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上流部における変遷
開削当時
開削当時の堀川は、名古屋城西の幅下から熱田まで長さ1里半余り(約6km)、幅12間から48間(約22メートルから87メートル)でした。
御用水の開削による庄内川からの導水
寛文3年(1663)に名古屋城のお堀に水をひくため御用水が開削されました。守山区竜泉寺下で庄内川から取水した水が、矢田川の下を暗渠でくぐり、名古屋城のお堀に入るようになりました。この結果、水源のなかった堀川に、お堀を経由し庄内川の水が流入するようになりました。
大幸川を堀川に接続
大幸川は、六郷村大字大幸(現:東区大幸)付近から西に流れ、江川に流入していました。
明和4年(1767)7月の大雨により矢田川の堤防が切れ、幅下付近まで浸水する大きな被害が起きたため、天明4年(1784)冬、大幸川の流路を変えて堀川へつなぐ工事が行われました。これにより堀川は大きく北東へ延長され、御用水を経由する庄内川からの水とともに、大幸川の水も流入するようになりました。
黒川の開削
明治6年から明治10年(1876から1877)に犬山と名古屋をむすぶ舟運と農業用水の取水を目的に、大幸川を改修して流路を付け替え、守山区水分橋で庄内川から分岐し、矢田川の下を伏越して堀川にそそぐ川がつくられました。この川は担当した技師、黒川治愿の名前から「黒川」と呼ばれています。
現在
御用水は廃止され御用水跡街園へ、大幸川と江川は暗渠されたことによって、川として堀川だけが残っています。
埋立てによる下流部の延伸
下流部では江戸時代には新田開発、明治以降の名古屋港の築造、工業用地の造成のために埋立てが行われ、これに伴って堀川も延伸され、現在の16.2kmの姿になりました。
このページの作成担当
緑政土木局河川部河川計画課堀川総合整備担当
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