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中川運河

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このページを印刷する最終更新日:2020年9月11日

中川運河について

中川運河

中川運河(長良橋より)

 中川運河は、名古屋港と都心を結ぶ水運物流の軸として、名古屋の経済・産業の発展を支えてきた歴史をもつ運河です。

 昭和7年に全線供用された後、昭和39年に水運利用のピークを迎えましたが、貨物輸送がトラックへと変化したことなどから現在は1日数隻の船の往来となっています。

 今では、この中川運河の広大な水辺に新たな価値や役割を見出し、うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河へと再生を目指し、様々な取り組みをすすめています。

※歴史の詳細は、下記『中川運河の歴史』『ガイドブック「もっと知りたい中川運河」』をご覧ください。取り組みの詳細は、下記『中川運河再生への取り組み』『ガイドブック「もっと知りたい中川運河」』をご覧ください。

中川運河の歴史

木材いかだの写真

 中川運河は、水位が一定に維持される閘門式運河として、大正15年に工事に着手、6年後の昭和7年に運河全線が供用開始され、当時の新聞では「東洋一の大運河」と呼ばれていました。
 運河の開削にあわせて、掘った土を利用して運河両岸の敷地造成が行われ、物揚場や道路の整備、土地区画整理事業による工場等の誘致が行われました。

石炭運搬の写真

 以後、中川運河は、はしけやいかだによる一大輸送幹線としての役割を果たすとともに、市中心部の排水機能を受け持つ施設として市民生活を支えることになりました。
 しかし、昭和40年代に入ると、道路網の充実や貨物のコンテナ化などの港湾荷役の形態の変化、名古屋港の整備の進捗による沖合展開などにより、はしけによる貨物輸送はトラック輸送へと転換し、水運利用は昭和39年をピークに年々減少し、現在の取扱貨物量はピーク時の約1%となっています。

主な沿革(平成5年頃まで)

  • 大正13年             中川運河開削事業の都市計画決定、事業認可
  • 大正15年             工事着手
  • 昭和 5年              幹線及び北支線の供用開始
  • 昭和 7年              松重閘門完成、東支線供用開始(全線開通)
  • 昭和40年代以降    水運利用が年々減少
  • 昭和43年             通航船舶の減少により松重閘門を閉鎖
  • 昭和52年             松重閘門の保存を決定
  • 昭和61年             松重閘門が市の指定有形文化財に指定、松重閘門公園を市民開放
  • 平成 5年              松重閘門が市の都市景観重要工作物に指定

諸元

 中川運河は、ささしま地区の堀止船だまり及び堀川と連絡する松重閘門から、中川口閘門を結ぶ運河で、4つの横堀(小碓、南郊、荒子川、港北)とともに運河を形成しています。

中川運河の平面

・運河の形式
  閘門式、開削運河
・延長(キロメートル)
  約10.3
   幹線:約6.4
   支線:約1.8
   横堀:約2.1
・幅員(メートル)
  幹線:約64から91
  支線:約36
  横堀:約45から49
・水面積(ヘクタール)
  約65
・水深(メートル)
  約3(N.P-2.6)
・その他
  水域:港湾区域
  陸域:臨港地区

中川運河再生への取り組み

 名古屋の暮らしとモノづくりの発展を下支えしてきた中川運河の歴史的役割を尊重しながら、都心と名古屋港を結ぶ広大な水辺に新たな価値や役割を見出し、うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河へと再生を目指し、中川運河再生計画』を平成24年に策定しました。

 また、令和9年予定のリニア中央新幹線の開業を意識しつつ、ささしま地区のまちびらきの時期を捉え、ささしま地区と隣接する「にぎわいゾーン」に着目し、掲げられた空間計画を具現化するために導入すべき機能や施策を中川運河にぎわいゾーン にぎわい創生プロジェクト』として平成29年にとりまとめました。

 これらの位置付けに基づき、様々な取り組みをすすめています。

主な取り組み

にぎわい施設の誘導

 市民や観光客の方が水辺を楽しめるよう、運河の沿岸に商業施設や文化・芸術施設を誘導しています。
にぎわい施設の写真

左)バーミキュラ ビレッジ  右)珈琲元年中川本店

緑地・プロムナードの整備

 水・緑・生き物に親しめるよう、運河に面して緑地やプロムナードを整備しています。
緑地・プロムナードの写真

左)堀止緑地(キャナルパークささしま) 右)広見憩いの杜(露橋水処理センター上部空間)

水環境の改善

 良好な水環境を創出するため、名古屋港から取水し堀川へ放流する水循環や露橋水処理センターにおける高度処理の導入を行っています。

水上交通の運航

 中川運河の再生と名古屋港のにぎわい創出を図るため、名古屋の「都心」と「みなとエリア」とを結ぶ水上交通の定期運航を実施しています。

※詳細は「クルーズ名古屋 中川運河ラインについて」ページをご覧ください。

クルーズ名古屋の写真

左)クルーズ名古屋(長良橋付近)  右)クルーズ名古屋(中川口通船門)

歴史資産の保存・活用

 運河特有の空間の保存・活用を目指しており、松重閘門については市文化財として保存し、夜間はライトアップを行っています。
松重閘門の写真

松重閘門

市民交流・創造活動への支援

 中川運河のにぎわいと魅力の向上に向け、アートへの助成事業(ARToC10)を行っており、運河を舞台に様々な人が多彩なアートを展開しています。

※詳細は、「ARToC10(中川運河再生文化芸術活動助成事業)(外部リンク)別ウィンドウ」ページをご覧ください。

ARToC10の写真

左)中川運河キャナルアート   右)今井智景「シネクドキズム2 -人と神社と運河をつなぐー」(c)Junichi Takahashi

愛着と誇りの醸成

 中川運河への愛着や誇りを醸成するため、中川運河を生涯学習や学校教育等の教材として活用しています。
愛着・誇り醸成の写真

左)中川運河再生講座(生涯学習講座)  右)小学校絵画コンクール

その他

 民間の方々が主体となって、運河を活用したスポーツ・レクリエーションなどが行われています。
市民活動の写真

左)ドラゴンボートレース大会  右)SUP(Stand Up Paddleboard)

 多くの生き物が生息しており、コノシロやボラなどの魚や、ユリカモメやカワウなどの鳥の様子を見ることができます。

中川運河のお知らせ

 市民の方などを対象にした主な取り組み・イベント等については、「中川運河のお知らせ」ページをご覧ください。

ガイドブック「もっと知りたい中川運河」

 中川運河の概要や歴史、見どころなどをまとめたガイドブック「もっと知りたい中川運河」をご紹介します。

ガイドブック「もっと知りたい中川運河」

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中川運河へのいざない

 ここまで見ていただいた方の中には、中川運河を見てみたいと思った方がいらっしゃるんじゃないでしょうか?そんなあなたに、船からの景色をお楽しみいただきましょう。

中川運河遊覧のイメージ画像

名古屋港ガーデンふ頭を出発、中川口で閘門体験、油槽所・長良橋・小栗橋・西日置橋を経て、松重閘門までの小旅行を体験していただけます。

このページの作成担当

住宅都市局都市整備部名港開発振興課中川運河担当

電話番号

:052-972-2784

ファックス番号

:052-972-4161

電子メールアドレス

a2784@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp

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