名古屋市天白区役所 郵便番号:468-8510 名古屋市天白区島田二丁目201 電話番号:052-803-1111(代表) 所在地、地図
このページでは、天白区長 山田茂夫が、日々の活動や天白区の話題について、お届けします。
平成28年4月に天白区長に就任して2年、この3月をもって退任させていただきます。この間の区民の皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
「区長の部屋」も今回でちょうど50回となりました。
区長の部屋では、その時々の行事や活動を紹介させていただきました。どれも思い出深いものばかりですが、天白らしさ、特徴のあるものを振り返ってみました。
区長室から観る天白川の桜並木
2月12日(月曜日・休日)午後、休日の昼下がりに「映画と講演のひととき」を開催しました。場所は天白文化小劇場、eコールてんぱくと天白区役所の共催です。
(eコールてんぱく・・天白区内を中心に活動し、男女平等参画推進や人権尊重まちづくりなどを企画実施する市民グループです。)
映画は「人生フルーツ」(日本/2017)。
実在する老夫婦のドキュメンタリー作品です。
「風が吹けば枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば土が肥える。土が肥えれば果実が実る。こつこつ、ゆっくり。人生、フルーツ。」
樹木希林さんのナレーションが心に浸みます。。。
(c)東海テレビ
映画は高蔵寺ニュータウン(春日井市)の一隅で、雑木林に囲まれ自給自足に近い生活を営む建築家(ニュータウン設計者)の津端 修一氏と妻の英子さんの日常を追ったドキュメンタリー。テレビで放映されたドキュメンタリー番組が評判を呼び、映画化されたものです。
実際に、来場者の方には「テレビで見た」「映画を見た」。でも、また観たいので来ましたという方もたくさんいらっしゃいました。
当日は大勢の方にご来場いただきました。(約3割の方は天白区外からもお越しいただきました。)
実はこの企画、男女平等参画推進事業として実施したものです。
津端夫妻は1920年代生まれ。現在の男女平等参画とは少し生活が異なっていますが、お互いの個性を認め合い、自然の中で共同し、穏やかに温かく暮らす姿には、共感を覚えます。まさに「人生フルーツ」。
講演は中島美幸さん(愛知淑徳大学非常勤講師)。
これからの「人生100年時代」豊かに自分らしく老いるために、いつでもどこでもやってみよう!
津端夫妻の生活を真似するのではなく、自分らしい暮らし方、果実の実らせ方を見つけようとお話いただきました。
中島先生から提供いただいたデータです。
「生涯独身率(50歳時点で結婚歴のない人)」
「100歳以上人口」
老後生活のイメージは、健康や経済的などの不安から明るい老後の姿が描けないのが現実です。津端夫妻の暮らし方は、経済的にも安定し(年金収入)、健康で長生きで、とてもうらやましい生活です。
しかし、中島先生の講演でもありましたが、うらやましがるだけでなく自分自身の自分らしい暮らし方を見つけていかなければと思います。
当日のアンケート、たくさんの感想をいただきました。一部抜粋させいただきます。
今年度1回目は8月の真夏の広場、今回は真冬の広場。冷暖房完備の大きなスポーツセンターでたっぷり遊ぶことができます。
今回も子育て支援団体の皆さんが中心の実行委員会での開催。たくさんの遊びコーナーや相談コーナーが設けられました。
学生ボランティアの皆さんも大活躍。あっという間の半日(午前10時から午後1時)でした。
夏の広場では保育所入所相談コーナーが賑わっていましたが、今回は来年度4月入所の一次申込が終わった時期のため、保育所体験コーナーが大賑わいでした。
他都市から天白区に転居して半年というお母さん。「家で赤ちゃん(8か月)と2人だけだと息が詰まってしまうので、ふだんから複数の子育てサロンに出かけています。子どもも遊べるし、親もストレス発散。ママ同士の情報交換も出来てうれしいです。」
別のお母さんも「ここは広くて長時間のびのび遊べます。他のママとの出会いもあって楽しいです。」
これからも「子育てするなら天白区☆」と言われるように、子育て支援団体や関係の皆さんと連携し、天白区の子育て支援力をアップしていきたいと思います。
ちなみに、今年5月には区役所2階に、子育て情報コーナー『かぼっち広場』を開設する予定です。どんな広場が出来るのか楽しみです♪
今年のてんぱく音楽祭の特長は二つ。
一つは昨年までの1日開催から2日間の開催になったこと。特に金曜日は、午後6時半からの開催とし、仕事帰りの方にも気軽に来場していただけるようにしました。
もう一つは、名古屋芸術大学の学生のみなさんに企画・プロデュースから参画していただき、若い力、若い感性を活かした音楽祭にしたところです。名芸大の学生さんには、当日の司会もお願いし、また事前に天白区の街歩きをして美味しいお店、素敵なお店を発掘し、音楽祭の場で紹介もしていただきました。
名古屋芸術大学の学生の皆さん(右端は梶田先生)
1月26日(金曜日)午後6時半
オープニングは椿(つばき)さん。女性4人(いつもは5人)による和太鼓演奏&演舞。オープニングにふさわしいパワー炸裂の迫力ある演奏でした。昨年よりパワーと若さを増した美魔女の皆さんです。(椿さんは昨年に続く連続出演です。)
沙羅利男さんはギターの弾き語り。沙羅さん作詞作曲の、禿げたり太ったりしても走り抜けてやると歌う、「おじさんのパレード」には共鳴しました。
混声合唱団アダージョの皆さんによる合唱。自ら中高年の合唱団と自己紹介されていましたが、いえいえ、とてもとても若々しい歌声で会場を魅了していただきました。
星空ラマンさんは篠笛とピアノの和洋ポップスユニット。和楽器篠笛の癒しの響きとピアノとの素敵なハーモニー。星空を仰ぎながら聞いているような心地よさに感動しました。
そしてスペシャルゲストの林剛一さん♪
これぞバリトン!という素晴らしい迫力ある低音の歌声を聞かせていただきました。ピアノ伴奏は奥様の林邦子さん。息のあったお二人で盛りだくさんの楽曲を堪能させていただきました。
お二人は天白区平針に在住で、会場の文化小劇場まで5分。近すぎて逆に演奏までの時間の過ごしかたに困ってしまったとおっしゃっていました。
1月27日(土曜日)
この日は天白区内の高校生による演奏。
最初は東海学園高校吹奏楽部。小さな世界(ディズニー「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマ曲)では小さな子どもたちも良く知っている曲で、笑顔で楽しんでいました。
天白高校吹奏楽部は50人の大所帯。迫力ある演奏で会場を魅了。テレビドラマになった「JIN―仁―」の演奏では、その切ないメロディにまさにジーンと来ました。
天白高校合唱部は客席から民衆のうた(「レ・ミゼラブル」)を歌いながらの登場。津軽海峡冬景色、さそり座の女の演歌メドレーは、シニア層の皆さんに好評でした。
演奏の幕間には「てんぱくじゃんけん」。天白区の特産を取り入れたじゃんけんを会場の皆さんに起立していただき行いました。グーはくりあじかぼちゃ、チョキは八事五寸にんじん、パーは八事の蝶々です。天白特産を体感していただきました。
スペシャルゲストはクラリネットの北野美幸さん♪
北澤益美さんのピアノ伴奏で、オーケストラの中の楽器としてではなく、ソロで素敵な音色を奏でていただきました。北野さんは地元平針中学の吹奏楽部出身。中学時代からクラリネットを始められたそうです。文化小劇場のある原駅前付近は自分の庭のような感じで、行きつけのハンバーガーショップにも良く通っていたとか。
フィナーレはかぼっちの指揮、会場の皆さんと出演者で「花は咲く」の大合唱。
また、両日ともロビーでは若宮商業高校商品開発研究班の生徒さんによる天白特産をつかった和菓子の販売。大好評で両日とも完売でした。(くりあじかぼちゃ、八事五寸にんじん、天白梅を使った和菓子です。)
2日間に拡大した今年のてんぱく音楽祭。名古屋芸術大学の学生の皆さんの若い力も加わりさらにバージョンアップしたと思います。
出演者はすべて天白との関わりがある方ばかりの天白特産?です。また、天白の美味しいお店、素敵なお店の紹介もあり、音楽を楽しむとともに、「あなたの知らないアートな天白区」の魅力は伝わったのではないでしょうか?
来年以降もさらに充実した「てんぱく音楽祭」が開催出来ると良いと思います。
写真左 左端は横森地域力推進室長、右端は音楽祭主担当の平野主事・戸田主事 写真右 てんぱくじゃんけんでポーズ!
今年は戌年です
さて天白区にある愛知県平針運転免許試験場は、正月明け1月4日から建て替え工事が始まりました。
業務を継続しながら現地での工事を行うため、工事期間(平成30年1月から33年春)は試験場の駐車場がなくなります。
そのため、駐車場がないことを知らずに車で来場し、迷惑駐車が多く発生しないかとの心配があります。
1月4日の初日には、百人体制で警察官が取り締まりや指導を実施。地域の皆さんも自らの青パトを走らせるなど自衛を行いました。
こうした努力により、工事初日は大きな渋滞はなく、迷惑駐車も一部にとどまりました。
3年間駐車場はありません。試験場周辺は駐車禁止区域です。
地下鉄やバスなど公共交通機関を利用して来場いただきたいと思います。
区長挨拶 「天白区民の地域力は誇り!」 加藤警察署長挨拶 「天白の地域力でダブルオーを!」
区役所講堂に勢ぞろいした学区、防犯関係団体のみなさん
犯罪状況を説明する永井生活安全課長 地域安全宣言をする山田平針北学区区政協力委員長
いよいよ区役所駐車場で青パトの出発です。夜空に映える駐車場内に集合したたくさんの青パト及び先導のパトカー。青色と赤色の回転灯が冬の夜空にきれいに輝いていました。
年末の多忙で寒い時期に、各学区で警戒にあたっていただきます。
加藤天白警察署長の号令「青色防犯パトロール車出発!!」
「よろしくお願いします!」
天白の安全安心はこうした区民の皆さんのご尽力で支えられています。ありがとうございます。
青パトを見送る関係者
区役所駐車場に勢ぞろいした青パト
「認知症になっても安心して暮らせる天白区」を目指して様ざまな取り組みをすすめています。このたび、区民の皆さんに投票をお願いしていた天白区認知症安心キャラクターの名前が決定しました。(12月1日介護フェスタ会場(区役所講堂)で発表)
その名前は「てんまちゃん」です。
てんまちゃんの身体はひらがらの「て」、しっぽはアルファベットの「N」、ふたつ合わせて天白の「てん」を表しています。
てんまちゃんの名前の由来は天白の「てん」に天白の花マーガレットの「ま」を合わせ、「ま」はロバ(驢馬)の「馬(ま)」もかけています。
投票総数は2,188票。区役所はじめ区内の関係施設などに投票箱を設置。介護フェスタ会場でも投票していただきました。
結果はご覧のとおりで「てんまちゃん」の圧勝でした。
てんまちゃん 1,517票
ろばっち 366票
ろばりん 286票
無効票 19票
今後、「てんまちゃん」は天白区の認知症の取り組みの推進役(?)として様ざまな場面に登場します。どうぞよろしくお願いします♪
名古屋市では、認知症の方が徘徊をして行方不明になった場合に、あらかじめ登録した「おかえり支援サポーター」の方へ情報をメール配信し、早期に発見しようとする取り組みが実施されています。
天白区内のおかえり支援サポーター数は750人で、名古屋市内で最もたくさんの方に登録していただいています。(11月末現在)
認知症の方や家族、地域にお住まいの方、専門職など誰もが気軽に集える「認知症カフェ」は区内13か所、こちらの設置数も市内トップクラスです。
高齢化の進展とともに認知症への対応がより一層重要になってきます。認知症予防とともに、「認知症になっても安心して暮らせる天白区」をめざし、区民の方の認知症への理解を深め、おひとりおひとりが気軽に見守りや声掛け、手助けができる地域にしていきたいと思います。
認知症カフェの様子
12月1日(金曜日)、2日(土曜日)の2日間にわたって「介護フェスタin てんぱく」が開催されました。
1日目は文化小劇場、2日目は区役所講堂・保健所。たいへん多くの皆さんに来場いただきました。介護フェスタも今年で5回目。区民のみなさんに広く定着してきたと思います。
12月1日(金曜日) 266人(258人) 文化小劇場
12月2日(土曜日) 397人(343人) 区役所講堂・保健所
※ ( )内は28年度
「足腰を強くして認知症を予防しよう!」
先生の絶妙のトークで、患者さんとのやり取りなど実際の場面も織り交ぜながらわかりやすくお話いただきました。
「認知症も運動で予防できる?!」
認知症予防にも日常生活に運動を取り入れることが大切と力説いただきました。薬では治らないことが運動すれば治るとドクターとのお話に感銘しました。
てんぱく健康づくり隊の紹介と体操。毎週月曜日に天白公園でラジオ体操とウォーキングを行っている自主グループの皆さんの活動紹介です。
ご長寿万歳inてんぱく。3人の元気な百歳高齢者の方々の紹介です。(104歳、100歳、98歳)
お二人にはステージ上にも登壇いただきインタビュー。
98歳の大川さんはゲートボールを楽しみ、自宅では2階の自室へ階段を歩いて昇り降り。
104歳の福田さんはジョークも交えながらのトークを披露。お洒落好きで、好きな歌は芸者ワルツ。会場のみなさんと合唱しました
当日は欠席でしたが、100歳の石川さんは輪投げ名人で、ステーキをバリバリ食べる肉食系の男性です。
3人の共通はとにかく明るく前向き。ポジティブな生き方に感動しました。天白の誇り、目標です。
映画「話す犬を、放す」(認知症を発症した母とその家族の物語)は残念ながら他の公務のため鑑賞できませんでした。
2日目は区役所講堂と保健所2階を使い「天白の最新ケアが集う」と称し、通所サービス、介護施設、訪問介護(ヘルパー)、福祉用具、ボランティアなどのブースが所狭しと並んで展示や説明、体験が展開されました。
なんでも相談カフェや成年後見相談など介護や生活のことなどの相談ブースも設置。
たくさんの方に利用いただきました。
今年から保健所2階のフロアにもコーナーを。脳年齢や血管年齢のコーナーにはたくさんの方に参加していただきました。
天白区オリジナルの婚姻届を作成しました!
天白区では、区の魅力を発信し愛着をもってもらおうと様ざまな取り組みをすすめています。
昨年11月には名古屋市初のオリジナル出生届を作成し、多くの方にご利用いただいています。
そして今回、これも名古屋市初となるオリジナル婚姻届を作成しました。
婚姻届
出生届
11月22日は「いい夫婦の日」で1年で最も多く婚姻届が出される日です。
ちなみに今年の11月22日には、24件の婚姻届が提出されました。
このいい夫婦の日の前に市民課窓口で交付を始め、天白区のホームページでもPDFファイルを公開しています。
このオリジナル婚姻届は区役所職員に公募し、全職員の投票により選定しました。
区の花「マーガレット」や区のマスコットキャラクター「かぼっち」などをあしらい、ピンク色を基調にした優しいデザインとなっていると思います。
新たに夫婦としてスタートする二人をかぼっちの天使が祝福しています。
記念にこの婚姻届をカラーコピーしていただき、二人の結婚のメモリアルとして残してもらうことも可能です。ぜひご利用いただきたいと思います。
デザインを考案した地域力推進室松本主事
ウェディングかぼっち
天白区役所のアイドル?「かぼっち」(天白区のマスコットキャラクター)のぬいぐるみが、毎月季節にあわせてペアで衣替えしています。
天白区のフェイスブックでもその都度アップしていますが、今回は区長の部屋でかぼっちぬいぐるみを総集編で紹介します。
初登場は今年の2月下旬に雛かぼっちペア。ひなまつりにむけてデビューしました。
続いて第2弾は、横断歩道を手を挙げて渡るかぼっちペアでした。
昨年11月から1月までの3か月間で区内で4人の死亡事故が連続発生。天白警察署とも連携し色々な啓発活動を実施しました。
かぼっちにも大活躍してもらい、おかげでその後死亡事故はゼロが続いています。
2月 初登場!雛かぼっち(写真左) 3月 園児かぼっち(写真右)
4月 新入園かぼっち(写真左) 5月 こいのぼりかぼっち(写真右)
さて、このかぼっちぬいぐるみは区役所のどこにいるのでしょう?
区長室? 玄関ロビー? いえいえ、区役所2階の民生子ども課の窓口にいます。
保育園の入所相談など子ども・子育て関係の相談や手続きに来た皆さんをお迎えしています。もちろんかぼっちの見学のみでも大丈夫です。(観覧は無料)
6月は梅雨。可愛いレインコートと紫陽花です。
7月は七夕。天の川を挟んだ彦星かぼっち&織姫かぼっち☆
6月 レインコートかぼっち(写真左) 7月 たなばたかぼっち(写真右)
いよいよ夏。8月は花火を背景に浴衣かぼっち。今年の夏も各地で天白音頭が流れ盆踊りが盛んに行われました。
9月はお月見かぼっち。うさぎの耳が魅力的です♪
8月 花火にゆかたかぼっち(写真左) 9月 お月見かぼっち(写真右)
さて、こんな素敵なかぼっちぬいぐるみを生み出してくれているのは橋本恵さん。(写真前列右)
そして、かぼっちの周りの数々の小道具?のペイントを担当している室賀利恵さん。(写真前列左) 背景の切り絵などはそのほかの2人のメンバーが橋本さんのサポートをしてくれています。
みなさん、普段は民生子ども課の業務補助をしていただいている臨時職員のメンバーです。
素敵なかぼっちを毎月披露していただき、かぼっちともども感謝申し上げます。
「ありがとうございます!」 byかぼっち&区長♪
10月3日、天白中学校で区長感謝状の贈呈式を行いました。
セイロン瓜の育成協力について、天白中学校の取り組みに対しての感謝です。
天白中学校では平成28年度から2年間にわたりセイロン瓜の苗づくりや育成に携わっていただき、天白区セイロン瓜プロジェクトの推進に大きな役割をはたしていただきました。
中心となったのは、天白中学校の園芸部員のみんなです。当日も園芸部員6人(全員3年生)が集まってくれました。
平成28年度は、区役所からセイロン瓜の種を託して初めての苗づくり。それまで、セイロン瓜を見たこともない中でのスタートでした。
今年は、去年できた瓜から種取りをして、保管していた自前の種からの苗づくり。
たくさんの苗を育ててくれたので、区役所を通じて区内の関係公所、施設に配付し区内のセイロン瓜づくりに拡がりました。まさに天白産のセイロン瓜です。
生徒はもちろん運動会に参加した保護者の皆さんからも「オモシロいね。」「何の瓜?」「食べられるの?」と話題になっていたと小川校長先生のお話。
天白中学校園芸部のみんな、顧問の平林先生、小川校長先生ほか、天白中学校の生徒、先生方全員に感謝するとともに、天白のセイロン瓜のレジェンドとして今後もご協力いただきたいと願っています。
「セイロン瓜」。ご存知ですか?
南アジア原産の野菜で、日本ではへび瓜とも呼ばれている瓜の仲間です。
長いものでは1メートル以上に成長し、くねくねとへびのように曲がりくねったりもする、オモシロ健康野菜です。
平成26年、天白区役所と名城大学が連携・協力に関する協定を締結したことを契機に、「セイロン瓜プロジェクト」を始めました。
スリランカ出身のアーナンダ・クマーラ名城大学教授の指南のもとに、育てて良し、見て良し、食べて良しのセイロン瓜を天白区から拡げようと取り組んでいます。
プロジェクトでは3つの視点「国際理解」「グリーンカーテン」「地産地消」に着目し取り組んでいます。
子どもたちが学校花壇でセイロン瓜の苗植えをする前に、クマーラ先生によるセイロン瓜の模型を使っての愉快で楽しい話に子どもたちも大喜びでした。日本語ペラペラのクマーラ先生にもびっくり。セイロン瓜に興味津々で目を輝かせていましたよ。
天白消防署 特別養護老人ホーム誠和荘
JA天白グリーンセンター
区役所2階のセイロン瓜展示コーナー
美味しくて健康にも良いセイロン瓜の普及啓発に取り組んでいます。
セイロン瓜は、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどミネラル分が豊富な健康野菜で、スリランカでは病院食としても使用されています。
児童館では育てたセイロン瓜を味噌炒めにして子どもたちが食べました。
児童館のセイロン瓜 児童館で行われたセイロン瓜パーティー
9月には八事イオンで試食販売も行われ、午後2時には50本が完売するほどの人気でした。翌日以降もしばらくの間、店頭販売されました。
地産地消に取り組むイオンさんでは「天白産セイロン瓜」の表示をしていただきました。
試食販売の様子 天白産セイロン瓜として販売
また、八事近くのカフェでは、お昼のランチメニューにも取り入れられました。火を通しても鮮やかな緑色のため、色彩的にも素晴らしいと評価いただきました。
今年の夏も終わりセイロン瓜の季節も終わります。でも、赤く色づいた瓜からは種が採れ、来年の種植え、苗づくりに備えます。
3年目のセイロン瓜プロジェクトの花が徐々に開いています。
♪月が出た出た 月が出た ヨイヨイ♪
今年の夏も区内の各地域で夏まつりが開催されました。
7月下旬から8月下旬にかけて土日を中心に、区長はじめ多数の区役所職員も各地域のまつりに参加させていただきました。(ありがとうございました。)
天白区には17学区ありますが、この夏は18会場の夏まつりに参加しました。
今年の天白区の区政運営のテーマは「連携」です。
夏まつりでも佐原警察署長、小林消防署長らと一緒に参加し、盆踊りの輪の中に入って、時にはヤグラの上に登って、天白音頭や炭坑節を地域の皆さんと楽しく踊らせていただきました。(日々の連携は盆踊りでも発揮です。)
てんぱく音頭は初体験の両署長も、事前に女性会の皆さんから秘密裏にレッスンを受け当日に臨み、見事な踊りを披露していましたよ。
盆踊り、出店、太鼓、餅投げ、花火等々、各地域で個性ある夏まつりを企画・準備し、当日の実施にいたります。消防団の皆さんも警備にあたっていただいています。
子どもも大人もみんな笑顔で参加できる夏まつりは、地域の絆を深めるためにも、とても素晴らしい日本の伝統行事だと思います。
♪みんな明るい 笑顔を寄せて こころ一つに 結ぶ街
いりゃあせ 名古屋の天白へ
ほんによいとこ ソーレソレソレ わが街よー♪(区の唄「てんぱく音頭」から)
夏まつり開催にご苦労いただいた皆さんに感謝申し上げるとともに、来年もぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
〇バリ・バリ平針パレード
8月26日(土曜日)には平針駅前商店街において、平針駅前商店街と平針、平針北、原、平針南の4学区からなる実行委員会で開催された、どまつり(にっぽんど真ん中祭り)「バリ・バリ平針パレード」。
夏の空の下、たくさんのどまつりチームから元気をもらいました。
実行委員会のみなさん、ありがとうございました。
8月31日(木曜日)、愛知県行政書士会昭和支部と「災害時に備えた平常時からの連携強化を図るための覚書」の締結式を行いました。
区役所と支部との間での覚書の締結は、名古屋市で初の取り組みになります。
天白区役所で行われた締結式には、同時に覚書を交わす昭和区の青木区長も同席し、千田久人支部長と署名押印し覚書を交換しました。
前列左から青木昭和区長、千田支部長、山田天白区長
後列左から志水副支部長(昭和区)、渡邊副支部長(天白区)
愛知県行政書士会と名古屋市においては、平成25年8月に「災害時における被災者支援のための行政書士業務に関する協定書」を結んでいます。
今回の覚書は、その協定の実効性をより高めるために、地元の支部と区役所が平常時からの連携強化を図るものです。
前列左から山田天白区長、千田支部長、渡邊副支部長
後列左から田口天白区総務課長、加納天白区区政部長
具体的には、「区役所と支部の防災業務に携わる担当者名簿の交換」「災害時における区役所から支部への応援要請に係る情報伝達訓練の実施」になります。
常時双方が最新の担当者名簿を所持し、毎年の防災週間に情報伝達訓練を実施することで、災害時に開設する被災者支援の相談所への行政書士会員の派遣に関する連絡調整等を、迅速、的確に行います。
今回の覚書は、行政書士会昭和支部から協力のお話をいただき、両区役所で連携協議し締結にいたったものです。ご尽力いただいた支部の皆さん、関係者の皆さんに感謝申し上げます。
震災、風水害など大規模な災害がいつ起きても対応できるよう、きめ細かな準備を行っていきたいと思います。
8月3日(木曜日)、「天白おやこ子育て広場」がスポーツセンターで開催されました。
暑い暑い夏の日にも関わらず、朝からたくさんの皆さんに来ていただきました。(336組)
入り口では、かぼっちと皆さんをお出迎え。かぼっち大好き女の子、しばらくかぼっちをハグしてましたよ。
赤ちゃんとママさんのペアはじめ、きょうだいも一緒、パパと一緒、ばあばも一緒と多様です。実際、今年の市のレクバレーで優勝したチームの選手の方から声をかけられましたが、なんとお孫さんと娘(ママ)さんと参加してみえました。とても若いばあばさんです♪
こちらは赤ちゃんコーナー。赤ちゃんとママさんたちの触れ合いです。
こちらはねんねdeフォトコーナー。人気の赤ちゃん向け撮影コーナーです。
区長の被っていたかぼっちのお面を着けてポーズをとってくれた赤ちゃんも。来年の年賀状で使ってくれるかな。
作ってあそぼう。色いろ身近な材料を使って楽しい工作です。
きいてみようコーナー。保健所、区役所、医療関係、そして今回はジョブ相談も。
第2競技場ではビーチボールがいっぱい。広々した場所にたくさんのビーチボール。投げても蹴っても転がしても・・何をしても大丈夫の楽しい遊び場です。
電車ごっこは児童館スタッフがお世話してくれていました。
他にも、保育園プチセミナーでは保育園のミニ体験、子育て情報コーナーでは地域別に子育ての情報がきちんと整理して提供されていました。
こちらはパパの絵本ライブ。「甲斐性ナッシャーズ」の皆さん。
楽しいパパさんたちの絵本を歌にした楽しいライブです。区長と区民福祉部長も飛び入り参加。あの「ガラガラどん」を合唱♪?させてもらいました。
最後はパラシュート。
子どもたちとパラシュートの下にもぐって、しゃがんだりジャンプしたりと楽しみました。
天白おやこ子育て広場は天白子どもネットワークと社会福祉協議会の主催、区役所の共催で、実行委員会を立ち上げ実施されています。
区内の子育て支援団体の皆さんはじめ、主任児童委員さん、保育所、児童館、図書館、保健所ほかたくさんの皆さんの連携での実施。毎回、天白の子育て支援力を示す素晴らしいイベントだと思います。
参加した皆さんには、楽しく過ごしていただくと同時に、子どもとの関わり方の参考に、ママ友づくりや子育て情報の入手の機会などに活用いただければと思います。
区長も最初から最後までしっかり楽しませていただきました。
実行委員会のみなさんありがとうございました!
「ドブリーデン(こんにちは)!」
今年の夏もチェコから素敵な贈り物が届きました。
「チェコからの贈り物ってガラスの花瓶が届くのですか?」
「いえ(笑)、届くのは音楽です。music for you♪」
今年はなんと3日連続の公演!
7月27日(木曜日)天白図書館 人形劇(どすんこ足)、クラシックギター演奏
7月28日(金曜日)ウィルキッズ(放課後デイサービス事業所) チェコのフォークダンス、クラシックギター演奏
7月29日(土曜日)天白児童館 人形劇(どすんこ足)、クラシックギター演奏
昨年は文化小劇場でたくさんの親子の前での音楽公演でしたが、今年は小さな会場で人形劇や音楽を間近で楽しめる良い距離感でした。私(区長)は図書館と児童館の人形劇と音楽の公演に参加させていただきました。
人形劇「どすんこ足」はチェコの伝統的な物語。マリオネット(糸操り人形劇)人形を操るのは夕湖さんとNPO一期一会のメンバー。朗読は区内在住の光本さんと若原さん。図書館のお話会ボランティアの方です。BGMに、マルティンさんのギター。
電球色の照明に浮かび上がる小さな舞台に子どもも大人も釘づけでした。
素敵なファンタジーの世界のあとは、マルティンさんのギター演奏を楽しみました。
「禁じられた遊び」「おお牧場はみどり」・・・。「おお牧場はみどり」の原曲がチェコだったと初めて知りました。
また、夕湖さんの明るい歌声も加わって会場みんなで「手をたたきましょう♪」。楽しいひと時を過ごしました。(これもチェコの曲です)
図書館では小さな子どもたちとお母さんたち、児童館では加えて高校生や大人も参加しての公演になりました。
毎年、天白の子どもたちとの交流を楽しみにしていただいているマルティンさん、NPO一語一会の皆さんはじめ関係の皆さんに感謝申し上げます。
「ジュキュバーン(ありがとう)!」
※チェコ語のあいさつ一口メモ(夕湖さん伝授の簡単な覚え方)
こんにちは「ドブリーデン (どんぶり でん)」
ありがとう「ジュキュバーン (19番)」
7月22日(土曜日)、天白福祉会館・児童館合同夏まつりが開催されました。
朝10時、オープニングのマジックには福祉会館の集会室が満員になる大盛況。
他のコーナーも朝からたくさんの子どもたちと親子連れで賑わいました。
こちらは子どもカフェ。
子どもと大人(高齢者)のコラボによるカフェの運営です。たくさんのお客さんで大繁盛していましたよ。
子どもカフェの一角ではボランティア展。
区内で活躍するボランティアの皆さんの写真の展示や社会福祉協議会によるボランティアの相談窓口が設置されました。
赤ちゃんや小さな子どもと親子で参加するママさんたち。
ここでママ友になったり、子育て支援のスタッフからのアドバイスを受けたり、子どもも楽しく、ママさんも楽しく過ごします。
天白の児童館と福祉会館はお隣同士の併設館。室内を行き来できます。
この日は大人(高齢者)が子どもたちに昔ながらの遊びを教えたり将棋を指南したり、世代間交流があちこちで繰り広げられました。天白からも藤井聡太君が誕生するといいですね。
集会室では模擬店。
子ども会のジュニアリーダーたちも大活躍です。
私も熱々のフランクフルトやパン(障害者の授産製品)を購入し、美味しくいただきました。
そのうち、栄えある特選に選ばれたのは20点。天白区からは5点が特選に選ばれました。
7月21日(金曜日)、区役所区長室で表彰状伝達式を行いました。
特選に選ばれた方4名(代理の方含む)にお越しいただき(お一人はご欠席)、区長及び天白信用農協村瀬組合長から表彰状を贈呈させていただきました。
表彰されたみなさんの作品です。
名古屋市長賞 寺島はつえ様 かぼちゃ
名古屋市議会長賞 小島康敬様 スイートコーン(当日ご欠席)
県経済農協連合組合長賞 浅井廣明様 たまねぎ
県信用農協連合会長賞 近藤麻帆様 トールペイントのトレー
県厚生農協連合会長賞 牧野啓子様 パンツスーツ
表彰伝達式のあとは作品を囲んでの懇談会。
農産物を育てる苦労話、美味しいかぼちゃや玉ねぎの見分け方、手芸品の制作方法など
の話に花が咲きました
最後に今年の審査報告から抜粋です。
「今年は、春先から梅雨の時期にかけての気温は平年並みからやや高めで推移し、5月の降水量は非常に少なくなりました。一部の野菜には病害虫の発生や生育不良がみられるなど、栽培管理にはご苦労が多かったと思います。しかし、会場には優れた農産物が多数出品され、都市農業は皆様の努力によって支えられていることがうかがえました。」
都会でありながら緑が多く、豊かな自然に囲まれた天白区。
農ある暮らしの推進は、天白区政運営方針に掲げる重要施策でもあります。
地産地消の推進、食育の推進、そして都市農業に携わる皆さんのご努力に感謝申し上げつつ、天白産の新鮮で美味しい夏野菜や果物をいただきたいと思います。
「いただきます!」
天白の夏と言えば、天白音頭、夏まつり、朝市、セイロン瓜・・・。
皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
今回は、地産地消の朝市を紹介します。
7月12日水曜日、梅雨空の今にも雨が降り出しそうな朝、農政担当職員と一緒に焼山方面の朝市を訪問しました。
「ニコ・ニコ・マルシェ」さん。
ニコ・ニコ・マルシェを開設しているのは浅井廣明さんご夫妻。自ら耕作している畑の目の前で朝市を開かれています。どんな畑でどんな感じで栽培されているか一目瞭然。生産から販売まで、顔が見える理想の地産地消です。
「浅井朝市」さん。
昨年も訪問させていただきました。この日は雨天だろうから出品しないつもりだったので物がないよ、とのこと。それでも、軽トラックからなすやかぼちゃが並べられました。
常連さんたちが、次から次へ新鮮野菜を買い求めてみえました。
今年の梅雨は雨が少なく、農家さんたちは水やりにたいへんご苦労されていらっしゃいました。自然相手の農業、農家の皆さんのたいへんなご苦労があって、美味しい野菜がいただけます。皆さんのご苦労に感謝しつつ、買い求めた新鮮野菜を味わいたいと思います。
本日朝市で購入した野菜・・・なす、きゅうり、ミニトマト、くりあじかぼちゃ、セイロン瓜(これはJAグリーンセンターで購入)
★食べよう天白産!地産地消スタンプラリー
今年も7月から9月まで絶賛開催中です。
応募用紙に掲載の朝市・直売所で農産物を購入し、スタンプを押してもらい2個集めて応募すると、JA天白信用グリーンセンターのお買物券を何と35名の方にプレゼント!
ぜひ応募ください。
天白区では3か月児健診に保健所を訪れた親子に、絵本の読み聞かせをして絵本を贈る「ブックスタート」事業を実施しています。
この事業は平成27年10月、名古屋市内で最も早く天白区が取り組みを始めました。
・文部科学大臣表彰受賞!
ブックスタート事業には、保健所、図書館、社会福祉協議会、区役所が「連携」して取り組んでいます。
そして、この連携事業の実績が評価され、天白図書館が「平成29年度子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受けました。
絵本の購入には経費が必要となりますが、これは区内の本州建設株式会社様からのご寄付をいただき、それを財源に事業を運営しています。感謝です。
そして、読み聞かせの主役は、図書館に登録いただいた読み聞かせボランティアの皆さんです。
皆さん、子どもが大好き、絵本が大好きな区内在住の女性たちです。(17人登録)
現在は「いないいないばあ」「「がたんごとんがたんごとん」「じゃあじゃあびりびり」の3種類。
スタートから1年半が経ち、第2子が3か月児健診を受診される方もでてきたので、そのうちの1種類の変更を予定しています。
お母さん、ときにお父さんやおばあちゃんに抱っこされた赤ちゃんにむけて、優しくゆっくりとボランティアスタッフが読みます。
名前を呼んだり強弱をつけて赤ちゃんの興味を絵本にむけると、赤ちゃんが絵本を目で追って反応してくれます。手を出したり舐めたり・・どんなかかわり方でも絵本を楽しんでくれれば大成功。
先日、児童館の「サロンde児童館」(児童館いっぱいに使った子育てサロン)にお邪魔したとき「ブックスタートを知ってますか?」とお尋ねすると、ほとんどのお母さん達が手を挙げてくれました。
図書館の「赤ちゃんからのおはなし会」参加者も、ブックススタート事業を開始してから30%増加しました。
天白区の子育て家庭の皆さんにはすっかりブックスタートが定着したようです。
天白区では、他にも市内で唯一の「オリジナル出生届」(区のマスコットキャラクターかぼっち付き)を作成するなど、子育て支援に力をいれています。
5月28日(日曜日)、台風や集中豪雨に備えるため、天白区総合水防訓練が大坪小学校で行われました。
当日は雲ひとつない天気、たくさんの皆さんに参加していただきました。
大坪学区のみなさん約300人はじめ消防団、警察、消防、土木、名城大学ボランティア協議会など500人規模の水防訓練になりました。
午前8時30分、避難情報発表に係る情報を区本部から大坪学区災害救助地区本部長に伝達。
住民の方は避難所の大坪小学校を目指して続々避難。体育館がいっぱいになりました。午前9時、戸田貞一地区本部長から開始のあいさつ。
「今年の水防訓練は共助による体験型です!」
避難所リーダーのあいさつ「スムーズに行かないほうが本当の訓練。みんなで右往左往しながら協力し合いましょう!」
避難所リーダー10名程が指揮を執り避難者全員で協力し訓練。
まずは受付設置訓練。受付で世帯単位ごとに避難者登録票を作成。
続いて居住スペースのレイアウトづくり。段ボール間仕切りやビニールテープで体育館内の居住スペースや更衣スペースづくりを行いました。
さらには避難者の中から代表管理者や各班員を選任し避難者管理組織を結成しました。
ここまで、すべて住民の方による自主的な訓練。避難所リーダーを中心に住民のみなさんの共助が光りました。
ハザードマップ、ナゴヤ避難ガイド講習を受けたのち、いざ運動場へ。
午前10時10分、運動場での訓練開始。
ここでは水防工法訓練等の見学と、住民の方10名程が実際にタイヤやごみ袋に水を入れて利用する簡易水防工法訓練に参加。訓練を指導していただいた消防団の皆さんの中には、東海学園大学の学生消防団員約20人が初参加です。学校外道路ではマンホール開閉訓練も体験しました。
また、プールでは、20名程が雨水避難を体験。ゴム長靴をはいて水中を歩いたりゴムボートに乗って救助を受けたりしました。この雨水避難時体験訓練は初の試みです。
最後の講評にも多くの住民の方に残っていただき参加していただきました。
大坪学区のみなさんの「共助の力」を感じた1日でした。
5月14日(日曜日)。
前日の雨天から一転、快晴の一日。第83回天白区春の華道展が開催されました。
浅野征香天白区華道クラブ会長も「私は晴れ女と言われています。」とにっこり。
浅野会長あいさつ
会場入り口に飾られた玄関花
今回の出瓶数は49杯。昨年の春42杯、秋30杯にくらべ多くの方に出瓶していただきました。
お天気にも恵まれ、会場の区役所講堂は、朝から大盛況でした。
印象として、いつもより若い方の来場も多かったような気がします。
さて、こちらは人気の「生け花体験教室」です。
今回は、時間を区切って10人毎に、先生方からのアドバイスをいただきながらの「ミニ生け花教室」を開催。各回とも満員の大盛況でした。
これはうれしいお客様です。なんと天白警察署の佐原署長と金子副署長に来場いただきました。
さっそくの生け花体験。それぞれ個性が出た素晴らしい出来栄えです。
普段は厳しい顔で区内の安全安心を守っていただいているお二人も、花を手にすると優しい印象になります。
こちらはオレンジリボン。5月は名古屋市独自の児童虐待防止推進月間です。
華道クラブの役員の皆さんにも胸にオレンジリボンをつけていただき、会場にもオレンジリボンを置いて来場者の皆さんに配布させていただきました。
区長の生け花体験。こんな感じでさっそく区長室に飾らせていただきました。
最後は浅野会長の作品で締めさせていただきます。生け花という日本文化の素晴らしさに触れた一日になりました。
5月は名古屋市独自の「児童虐待防止推進月間」です。
全国的には11月が推進月間ですが、名古屋市では「児童を虐待から守る条例」に基づき、11月とともに5月も児童虐待防止推進月間としています。(昨年度の区長の部屋でも5月、11月にオレンジリボンキャンペーンを紹介しています。)
天白区では今年も様ざまな児童虐待防止運動のオレンジリボンキャンペーンを展開しています。
5月1日。推進月間の初日。朝8時に地下鉄植田駅前において、天白区役所と天白警察署との協働でオレンジリボンキャンペーンを実施しました。
区役所職員と警察署員による連携イベントですが、浅井勝治民生委員連盟天白支部長、太田富美子植田南学区区政協力委員長および地元の植田南学区の民生委員の皆さんにも参加していただき、総勢20名のキャンペーン隊になりました。
通勤のためにバスや地下鉄を利用される皆さんに、オレンジリボン付きウェットティッシュを配布し児童虐待防止を呼びかけました。
「5月は児童虐待防止推進月間です。地域で社会で子どもたちを応援しましょう!」
推進月間の初日ということで、たくさんのマスコミ関係の皆さんにも取材をしていただきました。
さて、このイベント以外にも、天白区では児童虐待防止の啓発について様々な取り組みを行っています。
そのひとつがこれ。区役所の正面入り口付近に設置した、オレンジのタスキをかけた「かぼっちの記念写真コーナー」「オレンジの鐘コーナー」です。この5月に新登場です。どちらも区役所職員による手作り。アイデアも作品も天白区役所オリジナルです。
1階のかぼっちたちです。左から保険年金課、福祉課、保健所。
2階のかぼっちたちです。左は民生子ども課(こどもの日バージョン)、右は市税窓口(こいのぼりバージョン)
3階のかぼっちたちです。地域力推進室のくまもんとのコラボバージョンと新入学児童交通安全バージョンです。
3階区長室のかぼっちです。(左手に区長用大型オレンジリボン保管缶)
こちらは保健所の2階の健診フロア。子どもたちやパパママたちへの熱いメッセージカードが貼られています。
このほか、子育て支援教室(コモンセンス・ペアレティング)の開催や、毎週月曜日の朝、区役所玄関前での区長はじめ幹部職員による児童虐待防止の呼びかけなどを実施しています。
年々増え続ける児童虐待通報件数。平成27年度の児童相談所への通報件数は前年度より20%増加の2,362件で過去最高。子育てを孤立させず地域や社会で子どもや子育て家庭を応援し、児童虐待を根絶させなければなりません。“ストップ!子どもの虐待!”
4月16日(日曜日)、初夏を思わせる汗ばむ陽気の日、高坂八重桜まつりにお邪魔しました。陽気に誘われ、八重桜も満開近く、とてもきれいに咲き誇っていました。
会場の高坂公園と高坂コミュニティセンターには、たくさんの皆さんが参加されていました。
主催は高坂連合自治会、高坂コミュニティセンター。前日の雨にドキドキしましたが、当日は大賑わい。準備から実施にいたるまでご尽力いただいた皆さんに、敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。
メインステージでは、「家族ぐるみの自助向上」をテーマに、天白消防署予防課の水野裕子消防司令補が、市消防局のゆるキャラ「ジィジョ(自助)」と一緒に、防災における家庭での自助の大切さを呼びかけてくれました。子どもたちにも大人気でしたよ。
高坂つながるフォーラムの皆さんによるフリーマーケットの様子です。高坂つながるフォーラムとは、自分たちの住んでいる地域の活性化に参画したいと立ち上がった30歳代から40歳代までの子育て世代メンバーです。(平成27年 7月発足)
テント下に子どもたちが集まっているのは、高坂の気になるお店やスポットを来場のみなさんに付箋に書いてもらい、高坂の魅力マップ作りに活用しようという企画です。子どもから大人までたくさんの「高坂いいとこ情報」をいただきました。区社会福祉協議会のスタッフも加わり、どんなマップが出来上がるか楽しみです。
《高坂地域コミュニティ活性化プロジェクト》
高坂学区は高齢化率41.9%(29年2月1日)、市内で最も高齢化率が高い学区です。高齢化による見守りの問題や、自治会や町内会などの担い手不足。少子化による子育て世帯の孤立化。
こうしたことを背景に、高坂学区民の発意から始まったのが「高坂地域コミュニティ活性化プロジェクト」です。
学区連絡協議会、高坂つながるフォーラム、市営住宅を所管する市住宅都市局、子育て団体、区社会福祉協議会、区役所などで検討会議を開き、名古屋大学の小松尚教授のアドバイスをいただきながら、市営住宅の子育て世帯向け改修、交流スペースの設置、学区の紹介マップの作成、子育て世代を対象としたお茶会などの取り組みを始動しています。
今年で4回目を迎えた高坂八重桜まつり。子どもから子育て世代、高齢者世代の各世代の皆さんが集う良いお祭りです。当日参加した子どもたちが若者になり担い手となって参加するお祭りに発展していくことを願っています。
「青パト」、聞いたことありますか?
正式名称は「青色回転灯装備車」と言います。
平成16年12月から運用が始まったもので、警察署に申請し、一定の要件のもとで自主防犯パトロールに使用する自動車に、青色回転灯を装着することが認められます。
パトロール実施者証
天白区内では全17学区に合計55台の青色パトロール車が認められ、住民のみなさんによる地域パトロールをしていただいています。(4月1日現在)
区役所にも2台配置しており、合計57台。この57台という数は、名古屋市内でも圧倒的に多い台数だと聞いています。
地域の防犯は地域の力で!という天白区民の皆さんの強い意志がこの数字にも表れているのではないでしょうか。
区役所の青パトです。
下の写真は昨年12月に区役所講堂で行われた「ダブル・オー作戦(青色防犯パトロール出発式)」の様子です。
「ダブル・オー」とは、犯罪ゼロ、交通事故死ゼロを意味します。警察、区役所、そして地域の皆さんが連携し、一致協力して犯罪ゼロ、交通事故死ゼロを目指しています。
名古屋市は、住宅侵入盗や自動車盗が、政令指定都市の中で最も多い都市です。また、交通事故死者数は、昨年愛知県が14年連続ワーストワンを更新してしまいました。不名誉な記録をぜひストップさせたいです。
4月10日には新1年生の初登校見守り隊を天白警察署や地域のみなさんと共同で実施しました。(植田東小学校)
交通事故による死傷者は7歳児が最も多く、他の年齢の2倍から2.5倍と突出しています。新1年生の子どもたちが一人で安全に行動できるよう、子どもたちへの交通安全教育、地域での交通安全キャンペーンはたいへん重要です。
初登校見守り隊(植田東小学校)
ちなみに、毎月ゼロの日(10日、20日、30日)の朝(子どもたちの登校時間帯)には、区内の主要交差点に区役所の部課長職員が立ち、地域の皆さんと一緒になって街頭指導を行っています。
ゼロの日 交差点での街頭指導です。
区長も区役所の青パトに乗って区内巡回しています。みかけたらぜひお声掛けください。
今後も警察や地域の皆さんと連携した防犯、交通事故対策をしてまいります。ご協力よろしくお願いいたします。
平成29年度(2017年度)がスタートしました。
本年度も区役所職員一丸となって、安心して暮らせるまち、すこやかにいきいき暮らせるまち、魅力に満ちた愛着のもてるまちを目指して取り組んでまいります。区民の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
天白川の桜です。(区長室から)
今年度の天白区役所の主要メンバーです。区内のイベントや会合等で顔を見かけたら気軽にお声かけください。
一言メッセージと顔写真
山田区長
区長2年目になりました。都会でありながらたくさんの自然のある天白区。区民の皆さんの暖かい人柄にも恵まれ、天白区が大好きになりました。まさに、「ホッとするまち『好きだよ、天白。』」です。
今年度も積極的にまちに出かけ、地域の皆さんとの連携を深めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
加納区政部長
天白区2年目の区政部長の加納でございます。天白区は緑が多く川もあり、名古屋市内でも特に自然に恵まれた、住みやすい区です。
区民の皆さんと一緒に、地域活動やスポーツ、まつりなどを通じ、地域の活性化につなげていきたいと思っています。今年も1年よろしくお願いいたします。
大岩区民福祉部長
4月から区民福祉部長としてお世話になっています。就任早々、天白川を彩る満開の桜に感動しました。
子どもがすこやかに育ち、高齢者、障害者をはじめ誰もがいきいきと暮らせるまちをめざして頑張ります。
「連携」をキーワードに、地域の皆さんとの絆を深めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
神谷保健所長
赤ちゃんから高齢者まで、区民の皆様が健康で安心して暮らせるように、公衆衛生の身近な第一線機関として活動していきます。
関係機関や地域の皆様と連携して健康課題に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします。
3月5日(日曜日)、絶好の天気に恵まれ「天白区なごやかウオーク」が開催されました。
なごやかウオークは、各区役所で選定したコースを歩くイベントで、スタンプラリーも実施されます。28年4月から29年3月の間に季節に合わせ市内の色々な場所でのウオーキングが楽しめます。
「天白区なごやかウオーク」は、平針を出発し「秋葉山慈眼寺」「針名神社」を巡り、「しだれ梅まつり」で賑わう農業センターをゴールとする全長3.3キロメートルのコースです。
早春の陽ざしが降り注ぐ絶好のウオーキング日和♪
例年にも増してたくさんの皆さんに参加いただきました。朝9時に受付開始。その数なんと450人以上!!
想定をはるかに超える方に参加いただいたので、用意しておいたコースマップも不足し、急きょコピーに走るハプニングも。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
受付後は、天白区スポーツ推進委員の方を先頭に順次出発。要所にはスポーツ推進委員の皆さんに立っていただき、案内役をしていただきました。日曜日の早朝から本当にありがとうございました。
平針から秋葉山慈眼寺への道(左)と針名神社参道(右)
「天白区史跡散策路&楽楽ウォーキングマップ」から抜粋
秋葉山慈眼寺
大同4年(809)、京都御所炎上のとき、遠州の三尺坊尊が火災を鎮めるため京へ上り、その帰路当地に立ち寄り「鎮防火燭」の真筆を残された。これによって創建されたのである。その後、永禄3年(1560)、織田信長が桶狭間の合戦の折、この山に祈願して勝利を得たので、三尺坊の尊像を奉納した。現在までも、神仏混合の珍しいお寺で、神仏の行事が修行されている。
針名神社
秋葉山麓にあるこの神社は、延喜式内社で尾治(張)氏の末えい尾治の針名根連の命を祀る神社である。針名根の命は、当時の尾張の国を支配した。併神として、大已貴命、少彦名命を祀っている。なお、応神天皇の八幡社を明治42年に合祀している。創建は、延喜年間(900年頃)作成の「延喜神名帳」に、従三位針名天神と記載されていることから、それ以前と思われる。その後、慶長年間(1612年頃)に、約800メートル北の元郷から部落と共に移された。
気持ち良く春の風を感じながら歩き、朝着ていたアウターを腕にかかえ汗ばむ頃に、しだれ梅が咲き誇る農業センターへ到着。
園内には早朝からしだれ梅を目当てに来場した家族連れやグループでいっぱいでした。
園の中央ロータリー周辺には名古屋コーチンコロッケや地元婦人会が提供するうどん、産直野菜の店がひしめき、大道芸人のパフォーマンスなど楽しいイベントも開かれて、子どもからお年寄りまで楽しまれていました。
「歴史」(秋葉山慈眼寺、針名神社)、「自然・農」(農業センター)そして「健康」(ウオーク)の天白区の魅力満載のなごやかウオーキング。
ご協力いただいたスポーツ推進委員ほか関係の皆さんに感謝申し上げるとともに、絶好の天気の青空に感謝いたします。
2月28日、「てんぱくヘルスカレッジ」の合同会が天白文化小劇場で開催されました。
いつまでも元気でいたい、趣味を楽しみたい、誰もが願うこの思い。
この思いの実現のため、今年度新たに天白保健所の主催で「てんぱくヘルスカレッジ」を区内5会場で展開してきました。
この日は、5会場の参加者が一斉に集う合同会です。
5会場とその内容は以下のとおり。
天白区役所講堂(運動と介護予防に役立つ専門職(管理栄養士等)の講話)
天白スポーツセンター(全身の筋力アップとロコモティブシンドローム予防)
在宅サービスセンター(初心者向け、座って出来る体操中心)
東海学園大学と天白公園(運動の科学的な理解と公園でのウオーキング)
野並コミュニティセンター(脳トレーニング、レクリエーション、座って出来る運動)
おおむね65歳以上の方を対象に、5会場とも月1回程度の開催。5会場で実人員430人(2月末現在)の皆さんに参加していただきました。
このヘルスカレッジを通して、運動の楽しさと効果を実感した皆さんを対象にしたスペシャルイベントが「てんぱくヘルスカレッジGO! 5会場合同会」です。
第1部 講演 「これからの健康づくり」(東海学園大学健康開発支援センター所長島岡清先生)
第2部 運動実技「みんなではじめよう!続けよう!ラジオ体操」(健康運動士横川珠姫先生)
第3部 「てんぱく健康づくり隊!」一緒に活動をはじめよう!
冒頭であいさつする区長
第1部の島岡先生からは、運動と健康について、科学的で具体的に分かりやすく教えていただきました。
「健康は生きる目的ではなく生活の資源である」
ほどほどの健康があれば、理想の健康や完璧な健康を追い求めることよりも、現在の健康を使って何かをすることの方が重要。運動を継続するには人生レベルの目的(いきがい)が必要。
「歩くのにも工夫を」
大股歩き、小股歩き、横歩き…緩急やインターバルを使っての歩行が効果を上げる。
島岡先生
第2部の横川先生の時間は、会場全体が大爆笑に包まれていました。
参加者みんなで、ラジオ体操第1などを笑いながら実施。絶妙のトークを交えての実技指導。
でも、ポイントはしっかり。何十年前からラジオ体操は知っているはずが、身体の動かし方、呼吸の仕方など「そうだったんだ!」と新しい発見がいっぱいありました。体を反るときは首を上げすぎず前をむいたまま…というのは、頸椎を傷めないコツ。役にたちます。
横川先生(左)と会場で体を動かす参加者の様子(右)
ラジオ体操の歴史の話も興味深いものでした。
昭和3年に初放送。昭和26年に現在のラジオ体操第1の放送開始。昭和27年にラジオ体操第2開始。第2は勤労者向けに作られたそうで運動量も大きくなっている。なるほど。平成11年にはラジオ体操第3にあたるみんなの体操が高齢者向けに作られたそうです。
子どものころ、夏休みには毎朝公園に行ってラジオ体操をして、スタンプを押してもらった記憶が懐かしいです。
第3部は「てんぱく健康づくり隊」の皆さんの紹介です。
てんぱく健康づくり隊は、てんぱくヘルスカレッジから生まれた健康づくりの自主的ボランティアグループです。昨年秋に誕生しました。保健所の会議室を使って何度も定例会を重ね、毎週月曜日の午前10時から、天白公園でウオーキングを中心に活動しています。一般の方の参加大歓迎。「てんぱく健康づくり隊」の皆さんがサポートします。今後は区内の他の公園でも同じような取り組みを目指します。
健康づくり隊員大募集中です。
「健康で長生き」はすべての人の願いです。先日、平成27年の完全生命表が公表されました。日本人の平均寿命は男性80.75歳、女性86.99歳、世界に冠たる長寿国です。
健康寿命(日常生活に制限のない期間)と平均寿命の差は、約10歳。この差をできるだけ縮めて健康寿命を伸ばし長生きしたいものです。
天白区には素敵な公園がたくさんあります。区内のあちこちで健康づくりの輪が広がるといいですね。
「顔のみえるアート展てんぱく」は、障害のある方が製作したアート作品の展覧会です。2月2日(木曜日)から5日(日曜日)まで、天白区植田二丁目にある名古屋市寿荘(養護老人ホーム)で開催されました。
今回が記念すべき第1回、初めての展覧会です。
約400人の方に来場いただき賑わいました。全部で59作品。絵画をはじめクラフト、刺繍、革細工などたくさんの力作が所狭しと展示されました。
鑑賞風景 感染予防に全員マスクを着用しています
どの作品も、作者の気持ちが「生(き)」のまま表現されています。飾らない、気取らない、自分の気持ちを素直に表現できることは素晴らしいと思います。
このアート展の特徴は、製作者の「顔が見える」ということ。それぞれの作品に、作者の紹介と作品に込められた思いや製作上の苦労などを書いたメッセージカードが添えられています。作品を見ながら作者のことをイメージし共有することができます。
主催は、天白区障害者自立支援連絡協議会。飯田会長の開会あいさつの一部を紹介させていただきます。
「障害者の芸術活動は、既存の価値にとらわれない芸術性に対して評価されてきています。加工されていない『生の芸術』、「アール・ブリュット(Art Brut)」という呼び方で展覧会が組まれたり、身近なところでは、カレンダーや絵画や包装紙、スマホのカバーなどでも、目にするようになってきました。」
アール・ブリュット
正規の美術教育を受けていない人による、何ものにもとらわれない表現。フランス人画家・ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語。イギリス人著述家・ロジャー・カーディナルが「アウトサイダー・アート(outsider art)」と英語表現に訳し替え、日本語では、「生(なま、き)の芸術」)」と言われる。
4日間の展覧会の来場者の投票により、1位は「森の花火大会(水彩画)」、2位は「花車(色ビーズを使った作品)」となりました。どちらも思いのこもった素晴らしい作品です。
「森の花火大会」(左)と「花車」(右)
展覧会に先立って行われた開会式では、天白区の仲間たち(わらとも、おちゃや一座)の歌やダンスが繰り広げられ、アート展のオープニングに花を咲かせてくれました。
アート展に併設された授産製品販売コーナー
来場者アンケートの一部を紹介させていただきます。
「細かいところまで丁寧に作品が仕上げてあり、どれも力作ばかりでした。」
「開会式のパフォーマンスも素晴らしく、大いに楽しませていただきました。」
「発想がユニークで面白かった。」
「一人一人の思いが、なにものにもとらわれず、のびのびと表現されています。楽しさがそれぞれの作品ににじみ出ていました。」
「障害のある方も、心に訴えてくる「もの」は同じだなと改めて思いました。」
アート展の場所をご提供いただいた寿荘の皆さん、ありがとうございました。
飯田実行委員長(右から2人目)と
来年もいい展覧会になるといいですね。
2月12日(日曜日)、天白の子育てが一度に体験できる「天白おやこ子育て広場」が区スポーツセンターで開催されました。
主催は、天白子どもネットワークと区社会福祉協議会。天白子どもネットワークは区内の子育て団体などで構成されています。
今回でなんと通算30回目!すごい歴史ですね。
雪の日の翌日のとても寒い日でしたが、初の日曜日開催。たくさんの親子に参加していただきました。
約250組以上の参加。日曜日なのでパパママ一緒の参加が目立っていました。日頃は横のつながりの少ないパパ達も「あのパパさんやるな!」と横目でみながら、子どもと一緒に遊んでいました。ばあば、じいじの皆さんの参加もありましたよ。
スポーツセンターの第1競技場、第2競技場をフルに使っての子育て広場。
「つくる・あそぶコーナー」「赤ちゃんコーナー」「みる・きくコーナー」「やってみようコーナー」「ねんねdeフォト」などで親子一緒に遊んだり、「きいてみようコーナー」で医師や保健所保健師等に相談したりと盛りだくさんのメニューでたっぷり楽しめます。
人気のおもちゃ病院ではベテランスタッフが壊れたおもちゃを丁寧に修理してくれました。
スペシャルゲストあそび歌のお兄さん「浦中こういちさん」のあそび歌のライブは大盛り上がり。区長も一緒に踊ったり遊んだりして年齢を忘れさせていただきました。
出張マーガレットマルシェでは、おいしいパンやクッキーも提供してくれました。(マーガレットマルシェについては区長の部屋其の九をご覧ください。)
お忙しい中にもかかわらず顔を出していただいた東海学園大学の木村先生(秋に区主催の子育て講演会の講師をしていただきました)も「こんなに大規模でたくさんのブースが出ている子育て広場は天白区だけよ!」と絶賛。
協力していただいた子育て団体や主任児童委員、医療関係の皆さん、地域子育て支援センター、のびのび子育てサポート事業事務局、児童館、図書館、生涯学習センターのスタッフ、子育て広場にはかかせないたくさんのボランティアさん、ご寄付をいただいた本州建設様、そしてネットワークをまとめていただいた実行委員会の皆さんに感謝です。
最後はみんなそろってのパラシュート遊びでフィナーレ。今回の広場の実行委員会石丸良枝代表の「ありがとうございましたー!」のあいさつであっという間の3時間が終了。(ちなみに石丸さんは5人のこどものママ、自宅を開放し絵本や児童書の家庭文庫を開いています。)
左から区長、石丸さん、川岸区民福祉部長、横森民生子ども課長
これからも区内の力強い子育て団体の皆さんや社会福祉協議会とも連携し、天白っ子の応援をしていきたいと思います。
29年度は、8月と1月の2回開催する予定です。今から楽しみです。
こども食堂に行ってきました。
1月21日(土曜日)、区内にある2つの「こども食堂」を、天白区社会福祉協議会の大野裕代事務局長と一緒に覗いてきました。
ひとつは塩釜口駅近くの「こども食堂にっこにこ」。
昨年4月から月に1回、自宅を開放。普段はピアノ教室で使っている部屋を、その日だけはテーブルや椅子を出してこども食堂に模様替え。運営しているのは黒田昭子さん。ピアノ教室の先生です。
運営するスタッフは、黒田さんのお子さんが学童保育所に通っていた時代の親御さんたちの仲間です。
子どもは無料。大人は300円。スタッフはみなさんボランティア。食器や椅子などは社会福祉協議会のサロン開設助成で調達したほかは、スタッフの家にあったものを持ち寄り利用しているとのこと。食材実費と光熱水費をいかに工面するかがポイント。お米などを寄付いただける方もいらっしゃるようです。黒田さんは「子どもたちにピアノを教えながら勉強をみてあげたりしていた。何か子どもたちのためにと考えていたところ、マスコミに子ども食堂が取り上げられ、これだ!」と始めたということです。
子どもだけではなく高齢者もOK。ここは高齢者の多い地域でもあり、大人のみで利用される方も結構いらっしゃるようです。世代間交流も出来ますね。
もうひとつは、「天白こども食堂」。
原駅にある在宅サービスセンターの会議室を利用してのこども食堂です。昨年4月から月1回の開設です。会場は原ターミナルビル3階の会議室
こちらの運営は佐藤さん親子。息子の博文さんは市内の医療機関で勤務する医師。小児科ではなく精神科だそうです。そしてお母さんの浩子さん。東北出身の佐藤さん親子。
まず博文さんが「東日本大震災で被災し、地域のコミュニティづくりやボランティア活動が大切だと痛感した。子どもたちのために何かできることはと考えていた矢先、こども食堂がメディアで取り上げられ、これだ!」。
お母さんの浩子さんに相談するとふたつ返事。お母さんも同じようなことを考えていたそうです。すごい親子ですね。
スタッフは、「看護師さんなど医療関係の仲間に声をかけボランティアで参加してもらっています。」
他にも地元の東海学園大学の学生さんもボランティア参加。バラエティに富んだ顔ぶれです。
子どもは無料。大人は300円。大人だけの参加は500円。会議室の狭い調理場を工夫しながら手作りのメニューが用意されています。この日は手巻き寿司。たくさんの親子連れ、小学生同士のグループで会場がいっぱいでした。
2つのこども食堂に共通しているのは「何か地域の子どもたちのためにしてあげたい!」という熱い思い。そして、それに賛同する仲間やボランティアの皆さんの存在があってのこども食堂です。
実際に、こども食堂に来るのは地域の子どもや親子など。ご飯を食べて楽しんでホッとした気持ちになれる場所。昔は子どもが友だちの家に転がり込んでお昼を一緒に食べたりすることが良くあったような気がします。こども食堂は地域の中の子どもや子育て中の親子の「居場所」なのかなと思います。
2つのこども食堂の共通の悩みは、食材の確保やボランティアの確保。お米などの寄贈をいただける方もみえるそうですが、まだまだ「お米や野菜などの食材を絶賛募集中!」とのことです。
どちらのこども食堂も「月1回」の開催。保存が効くものか、開催日の少し前にお渡し出来ると良いのかなと思います。ぜひ直接お問い合わせください。
こども食堂が地域に定着し、天白の街に子どもの笑顔があふれることを応援しています。
本当に素敵な音楽祭でした。
1月21日(土曜日)午後1時開演。3部構成で午後5時30分までの長時間の音楽祭。でも(天白区役所主催で主催者の自画自賛とお叱りをうけるかもしれませんが)、最後までステージに釘付けの素晴らしい音楽祭でした。
出演者は天白区内の高校大学やグループ、一般公募のグループ、そして天白区在住のプロピアニストの桑野郁子さんです。
高校生・大学生は、若さあふれる清廉で元気な演奏でした。
東海学園高校吹奏楽部・東海学園大学アコースティックギター部
天白高校吹奏楽部の「前前前世」(映画「君の名は。」の主題歌)に続いて演奏した時代劇のメロディー(銭形平次、水戸黄門、暴れん坊将軍)は、シニアの観客から大喝采でした。司会者も「新鮮!」と絶賛。(因みに司会は地域力推進室高木倫子主査。けしてシニアではありません。初MCでしたが満点デビューでした。)
一般公募では4つのグループが出演。当初は3グループを選考する予定でしたが、選考委員の依田嘉明先生(名古屋芸術大学准教授)から、甲乙つけがたいので、ぜひもうひとつとのリクエスト。4グループになりました。いずれもグループメンバーに天白区在住の方がいる、天白ゆかりのグループです。
ドリームハープアンサンブル(アイリッシュハープ)
オープニングにふさわしくアイリッシュハープの美しい音色が会場を優雅な音楽祭ムードに仕立ててくれました。
ザ・ハミングバーズ(ピアノと女性デュオ)
高音の伸び、低音の響き、とても素敵なハーモニーにうっとりしてしまいました。
ワンボイス天白(ゴスペル)
大人数で楽しい雰囲気満載のゴスペル。映画「天使にラブソングを」を思い出しました。普通の会社員や主婦の皆さんが、生涯学習センターや文化小劇場で練習を積み重ねての素晴らしいパフォーマンスでした。
椿(和太鼓)
5人の女性グループによる迫力満点、圧巻の演奏でした。和太鼓は耳で聞くのではなく、身体で感じるものだと実感しました。ばちを振り下ろす力強さ、背筋をピンとして休みことなく打ち続ける体力、締め太鼓を軽々と振り回すパワー。「老体に鞭打って」とおっしゃっていましたが、いえいえ、5人の素敵な美魔女でした。
そして、地元天白区内を中心に活躍するのはCHOWDER(チャウダー)の皆さん。これぞjazz!ジャズのスタンダードで会場を大人の雰囲気に変えてくれました。「TAKE FIVE(テイクファイブ)」、「SUMMER TIME(サマータイム)」、「ON THE SUNNY SIDE OF STREET(オンザサニーサイドオブストリート)」。サックス、ピアノ、ベース、ドラム、そしてボーカル。皆さん素敵な大人のミュージシャン。最後は、「ルパン三世のテーマ」で締めてもらいました。
1部と2部の終わりには依田先生のユーモアたっぷりの音楽解説もいただきました。
そして最後は、天白区在住のプロピアニスト桑野郁子さんの演奏です。
「英雄ポロネーズOp.53」、「タンホイザー序曲」、「ハンガリー舞曲第5番」。
会場全員が聴き入ってしまいました。圧倒されました。鍵盤を走る指に胸が熱くなりました。ブラボーの声が上がり大拍手が鳴りやみませんでした。
演奏後のインタビューで「ピアニストは演奏前は恐怖心でいっぱい。演奏が始まって、今日は観客のみなさんが自分の演奏に集中してくれていると感じ心強かった。」、「平和だから音楽ができる。音楽は目に見えないものだが心を豊かにしてくれる。音楽が平和を招く。」と話していただきました。
終演後のロビーで高齢の女性から「桑野さんに素晴らしかったと、ぜひ伝えてほしい。」他の男性からも「最高だった。桑野さんに感謝を。」と声をかけられました。
600人を超える事前申し込みがあった第4回てんぱく音楽祭。
最後にロビーで、準備から当日の運営まで頑張った滝田総子主査率いる地域力推進室生涯学習チームはじめ応援の職員と万歳三唱を2回行って、音楽祭の成功を祝いました。1月18日(水曜日)、今年の天白区男女平等参画推進事業、「ミニ講演」&「映画上映会」が開催されました。
このイベントは、市民グループ「eコールてんぱく」と天白区役所の共催事業で行われました。また、当日は天白こじょう会(市高年大学鯱城学園の卒業生の会)のみなさんに受付や会場案内のお手伝いをしていただきました。こじょう会のみなさんには、区民まつりや区内の清掃活動など様々な場面でご協力をいただいています。この場をお借りし、感謝申し上げます。
「eコールてんぱく」のみなさんは、男女共同参画推進や人権啓発まちづくりなどの企画を行っている市民グループです。天白区役所とワークショップや講演会などを協働し行っていただいています。今回も、企画から当日の運営まで中核を担っていただきました。ありがとうございました。
サウジアラビア初の女性監督の作品「少女は自転車にのって」。
厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限をされているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢をかなえるため奮闘する10歳の少女の姿を描いた感動作です。
映画上映の前に中島美幸さん(愛知淑徳大学講師)による「サウジアラビアってどんな国?」というミニ講演会でサウジアラビアの勉強をしてから映画を鑑賞しました。
中島先生の講演レジュメから抜粋して、サウジアラビアについて紹介します。
サウジアラビア王国
人口 3,089万人
政治 諮問評議員会(立法権のない議会) 150人 うち女性30人
女性参政権 2015年から
経済 世界最大級の石油産油国 若者の高い失業率
教育 男女別学
結婚 親が決める 結婚前の男女交際禁止 一夫多妻制
服装 女性 黒い布で頭や体を覆う
制約 豚肉 お酒 肌の露出 女性の車の運転 女性の一人旅
さて、映画は10歳の少女ワジダが女性の行動が制約される中、サウジアラビアでは考えられない「女の子が自転車に乗る」という夢をかなえるためコーランの暗誦大会に挑み奮闘する姿を描いた感動作です。
ラストシーンの友達の男の子と並んで風を切って自転車に乗る姿はさわやかで、前を向いて走っていく若い世代の姿のいきいきとした表情は明るい未来を予感させてくれました。
GGI(ジェンダーギャップ指数)はサウジアラビア114位、しかし日本も111位と大差ないということです。国会議員の女性比率はサウジが20%、日本は9.5%です。
開会の区長あいさつでは、昨年6月に行った「イクボス宣言」の紹介をさせていただきました。男女共同参画は育児や介護の休業制度の充実とともに、一人ひとりが意識を変えていくことが大切です。私も区長室に掲出されている「イクボス宣言」を見て、日々意識して行動していきたいと思います。
1月に天白区と関係団体との共催で2つの映画会と音楽祭がありました。
いずれも天白文化小劇場で開催され多くの感動を呼ぶ内容でした。
まずは、1月14日(土曜日)に開催された福祉と映画の集い「エール」を紹介させていただきます。
福祉と映画の集い「エール」 1月14日(土曜日)
福祉と映画の集いは、天白区障害者自立支援連絡協議会と天白区役所との共催で行われ、今年で5回目の開催となります。
この日は朝から雪が降り、大雪警報が発令される中での開催となりました。
悪天候にも関わらず283人の方に来場いただきました。
ありがとうございました。
まずはオープニング。
最初はBrass Express NAGOYAによる金管楽器と打楽器による吹奏。
好評につき昨年に続き2回目の登場です。Brassとは真ちゅうのことでブラスバンドとは木管楽器を使わない金管楽器による演奏のことだそうです。(ちなみに木管楽器はWoodです。)金管楽器と打楽器のBrass Express NAGOYA切れの良い演奏に観客のみなさんも手拍子で応じます。アンコールはサンダーバードのテーマ♪。思わずにっこりしてしまいました。
また、Brass Express NAGOYAの演奏をバックに、天白区内の障害者事業所に通う仲間たちによる手話コーラス「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」は感動的でした。会場のみなさんも一緒に手話と歌で会場一体となった瞬間でした。
いよいよ上映映画「エール」(仏)。キャッチコピーは「フランス全土が笑顔満開」
主人公のポーラの父、母、弟は聴覚障害があり耳が聞こえません。ポーラだけは耳が聞こえ家族の通訳役も担っています。ポーラは歌がたいへん上手。でも、ポーラの声を聴くことができない家族には理解できません。周りのサポートもありポーラは歌手を志し家族を残し、田舎からパリの学校へ向かう決心をします。仲良しな家族のやりとりに笑みがこぼれ、ポーラ、そして父、母、弟それぞれを想う家族愛に会場のみなさんの目に涙が溢れる感動傑作でした。
雪降る寒い寒い一日でしたが、雪の中をたくさんご来場いただいた皆さんと心温まる時間を過ごすことが出来ました。
1月14日(土曜日)天白区焼山で行われた「どんど焼き」に行ってきました。
植田北学区地域福祉推進協議会主催で、今年でなんと18回目になるそうです。
当日は朝からの雪が降りしきる中、子どもたち始めたくさんの地域の方が集っておられました。
世話役は推進協の役員のみなさん、警戒には消防団のみなさん、天白消防署からも署員が参加してくれていました。小学校の校長先生もみえました。
火をおこし焚き木を囲んでお餅を食べてワイワイガヤガヤ。焚き木の下にはアルミホイルに包んだ薩摩芋を忍ばせています。
お餅は丸餅。みなさんが、しょうゆ味、砂糖しょうゆ味、きな粉と3種類を用意してくれました。私も悩んだ末、しょうゆ味と砂糖しょうゆ味をいただきました。地元の和菓子店のお餅でたんへん美味しくいただきました。(店名を出せないのが残念です)
焚き木は最近は地元での調達がなかなか出来なくなり、今はお隣の名東区にある牧野ケ池緑地公園の事務所にお願いし廃材をいただいているというお話です。
3時間ほどのどんど焼きの最後は、子どもたちによる消防放水訓練を兼ねた火消しです。
消火器に水を入れた水消火器をたくさん用意し、浅井消防団長の指導のもとで「ホースは箒(ほうき)で掃くようにして水をかけて」とアドバイスをうけて焚き木の消火をしました。将来の消防団員候補の訓練も兼ねているようです。最近の子どもは箒(ほうき)を使ったことがあるのかなと心配していましたがみんな上手でしたよ。
その日は午後に文化小劇場で福祉と映画の集いに出席するため、焼き芋をお土産にいただき失礼しました。
火を囲んでの地域の子どもから大人までの団欒、心も身体も暖まる楽しいひと時です。新たな伝統行事になると良いですね。
植田北どんど焼き物語(どんど焼きのチラシから抜粋)
植田地区では、50年ほど前まで、子ども会で子どもたちが地域を回って焚き木をもらい、火を熾しその熾火(おきび)でお餅を焼いて食べ、楽しい一日を過ごしたのです。
成人の日は「国民の祝日に関する法律」により、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日」として国民の祝日に位置付けられ、毎年1月の第2月曜日と定められています。
今年の成人の日は1月9日(月曜日)。成人の日前後には各地で新成人の前途を励ますため、成人式が開催されています。
天白区内では1月8日(日曜日)及び9日(月曜日)に、12か所の会場で成人式が開催されました。
【新成人数(平成28年12月1日現在)】
名古屋市 男性 11,062人 女性 10,793人 合計 21,855人
天白区 男性 849人 女性 778人 合計 1,627人
天白区の新成人数の1,627人は市内で4番目に多い人数です。人口では7番目にあたるので、天白区は他区に較べると比較的若者が多い区といえるかもしれません。
各成人式会場には区役所の役職職員も出席し、新成人に祝辞を述べさせていただいています。
私は植田小学校で開催された成人式に出席させていただきました。
振り袖やスーツに身を包んだ初々しい新成人が体育館を埋め尽くし、華やいだ雰囲気の中での式典です。
この会場は、植田小学校、植田北小学校、植田東小学校(一部)学区の新成人約300人が対象となります。植田東小学校は平成21年度に開校した新しい小学校で、来年の成人式に初めて、植田東小学校第1期の卒業生が成人を迎えることになります。
式では、新成人による聖火点灯、恩師の先生方による祝辞(区長祝辞もありました)、新成人の宣言などとともに、小学生の子どもたち「植北っ鼓(うえきたっこ)」によるお祝いの和太鼓演奏が繰り広げられました。可愛い子どもたちの力強い和太鼓の音、チューチュートレインやパーフェクトヒューマンのダンスも織り交ぜながらの演奏に、新成人も来賓も拍手喝さいでした。
式典終了後にも、恩師の先生方を囲んでの記念撮影や話の輪で会場内外は賑やかさが続き、和気あいあいとした成人式でした。
明るい未来を若い力で築き上げて欲しいと思います。成人、おめでとうございます!
マーガレットマルシェをご存知ですか?
マーガレットは区の花。マルシェはフランス語で市場のことです。
天白区役所の1階ロビーには毎日昼間の時間、マーガレットマルシェが開店しています。でも、マーガレットの花が売られている訳ではありません。お弁当やパン、クッキー、シフォンケーキなどがきれいに並んで販売されています。
お昼休みには美味しいお弁当を求めて、来庁者の方や区役所職員で長蛇の列ができます。
さて、このお弁当などを提供してくれているのが、天白区内の障害福祉サービス事業所の「おちゃや」さんと「ほっとはむ」さん、それに「てふてふ」さんです。
お弁当は「ほっとはむ」さんが、月曜日、水曜日、木曜日。「おちゃや」さんが、火曜日、水曜日、金曜日。水曜日は二つの事業所が交代で来てくれます。「てふてふ」さんは水曜日にクッキーや可愛い小物を販売してくれます。
「おちゃや」の皆さんと一緒にポーズを取る区長と区役所職員
「ほっとはむ」の皆さんと区長
「てふてふ」の皆さん
ある日のお弁当です。
左は魚のマリネ、ぜんまいの煮物、かぼちゃのサラダ、フルーツetc.です(600円)。
右は鯖のかば焼き、煮物、酢の物、フルーツetc.です(550円)。
どちらもとても美味しそうですね。(実際にとても美味しかったです。)
また、美味しいだけではなく、野菜もたっぷり愛情たっぷりヘルシーな健康弁当です。
長蛇の列の人気の理由がわかります。
区役所でのマーガレットマルシェは、授産製品を通じて障害のある方への理解を深め、障害者の就労を支援することを目的に実施しています。
マルシェでは障害のある方が販売に携わり、来庁者の方や職員とのやりとりを行っています。そこでは会話がはずみ、笑顔であふれています。
難しい理屈は抜きに、まずはお店で買い物を楽しみマルシェで働く仲間と触れ合うこと、それが障害や障害がある方への理解の近道です。ぜひぜひ買い物に来てください。
区役所授産製品販売通信「たれんと16」2016年12月号に、天白区のマーガレットマルシェが取り上げられました。こちらもご覧ください。
区役所授産製品販売通信「たれんと16」2016年12月号紹介ページ
障害のある人もない人も、お互いに人格と個性を尊重しあいながら共に暮らせる地域社会、人に優しい天白区をめざしていきたいと思います。
11月は児童虐待防止推進月間でした。名古屋市では児童を虐待から守る条例に基づき、5月と11月を推進月間に定めています。また、11月は国の主唱による推進月間となっていて全国各地で様々な啓発が行われています。
天白区でも様々な啓発に取り組みました。その一部を紹介させていただきます。
11月の初旬にはちらほらだったカードも下旬にはいっぱいになり、大きなオレンジリボンモニュメントが完成しました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
設置直後のモニュメントの様子(左)とメッセージカードで満開となった様子(右)
これは区長が会議や行事に出席する際に、胸ポケットに差して児童虐待防止の話をするときにつけていた特製オレンジリボンです。ちなみにこのリボンも区役所職員による手作りのため非販売品、プライスレスです。
この特製オレンジリボンを胸ポケットに様々な会議や行事のあいさつをさせていただく際に、あわせて児童虐待問題の話をさせていただきました。また、関係団体の皆様には胸にオレンジリボンをつけていただくなどのご協力をいただきました。
11月3日(祝日)子育て講演会「これからの乳幼児教育-学力を育む子育ては0歳から-(講師 木村美知代東海学園大学教授)」には100人近い現役パパ、ママさんたちが参加し熱心にお話をお聞きいただきました。講演会終了後も先生の周りは相談したい皆さんでいっぱいでした。
11月1・8・15・22日の4日間、子育て講座「―親を楽しむ小さな魔法-☆スター・ペアレンティング☆(ファシリテーター 高木千里さん)」には定員を超える申し込みをいただきました。
児童虐待は社会全体で解決すべき問題です。今後も子育て支援にしっかり取り組み児童虐待の根絶を目指していく必要があります。子どもたちやパパ、ママたちへの気軽な声かけなど、区民の皆様にもご理解ご協力をお願い申し上げます。
9月第3月曜日は敬老の日です。区内でも各地域で敬老会が開催されました。
大坪小学校で開催された大坪学区敬老祝賀会にお邪魔しました。
当日は約150人の75歳以上の高齢者の皆さんが参加され、戸田区政協力委員長から「身体を動かし、口も動かし、健康寿命をのばそう!」との開会挨拶のあと、私からも長年にわたって社会の発展に寄与いただいたことに対し感謝を申し上げました。
敬老祝賀会であいさつする戸田委員長(左)と区長(右)
その後、音楽と落語の時間を楽しませていただきました。
音楽では、アイリッシュミュージックグループ「Nalsa」の皆さんによるアイルランドの民族楽器を使った演奏と、華麗なアイリッシュダンスを披露していただきました。華麗なステップに皆さん大絶賛で、アンコールも!
今年はオリンピック、パラリンピックの年。リオでの感動も記憶に新しいところです。そこで、52年前になる昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピックの頃と現在の高齢化の状況(名古屋市)について比較してみました。(敬老祝賀会でも紹介させていただきました)
※高齢化率(人口に占める65歳以上人口)※年少人口比率(人口に占める15歳未満人口)
高齢化率は6倍、逆に年少人口比率は2分の1近くに減少しています。
また、平均年齢が当時はまだ20代だったことに驚かされます。新幹線が開通しオリンピックが開催され、高度成長期を迎える日本の状況が彷彿されます。
平均寿命はずいぶん長くなりました。現在の高齢者の皆さんは心身ともにとても若々しくいらっしゃいます。
高齢者の皆さんには今日用(今日の用事)を作っていただき、身体を動かし口を動かし心を動かし「健康寿命」を延ばして、いつまでも元気に過ごしていただきたいと思います。
7月26日 チェコからの贈り物 ―Music for you-
この日、天白に住む親子にチェコから素敵な贈り物がありました。子どもたちも楽しめるコンサートMusic for youです。
小さな子どもが声を出しても泣いても動きまわっても大丈夫!子どもを持つパパママさんも安心してクラシックを楽しめるコンサートです。
素敵な贈り物をしてくれたのは、マリオ・メサニさん(フルート)とマルティン・クレヘナッチさん(ギター)です。お二人はチェコのプラハ在住の有名な音楽家。3日前には名古屋の能楽堂でコンサートを開き、この日は天白の子どもたちのために天白文化小劇場に駆けつけてくれました。
あいにくの雨模様の日でしたが、午後2時30分開演。素敵なフルートとギターの音色とハーモニーにうっとり。時折、子どもの声も響きますがお構いなし。第1部の最後はトルコ行進曲(モーツァルト)、会場みんなノリノリで身体を動かして楽しみました。
この日のコンサートは人権尊重のまちづくり事業として開催。2部までの休憩時間には、人権擁護委員さんと人KENまもる君と人KENあゆみちゃん(人権イメージキャラクター)が登場し、「まず自分を大切に、そして相手も大切に」と人権について考えるコーナーを実施。私(区長)も登壇し、まもる君、あゆみちゃんと握手をさせてもらいました。「音楽は国を超え、肌の色を超え、世界共通の言語です。」人権を考えるとても良い機会となりました。
第2部ではチェコの童謡「手をたたきましょう」で始まり、最後は日本の曲「鉾をおさめて」「椰子の実」、アンコールでは「ふるさと」を演奏していただきました。
このコンサートはNPO一期一会さんと天白区役所との共催事業で、そのほか区内で活動する天白まちづくりサポータークラブ、eコールてんぱくの皆さんにもお手伝いいただきました。子育てするなら天白、子育てを応援する天白区として来年もぜひぜひ開催したいと思います。
みなさんの応援をよろしくお願いします。
かぼっちのぬいぐるみを持って、はいポーズ!
7月15日(金曜日) 天白航空調査
名古屋市消防局の防災ヘリコプターに搭乗し天白区を空から視察しました。
中央(区長の左側)に浅井天白区消防団連合会会長、区長の右側に西川天白消防署長、小島天白土木事務所長
夏季は台風やゲリラ豪雨等により河川の増水やがけ崩れの発生が心配される時期です。
台風期の前に、消防署、土木事務所、区役所等の防災関係機関が情報を共有し防災体制を一層強化するため、天白区内の危険個所や防災拠点を確認してきました。
小牧にある県営名古屋空港から出発、名古屋城、熱田神宮を眼下に南下し、天白区内に入りました。
視察箇所
八事裏山付近(土砂災害特別警戒区域)、国道302号、平針運転免許試験場、豊田工業大学付近(土砂災害特別警戒区域)、相生山、野並ポンプ所、天白区役所、八事表山付近(土砂災害特別警戒区域)、名城大学(避難所)相生山(左)と野並ポンプ所付近(右)
天白区役所(職員が手を振ってくれました)
名城大学(キャンパスの周りは八事霊園です)
25分間のフライトでしたが、地上から見る風景と空から見る景色は違い、天白区の地形を大きく俯瞰することが出来ました。関係機関の職員と情報を共有し今後の防災活動に生かしていきたいと思います。
市消防航空隊には2機のヘリコプターがあり、当日、搭乗させていただいたのは「のぶなが」(フランス製AS365)。もう1機は「ひでよし」です。3機目が導入されれば「いえやす」になるのでしょうか?
操縦は松田消防航空隊長に操縦かんを握っていただき安心安全に視察を終えることが出来ました。また、纐纈副消防航空隊長には空からのガイド役を担っていただき適切なご説明をしていただきました。お忙しい中ありがとうございました。
6月16日(木曜日)・20日(月曜日) 天白区春の女性レクリエーションバレーボール大会
第42回天白区春の女性レクリエーションバレーボール大会が、24チーム208人の参加を得て、2日間にわたって天白スポーツセンターで開催されました。
レクリエーションバレーボール(通称レクバレー)は、誰でも気軽にバレーボールを楽しむことが出来るようにと考案された、名古屋独自のルールよるバレーボールです。
6人制でアタック・ブロックは禁止、また必ず4回で返球しなければいけません。同じ人が2回ボールに触れることが許されないため、チームみんなでつなぐことが重要になります。
16日の開会式、20日の表彰式に参加させていただき、準決勝、決勝の試合も観戦させていただきました。
バレーボールは団体競技ですが、とりわけレクバレーはチームワークが重要なスポーツです。
開会式で「繋いで繋いで、拾って拾って、栄冠をつかみましょう!」とあいさつさせていただきました。
2日間の手に汗を握る熱戦の結果、Aブロック優勝は「植田南」チーム、Bブロック優勝は「チアーズ」チームでした。
両チームのみなさん、おめでとうございました!
6月18日(日曜日) 天白区子ども会ソフトボール大会
第42回天白区子ども会ソフトボール大会が、植田下水処理還元施設多目的広場で開催されました。
真夏を思わせるような太陽の下、開会式で浅野天白区子ども会連合会長によるあいさつなどのあと、2面に分かれて試合が行われました。
まずは始球式。私も久しぶりにソフトボールを投げましたが、残念ながら力が入って高めにボール!直前に横森民生子ども課長とキャッチボールで肩慣らしをしたのが逆効果だったようです。
いよいよ試合開始です。
小学校3年以上6年生までで、必ず女子が2名以上出場するこというルールです。女の子の技術や力強さには本当に驚かされました。
お父さん、お母さんたちの熱烈な応援を受けながら、どの試合も熱戦が繰り広げられました。
両チームのみなさん、おめでとうございました!
レクバレーもソフトボールも関係者の皆さんの大変なご苦労があってのこその大会です。心より感謝申し上げます。
5月29日(日曜日) 総合水防訓練(野並小学校)
天白区の今年の総合水防訓練は野並小学校で行われました。
野並学区は平成12年9月の東海豪雨でたいへん多くの浸水被害が発生した地域です。以降、天白川の河道の拡幅、河床の掘削、雨水貯留施設の設置、水防サイレンの設置などの対策が講じられてきています。
当日は、野並学区の300人を超える皆さんはじめ、消防団、警察、消防、土木・環境・上下水道各事業所そして区役所など総勢約500人の参加を得て真剣に訓練に取り組みました。
学区の方の企画運営による避難所開設訓練も実施されました。
避難者名簿作成訓練、応急手当訓練、仮設トイレ組立訓練、炊き出し訓練、新聞紙を使った新聞紙スリッパづくりなど、子どもから大人まで興味の持てる内容の訓練が実施されました。
いざというときに落ち着いて行動できるよう、日頃の訓練はとても大切です。
野並学区のみなさん、ありがとうございました!
6月4日(土曜日) 女性会環境バザー
環境デーなごやの一環として平成12年から始まり、今年で17回目を迎えた女性会主催の環境バザーが、区役所講堂で開催されました。
不要となった食器や衣類、さらには天白特産の梅(梅干し、梅ジャム、生梅など)が販売されました。
会場の一角では、天白環境事業所、南保健所(公害担当)による環境クイズコーナーも設置され、分別・リサイクルの取り組みを意識したり、地球環境について改めて考える日となりました。
開場のずいぶん前からたくさんの方がオープンを心待ちにされ、盛況のうちに終わりました。
女性会のみなさん、ありがとうございました!
5月14日(土曜日) 春の史跡散策ウオーキング
初夏の日差しがまぶしい中、天白区役所と天白ガイドボランティア歴遊会との共催「春の史跡散策ウオーキング」に出かけ、汗を流しました。
朝10時に地下鉄八事駅に集合。当日は約30人もの参加者があり2組に分かれ、7人の歴遊会の会員の皆さんのガイドを受けながらの散策です。
コース:八事-地蔵寺道標-善光寺-佛地院-新島田橋-島田地蔵寺 (約2時間の散策)
八事から島田へ向かう下り坂を、歴遊会会員さんの郷土愛にあふれるガイドを聞きながら散策しました。
歴史秘話発見ではないですが、八事の歴史、それぞれのお寺の歴史や秘話、古を訪ねながらのウオーキングは楽しく時間も疲れも忘れさせてくれました。
島田地蔵寺(左)と島田地蔵寺の住職に話を聞く参加者の様子(右)
天白区には4つの史跡散策路があります。みなさんもぜひ一度歩いて天白の歴史を感じてみませんか?
詳しくは天白区史跡散策路&楽々ウォーキングマップをご覧ください。
天白区史跡散策路&楽々ウォーキングマップはこちら。
5月28日(土曜日) クリーンウォーキング2016
今年の全市一斉クリーンキャンペーンの一環であるクリーンウォーキングが、平針北学区で開催されました。
朝9時に、学区にお住まいの方が自宅などを出発し、途中ごみを拾って郷之島公園へ集合。
平針北学区の山田敬一委員長が代表して、高らかに「もったいないを合言葉にごみの減量、資源の有効活用に努めます」と環境宣言を行っていただきました。
環境宣言を読み上げる山田委員長
環境宣言を受け取る区長
今年は区内の3大学(名城大学、東海学園大学、豊田工業大学)の学生のみなさん、天白こじょう会、碧海信用金庫天白支店、株式会社司ケースのみなさんにも参加いただき、最後に天白環境事業所の安藤所長から「ごみの分別ミニ講話」を聞き、大盛況に終わりました。
安心・安全で快適なまちづくりは地域の皆さんの地域力で作り上げられるものだと実感しました。
4月から天白区長に就任し4か月あまりが経ちました。
あっという間のようであり、ずいぶん長く経ったようであり・・。
この間にもいろいろな行事や会合に出席させていただきました。
子どもたちであれば、夏休みに1学期を振り返ってとなりますが、この夏、4月からの出来事を振り返り、そのいくつかを紹介させていただきます。
夏の新野菜 セイロン瓜(天白産)
農業センターで生育するセイロン瓜(左)と区役所1階に展示されているセイロン瓜(右)
低カロリーなうえ、カリウム、マグネシウム、カルシウム等が豊富な「健康食品」で、原産地はスリランカが有名です。(JA天白グリーンセンターで入手できます。)
4月21日(木曜日) 老人ホーム誠和荘の春まつり
天白区植田山にある養護老人ホーム・特別養護老人ホーム誠和荘の春まつりにお邪魔しました。
あいにくの雨天だったので建物内での開催になりましたが、ステージでは太鼓や踊り、出店ではみたらし団子なども振る舞われ、入所者のみなさん大変笑顔でいきいきと楽しんでおられました。
熊本地震の直後だったこともあり、熊本に誠和荘のこの元気を届けようと入所者のみなさんと決意表明しました。
5月8日(日曜日) 天白区春の華道展
区役所講堂で第81回天白区春の華道展が開催されました。
ゴールデンウイークの最終日、会場には各流派が一同に会し42杯の作品が出瓶され、たくさんの区民の方が華道に親しみ作品を楽しまれました。
(華道では出展することを出瓶(しゅっぺい)、作品の数を杯と呼ぶこと初めて知りました)
会場には生け花体験コーナーも設置され、華道初心者でも気軽に体験できるということで私も挑戦してみました。
八木天白警察署長や川岸区民福祉部長も参加し、そのツーショットです。出来栄えはいかがでしょうか?
八木天白警察署長と
川岸区民福祉部長と
先回に続いて農業「地産地消」の話です。
7月15日(金曜日)、市内の農家さんが丹精込めて作った旬の農産物が一堂に集まる「第65回名古屋市農産物品評会」が市農業センター(天白区平針)で開催されました。
名古屋市農産物品評会とは、市内産の農産物の品質向上と市内農業の普及・啓発を図ることを目的に昭和25年から開催され、伊勢湾台風等で2度の中止があったものの、これを除き毎年開催されています。
今年は農産物、手芸品あわせて全市で1,266点の出品があり、品評会では厳正な審査の結果、20点の特選、50点の入選作品が選ばれました。
天白区の農家さんからの出品は286点と全市で最も多く、特選にも5点が選出されました。
7月21日(木曜日)には、特選に選ばれた天白区の5名の方への表彰状伝達式を、JA天白信用様からJA天白文化会館を会場にお借りし、執り行いました。
村瀬修一代表理事組合長とともに、5名の方へ表彰状を授与させていただきました。
特選に選ばれた作品は次のとおりです。
名古屋市長賞(かぼちゃ) 阪野 文明 様
くりあじかぼちゃの特徴である、栗を逆さにしたような、先のとがった形が良く現れていました。
天白区のマスコットキャラクター「かぼっち」の頭は、このくりあじかぼちゃがモデルになっています。
名古屋市長賞(たまねぎ) 浅井 廣明 様
きれいな球状で、5つの玉ねぎ全部の大きさが揃っていました。なにより驚いたのは玉ねぎの皮が赤銅色に輝き、磨き上げたリンゴのように光っていたところです。
名古屋市みどりの協会理事長賞(かぼちゃ) 森山 茂雄 様
こちらもきれいな栗の形をしており、くりあじかぼちゃの特徴が良く出ていました。
愛知県厚生農業協同組合連合会長賞(テーブルクロス) 川津 直子 様
鮮やかな紺色が品評会場でもひときわ目を引いていました。素人目にも丁寧な編上げの技術の高さに驚きました。
愛知県農業共済組合長賞(パッチワーク) 荒谷 昭美 様
可愛らしいデザインと色合いが、あたたかな印象を与えてくれるパッチワークでした。
特選受賞された手芸品はどちらもたいへん手間がかかっており、感心いたしました。
伝達式のあと、特選に選ばれた5人の方と村瀬組合長はじめ来賓のJA天白信用関係者の皆さんとの茶話会が開かれました。
茶話会では野菜栽培の苦労話など様々なお話をお聞かせいただきました。
そんな中で
「どうしたら「かぼっち」のようなきれいな形のかぼちゃが栽培できるのでしょうか?」
「たまたま偶然だよ」
「どうしたらリンゴのように光ったたまねぎが栽培できるのでしょうか?」
「運が良かっただけだよ」
特選を手にするための具体的なコツは、皆さんの企業秘密のようです。
農業は自然を相手にする仕事であり、天候にも大いに左右される大変な仕事です。
毎年毎年が新たな挑戦で試行錯誤しながら、おいしくて新鮮な野菜を栽培していただいています。
農家の皆さんのご労苦に感謝申し上げるとともに、これからもおいしい天白野菜を作っていただき、地産地消の振興に寄与いただきたいと思います。
みなさん受賞おめでとうございました!
番外
伝達式会場の外、JA天白信用の駐車場では梅干し作りが行われていました。
自然そのままの天白梅の梅干しがJA天白信用グリーンセンター(天白区池場2-2506)に並びます。
地元産の自然の味「天白梅干し」をぜひ召し上がっていただき、暑い夏を乗り切りましょう。
梅干しづくりの様子
赤く染まった手の平を見せていただきながら談笑する加納区政部長(中央)、神田農政担当主幹(左)、熊谷農政担当主査(右)
ご近所に朝市や直売所があることをご存知ですか?
天白区は住宅地域であるとともに、緑豊かな自然環境にも恵まれた地域です。緑被率は29.1%と全市平均23.3%を大きく上回り、市内16区中第2位と緑が多い素敵なまちです。(平成22年度調べ)
そして、身近なところで農業が営まれ、朝市や直売所では、地元でとれた新鮮な野菜や果物が販売されています。
◎地産地消スタンプラリー開催中(7月1日から9月30日)
天白区役所ではJA天白(天白信用農業協同組合)さんに協賛いただき、朝市・直売所めぐりのスタンプラリーを開催中です。スタンプラリー参加のお店は区内に13か所あり、新鮮な地元野菜や果物をそれらの朝市・直売所で購入して、スタンプを2個集めて応募すると、抽選でお米券(4kg相当)のプレゼントがあります。
7月5日、6日に朝市めぐりに出かけてきました。
境根朝市
どの販売所でもおいしそうな夏野菜や果物が並び、地元の方が次から次へと購入されていました。
今年の梅雨は雨が降らず猛暑が続き、農家のみなさんは大変ご苦労されているとのことです。
実際に育てている方との野菜談義に花が咲き、また旬の農産物を直接購入出来るのも直売店の魅力です。
私もトウモロコシなどを購入し、お店で美味しいトウモロコシの食べ方を教えていただきました。オーブントースターで20分くらい焦げ目が付くくらい焼いて「焼きトウモロコシ」にすると、茹でるより甘味が濃縮されてさらに美味しくなると教えていただき、さっそく実践!たいへん美味しくいただけました。
浅井朝市
地産地消は、生産者と消費者を結び付け、作っている方の顔が見えることで地元の農産物への愛着心や安心感が深まるとともに、旬を知り旬を食べる絶好の機会です。
みなさんもスタンプラリーにぜひご参加ください。(詳しくは天白区ホームページをご覧ください。)
5月30日、本市の児童相談所における児童虐待相談対応件数(平成27年度)が発表されました。
過去最高の2,362件、さらに虐待を受けた子どもの一時保護件数も714件と過去最高の件数でした。
主たる虐待者は実母が47.6パーセント、実父が43.6パーセントとなっています。
毎日のようにマスコミに報道される児童虐待事件、本市だけでなく全国的にも年々増え続けています。
その理由はさまざまですが、少子化の中で子育てが孤立した状態の中で行われ、その結果虐待に至ってしまうケースも少なくありません。
名古屋市では毎年5月と11月を児童虐待防止推進月間として、さまざまな啓発(オレンジリボンキャンペーン)を行っています。
天白区役所でも5月に職員全員がオレンジリボンを着用するほか、色々な啓発に取り組みましたので、紹介させていただきます。
かぼっちもキャンペーン仕様です!
ご来庁の皆様にPRしました!
保健所では、皆様のメッセージを壁紙に・・・
子育てを孤立させないことが大切です。
気軽に「おはよう」「元気?」「可愛いね」「どうしたの?」など、何気ない声掛けが子育ての緊張を和らげる一言にもなります。
子育て中の親子を対象とした「子育てサロン」は、児童館はじめコミセンを使ったサロンや天白子ネットのママカフェなど、どこも盛況です。
児童館での「子育てサロン」の様子
ママカフェは大賑わい!
子育て講座(コモンセンス・ぺアレンティング講座)の様子です。
地域や社会で子育てを支援し、子どもの笑顔があふれる天白区にしたいと思います。
このたびの熊本地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
名古屋市では救援物資の搬送(災害救援物資(アルファ化米、乾パン、紙おむつ等)、災害用トイレ)、災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣、災害派遣精神医療チーム(DPAT)の派遣、応急給水隊の派遣等の支援を行っています。
また、被災された方の健康支援のための保健師の派遣、避難所運営支援のための職員派遣を行い、熊本市内の避難所等で従事しています。
天白区職員の現地派遣
天白区の職員も、健康支援の保健師が4月27日から、避難所運営支援のため区役所職員が4月26日から派遣され、現地で活動しています。当面は、保健師2名が6日間ごと、区役所職員4名が10日間ごとに順次派遣される予定です。
保健師は避難所等で健康相談・健康チェックなどを行います。長引く避難所生活により、体調悪化や身体的な負担等が引き起こす震災関連死の発生が報道されています。保健師は新潟県中越地震、東日本大震災の際も発災直後から現地に入ってきました。今回もその経験と専門性を生かし被災者のみなさんの健康支援を実施します。
避難所運営支援の職員は、避難所で24時間交替で勤務し、主に食料の配付など避難所運営全般を支援する役割を担っています。被災者のみなさんの支援を全力で行います。
現地の派遣職員から送付された写真です。
派遣職員が帰還後には現地の状況、支援活動の状況などの報告を受け、今後の天白区の防災対策に生かしたいと考えています。
義援金の募集
現在、被災された皆様への義援金を募集しています。
区役所1階のロビーで募金箱を設置しています。いただいた義援金は、天白区社会福祉協議会を通じて熊本県共同募金会に送られ被災者の支援に役立てていただきます。皆様のご協力をお願いします。
南海トラフ大地震
従来から東海地方でも大地震発生が危惧されており、南海トラフ沿いを震源とする巨大地震が、この地方に被害をもたらす可能性があると考えられています。
名古屋市ではこの南海トラフ巨大地震についての被害想定のもと災害対策を実施していますが、大規模災害時には公助にも限界があります。
自助=自分や家族を守ること
共助=地域の皆さんで助け合うこと
公助=行政機関による支援のこと
天白区でも大災害に備え、今後もできる限りの防災・減災の取り組みを行ってまいりますが、区民の皆様の自助、共助はたいへん重要だと考えています。特に発災直後、支援が実施されるまでの間は自助が重要な役割を果たします。
家具の転倒防止や食料・物資の備蓄(3日分(水は1人1日3リットル必要))などに取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
天白区役所3階には防災・減災コーナーを設置しています。防災グッズの閲覧も出来ますので、ぜひ参考にご利用いただきたいと思います。
100円ショップで購入できるグッズがいっぱい!
災害等に不安を感じることなく安心して暮らせるまちは、天白区の区政運営方針において最初に掲げる大きな目標です。天白区では、関係機関と連携を密にして公助である区の防災力の強化を図ってまいります。区民の皆さんにおかれましても、自助、さらには地域での共助の強化についてよろしくお願いいたします。
平成28年4月に天白区長に就任しました、山田茂夫です。
天白区の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
私は、昭和56年に名古屋市役所に入庁しました。健康福祉局や子ども青少年局で、主に福祉や健康の施策に関わってきました。若いころ災害救助の仕事に携わったこともあります。
実は、区役所で働くのは初めてで、新鮮な気持ちで毎日を過ごしています。
地域でご活躍いただく、たくさんの皆様にお会いして、地域の皆様に支えられて区政運営が成り立っていることを実感しています。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、区長歴の浅い新米区長ですが、様々な会合や行事に出席させていただいています。
その一部を写真でご紹介します。
4月2日 姫まつり@欠下公園
商店街の皆様のご尽力でたくさんの区民の皆さんが楽しんでおられました。
4月7日 島田交番開所式
住民との交流の場としてコミュニティルームが設置されるとともに、女性警察官が配置された、地域により身近な交番としてオープンしました。
そして… 行事ではありません。区長室から見た天白川です。
4月早々に桜が満開になり目を楽しませてくれました。たくさんの方が散歩して桜を楽しんでみえましたよ。
最後になりましたが、安全で安心して暮らせるまち、身近なところまで福祉が行きとどいたまち、健康で活気ある魅力あるまち「天白区」を目指して、区政運営に取り組んでまいります。
ご支援ご協力いただきますようお願い申し上げます。
天白区役所区政部地域力推進課区の特性に応じた地域の活力向上担当
:052-807-3824
:052-801-0826
名古屋市天白区役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
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