男女平等参画推進事業「eコールてんぱく」活動中!
ページの概要:男女平等参画推進事業を区役所と協力して企画している「eコールてんぱく」と関連行事の紹介です。
名古屋市天白区役所 郵便番号:468-8510 名古屋市天白区島田二丁目201 電話番号:052-803-1111(代表) 所在地、地図
名古屋市では地域の実情に合わせた取り組みを展開するため、各区で男女平等参画推進事業を行っています。天白区では、平成14年度から市民の方達(=eコールてんぱく)と事業を企画して進めています。また、平成17年度からは「人権尊重のまちづくり事業」も「eコールてんぱく」と協力して事業を企画しています。「人権尊重のまちづくり事業」は、市民の人権に関する自主的・主体的な取り組みを促進するため、平成16年度から各区において、様々な市民参加の手法を取り入れた啓発・学習活動などを実施しているものです。
平等な → equal → eコール
いい呼びかけ → いいcall → eコール
e=時代のソフト化⇒電子化、インターネット化など
「eコールてんぱく」の名前は平成15年に決まりました。
『映画と講演のひととき いつでも どこでも やってみよう! 映画:「人生フルーツ」講演:中島美幸さん』というタイトルで、中島美幸さんによる講演と映画上映会を開催しました。
日時:平成30年2月12日(月曜日・休日)
会場:天白文化小劇場
内容:講演、無料映画上映会およびふりかえり
講師:中島美幸さん(愛知淑徳大学非常勤講師)
上映作品:「人生フルーツ」(2017年・日本)
映画上映に先立ち、中島美幸さん(愛知淑徳大学非常勤講師)による講演を行いました。
映画「人生フルーツ」の主人公のご夫婦が生きた戦後の高度成長期から現在に至るまでの男女を取り巻く環境を、人口数や家族構成などのデータを基に分かりやすく解説していただきました。そして今や「100年時代」といわれる長い人生をどのように自分らしく“果実を実らせ”生きていくか、会場の皆さんに問いかけたところで、「人生フルーツ」の上映へ。
映画は、高蔵寺ニュータウンで自給自足に近い生活を営むご夫婦の日常を描いたドキュメンタリーです。
(c)東海テレビ
映画鑑賞後は、中島さんとeコールてんぱくのメンバーで、映画の感想などを話し合いました。性別に関わらず、みんなが個性と能力を発揮できる社会の実現を目指すことが大事なこと、そのためにはまず自分の身近な人たちを大切にすることから始めてみませんかと提言がありました。
自分らしく“果実が実る”人生のために、「いつでも どこでも やってみよう!」
今回の運営には「天白こじょう会」、講演などの手話通訳および要約筆記に「名古屋市身体障害者福祉連合会」の皆さんにご協力いただきました。ありがとうございました。
「サウジアラビア初・女性の映画を見よう!ミニ講演・中島美幸さん」というタイトルで、中島美幸さん(愛知淑徳大学講師)によるミニ講演と映画上映会、および質問コーナーを開催しました。
日時:平成29年1月18日(水曜日)午後1時30分から午後4時
会場:天白文化小劇場
参加者:125名
内容:ミニ講演、無料映画上映会および質問コーナー
講師:中島 美幸さん(愛知淑徳大学講師)
上映作品:「少女は自転車にのって」(2012年・サウジアラビア、ドイツ制作)
映画上映に先立ち、愛知淑徳大学講師中島美幸さんによるミニ講演を行いました。テーマは「異文化へのまなざし 「違い」と「共通点」と」。
サウジアラビアというあまり馴染みのない国についての解説や、日本との比較についてのお話がありました。ジェンダーギャップ指数(GGI)が144か国中、日本が111位、サウジアラビアが141位(2016年現在)とあまり差がないこと、国会議員の女性比率はサウジアラビアの方が高いことなど、意外に思われる事実に参加者の皆さんも驚かれていました。ちなみにジェンダーギャップ指数とは、世界経済フォーラムが公表している各国の社会進出における男女格差を示す指標で、順位が下ほど格差が大きいことになります。
ミニ講演でサウジアラビアの予備知識を得たところで、サウジアラビア初の女性監督による映画「少女は自転車にのって」の上映会へ。厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢を叶えるため奮闘する少女の姿を描いた感動作です。
(c)2012, Razor Film Produktion GmbH, High Look Group, Rotana Studios All Rights Reserved.
アンケートからの主な意見・感想
(ミニ講演)
サウジアラビアについて知らなかったことを学べました。
(映画)
(質問コーナー)
戦争と平和をテーマに、詩の朗読と歌のコーラスのコラボレーションを上演の後、映画の無料上映会を開催しました。
日時:平成28年1月5日(火曜日)午後2時から午後4時30分
会場:天白文化小劇場
参加者:276名
内容:朗読、コーラスおよび無料映画上映会
上映作品:「白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々―」(2005年制作・ドイツ)
コーラスは、天白生涯学習センターで活動する「コーラスおりづる」、朗読は、主催者である「eコールてんぱく」のメンバーが演じました。
ステージ上では、澄んだハーモニーの合唱とシンプルな詩の朗読が交互に交わされ、最期は会場にいる参加者も含めて合唱が行われました。
末期のヒトラー政権下で非暴力的なレジスタンス運動を展開し、戦争の悲惨さを訴え続けていた学生グループの紅一点ゾフィー・ショルが兄と友人と共に逮捕され、6日間という短い尋問の末の判決、処刑に至るまでを描いた「白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々―」が上映されました。
アンケートから主な意見・感想(朗読・コーラス)
アンケートから主な意見・感想(映画)
日時:1月6日(火曜日)午後1時30分から午後4時
会場:天白文化小劇場
参加者:193人
内容:講演会および無料上映会
講師:弁護士 高森 裕司氏(弁護士法人名古屋南部法律事務所 平針事務所所属)
上映作品:『42 世界を変えた男』(2013年制作、アメリカ合衆国、出演 チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォードほか)
弁護士の高森 裕司先生による基調講演の後、黒人メジャーリーガーとして幾多の差別を乗り越え、野球界の新たな1ページを切り開いた伝説のプレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの不屈の人生を描いた『42 世界を変えた男』の無料上映会を開催しました。
「差別って何だろう?考えてみよう」と題した高森裕司先生の講演は、わかりやすく親しみやすい話し方が来場者に好評でした。
先生からは、まず、平成25年に成立した「障害者差別解消法」についての説明がありました。この法律は、何が差別かという基準を皆で考えていくため、平成28年の施行まで約3年もの時間をかけることになっているとのことです。
そして、では、本当の平等とはどういった配慮をすることか、例えば、机の高さを同一にするのではなく車椅子利用者の机の高さは変えるというように、合理的配慮をすることであろう、といったお話があり、私達が日常生活の中で人権について考えるよいきっかけとなりました。
ロビーでは、授産施設のスタッフが、クッキーや手作り品などを販売するコーナーも登場し、開演前や終演後に、買い物をするお客で賑わいました。
また、運営には「天白こじょう会」、講演などの手話通訳および要約筆記に「名古屋市身体障害者福祉連合会」、そして映画のシーン・ボイスガイドに「NPOシーン・ボイスガイド」、「ボイスケイン」の皆さんにご協力いただきました。
アンケートから主な意見・感想
日時:2月9日(日曜日)午後3時30分から午後5時
会場:天白区役所講堂
参加者:110名
講師:河野 義行氏
1994年6月に起きた松本サリン事件の際、容疑者とされて、警察から家宅捜索や事情聴取を、またマスコミから報道被害を受けた河野氏が、当時の警察やマスコミの対応について、そして追い詰められた状況の中での心の持ちよう、「今を生きる」ことの大切さについて講演しました。
当日は、天候不順のため開始時間が2時間30分遅れたにもかかわらず、100名を超える方が来場し、来場者は河野氏のリアルな話に引き込まれました。
今を生きるということは、過去の結果にこだわらない、そして将来の不安も考えないと言うことではないかと思う。面子にこだわらず、土地に縛られたりせず、自分の人生を自分で決めて、やったことの責任を自分が取ればいいんじゃないかと考えている。
私達夫婦は、結婚観・親子観についても同様に考えていた。親子の思い出を沢山作り、趣味に惜しみなく時間を費やし、好きなように生きてきたが、まだしばらくの間は子どもに対する責任は果たさないといけないなと、夫婦でそんな話をしていた矢先、松本サリン事件に巻き込まれた。
警察は一度疑惑を持つと、関与していないと確信するまで容疑者からはずすことができず、そのため捜査の過程で人権侵害も起こりうる。
当時、マスコミの誤報のおかげで無言電話や脅迫状に苦しめられたが、息子には逃げないことが大事だと伝え、私たちは、何を言われても相手を赦すという「心の位置」を決めていた。
退院直後に警察の事情聴取を受けた際は、診断書を無視した7時間にも及ぶ聴取、自白の強要、高1の息子に対する詐欺のような尋問という3つの不適切な行為があり、私はその後の聴取には応じなかった。弁護団をつくり、逮捕・裁判を覚悟して闘いに備えていた。
私が関与していないと警察が発表したのは、1年後に地下鉄サリン事件が起こった後である。
一方妻は、14年間意識不明のまま亡くなったが、そこにいるというだけで私たちを支えてくれ、人の命が尊いことを教えてくれた。
そして妻の死後、私は人生をリセットし鹿児島へ移住した。ところがそこで、同居人もがんに倒れ、再び介護をすることになった。最期まで彼女は前向きに生き、自分は幸せだったと言って亡くなっていった。
人の幸せというのは、思いで変わる。私は何があっても、人を憎んだりしないでおこう、それが自分の幸せのためだと思っている。そして、死ぬときには、「ああ、面白かった」と言って死にたい。
河野氏には、沢山の質問の中から、二つの質問に答えていただきました。
<質問1>
「どのような大学生活を送りましたか。大学生活が今に生かされていると感じることはありますか」
自分で稼いだものは自分のために使い、割と豊かに過ごした。大学は、やりたい勉強の入口を見つける、またネットワークで仕事がスムーズに行くよう横の友人関係をつくることが役に立つと思う。
<質問2>
「犯罪に手を染めたものを受け入れるその心境を聞かせてください。また今後の社会にも、オカルト集団による凄惨な事件が起こる素地はあると思いますか。」
私ははじめから悪い人はいないと考えている。何かのきっかけや環境によって、凶悪犯になることもある。また、組織の善悪は社会の善悪とずれることがある。常に同じような事件が起こる可能性はあると思う。
ただし、犯罪者が刑期を満期努めたら、社会の差別・排除が原因となるような再犯を防ぎ、その人が更正するためにも、居場所がなければいけない。
私は、自分にあてはめてみても刑期を終えたら普通の人として扱って欲しいと思うから、元オウム信者を受け入れた。彼は、今でも交流している私の大事な友達である。
日時:8月28日(日曜日)午前10時から正午
会場:天白区役所第3会議室
参加者:16家族46人
内容:親子で入浴剤、牛乳パック竹とんぼ、ぬり絵、折り紙、カードづくり など
親子で楽しく入浴剤づくり
また、作成していただいたぬり絵を12月12日から12月22日まで天白区役所1階展示スペースにて掲示しました。
日時:9月26日(日曜日)午後1時30分から午後3時30分
会場:天白生涯学習センター料理室
参加者:小・中学生1人とおもにパパもしくは保護者1人で1組で12組24人
講師:鈴木杉江さん(管理栄養士)
内容:区内の小学生のお子さんとその父親がいっしょにとうふづくり
親子で楽しくとうふづくり
日時:10月3日(日曜日)午後1時30分から午後3時30分
会場:天白区役所第2会議室
参加者:9人
内容:名古屋在住の外国人の方のゲストトーク及び交流
ゲストスピーカーの話を聞く参加者
日時:10月8日(金曜日)午前10時から12時
会場:天白区役所第3・4会議室
参加者:7人
講師:榊原陽子さん(非営利団体マザーリーフプロジェクト代表)
内容:パパの育児への参加についての講演と意見交換講師と参加者の意見交換の様子
天白区役所区政部地域力推進課地域力推進担当
:052-807-3821
:052-801-0826
名古屋市天白区役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
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