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平成29年度田んぼアートの記録
平成29年度のデザイン図柄

今年の図柄は、田んぼアートの歴史の中で初めて映画会社とコラボすることになりました。日本でおなじみの戦隊シリーズが23年前にアメリカに渡り誕生したのが「パワーレンジャー」。アメリカでは現在も放送が続く人気番組。その「パワーレンジャー」がハリウッド映画となり今年7月に日本に凱旋帰国します。映画の公開にあわせて、南陽地区の田んぼにレッドレンジャーが現れることを期待しています。
5月5日(金曜日)測量
測量作業に欠かせない機械。手元のパネルに測点番号を入力することで遠隔操作ができます。
田んぼに絵を描くための道具。測量機で測った測点1500点に刺すための大量の竹串です。
測量のためのデザイン。観察台に登って田んぼを見たときにパワーレンジャーがきれいに見えるように、実際にはこんな絵を描いています。遠近法を使って、観察台から遠い頭の部分は大きく、近くの文字の部分は小さく描きます。
測量の様子です。田んぼに刺した棒についているセンサーの位置を測量機器が読み取り、実際に竹串を打つ場所との誤差を教えてくれます。
次に測量するポイントの支持を出す人、センサーをもって測点を出す人、杭を打つ人、テープを張る人。役割分担をしながらひたすら1500点をポイントする地道な作業です。
朝の7時30分に集合し、夕方の6時まで11人がかりでようやく完成です。晴天の1日でしたが、スタッフの体力と根気のよさに感心しました。
観察台から見ると予定通り、パワーレンジャーがちゃんときれいに見えます。準備作業は明日も続きます。
5月6日(土曜日)輪郭植え
全員がデザイン絵を手にし、どこに何色の苗を植えるか確認しながら作業します。今日の作業は約20人で半日で終了しました。
輪郭植えが終了した田んぼの写真。竹串とテープだけだった時に比べて、パワーレンジャーの姿がはっきりしてきました。
5月14日(日曜日)田植え
恒例、会長あいさつにより、田植えイベントの幕開けです。
青、赤、黄、白の4チームに分かれて田んぼに移動します。説明が終わったチームから田んぼに入って田植えスタート。
みんな頑張って田植えしています。
小さい子もちゃんとお手伝い。
毎年人気の田舟乗り。昔、苗や収穫物を乗せて田んぼの中を移動するために使われていた農機具ですが、今日は子供を乗せて田植え機が引っ張ります。
ステージでは、障害者支援施設のうろじの家が太鼓や歌、抽選会などを開催し、イベントを盛り上げてくれました。
田植えは無事完了。これからどんどん苗が成長し、絵が浮かび上がってきます。田んぼに成長を見に行くのが楽しみですね。
7月9日(日曜日)観察会

観察台からの見事な風景。今年もとてもいい出来です。名古屋市の夏の暑さでは赤色の苗の発色が悪いため、ブラックレンジャーになってしまうのでは、と心配していましたが、ちゃんとレッドレンジャーが完成しました。
パワーレンジャーはここにも。観察台の入口で皆さんをお出迎えします。
東映から提供された3Dデータをもとに、3Dプリンターで作成したもの。素材は発砲スチロール。なかなかの出来栄えです。
そして、本物のパワーレンジャーも登場。本物カッコイイ。素敵なツーショットです。
当然、パワーレンジャーは子供達にも大人気。お父さん世代も喜んで一緒に記念撮影をしていました。
南陽東中学校の吹奏楽の演奏。イベントを盛り上げるために、毎年参加してくれています。暑い中、ありがとうございました。
子供の宝探しゲーム。いつもはどろんこの田んぼ状にした土の中のボールを探すのですが、今年は水の供給の関係でどろんこゾーンを作ることができませんでした。田んぼにはいつでも水が来ているわけではなく、地域によって農業用水から水が供給される日が割り当てられています。どろんこになれなかった子供たちは残念だったかもしれませんが、農業の事情を少しは勉強してもらえたかな。畑の土の中から出てきたボールの色によって、映画のペアチケット、パワーレンジャーの帽子、パワーレンジャーのクリアファイル、野菜セット、トマト、お菓子などたくさんの賞品を準備しました。みんないいもの当たったかな。
8月22日(火曜日)
7月上旬に見頃をむかえた田んぼアートのその後の様子です。パワーレンジャーの形はそのまま残っていますが、全体に色が黄色くなってきました。どうしてでしょう?
原因はこれです。8月に入ると古代米に花が咲き黄色い実がなります。緑色の葉をしたあいちのかおりも花が咲いています。田んぼもこれから実りのシーズン。これからだんだん絵は黄色くなっていきます。
9月24日(日曜日)古代米稲刈り
今日は古代米の稲刈りです。10月8日にみんなで行う稲刈りに先駆けて、スタッフだけで古代米の稲刈りをします。葉が白かった稲は葉が緑色になり、あいちのかおりと区別がつきにくくなります。葉が赤かった稲と葉が黒かった稲はどちらもそっくりな葉色になって見分けがつきません。実の形が違うのでそこで区別します。白・黒・赤・黄の稲をしっかり区別して刈り取ります。この作業をスタッフだけでやるのは理由があります。ここで刈り取った稲から採れた実(種もみ)で来年のデザインに使う苗を育てます。来年の絵がきれいに描けるように、種もみに他の色が混ざらないように丁寧に刈り取る必要があるのです。10月8日の稲刈りではみなさんにあいちのかおりの部分だけ刈り取ってもらいます。こちらは色を区別する必要がないので、純粋に稲刈りの楽しさが味わえますよ。
ほとんどの古代米を刈り取ることができました。朝の8時から頑張りましたが、頭の部分だけは残ってしまいました。
10月8日(日曜日)稲刈り
晴天の空の下、田んぼアートにも実りの季節がやってきました。前日の雨で少し足元が悪いですが、みんなで稲刈りスタートです。田んぼの左右と下に植えてあったあいちのかおりを事前に機械で刈り取りました。事前に刈り取ったお米は、今日の参加者に試食してもらうおにぎりになったり、田んぼアートで採れた新米としてイベント会場で販売したり。そして、大切なのはお酒造り。稲刈りを待っていると収穫祭までにお酒が完成しないため、一足早く刈ったお米でお酒造りをスタートしています。今年の田んぼアートのお酒は新しいことにチャレンジ中。お米を発酵させてアルコールを造る酵母に農業センターのしだれ梅の実から採取した酵母を使用しています。発酵する力が普通の酵母より弱いため、去年までの日本酒より甘いお酒に仕上がります。完成を楽しみにしていてください。
気温がぐんぐん上がり暑くなりましたが、みんな頑張りました。
皆さんの頑張りで、ほとんどの稲を刈り終わりました。パワーレンジャーともお別れです。
足踏み脱穀機の体験コーナー。昔の道具ですが、結構きれいにモミがはずれます。
現代の機械、稲を刈るコンバインも展示しました。働く車はやっぱり子供に大人気。
古代米のおにぎり、あいちのかおりのおにぎり、地元産の焼き芋の試食が今日のお楽しみのひとつ。配布時間に間に合うように、朝早くから焼きました。
1株100円で芋掘りもできました。土の中から大きな芋が顔を出すと、大人も子供も大喜びです。
去年はうまくコスモスが育たず中止になったコスモス狩り。今年は無事開催できました。きれいな花を持って帰れてよかった。
次回は12月3日収穫祭です。
12月3日(日曜日)
今年も収穫祭の幕開けは尾張新次郎太鼓。景気のいいリズムで会場の雰囲気が盛り上がります。
会場の体育館中央には広いスペースがあるので、座る場所を確保して、ステージを見ながらお餅などを楽しむのが一番楽しい過ごし方です。
頑張れ、頑張れ、うまくつけたかな?

大行列ができるのはやはりこのコーナー。つきたてのお餅は美味しいです。
しめ飾り体験。作るのに時間がかかるので、なかなかたくさんの人に体験してもらえないのが残念。先着順なので、作れた子はラッキーです。
南陽学区女性会さんがフラダンスも披露してくれました。
ステージでは、南陽東中学校の吹奏楽や1年間のイベントを振り返る映像の上映も行われました。1年間楽しい思い出ができたかな?また、来年の参加もお待ちしています。
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