交流していただく場として、熱田区子育て支援ネットワーク連絡会(区内の子育て支援関係機関)が毎年開催しているイベントです。
近年はコロナウイルスの影響で中止や規模を縮小していましたが、今年はたくさんの親子に参加いただきました。
■受付・誘導:名古屋市体育館、熱田生涯学習センター、託児グループふうせん
・「ぴよか」が入口でお出迎え。
・「ぴよかのはっぴ」は、右側で背中を向けた職員が着ています。
■保育園出し物1(舞台):高蔵保育園
・手遊びと、うた遊びが好評でした。
■絵本の読み聞かせコーナー:熱田図書館
・子どもたちが紙芝居を興味深く見ていました。
・鶴舞中央図書館にある「なごや子ども応援文庫 ono ono」のテントや本箱が出張してきてくれました。
■簡単工作コーナー:熱田児童館
・クリスマスに向けて、サンタクロースのオーナメントを作りました。
■おもちゃコーナー:高蔵保育園、のぎく保育園、花表こばと保育園、地域子育て支援拠点えがお、発達センターあつた、熱田保健センター
・いろいろなおもちゃを用意したところ、子どもたちは夢中で遊んでいました。
■足形取りコーナー:各学区の主任児童委員
・開始早々、行列ができていました。赤、青、緑、黄色の四色のスタンプから選んで子どもの足形を取り、今だけの足の大きさを形に残しました。
・初めての体験なので、子どもたちの反応はさまざまでした。
■写真館:熱田区社会福祉協議会
・パネルの穴から顔を出しての記念撮影です。
■保育施設相談コーナー:区役所民生子ども課保育案内人
・いつもは区役所1階で保育施設入所の案内をしていますが、今日はあつたっ子ひろばで相談を受け付けました。
■保育園出し物2(舞台):のぎく保育園
・手遊びと親子でダンス。曲に合わせてノリノリで踊っていました。
回収できたアンケート60件中、「満足した」が38件、「まあまあ満足した」が22件でした。意見としては、「楽しかった」、「また参加したい」が多かったです。
子育て支援に関わる機関の多くのスタッフが力を合わせ、親子に楽しんでいただくことができ、盛況なイベントになりました。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田区では区内の総合的な発展のために、区内の公益的企業及び官公署等の代表者で情報交換や意見交換を行っています。(「三水会」といい毎年6月と11月に開催しています。)
11月15日には東邦ガス株式会社様・東邦ガスネットワーク株式会社様にお邪魔し、地震などに対する安全への取組みについて教えていただきました。
当日は、ビデオにより東邦ガスグループの防災対策をご紹介いただいたあと、安全技能研修センターで、実際の訓練室などを見学させていただきました。都市ガスという住民の皆さまの生活に欠かせない重要なインフラを担っていらっしゃるため、何重もの安全対策と社員の皆さまへの教育に強く力を入れておられます。行政としましても、あらためて気を引き締め、区民の皆さまの安全の再点検と職員教育に力を入れていく必要性を感じています。
いつ起こるかわからない災害に向けて、企業の皆さま、そして地域の皆さまとともに平常時から連携を深め、いざという時に備えていきたいと思います。
東邦ガス様・東邦ガスネットワーク様、ありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
11月12日(日曜日)に「区民芸能オンステージ」を開催しました。「区民まつり」の事業の一つとして、「芸どころ熱田」の芸能文化に触れあっていただける機会となっています。
熱田区芸能連盟の加盟社中の皆さまと、6つの応募団体の皆さまにご出演いただきました。筝曲(そうきょく)や民謡、剣と舞、フラダンス、日本舞踊など多様な講演内容で盛りだくさんです。年齢層も幅広です。
最後の演目の民謡には、日本舞踊を披露してくれていた可愛い出演者が再度登壇し、素敵な合同演目となりました。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田区子ども会では、異なる年齢の子どもたちとの交流など、様々な体験を通じて、子どもたちの生きる力と輝きを育み、子どもたちに輝く夢を抱いてもらおうと、いろいろな企画を行っています。
11月12日には、昨年に引き続き、「プロギング」を開催し、その様子を民生子ども課長が報告してくれました。
その他の活動内容についても、熱田区子ども会育成連絡協議会のページをご覧ください。楽しそうな子どもたちの様子が紹介されています。
また、親同士も一緒に活動することで、同じ年代の子どもを持つ親同士、子育てなど様々な悩み相談が気楽にできるなど、親自身の仲間づくりにもなりますよ。今しかできない体験を通じて仲間づくりをしませんか。
令和5年11月12日(日曜日)に、高蔵小学校周辺にて、熱田区子ども会(熱田区子ども会育成連絡協議会)が「プロギング」を開催しました。
「プロギング」は、3回目になります。
「プロギング」とは、ごみ拾い(PlockaUpp)とジョギング(Jogging)を合わせたスウェーデン発のフィットネスのことです。
8時30分 高蔵小学校運動場南側に集合、受付
「熱田ブランドマーク」をデザインした「プロギンググローブ」を用意しました。
飛行機、新幹線、乗用車の椅子張りシート等を織るための高級糸を再生した軍手で、耐久性に優れ極めて頑丈です。
8時45分 開会式、準備運動
片方の膝を立て、姿勢を低くしてごみを拾う練習をしています。
9時35分 高蔵小学校の北側コースと南側コースの2チームに分かれて、出発
高蔵小学校の北側コースは、高蔵小学校→高座結御子神社→旗屋小学校→森後町→大津通を北進→沢上交差点→高蔵小学校。距離約2km。
高蔵小学校の南側コースは、高蔵小学校→国道19号線を北進→金山新橋交差点→金山橋南交差点→沢上交差点→高蔵小学校。距離約3km。
南側コース:高蔵公園の西側道路を南進
オレンジのごみ袋(公式プロギングバッグ)に、燃えるごみを入れます。
ごみ袋は3人ぐらいで1枚にして、ごみ袋に入れ合うという交流が生まれていました。ごみ袋に入れる際は、「サンキュー、ナイス、ありがとう、…」の声を掛けるようにしました。
高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)
高座結御子神社の井戸
井戸のぞき
「高座井戸のぞき」の神事は、毎年6月1日に行われ、子どもの虫封じに霊験があると評判が高いです。
井戸の横
手押しポンプで井戸水が出ます。
森後町を東進
右手に熱田陸橋が見えます。
大津通を北進
グリーンのごみ袋(公式プロギングバッグ)に、燃えないごみを入れます。
自動販売機の近くに、ペットボトルや空き缶が多かったです。
大津通を北進中、熱田消防署の東側を通過
消防署で訓練をしていた模様です。
10時30分 高蔵小学校に帰ってきました。
プロギングが終わって、お絵描きせんべいを作って食べています。
校庭にて文字探しクイズを行い、お菓子のつかみ取りをしました。
回収したごみを計量し、合計9.03キロでした。
参加者36名。
11時30分 ごみを分別して、撤収します。
◎感想
子どもたちは、ゲーム感覚で、喜んでごみを見つけて素早く回収していました。
まちがきれいになる、よい運動になる、まちの様子がよく分かる、と良いことづくめです。
ごみ袋に入れる際に声掛けをする、自動車等が来るたびに安全のために声掛けをすることで、連帯感がよりアップすると思いました。
なお、最後の50メートルダッシュはきつかったです。
こんにちは。区長の宮澤です。
11月19日(日曜日)に「あったか!あつた魅力発見市2023」を開催しました。6か所のマルシェの区内同時開催など、まちじゅうでイベントがあり、この日限りの無料巡回シャトルバスや堀川の歴史ガイド付クルーズ船で移動もできます。
当日は秋晴れのとても好天気。JR東海さわやかウォーキングも同時開催で、たくさんの方に会場へ足を運んでいただけました。
「熱田魚問屋モニュメント物販所」ではスーパーボウルすくい等の子ども向けのゲームを用意してお出迎え。
宮の渡し公園での「宮の浜市」では、「名古屋あつたカルタ」大会や獅子舞の練り歩きが行われ、あつた宮宿会でお馴染みの名店が勢ぞろい。ステージでは、元中日ドラゴンズの山本昌選手も登壇して大盛り上がりだったそうです。
宮の渡し公園船着場前では以前この区長の部屋でも紹介した「あつた歴史探訪」の江戸時代の宮宿に飛び込めるVR体験も、中田副市長始め多くの方に体験していただきました。
「白鳥庭園」では「観楓会」が開催されており、「雪吊り」も見ごたえがあります。紅葉が始まりかけていて、夜の紅葉ライトアップも楽しみです。
おもてなし舞台では花房流の皆さまが熱田神戸節などを演奏してくださっていて、会場と一体となって「ソイツはドイツだ ドドイツドイドイ 浮世はサクサク」。盛り上がりますね。
白鳥公園橋詰広場では日比野商店街による「ひびの秋まつり」が開催されており、マグロ丼などの販売ほか、キックボクシング体験やコンサートチケットやふりかけ等が当たるガラポン抽選会で行列もできていました。
尾頭橋親水広場では、キッチンカーなどのほかに、堀川の恐竜キャラクター・ホリゴンが新しくできた船着場から広場に上がってきていましたよ。
金山総合駅南口広場では金山マルシェが開催され、ここから巡回バスで各会場に向かう方もみえました。
熱田神宮公園の「古墳マルシェ」では、ツリークライミング体験やかけっこ教室が開催された他、手作り雑貨などの販売も。参加した子ども達もワクワクドキドキですね。
近くの想念寺では「あつた青空市」が開催されていて、保護司会の皆さまが啓発活動を行っており、朝は菓子まきがあり子ども達で賑わったそうです。
熱田神宮では熱田歴史ガイドさんの特別ガイドツアーもありました。
私も水上交通の船や巡回シャトルバスで移動。船内では熱田歴史ガイドさんのガイドもあり、貴重な船旅を楽しみました。
食べたり買ったり、体験したりと盛りだくさんでしたが、何といっても、イベントに携わっていただき、来場者をおもてなしする皆さま方の笑顔が最高の魅力であり、熱田のすばらしさを再発見できた魅力満載の一日でした。
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田湊まちづくり協議会が、市営神戸荘に「熱田湊子ども図書室」をオープンされました。SDGsまちづくり推進事業の取り組みのひとつです。
私も見学させていただきましたが、素敵なデザインで、しかもホッとできる雰囲気が醸し出されています。
コミュニティサポーターが報告してくれました。
11月3日にオープンの熱田湊子ども図書室を見学してきました。
開館は、毎週木曜日の午後3時30分から5時までで、参加費は無料です。
場所は、市営神戸荘1棟103号室で、白を基調にリノベーションされた室内は人工芝が敷かれて、子どもたちも快適に過ごしやすい工夫がされています。
運営をする熱田湊まちづくり協議会は、「熱田の誇りを次世代につなぐ湊まちづくり」をビジョンに掲げ、人口減少や少子高齢化が進む宮の渡し・大瀬子地区を対象に活動の輪を広げています。
本は、熱田図書館と連携をして用意され、子ども図書室を通して本を借りることもできます。
利用は、子どもたちだけに限らず市営神戸荘に住む高齢者や未就学の親子連れも利用することができ、多世代で交流のできる場になることを想定しています。
今後は、Wi-Fiを設置予定なので、パソコンを使う大学生や大人、観光客などにも来てほしいそうです。
図書室の中には、本だけでなく、小さな子どもや親子で楽しめるように、紙芝居やSDGsかるたなども置かれています。
熱田魚市場のコーナーでは、熱田の水辺に住む魚たちや昔の熱田湊の様子が分かる資料やパネルが展示されています。
東海道の宿場町として栄えた熱田の一面や、魚市場などが賑わった時代など、人やモノが行き交った時代を子どもたちに伝える役割を担っています。
今後は、定期的に白鳥コミュニティセンターで開催している「子ども食堂」とも連携を予定しているそうで、居場所としての機能や地域の見守りの場所としてたくさんの人が集える場所になることが楽しみです。
こんにちは。区長の宮澤です。
10月1日から、「コミュニティサポーター」が各区に1名ずつ配置されました(通称、コミサポさんです)。
コミュニティサポーターは何するの?
地域コミュニティの活性化を目的に、学区連絡協議会や町内会・自治会など地域団体の活動を支援するための制度です。地域団体の皆さまから地域活動に関するお話をお伺いし、ご提案・アドバイスを行います。
「ホームページや広報紙を作成したい、もっと充実させたい」「たくさんの人に地域活動に参加してほしい」など、地域活動のお困りごとやお悩みを一緒に対応させていただきます。
まずは熱田区内、いろいろなところに出かけ、地域の方々とお話をさせてもらっています。
これからは、この「区長の部屋」で報告してもらおうと思います。第一弾として、「あつた朔日市」の報告ですよ。
毎月1日に開催されている「あつた朔日市」ですが、11月は、秋葉山圓通寺で開催されました。
雲一つない秋晴れの良いお天気でした。良いお天気・・・、というよりこの日の名古屋市は季節外れの暑さで最高気温は約24℃。写真では気温をお伝えできないのが残念です。
地域力推進室からは、10月から始まった「あつた歴史探訪」を出展しました。
江戸時代の宮宿のまち並みがVR(仮想現実)で体験でき、周りの人もVR体験者が見ている江戸時代の風景をモニターで確認することができます。この後、11月19日(日曜日)の「あったか!あつた魅力発見市」や、12月のあつた朔日市でも出展を予定しています。
ぜひ体験していただきたく、会場でお待ちしています。
あつた朔日市の名物といえば「あつた宮餅」。
今月のあつた宮餅の菓銘は「秋模様」。羽二重餅の上には羊羹で作られたモミジとイチョウが乗り、中の餡は栗入りこし餡。お昼前には早々に予定数量が売り切れていました。
こうして味覚でも季節を感じられるのは、熱田の文化ならではないかと思います。
名古屋学院大学の学生たちも観光デジタルマップの展示や、はちみつなどの販売をしていました。
秋晴れの「あつた朔日市」お楽しみいただけたでしょうか。次回は、2023年最後の「あつた朔日市」です。善い一年を締めくくりたいですね。
こんにちは。区長の宮澤です。
多方面に渡り、熱田区を支えていただいている女性会の皆さま。毎年、各学区の女性会の取り組みを発表しあって、活動につなげていただいています。
今年のテーマは「地域いきいき世話焼きおばさん ー持続可能な未来へ ともに一歩ー」でした。大会の様子を地域力推進室長が報告してくれました。
10月25日午後、区役所講堂で「熱田区女性協議会研究協議大会」が開催されました。
開会に際し、区長より、環境バザーの開催や区民まつりでのブース出展、日頃の地域での活動に対して敬意を表するとともに、お礼申し上げました。
学習会の内容は、それぞれの学区の女性会による研究発表と「衣類・雑がみは資源です!集団資源回収活動について」と題する講演会の二本立てでした。
学区での活動につきまして、ほんの一部をご紹介いたします。
(船方学区)
「講話会」を健康、生活安全、防災などテーマを変えて継続的に開催されました。特に子どもさんを対象にした「親子わらべ歌」の取り組みは、笑顔満開な活動になったそうです。
(千年学区)
新聞紙を使ったスリッパづくりなど、手を動かしながら防災意識の向上を図られました。また、交通安全を願ってのお人形作り、プレゼント活動は思いのこもった活動で温かな気持ちになりました。
(野立学区)
持続可能な地域の関係づくりに向けて、「夏休み親子手作り教室」や郷土を知る取り組みを通して、自然に、和やかに顔の見える関係づくりに尽力されました。「ドリブルできる風船」については先行事例を取り入れたものだそうです。積極的に柔軟に新しいことを取り入れるという好事例だと思いました。
(高蔵学区)
地域防災力向上に努められました。特に心に残った取り組みは、学区内の公園に保管されている組み立て式のかまどを活用した訓練でした。万が一災害が発生した時、スムーズに使えるように、保管場所や使い方を共有していることがとても大切だと感じました。
(白鳥学区)
子ども食堂事業と防災を掛け合わせた取り組みは、大きな相乗効果があったと思います。特に、お子さんたちが、じゃがいもを原料としたスナック菓子からポテトサラダを競いつつ作られたエピソードには、聞いているだけで楽しくなりました。災害時に、洗い物も無く作れるというアイディアもばっちりですね。
皆さん、素晴らしい発表をしていただきましてありがとうございました。各学区が決めていただいたテーマに沿って、特色のある活動に取り組んでいただいたことがよくわかりました。
今後のよりよい女性会活動や地域活動につなげていただければ幸いに思います。
ご参加いただいた皆さま、研修委員・役員の皆さま、お疲れ様でございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
こんにちは。区長の宮澤です。
幅広い世代に認知症に対する理解を深めていただこうと、今年も小学生の皆さんに「認知症になっても安心して暮らせるまち」の絵を描いていただきました。
どの絵にも、認知症サポーター・キャラバンのマスコットである「ロバ隊長」か、認知症サポーターの証である「オレンジリング」が入っています。
今年は65点の作品が集まりました。
「幸せに暮らす」がゴールになっている「すごろく」が描かれているものや、おばあちゃんに道案内をするセリフが入っているもの、ロバ隊長と虹を渡っているものなど、どの作品もしっかりと認知症について考えたり、感じたりしたことを表現してくれました。熱田ブランドマークを入れてくれた作品もありました。
壁には、4コマ漫画で認知症について解説しています。絵が得意な担当主査が原画を描いていますよ。
熱田図書館の新聞閲覧コーナーで、11月16日(木曜日)まで展示しています。その後は、イオンモール熱田で、11月18日(土曜日)から11月30日(木曜日)までご覧いただけます。
ぜひ、小学生の皆さんの力作をご覧いただいて、「ずっと安心して住み続けられるまちづくり」について考えるきっかけになればと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
外を出歩くのにとてもいい季節になってきましたね。
地域力推進室長から、魅力満載の秋の白鳥庭園の訪問レポートと、11月19日に開催される「あったか!あつた魅力発見市」のご案内です。
「白鳥庭園」は、あつたが誇る魅力スポットのひとつ、
東海地区最大級の日本庭園です。どの季節も味わいがありますが、
秋の深まりとともに、庭園はどんどん紅や黄に彩られていきます。
是非、お出掛けになりませんか。
白鳥寄席 ≪10月18日≫
毎月第3水曜日は、地元などで活躍する2名が月替わりで登場する寄席が開催されます。
この日の演目、一つ目は、登龍亭 福三(とうりゅうてい ふくぞう)さんによる落語。古典の「時蕎麦」ならぬ創作「時きしめん」。軽妙な語り口に満席の会場が大きな笑いに包まれました。
まくらには高齢者を狙うひったくりや特殊詐欺の話題が盛り込まれていて、聴衆の皆さんは楽しみながらも被害に遭わぬようにせねばと、自分事として、しっかり脳に刻まれたことと思います。
二つ目は、旭堂 鱗林(きょくどう りんりん)さんによる講談、「藤井聡太物語」。八冠を制した直後であり、お祝ムードで大いに盛り上がりました。
また、「熱田区広報大使」でもある鱗林さんは、謎かけで区長を紹介してくださったり、熱田区のイベントもPRしていただきました。
次回の寄席は、11月15日(水曜日)、江戸曲独楽と落語です 。
写真左から、旭堂鱗林さん、宮澤区長、寄席を盛り上げる波多野慧子さん。
「清羽亭」の母屋にて
和太鼓とお茶会 ≪10月21日≫
おなかに響く和太鼓の音を辿って歩みを進めると、芝生広場では多くの皆さんがそれぞれにリズムを取ったり、踊ったりしながら楽しんでいました。2日間、開催されていた「名古屋まつり」を白鳥庭園から盛り上げる新たな試みと伺いました。
また、「清羽亭」の母屋では興味深い和楽器の展示がありました。さらに、お庭や流水の様子を眺めながら渡り廊下を進み、離れの「立礼席(りゅうれいせき)」へ。椅子席なので、誰でも気軽に茶の湯体験ができます。
こちらでも初のコラボレーション企画「和楽の席」が催されていました。私が参加したお席では、お茶と栗のお菓子をいただきながら津軽三味線を鑑賞することができ、秋の始まりを五感で堪能しました。
あったか!あつた魅力発見市
11月19日 (日曜日)午前10時から午後3時まで(催し内容ごとに開催時間が異なっている場合があります。)
「まちじゅうがイベント!」を冠し、区民、区内事業者の皆さんの協力のもと、白鳥庭園、宮の渡し公園など熱田区内の見どころやマルシェを巡っていただくイベントです。
会場間の移動については、この日限りの無料バスが巡回します。
白鳥庭園も、午前8時30分から午後8時まで、こちらもこの日限りで無料開園し、このイベントを盛り上げていただきます。
お茶会(予約制)や「おもてなし市」の他、冬の風物詩「雪吊り」の景色や、日没からの「ライトアップ」などをお楽しみください。
「あったか!あつた魅力発見市」の詳しくは、区ウェブサイトやリーフレットをご覧ください。
こんにちは。区長の宮澤です。
健康づくり事業やごみの減量対策など、地域公衆衛生活動のリーダーとして、日々ご活躍していただいている保健環境委員さん。いつもありがとうございます。
保健環境委員の集いの様子を保健福祉センターの健康安全課長が報告してくれました。私も一緒に準備運動と体力測定を行いました。結果はどうかしら?
いつまでも元気に家族や友人たちとつながって、毎日楽しく暮らしたいですね。
熱田区では、保健環境委員の交流イベント、「保健環境委員の集い」を2年に一度開催しています。コロナ禍でしばらく中断していましたが、10月16日(月曜日)に4年ぶりに開催し、多数の方が参加してくださいました。
今年度のプログラムは、「名古屋市の3Rの取り組みについて」と、「なごや八〇(はちまる)フレイルテスト+(プラス)」(体力測定)の2本立てです。
フレイルとは、加齢によって気力・体力が落ち、要介護の一歩手前の状態になってしまうことですが、早く気が付いて予防すれば健康な状態に戻ることが期待できます。
現在の身体の状態を知るために、体力測定に取り組んでいただきました。
【準備運動】
ロコモ予防大使の皆さんと一緒に、「なごや健康体操熱田区オリジナルバージョン」で体をほぐします。
【握力とふくらはぎ周囲の測定】
握力は、全身の筋力の程度を知る目安です。
ふくらはぎの太さは、筋肉量の減少と筋力の低下を知る目安となります。
フレイル予防リーダーさんが測定してくれました。
【30秒椅子立ち上がり測定】
足腰の筋肉の強さを測ります。
30秒間で椅子から何回立ち上がることができるかチャレンジ!
【開眼片足立ち】
「筋力」と「バランス」の総合力がわかります。
目標120秒間、立ち続けることにチャレンジ!
【あしゆびビー玉つかみ】
転倒防止には、「足指力」も大切です。
足指だけを使って、15個のビー玉を反対側の入れ物に移す速さを競います。
やってみると意外とむずかしいかも?!皆さん、真剣勝負です。
参加者の皆さんからは、「久しぶりに体を使って楽しかった」「自分でも知らないうちに体力が低下していてびっくりした」などの感想をいただきました。
フレイルを予防し、いつまでも元気に充実した毎日を楽しく過ごすことができるよう、できることから取り組んでいきたいですね。
最後に、会の進行をお手伝いしてくださいました、ロコモ予防大使の皆さん、フレイル予防リーダーの皆さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
10月8日(日曜日)に区民まつり「にぎわい秋まつり」を白鳥公園で開催しました。
キッズゾーンでは、熱田の歴史の紙芝居を見たり、輪投げやボッチャ、模擬選挙を体験したり、メダルやブレスレット、竹細工を作ったりと、子どもたちが色々と挑戦していました。恒例の白鳥庭園おもてなし茶席も大人気で完売でした。
以前、ご紹介をした「あつた歴史探訪」のVRもブースを設けて、多くの方に江戸時代の宮宿を体験してもらいました。市長も見ていましたよ。
街道宿場町ゾーンでは、三重県の桑名宿からは焼き蛤やコロッケなど、岐阜県の垂井宿からは蜂蜜、木曽川上流域から中津川市加子母の朴葉寿司などが出展されました。緑区鳴海宿からは、緑区のキャラクター「みどりっち」も来てくれました。私は、気になっていた「熱田餃子」(お肉の代わりに朱色の名古屋かまぼこが入っています)を買って食べることができました!
ステージ近くでは、働く車が勢ぞろい。一緒に写真を撮ったり乗ったりと、とても人気のコーナーばかりでした。ステージ上では、軽快な旭堂鱗林さんの司会とともに和太鼓やダンスなど熱演が続き、その横では、女性会の皆さまが焼きそばとみたらしを焼いていて、列が絶えませんでした。野立学区にある大衆演劇場の雷鳴座の練り歩きもあり、会場を盛り上げていただきました。
残念ながら午後には雨が激しくなり、あつたロコモ予防大使の皆さんには、かっぱを着てなごや健康体操をしていただき、名古屋学院大学吹奏楽部の演奏は活動PRに変更、警察犬のキヌちゃんも雨の中の熱演となりました。
2年連続の土砂降りとなり、予定より早めの閉会とさせていただきましたが、13,000人の方にご参加いただきました。たくさんのブース出展、ステージ出演をしていただき、とてもすべてを紹介しきれず、ごめんなさい。
最後に、協賛・スタンプラリー景品提供をいただいた企業・団体の皆さま、出展・出演をしていただいた皆さま、鯱城会や学生等のボランティアの皆さま、朝早くから土砂降りの中での撤収作業までの運営など、おまつりにご協力をいただいた全ての皆さま方、本当にありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
「地域包括ケアシステム」ってご存じですか?
皆さん誰もが、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けていきたい、と思っているのではないでしょうか。そのために、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援を一体的に提供していきましょう、というしくみのことです。
今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要となっています。
と、説明をしましたが、言葉ではなかなか難しいですね。
そこで、「ずっと安心して住み続けられるまちづくり」と「地域包括ケアシステム」について、考えるきっかけとなればと漫画を作成しました。
区役所や図書館などで配布しておりますが、熱田区地域包括ケアのホームページ内(外部リンク)でも読むことができます。ぜひ、ご覧ください。
こんにちは。区長の宮澤です。
9月18日は敬老の日でしたね。
長寿でこの日を迎えられました皆さまにお祝い申し上げます。
100歳のご長寿のお祝いに、高蔵学区にお住まいの村瀬仲子さんをお訪ねし、村瀬さんのご長男夫婦と、柳瀬民生委員児童委員(高蔵学区副会長)と一緒に楽しくお話を伺いました。
村瀬さんは、民踊を50歳から始められ、64歳で師範となり、学区の老人クラブなどで講習会の講師をされていたそうです。現在も、週に1回、お友達が送り迎えをしてくれて続けてみえます。
また、毎日、針治療に通う一方、食事の準備もご自分でなさり、毎朝洗濯をして階段を昇り降りして2階に干されるそうです。小さい頃は悪かった眼も、今は手術をして華奢な腕時計もばっちり見えます。
お話を伺っている私たちは「え、凄い!」と驚きの連続。そして笑いの絶えない楽しい時間を過ごさせていただきました。
これからもお元気でお過ごしください。
村瀬さんに元気パワーをいただいた後、高蔵学区のコミュニティセンターへ。1階では「お楽しみサロン」が開催され、かばん等を楽しそうなご様子で作ってみえました。2階では「茶道教室」が開催されていて、美味しいお抹茶をいただきました。ごちそうさまでした。皆さんも覗いてみてはいかがでしょうか。
こんにちは。区長の宮澤です。
9月16日に、宮の渡し公園を拠点として、「あつた堀川一斉清掃と子ども乗船体験」を開催しました。とても暑い日でしたが、190名の方々が参加してくださいました。ありがとうございました。
まずは、皆さん、ゴミ袋とトングを持って「宮の渡し公園」を中心に、大瀬子公園、対岸の千年プロムナード周辺までお掃除です。船に乗って堀川のごみも回収していただきました。今日は少なかったそうですが、全部で30袋のごみが集まりました。
清掃の後には環境学習として、海上保安部による紙芝居「うみがめマリンの大冒険」や、堀川の水質実験、生き物の紹介などがあり、子どもたちがとても熱心に話を聞いたり、カニに触れたりしていました。
その後、お楽しみの乗船体験。立派なエンジェルハープ号に乗って、約30分間の船の旅。風がとても気持ちよかったです。
皆さんのおかけで公園周辺がとてもきれいになり、ありがとうございます。
熱田の中心を流れる堀川。こうした機会を通じて、堀川に対する愛着や関心をもっと拡げていければと思います。
こんにちは。区長の宮澤です。
10月1日から始まる新しい事業「あつた歴史探訪」のご紹介です。今年は「VR体験」と「謎解き」の2本立てです。
熱田には、かつて「東海道随一のにぎわい」と評された宿場町・宮宿があったのは沢山の方々がご存じだと思います。
そこで、江戸時代の宮宿の町並みを、VR(仮想現実)技術を使って再現し、皆さんに体感していただこうと、現在準備中です。
VRゴーグルとコントローラーを使用して、宮宿を歩いているような体験ができます。今では見ることができない浜鳥居や西浜御殿、東浜御殿などの歴史的建造物や、町を行きかう人々の様子をご覧いただけます。
私も、試行でチャレンジしてみました。宿場町は、多くの人で賑わっています。そして、宮の渡しでは大きな浜鳥居が出てきてびっくり!当時の人も、こうやって見上げていたんだろうな、と想像が膨らみます。波の音も聞こえてきますよ。
10月1日(日曜日)の「あつた朔日市」を皮切りに、10月8日(日曜日)の「区民まつり」など、区内で予定しているイベントで体験できます。(注:年齢制限あります。)
そして、もう一つ。区内の歴史スポットを楽しく巡っていただける謎解きです。「初級」と「上級」の2つの難易度を用意しましたので、お子様と一緒にご家族でも楽しめます。にゃんと、「ねこねこ日本史」のキャラクターがナビゲーションを務めてくれます。(紙面ですけど、ゆるくて、かわいいですよ。)
謎解きは10月1日から令和6年1月31日までです。
内容や日程の詳細は、職員が制作レポートも作って報告していますので、「熱田区を舞台にVR技術を活用した歴史体感事業を実施します!」をご覧ください。
こんにちは。区長の宮澤です。
今年6月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が公布されました。
9月は、その第9条に定める「認知症月間」となります。
当区も認知症に対する正しい知識と理解を推進し、認知症の人を含めた区民の皆さま一人一人が自分らしく、いきいきと暮らすことができるまちづくりを目指してまいります。
早速ですがそれに関連して、今日は熱田区の認知症に関わる取り組みを福祉課担当主査からご紹介します。
熱田区地域包括ケア推進会議(事務局:熱田区福祉課)では令和5年度から、認知症の人にやさしいまちづくりに向けて、「【認知症サポーターがいます】ステッカー事業」を開始しました。
対象は区内事業者の皆さまです。
お店の責任者の方及び従業員の方に、熱田区いきいき支援センターが開催する「認知症サポーター養成講座」を受講していただき、認知症サポーターとしてご登録いただくと、サポーターの証明となるオレンジリングと共に、店舗貼付用の【認知症サポーターがいます】ステッカーをお渡しします。
認知症の方は、今までできていたことがうまくできなくなる経験を通じて、お店に入ることをためらわれたり、買い物に戸惑われたりすることがある、とお伺いします。
「認知症に対する正しい理解を持つ者がいます」と、ステッカーでお示しいただくことにより、認知症の方や、そのご家族の皆さまも安心してお店をご利用いただけますね。
ステッカー事業を通じ、誰もが自分らしく暮らすことができるあたたかいまち・熱田区を目指します。
現在は、熱田郵便局様や、愛知県理容生活衛生同業組合熱田支部の講座受講者様にステッカーを配布しております。今後ますます当事業を広め、街中に暖かいオレンジ色のステッカーがあふれることを願っています。
熱田郵便局でのステッカー掲示の様子
愛知県理容生活衛生同業組合熱田支部の皆さま
こんにちは。区長の宮澤です。
熱田区花道連盟の方々に季節の素敵なお花を生けていただき、熱田区役所ホームページで皆さまにご紹介させていただいています。
今回は、林智子先生に生けていただきました。テーマは「秋の里山の風景」です。
左:川口会長、右:林先生
お花は、斑(ふ)入りのススキ、女郎花(おみなえし)、リンドウ、ケイトウ、ヤブラン。
「ススキを斑入りのものにしてあるのが、こだわりですよ」と川口会長。
そして、ヤブランは、林先生が今朝、お庭から持ってきてくださったものだそうです。
左:斑入りのススキ、右:ヤブラン
生けていただいたお花は、区長室に飾らせていただきました。
いつもありがとうございます。
10月1日(日曜日)に、区役所講堂にて熱田区区民まつり文化祭「秋のいけ花展」を開催します。熱田区花道連盟会員の皆さまによる作品をご覧いただけます。午前10時から午後4時までです。花の鑑賞はストレスを緩和する効果があるといわれています。ぜひ、お越しください。
こんにちは。区長の宮澤です。
毎年8月30日から9月5日までの一週間は「防災週間」です。
名古屋市では、16区一斉に9月3日に総合防災訓練が行われました。熱田区では、今年度は千年小学校で行いました。
その様子を総務課職員が報告してくれました。
大変暑い日でしたが、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
防災週間に合わせて、南海トラフ巨大地震を想定した熱田区総合防災訓練に行いました。最高気温が35度を超える大変暑い日でしたが、朝早くから、千年学区の大勢の皆さまにご参加いただきました。
訓練は熱田消防署から、地震が起きた直後に地域の皆さま同士で安全を確認しあう、安否確認の話からスタートです。そのあと、防災ブースで様々な防災に役立つ訓練を受けていただきました。各ブースでは、千年小学校の防災倉庫の見学や無線機の操作体験、地下式給水栓の操作訓練や災害用仮設トイレの組立など、避難所での生活を余儀なくされた場合に役立つ知識を習得していただきました。
また、訓練には千年小学校の児童(高学年の希望者)にも参加いただきました。防災食の紹介コーナーでは、有名カレー店監修の少し高級な防災カレーの試食もありました。災害時こそ、美味しい食事をとることがストレス緩和につながるかもしれません。是非、各家庭においても災害を意識した食料、非常食の備蓄を心掛けてください。
総合防災訓練にご協力いただいた千年学区の皆さん、各学区の委員長さん、消防団・学生消防団の皆さん、そして多くの関係機関の皆さん、本当にありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
今年も市民スポーツ祭(中部電力パワーグリッド第65回市民スポーツ祭)が開幕しました。
8月19日に稲永スポーツセンターで総合開会式があり、今年度は熱田区が代表として選手宣誓です。レクバレー選手の大原さんと酒井さんが、とても力強く宣誓をしてくれました。
会場では引き続き、レクバレーの試合が行われ、各区の応援にそれぞれ個性があり、盛り上がっていました。熱田区も、カッコよくバッチリときめた応援リーダーの指示のもと、みんなで声を揃えて応援です!(後日、他区の区長さんから、熱田区の応援、揃ってて凄いねって言われましたよ)
初戦は北区に勝利し、2回戦は昭和区と対戦。全く目が離せない熱戦で、結果は本当に惜しかったのですが、チームプレーが素晴らしく、選手の皆さん、そして応援している皆さんの姿に、胸が熱くなりました。
その他、19日・20日は各地でいろいろな競技の区対抗の部があり、代表選手の皆さんが奮闘されていました。
そして、ソフトボール男子が勝ち上がったので、27日の船見グラウンドの試合に応援に行きました。トンボが飛んで、空も秋の雲でしたが、試合の熱気とともにグングンと気温も上昇。そんななか、選手の皆さんは、声を出し合って全力プレイです。応援にも熱が入ります。
そして、結果は……優勝です!!
壮行会での監督さんの「前年の3位を超えます」という宣言を超えました!
学区対抗トーナメントも含み、各種競技でご活躍いただきました選手の皆さん、応援に駆けつけていただいた皆さん、関係者の皆さん、素敵な感動をありがとうございました。また、大会運営にご尽力いただいている関係者の皆さま方、感謝申し上げます。
グランド・ゴルフは10月21日に試合が予定されています。選手の皆さん、力を存分に発揮していただき、ぜひ試合を楽しんでください。
スポーツは、やるのも観るのも、どちらも良いものですね。
こんにちは。区長の宮澤です。
この度、愛知中小企業家同友会の熱田第1地区・第2地区共催による熱田地域学習会において、現在、区が策定に向けて検討を進めている「熱田区第2期将来ビジョン(案)」と今年度の「区政運営方針」について、企画経理室長がご説明をさせていただく機会をいただきました。
その会の様子を企画経理室長がご報告します。
「同友会として地域と連携できることを考えていきたい」という大変ありがたいお声をいただいたことから今回の実施となりました。
当日は、中小企業家同友会会員の方の会社の会議室を会場に、16社の経営者の方にご参加をいただきました。
学習会では、冒頭で熱田区を取り巻く現在の状況をご説明させていただいた後、今後、区役所が区民の皆さまや関係団体の皆さまと一緒に進めていきたいと考えている事業について、区将来ビジョン(案)と区政運営方針を用いてお話をさせていただきました。
引き続いて、地域や区役所と民間企業の皆さまによる連携事業の事例を紹介させていただきました。
「地域との連携」というととても大変なことのように感じてしまいがちですが、ご協力いただける範囲の中で少しずつ無理のない形で地域の力になっていただけたら大変ありがたく思います。
お声がけをいただきました中小企業家同友会の皆さま、ありがとうございました。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
こんにちは。区長の宮澤です。
昨年の夏、白鳥学区連絡協議会とあつた宮宿会を始めとする地域の方々が、子どもたちに楽しい夏の思い出づくりを、という熱い思いのもと開催していただいた「あつた夢おどり」。今年もパワーアップして開催されました。
その時の様子を区政部長が報告してくれました。
関係者の皆さま、子どもたち(大人も)の素敵な笑顔をありがとうございました。
今年の夏も、全国各地で35度を超える大変暑い日が続いていますが、この暑さに負けないように元気をもらうため、神宮東公園で実施された「第2回あつた夢おどり」に出かけてきました。
夕方5時前に会場に到着すると、出店やキッチンカー等による販売がすでに行われており、たくさんの地域の方で賑わっていました。
そして、5時になりオープニングセレモニーとして、主催者である中田実行委員長のご挨拶のあと、熱田区役所の宮澤区長からも、お祝いのご挨拶をさせていただき、今年度の祭りが始まりました。
まず、最初のイベントとして、まきわら舟獅子舞保存会さんによる「獅子舞演舞」が披露されましたが、特に最前列で見ている子どもたちは、自由自在に動き回る獅子舞に圧倒され、大変な盛り上がりでした。
そのあと、しばらくして、会場の中央に設置された櫓を取り囲んで盆踊りが行われましたが、櫓には音頭取りとして女性会の皆さんが上がり、大名古屋音頭、郡上おどり、あつた千年おどり等の曲に合わせて、会場全体が一体となった光景は、やはり盆踊りの醍醐味であり、すごく感動しました。
また、レイアウトの工夫として、出店等のエリアと隣接して、子どもたちがより楽しめる子ども専用ブースのエリアを作ったことにより、どのブースからも子どもたちの笑い声が聞こえ、一段と活気がありました。
その様子を見ている私も自然と笑顔になり、とてもいい気分でした!
また、今回、熱田区役所も「地域活動PRブース」を出展し、子どもには、ゴム鉄砲ゲームを楽しんでもらいながら、主に子ども連れの保護者を対象に「町内会・自治会活動について」のアンケートを実施し、併せて町内会加入促進・学区活動のPRもさせていただきました。約180名の方にご協力いただき、本当にありがとうございました。
最後に、感じたことですが、地域の方が楽しみにしている、今回のようなイベントは、至るところで「笑顔」が溢れ、「人とのつながり」が育まれていく、改めて大切なものだなぁと感じました。
皆さんも、今後、地域で実施される楽しいイベントに、ドンドン参加して、私たちと一緒に地域を盛り上げていきましょう!
こんにちは。区長の宮澤です。
各地で夏祭りが開催されて盛り上がっていますね。
私も、今日は「金山まつり」と「名古屋城夏まつり」に出かけてきました。
「金山まつり」は金山の南北エリアが一体となったお祭りです。
高蔵学区にある金山神社からお神輿と篠笛のお囃子隊による練り歩きがありましたので、一緒に金山駅まで歩きました。金山南ビルでお披露目があり、かわいいお囃子隊も頑張っていましたよ。金山まつりのために書き下ろした「金山まつり音頭」による盆踊りも披露されました。お神輿とお囃子隊はその後も金山の街を練り歩きます。他にも金山総合駅南口駅前広場でブースが出るなどして賑わっていました。
私は、引き続き名古屋城へ。恒例となりました「名古屋城夏まつり」の大盆踊り大会。熱田区の女性会の皆さんも浴衣姿で素敵です。市女性会伊藤会長、市長、教育長の挨拶の後、他の区長さんと一緒に櫓に上がってご挨拶させていただき、いよいよダンスタイム。見ているだけではもったいないので、職員と一緒に見よう見まねで踊ってみました。とても楽しかったです。
会場にはとても沢山の方々が集まっていて、踊ったり食べたり飲んだりと皆さん笑顔で夏を楽しんでいました。
今日は名古屋学院大学の名古屋キャンパスたいほうで「おやこ夏まつり」もあり、区政部長と地域力推進室長は午前中からお祭りのはしご。沢山の子どもたちで賑わっていたと報告を受けました。
他にも町内盆踊りもあり、夏の楽しみが盛りだくさんですね。
皆さんも、体調に気を付けながら楽しんでください。
こんにちは。区長の宮澤です。
皆さんは、熱田区発祥の「なごやかまぼこ」をご存じでしょうか?
その手作り体験教室を熱田保健センターで開催しました。夏休みの自由課題に最適なこの教室、公募に応募された小学生さんとその保護者さん方に参加していただき、楽しい会になったようです。
そんな会の様子を、熱田保健センター保健予防課からご報告します。
保健予防課レポート
こんにちは。区長の宮澤です。
花表町にある東海工業専門学校熱田校に、統計選挙係の職員が「選挙出前トーク」に行ってきました。クイズを織り交ぜながらの講義や模擬投票に熱心に取り組んでくれた生徒さんたちの様子を統計選挙係長が報告してくれました。
東海工業専門学校熱田校の先生方、ありがとうございました。
生徒さんからは、「若者が選挙に行くことの大切さがわかった」「投票が自分のためだと思った」「自分を含めて若い人も選挙に行ってほしい」といった感想をいただきました。頼もしいですね。
令和4年7月に行われた参議院議員通常選挙では、全年代を通じた投票率(全国)が52.05%であるのに対し、10歳代が35.42%、20歳代が33.99%となっており、若い世代の投票率が低い水準にとどまっています。
選挙は生活や社会を良くするために自分たちの声を届ける大事なもの。若い世代の方々にも、もっと身近に感じてもらいたいと思います。
職員が「選挙出前トーク」に出かけますので、ぜひご利用ください。
統計選挙係長レポート
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は、今年度第1回目の「区民会議」を開催しました。
区民会議は、区民の皆さんに区政に参画していただき、区の将来の方向性などに関して意見をいただく場として開催しているものです。
コーディネーターは、名古屋学院大学現代社会学部の水谷香織准教授にお願いいたしました。熱田区生まれで、現在も他所から戻ってきて熱田区在住とのこと。区民として共感されながら、会場の方々のご意見をどんどん引き出していただきました。
会議は、区から令和5年度熱田区区政運営方針についてご報告した後、「第2期熱田区将来ビジョン(案)」と来年度の「区の特性に応じたまちづくり事業(案)」について、皆さま方からご意見をいただきました。
「第2期将来ビジョン」は、区のめざすべき姿を実現するための中長期的な計画で、令和6年度から10年度の5年間に取り組む内容となります。現在、各区で区民の方のご意見を伺いながら検討を進めています。
本日は、会場の皆さま方から、交通安全や防災、子どもの遊び場、障がい者の地域生活支援、町内会や子ども会の加入促進、環境学習、区の魅力発信などについて、さまざまな貴重なご意見をいただきました。
今後も幅広くご意見をいただきながら、策定作業を進めさせていただきます。
「区の特性に応じたまちづくり事業(案)」については、区の魅力発信強化事業と高齢化対策事業を提案させていただきました。本日いただいたご意見を参考にさせていただきながら、さらに検討を進めたいと思います。
本日ご参加いただきました皆さま、コーディネーターの水谷先生、貴重なご意見をありがとうございました。
今後も幅広く皆さま方のご意見を伺いながら、「住みたくなるまち 訪れたいまち あったか熱田」を目指します!
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は「大口南小学校・白鳥小学校 姉妹校交歓会」に招待されて行ってきました。堀尾金助と裁断橋にまつわる物語が取り持つご縁です。なんと、昭和41年に始まって、今年で58年目!
先日、大口町在住の友人宅に遊びに行ったら、「僕も小学生の時に、白鳥小学校の子が来たよ。子どもたちも交歓会やったよ。」て言っていました。(私よりもちょっとだけ年上の先輩で、お子さんは社会人や高校生。)
当日、来賓でおみえになっていた大口町の鈴木雅博町長さんは、第1回目の時に白鳥小学校に児童としていらっしゃったんですって。来賓挨拶でお話してくださいました。
世代を超えて、共通の思い出ができるのは、素晴らしいことですよね。
当日は、白鳥小学校の児童代表から歓迎の言葉、大口南小学校の児童代表からお礼の言葉があり、二人とも、とても堂々としていて頼もしさを感じました。
記念品交換のあとには、両校の皆さんが「裁断橋擬宝珠銘文」を暗唱してくれました。両校の児童が元気に声を合わせて、素晴らしいものでした。
記念式典の後は、楽しい交歓会。自己紹介をして、あつたカルタを楽しみ、熱田神宮内をグループに分かれて散策したそうです。残念ながら同行はできませんでしたが、みんな、ワイワイと楽しんだことと思います。
来年度は、白鳥小学校が大口南小学校へ行きます。この姉妹校交歓会が伝統ある行事となったのも、両校の関係者の皆さん、白鳥学区連絡協議会の皆さん、大口町堀尾史跡顕彰会の皆さんを始めとする多くの方々のご尽力に支え続けられてきたからだと思います。この素晴らしい伝統行事がいつまでも続くことを願っています。
堀尾金助と裁断橋については、ぜひ、熱田区トップページ/熱田区の魅力/熱田区まちかど発見/堀尾金助と裁断橋をご覧ください。
こんにちは。区長の宮澤です。
「シルバー人材センター」(外部リンク)をご存じですか?
掃除・洗濯などの家事援助や、草むしり、ふすま張りといった日常生活のちょっとしたお手伝いなど、各ご家庭の暮らしをサポートしていただけるんです。
では、どんな方がしてくださっているの?
そんな疑問に答えるべく、福祉部長が名古屋市シルバー人材センター南部支部の取材をしてきてくれました。
皆さん、いきいきと活動していただいている様子のレポートです。
私もやってみようかなと思われた方、また、お手伝いをお願いしたいなと思われた方、ぜひ、ご検討してみてください。
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は大宝学区でクリーンキャンペーンが行われました。環境保全のノボリを立て、皆さん、緑や黄色のベスト等を着て勢ぞろい。熱田鯱城会の皆さんもご一緒です。総勢100名以上の方にご参加いただき、清掃活動だけでなく、ペットの適正な飼い方の普及啓発も行っていただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
私は冒頭でご挨拶をさせていただいた後、区役所に戻って、女性会(熱田区女性協議会)が主催する環境バザーへ。 10時開始前から約80名の方が並んでいたそうです!食器やカバン、衣類など種類も豊富でどれもお値打ち。私はガラスのお皿やカレー皿、ひざ掛けを購入させていただきました。使わせていただきますね。
準備や後片づけも大変だったと思います。女性会の皆さま、ありがとうございました。
今日は曇り空で良かったと思いきや、湿度が高くてとてもムシムシした1日でした。
クリーンキャンペーンでは、熱中症指数計を健康安全課長が首から下げていましたが、“警戒”を示していました。
これからの季節、地域でのいろいろな活動が行われますが、皆さん、熱中症にはくれぐれも気を付けてくださいね。
こんにちは。区長の宮澤です。
5日に「熱田まつり」が行われ、奉納芸能や、無病息災を祈る「献灯まきわら」が5基点灯するなどして、盛大な賑わいとなりました。
保健センターの保健予防課長が、夜の奉納花火を鑑賞し、その感想を素敵な写真付きでレポートしてくれました。
これまでコロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、いろいろな自粛をお願いしてきました。これからもウィズコロナの状態ではありますが、コロナ前の生活を少しでも取り戻せればと願っております。
「熱田まつり」にご尽力いただいた皆さま、ありがとうございました。
先日、熱田まつりの花火を鑑賞しました。
熱田まつりは、近年のお祭りには珍しく開催日が曜日で決まるのではなく、6月5日とされていますので、勤めのある日は帰り道に花火を鑑賞するのが楽しみとなっています。
これまで、熱田台地の上や堀川の東岸で鑑賞していましたが、今年は初めて堀川の西側で鑑賞することに。
午後7時頃に勤めを終えたのですが、夏至も近く、まだまだ空は明るかったです。
花火の前にきれいな夕焼けを目にすることができました。
案外、絵になるかと。
さて、花火は午後7時40分から。
周囲は家族連れの方が多く、地元の方に愛されている祭りだということが感じられるばかりか、堀川の川面には屋形船やカヌーが浮かんでおり、様々な楽しみ方があることに驚きました。
ここしばらく、いろいろなことをコロナで我慢してきたので、少しでも日常の楽しみを取り返せたらと思う夕べでした。
こんにちは。区長の宮澤です。
お天気が心配されていましたが、3日と4日に「堀川まつり」が、宮の渡し公園で従来規模に戻って行われました。
堀川まつりは、1,000年ほど前に熱田で疫病が流行した際、祇園祭に習って南新宮社(熱田神宮にある朱色の社殿)を建立し、疫病退散を願った山車祭り(熱田天王祭り)を起源としているそうです。
1990年にまきわら船を再現して以来、今年で34回目を迎えます。
堀川太鼓の演奏や、あつた宮宿会による宮の浜夜市もあり、多くの人で賑わっていました。名古屋港までの観覧船も楽しみました。
日が落ちてからは、まきわら船が点灯されて引き廻しがありました。ちょうちん行列では、私も参加させてもらいました。最後は、みんなで提灯を上げ下げし、疫病退散をお祈りしました。1,000年前も、新型コロナウイルス感染症の対応に追われた現在も、同じ思いです。
翌4日には、大きな山車「獅子山」の引き廻しもありました。
「堀川まつり」にご尽力いただいた皆さま、ありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
6月4日から10日は、「歯と口の健康週間」です。
今日は、その「歯と口の健康週間」の事業として、熱田区歯科医師会の主催で、「歯と口の1日健康センター」が区役所講堂で開催されました。「口腔ケア」をテーマに歯や口に関する健康講話や、歯科医師会の先生方による個別相談を行っていただきました。
保健予防課が、その様子を報告してくれましたので、皆さまやご家族の健康寿命をのばしていただくための参考に、ぜひ、ご覧ください。健康講話の講師をしていただいた六番町の山中歯科医院の山中院長(愛知県歯科医師会地域保健部高齢者障がい者部員)が、改めて口腔ケアに関するポイントもまとめてくださいました。
辻岡会長さん、山中院長始め熱田区歯科医師会の先生方、名古屋市歯科医師会附属歯科衛生士専門学校の生徒さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は、旗屋小学校で熱田区総合水防訓練を行いました。
今回は、市内全域で記録的な大雨となり、熱田区内でも内水はん濫により、アンダーパスを含む道路の冠水をはじめ住家への浸水被害が発生したほか、指定緊急避難場所を開設する事態となった想定です。
朝早くから、大勢の方にご参加いただきました。訓練開始前には消防団・学生消防団の皆さんも、制服着用で校庭にピシッと整列されていて、とても頼もしいお姿でした。
屋外では、土のう作成や地下式給水栓操作の訓練、プールでのボート避難訓練・浸水時歩行体験などが行われました。
また、屋内では、無線・特設公衆電話の操作訓練を行ったり、要配慮者への支援についてのお話を伺ったりしました。
体育館では、災害用トイレや非常食の説明、アンダーパスの紹介、防災関連の地図情報の閲覧などのブースが設置され、参加された方がそれぞれのブースなどを回り、皆さんに防災について学んでいただきました。
非常食や災害用トイレの備蓄、非常持出品の確認など、日ごろから在宅避難も想定した準備が大事ですね。「補充する(買う)、蓄える、食べる」のローリングストックも実践してみてください。
水防訓練にご協力いただいた旗屋学区の皆さん、各学区の委員長さん、消防団・学生消防団の皆さん、そして多くの関係機関の皆さん、本当にありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
民生委員・児童委員の「厚生労働大臣特別表彰」を受賞された3名の方の伝達式を行いました。
松原さん(野立学区)は24年間、中澤さん(野立学区)は18年8か月間、横井さん(千年学区)は15年間従事していただき、この度の一斉改選によりご退任されての表彰です。
(前列左から、松原さん、中澤さん、横井さんです)
「地域の方とお話がたくさんできました」「楽しかったですよ」と、おっしゃっていただきました。
一方、共通されてご苦労されたのは後任さがしだったご様子。「でも、良い方に委員になっていただけた」とのこと。ありがたいです。
これからも、お元気でご活躍ください。
本当に長い間、ありがとうございました。
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は、「あつた朔日市(ついたちいち)」に行ってきました。
朔日市は、「あつた宮宿会」(外部リンク)が、朔日参り(毎月1日に神社・仏閣に参拝する古くから伝わる風習)を多くの方に知ってもらうことを目的にもてなしの市として開催してみえます。
いつもは熱田神宮で開催されますが、5月・6月・11月は秋葉山圓通寺で開催です。
名物は老舗4社(きよめ餅×亀屋芳広×妙香園×あつた蓬莱軒)が共同開発した「あつた宮餅」。5個入りのうち、2個が毎月限定で変わります。今月は「こいのぼり」の練り切りで、羊羹の目がついています。可愛い!
名古屋学院大学の学生さんが販売されていたのは、「あつた白鳥はちみつ」。春採蜜と夏採蜜の2種類。花の種類が違うんですって。水野昌夫教授が教えてくださいました。
名古屋市身体障害者福祉連合会の招き猫手さげバッグも購入させてもらいました。沢山の種類があって迷いましたが、熱田神宮を背景に猫がニッコリの図柄を選択。愛用させてもらいますね。
とても良いお天気で、たくさんの方で賑わっていました。
来月、6月1日も秋葉山圓通寺で開催です。
こんにちは。区長の宮澤です。
今日は「なごやかウォーク熱田」が開催され、なんじゃもんじゃ・白鳥&千年プロムナードコースを歩いてきました。
お天気が心配されていましたが、暑くもなく、風もなく、ちょうどいい天気での開催となりました。
コースは約5キロ。コースの見どころポイントの一つは「なんじゃもんじゃの並木道」。今年は満開がちょっと早めだったようですが、それでもふんわりと白い粉砂糖をかぶっているようで、可愛い姿を楽しめました。(手を振っているところを歩道橋の上から写真に撮ってもらいました)
コースの途中にある「熱田白鳥の歴史館」では、白鳥貯木場の貴重な写真などがあって、木材のいい香りに包まれて癒されながら、名古屋木材産業の歴史や木の良さを学ぶことができます。本来は休館日のところを、なごやかウォークに合わせて開館していただきました。中部森林管理局さん、ありがとうございました。
今回の参加者は82名。90歳を超える方も、元気に完歩!素晴らしいです。
熱田区には堀川沿いにプロムナード(散歩道)があり、日常的にもウォーキングが楽しめる場所が沢山ありますね。皆さんもぜひ歩いてみてください。
運営にご協力いただきましたスポーツ推進委員の皆さん、朝早くから、ありがとうございました!!
(全員の写真を載せられなくてごめんなさい)
こんにちは。区長の宮澤です。
去る4月4日に「メダカの学校の入学式」が行われました。メダカの学校は熱田神宮北西側(旗屋交差点)の熱田街園にあります。開校は昭和61年です!
名古屋熱田ライオンズクラブのご厚意でいただいた緋メダカ3,000匹を、高蔵幼児園の年長さんが放流したものです。入学式では、元気な歌声も聴かせてくれて、とてもほのぼのとした気持ちになりました。ありがとうございました!
4月下旬に入って、区の花である「ハナショウブ」も咲きました。メダカ達も元気に育っていますよ。
こんにちは。区長の宮澤です。
第56回熱田区女性レクリエーションバレーボール春季大会が開催されました。
大会開催にご尽力いただいた役員の皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。
今回、参加されたのは「フェローズ」「ライズ」「スパークス」「髙蔵B」「野立A」「くれぱす」「のだてC」の7つのチームです。
コロナ禍で、十分に練習ができなかったとの声も聞こえましたが、参加者の皆さんの笑顔溢れる大会となりました。
熱戦の結果、優勝が「フェローズ」、準優勝が「スパークス」となりました。おめでとうございます。
来月からの市大会も皆さんの活躍を楽しみにしています。
大会に参加された皆さん、そして残念ながら今回は出場できなかったレクバレーを愛する皆さん、これからも元気なご活躍を期待しています。
昨日、名古屋市議会議員一般選挙・愛知県議会議員一般選挙がありました。ともに、熱田区の投票率は34.38%でした。
区内12か所の投票所を選挙管理委員さんの皆さまと巡回させていただきました。熱田区には、小学校やコミュニティセンター以外にも、大学や大型ショッピングセンター、病院内等もお借りして投票所を設置させていただいております。ご協力ありがとうございます。
朝7時から夜8時までの長時間にわたる投票所の運営や、夜遅くまでの開票にご協力いただきました皆さまにお礼申し上げます。
「君を待つまち 熱田」 そんな素敵なキーフレーズを持つ熱田区の区長に就任いたしました宮澤百代(みやざわ ももよ)でございます。
歴史・文化、そして自然が溢れる熱田区の区政運営に関わることができ、とても光栄に思うとともに、責任の重さに身が引き締まる思いです。
コロナ禍でしばらく中止や縮小していた様々なイベント等も再開され、まちにも活気が戻りつつあります。
区民の皆さまとご一緒に、「住みたくなるまち 訪れたいまち あったか熱田」を目指して、全力で区政運営に取り組んでまいりますので、皆さまのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
熱田区役所区政部企画経理課
:052-683-9688
:052-682-1496
名古屋市熱田区役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
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