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男女平等参画推進事業「eコールてんぱく」活動中!

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このページを印刷する最終更新日:2014年3月19日

ページID:8204

ページの概要:男女平等参画推進事業を区役所と協力して企画している「eコールてんぱく」と関連行事の紹介です。

eコールてんぱくについて

 名古屋市では地域の実情に合わせた取り組みを展開するため、各区で男女平等参画推進事業を行っています。天白区では、平成14年度から市民の方達(=eコールてんぱく)と事業を企画して進めています。また、平成17年度からは「人権尊重のまちづくり事業」も「eコールてんぱく」と協力して事業を企画しています。「人権尊重のまちづくり事業」は、市民の人権に関する自主的・主体的な取り組みを促進するため、平成16年度から各区において、様々な市民参加の手法を取り入れた啓発・学習活動などを実施しているものです。

「eコールてんぱく」名前の意味

平等な → equal → eコール

いい呼びかけ → いいcall → eコール

e=時代のソフト化⇒電子化、インターネット化など

「eコールてんぱく」の名前は平成15年に決まりました。

平成29年度の主な事業

天白区男女平等参画推進事業 凸凹みんなつながりたいPart8 を開催しました

『映画と講演のひととき いつでも どこでも やってみよう! 映画:「人生フルーツ」講演:中島美幸さん』というタイトルで、中島美幸さんによる講演と映画上映会を開催しました。

日時:平成30年2月12日(月曜日・休日)

会場:天白文化小劇場

内容:講演、無料映画上映会およびふりかえり

講師:中島美幸さん(愛知淑徳大学非常勤講師)

上映作品:「人生フルーツ」(2017年・日本)

eコールメンバーの挨拶と中島さんの講演の様子

 映画上映に先立ち、中島美幸さん(愛知淑徳大学非常勤講師)による講演を行いました。
映画「人生フルーツ」の主人公のご夫婦が生きた戦後の高度成長期から現在に至るまでの男女を取り巻く環境を、人口数や家族構成などのデータを基に分かりやすく解説していただきました。そして今や「100年時代」といわれる長い人生をどのように自分らしく“果実を実らせ”生きていくか、会場の皆さんに問いかけたところで、「人生フルーツ」の上映へ。

 映画は、高蔵寺ニュータウンで自給自足に近い生活を営むご夫婦の日常を描いたドキュメンタリーです。

人生フルーツの画像

(c)東海テレビ

 映画鑑賞後は、中島さんとeコールてんぱくのメンバーで、映画の感想などを話し合いました。性別に関わらず、みんなが個性と能力を発揮できる社会の実現を目指すことが大事なこと、そのためにはまず自分の身近な人たちを大切にすることから始めてみませんかと提言がありました。

 自分らしく“果実が実る”人生のために、「いつでも どこでも やってみよう!」

会場受付の様子

今回の運営には「天白こじょう会」、講演などの手話通訳および要約筆記に「名古屋市身体障害者福祉連合会」の皆さんにご協力いただきました。ありがとうございました。

平成28年度の主な事業

天白区男女平等参画推進事業 凸凹みんなつながりたいPart7 を開催しました

 「サウジアラビア初・女性の映画を見よう!ミニ講演・中島美幸さん」というタイトルで、中島美幸さん(愛知淑徳大学講師)によるミニ講演と映画上映会、および質問コーナーを開催しました。

日時:平成29年1月18日(水曜日)午後1時30分から午後4時

会場:天白文化小劇場

参加者:125名

内容:ミニ講演、無料映画上映会および質問コーナー

講師:中島 美幸さん(愛知淑徳大学講師)

上映作品:「少女は自転車にのって」(2012年・サウジアラビア、ドイツ制作)

 

  • 開演の挨拶
  • 中島美幸さんによるミニ講演

 映画上映に先立ち、愛知淑徳大学講師中島美幸さんによるミニ講演を行いました。テーマは「異文化へのまなざし 「違い」と「共通点」と」。

サウジアラビアというあまり馴染みのない国についての解説や、日本との比較についてのお話がありました。ジェンダーギャップ指数(GGI)が144か国中、日本が111位、サウジアラビアが141位(2016年現在)とあまり差がないこと、国会議員の女性比率はサウジアラビアの方が高いことなど、意外に思われる事実に参加者の皆さんも驚かれていました。ちなみにジェンダーギャップ指数とは、世界経済フォーラムが公表している各国の社会進出における男女格差を示す指標で、順位が下ほど格差が大きいことになります。                   

 ミニ講演でサウジアラビアの予備知識を得たところで、サウジアラビア初の女性監督による映画「少女は自転車にのって」の上映会へ。厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢を叶えるため奮闘する少女の姿を描いた感動作です。 

映画「少女は自転車にのって」ポスター

(c)2012, Razor Film Produktion GmbH, High Look Group, Rotana Studios All Rights Reserved.

 そして映画上映後は、「もっと知りたいあれこれ(質問コーナー)」。eコールてんぱくのメンバーと中島さんで、映画の感想や日本の男女平等参画の状況について話し合いました。
eコールメンバーと中島さんによる質問コーナー

アンケートからの主な意見・感想

(ミニ講演)

  • 日本の男女平等がいかに進んでいないかを知って驚きました。
  • サウジアラビアについて知らなかったことを学べました。

(映画)

  • サウジアラビアの現状がよく分かる映画でした。
  • 事前にミニ講演で説明があったので、映画の背景がよく分かりよかったです。
  • 抑圧されたなかで、少女のたくましく生きる姿に感動しました。

(質問コーナー)

  • 中島さんの話に引き込まれました。
  • もっと様ざまな年代の人の意見も聴けたらと思いました。

平成27年度の主な事業

人権尊重のまちづくり事業 凸凹みんなつながりたいPart6 を開催しました

 戦争と平和をテーマに、詩の朗読と歌のコーラスのコラボレーションを上演の後、映画の無料上映会を開催しました。

日時:平成28年1月5日(火曜日)午後2時から午後4時30分

会場:天白文化小劇場

参加者:276名

内容:朗読、コーラスおよび無料映画上映会

上映作品:「白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々―」(2005年制作・ドイツ)

  • コーラスの様子
  • 朗読の様子

コーラスは、天白生涯学習センターで活動する「コーラスおりづる」、朗読は、主催者である「eコールてんぱく」のメンバーが演じました。

ステージ上では、澄んだハーモニーの合唱とシンプルな詩の朗読が交互に交わされ、最期は会場にいる参加者も含めて合唱が行われました。

映画上映中の様子

末期のヒトラー政権下で非暴力的なレジスタンス運動を展開し、戦争の悲惨さを訴え続けていた学生グループの紅一点ゾフィー・ショルが兄と友人と共に逮捕され、6日間という短い尋問の末の判決、処刑に至るまでを描いた「白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々―」が上映されました。

アンケートから主な意見・感想(朗読・コーラス)

  • 歌詞とあいまってしんみり。何ものかに対する力が湧く思いでした。
  • 短い時間でしたが、大変感激致しました。父や母、そして家族、友の顔が浮かびました。
  • 歌声は澄んでいて心にひびきました。朗読は聞きやすく情景が浮かんで来ました。
  • 皆で口ずさめる身近な曲で平和について考えることができる選曲、詩が良かったです。

アンケートから主な意見・感想(映画)

  • 良心に従って自分の信念を貫いた勇気に限りない賞賛をいたします。
  • 暗く重いテーマの映画だったが、素晴らしかった。映画のような時代になるのが怖いと思った。
  • 当たり前の自由な社会に感謝できる映画でした。
  • 信念を曲げない勇気を教えられました。

平成26年度の主な事業

人権尊重のまちづくり事業 凸凹みんなつながりたいPart5 を開催しました

『42 世界を変えた男』 無料上映会&ミニ講演

日時:1月6日(火曜日)午後1時30分から午後4時

会場:天白文化小劇場

参加者:193人

内容:講演会および無料上映会

講師:弁護士 高森 裕司氏(弁護士法人名古屋南部法律事務所 平針事務所所属)

上映作品:『42 世界を変えた男』(2013年制作、アメリカ合衆国、出演 チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォードほか)

 弁護士の高森 裕司先生による基調講演の後、黒人メジャーリーガーとして幾多の差別を乗り越え、野球界の新たな1ページを切り開いた伝説のプレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの不屈の人生を描いた『42 世界を変えた男』の無料上映会を開催しました。

講演会風景と講師肖像写真

 「差別って何だろう?考えてみよう」と題した高森裕司先生の講演は、わかりやすく親しみやすい話し方が来場者に好評でした。
 先生からは、まず、平成25年に成立した「障害者差別解消法」についての説明がありました。この法律は、何が差別かという基準を皆で考えていくため、平成28年の施行まで約3年もの時間をかけることになっているとのことです。
 そして、では、本当の平等とはどういった配慮をすることか、例えば、机の高さを同一にするのではなく車椅子利用者の机の高さは変えるというように、合理的配慮をすることであろう、といったお話があり、私達が日常生活の中で人権について考えるよいきっかけとなりました。

ロビーで授産製品を販売する様子

 ロビーでは、授産施設のスタッフが、クッキーや手作り品などを販売するコーナーも登場し、開演前や終演後に、買い物をするお客で賑わいました。
 また、運営には「天白こじょう会」、講演などの手話通訳および要約筆記に「名古屋市身体障害者福祉連合会」、そして映画のシーン・ボイスガイドに「NPOシーン・ボイスガイド」、「ボイスケイン」の皆さんにご協力いただきました。

アンケートから主な意見・感想

  • 講演では、いろいろと具体例をあげていただき、人権について考え直す機会を得た。
  • とてもすばらしい作品で、食い入るようにラストまで観させていただきました。
  • 差別のことを映画の中で知ることができてよかった。

平成25年度の主な事業

人権尊重のまちづくり事業 開催

河野義行氏講演会 「今を生きるしあわせ」 松本サリン事件から20年

日時:2月9日(日曜日)午後3時30分から午後5時

会場:天白区役所講堂

参加者:110名

講師:河野 義行氏

 1994年6月に起きた松本サリン事件の際、容疑者とされて、警察から家宅捜索や事情聴取を、またマスコミから報道被害を受けた河野氏が、当時の警察やマスコミの対応について、そして追い詰められた状況の中での心の持ちよう、「今を生きる」ことの大切さについて講演しました。

講演をする河野義行氏

 当日は、天候不順のため開始時間が2時間30分遅れたにもかかわらず、100名を超える方が来場し、来場者は河野氏のリアルな話に引き込まれました。

講演内容要約

 今を生きるということは、過去の結果にこだわらない、そして将来の不安も考えないと言うことではないかと思う。面子にこだわらず、土地に縛られたりせず、自分の人生を自分で決めて、やったことの責任を自分が取ればいいんじゃないかと考えている。

 私達夫婦は、結婚観・親子観についても同様に考えていた。親子の思い出を沢山作り、趣味に惜しみなく時間を費やし、好きなように生きてきたが、まだしばらくの間は子どもに対する責任は果たさないといけないなと、夫婦でそんな話をしていた矢先、松本サリン事件に巻き込まれた。

 警察は一度疑惑を持つと、関与していないと確信するまで容疑者からはずすことができず、そのため捜査の過程で人権侵害も起こりうる。

 当時、マスコミの誤報のおかげで無言電話や脅迫状に苦しめられたが、息子には逃げないことが大事だと伝え、私たちは、何を言われても相手を赦すという「心の位置」を決めていた。

 退院直後に警察の事情聴取を受けた際は、診断書を無視した7時間にも及ぶ聴取、自白の強要、高1の息子に対する詐欺のような尋問という3つの不適切な行為があり、私はその後の聴取には応じなかった。弁護団をつくり、逮捕・裁判を覚悟して闘いに備えていた。

 私が関与していないと警察が発表したのは、1年後に地下鉄サリン事件が起こった後である。

 一方妻は、14年間意識不明のまま亡くなったが、そこにいるというだけで私たちを支えてくれ、人の命が尊いことを教えてくれた。

 そして妻の死後、私は人生をリセットし鹿児島へ移住した。ところがそこで、同居人もがんに倒れ、再び介護をすることになった。最期まで彼女は前向きに生き、自分は幸せだったと言って亡くなっていった。

 人の幸せというのは、思いで変わる。私は何があっても、人を憎んだりしないでおこう、それが自分の幸せのためだと思っている。そして、死ぬときには、「ああ、面白かった」と言って死にたい。

河野氏への質問と応答

来場者の質問に答える河野氏

 河野氏には、沢山の質問の中から、二つの質問に答えていただきました。

<質問1>

「どのような大学生活を送りましたか。大学生活が今に生かされていると感じることはありますか」

 自分で稼いだものは自分のために使い、割と豊かに過ごした。大学は、やりたい勉強の入口を見つける、またネットワークで仕事がスムーズに行くよう横の友人関係をつくることが役に立つと思う。

<質問2>

「犯罪に手を染めたものを受け入れるその心境を聞かせてください。また今後の社会にも、オカルト集団による凄惨な事件が起こる素地はあると思いますか。」

 私ははじめから悪い人はいないと考えている。何かのきっかけや環境によって、凶悪犯になることもある。また、組織の善悪は社会の善悪とずれることがある。常に同じような事件が起こる可能性はあると思う。

 ただし、犯罪者が刑期を満期努めたら、社会の差別・排除が原因となるような再犯を防ぎ、その人が更正するためにも、居場所がなければいけない。

 私は、自分にあてはめてみても刑期を終えたら普通の人として扱って欲しいと思うから、元オウム信者を受け入れた。彼は、今でも交流している私の大事な友達である。

アンケートから主な意見・感想

  • 事実に圧倒され、大変感動しました。
  • 話し方は物腰がやわらかいが、マスコミなどに惑わされない強い精神力を感じました。
  • 今を生きるという意味、心に深く感じました。
  • 冤罪事件の恐ろしさ、世の中の偏見に流されて考える怖さを知った。

平成23年度の主な活動

男女平等参画推進事業「凸・凹・みんなつながり隊」開催

(凸・凹みんなつながり隊は、子どもから大人まで一緒にという意味を込めた事業名称です)

入浴剤をつくってみよう

日時:8月28日(日曜日)午前10時から正午

会場:天白区役所第3会議室

参加者:16家族46人

内容:親子で入浴剤、牛乳パック竹とんぼ、ぬり絵、折り紙、カードづくり など

親子で楽しく入浴剤づくりの画像

親子で楽しく入浴剤づくり

また、作成していただいたぬり絵を12月12日から12月22日まで天白区役所1階展示スペースにて掲示しました。

ぬり絵展示の様子

平成22年度の主な事業

男女平等参画推進事業「凸・凹・みんなつながり隊」開催

A パパと作ろうニコニコとうふづくり

日時:9月26日(日曜日)午後1時30分から午後3時30分

会場:天白生涯学習センター料理室

参加者:小・中学生1人とおもにパパもしくは保護者1人で1組で12組24人

講師:鈴木杉江さん(管理栄養士)

内容:区内の小学生のお子さんとその父親がいっしょにとうふづくり

パパと作ろうニコニコとうふづくりの様子

親子で楽しくとうふづくり

B 名古屋でくらす外国の人たちとレッツ交流

日時:10月3日(日曜日)午後1時30分から午後3時30分

会場:天白区役所第2会議室

参加者:9人

内容:名古屋在住の外国人の方のゲストトーク及び交流

名古屋でくらす外国の人たちとレッツ交流の様子

ゲストスピーカーの話を聞く参加者

C 講演会「ダーリンをイクメンにする12の方法」

日時:10月8日(金曜日)午前10時から12時

会場:天白区役所第3・4会議室

参加者:7人

講師:榊原陽子さん(非営利団体マザーリーフプロジェクト代表)

内容:パパの育児への参加についての講演と意見交換
講演会「ダーリンをイクメンにする12の方法」の様子

講師と参加者の意見交換の様子

平成21年度から平成16年度までの活動

平成15年度までの活動

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天白区役所区政部地域力推進課地域力推進担当

電話番号

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