令和4年度中川区区民まつりの報告

令和4年度の中川区区民まつりは、令和4年10月23日（日曜日）富田公園を会場に3年ぶりに開催しました。コロナ禍ではありましたが、少し暑いくらいの日差しの中、約39,000人（主催者調べ）という大勢の方にご来場いただきました。

会場がある富田地区にちなみ、地域の歴史・文化や農業にスポットを当てた企画や、多世代で楽しんでいただける企画を行いました。

300年以上の歴史を持ち、名古屋市指定無形民俗文化財の伝統的祭事「戸田まつり」から「からくり人形」をそろえ、からくりの実演をメイン企画として披露いただきました。

からくり人形のみごとな動きに多くの方が注目されていました。

中川農政課の協力のもと、富田地区で盛んな農業に関するクイズを会場の各所に配置し、子どもにも農業を知ってもらうきっかけになりました。

中川警察署からはパトカー、中川土木事務所からは道路パトロールカー、自衛隊からは高機動車を展示いただくとともに、今年度は新たに環境事業所よりゴミ収集車の展示や、中川消防署からは日本に一台しかないはしご車への乗車体験、港区公害対策室から区役所で活躍している燃料電池車の実演展示も加わり、子どもだけでなく大人も楽しめる大好評の企画となりました。

中川ボランティアグループや中川区ジュニアリーダークラブのご協力のもと、こま、けん玉、竹馬にチャレンジできる企画を実施し、令和の子どもたちにとっては逆に目新しい遊びに夢中になっていました。

ナッピーの記憶をたよりに会場内にナッピーが落としたものを集めてもらう謎解きゲームを実施しました。大人の方の参加も多く、ナッピーからのお礼状にも喜んでいただけました。

「尾張新次郎太鼓保存会」の方々による、迫力ある演奏で区民まつりが華々しくスタートしました。

開会式と併せて、中川区子ども会連合会とドリームプロジェクト実行委員会のご協力により、区内の子どもたちの夢が中川区の魅力ある写真とともに描かれたトラックが初お披露目されました。トラックの登場時には歓声も上がっていました。

前田利家公のご縁で交流の深い金沢市からは、ミス百万石やまいどさんにお越しいただきました。

区のマスコットキャラクターである「ナッピー」が今年度18歳になり選挙権を得ることから、高校生に扮した職員とともに、選挙に行くことの意義を考える寸劇を行いました。

主に中川区で活動するグループなどの公募出演者のステージとして、フラダンスや、犬猫〇×クイズ、吹奏楽の演奏、キッズダンスなど多彩なステージが繰り広げられました。

ステージの最後には「侍 前田利家ONDO舞人」に「利家ONDO」を披露いただき、翌年度に開催予定の荒子に向けて勢いをつけました。

今年度は合計67のブースが出展しました。
コロナ禍ではありましたが、感染対策を行った上で、飲食ブースやお楽しみ抽選会など、来場者の方と出展者とが楽しく交流できるブースが数多く並び、3年ぶりの区民まつりを盛り上げていました。

市立富田高校と県立中川商業高校の生徒の皆さんにもボランティアとして、ごみ資源分別コーナーやステージの運営などにご協力いただきました。また、中川鯱城会の皆さんには、会場の清掃活動を行っていただきました。

以下のファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがあります。