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区長活動日誌!今日も60周年盛り上げるぞ!

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このページを印刷する最終更新日:2023年12月7日

ページID:164534

区長活動日誌

みどりっち

緑区制60周年の盛り上げに向けた緑区長:長嶋利久の日々の活動や、一緒に盛り上げていただいている方々とのコラボの様子をお届けしていきます。

緑信用農業協同組合(JAみどり)を訪問しました!

2023年3月、「徳重だいこん」が名古屋市のものでは5番目に、あいちの伝統野菜に選定されました。これから区制60周年という時期に非常に喜ばしい出来事となりました。

今回は、12月11日に「徳重だいこんの日」を迎えるということで、「徳重だいこん」の復活に向けて、栽培農家の皆さんとともに先頭に立って尽力された、JAみどり代表理事組合長の小島さんにお話を伺いました。


JAみどり代表理事組合長の小島さん写真

JAみどり代表理事組合長の小島さん

徳重だいこんに注目したきっかけはなんですか。

小島様:市街化区域内の農地は「宅地化すべきものから、あるべきもの」へと法律が改正されました。都市農地(農業)をどう維持するかが課題です。若い農家も農業を継続できるようにするには、特産品を作ることが重要とかねがね思っていました。ある緑区内の小学校の先生が徳重だいこんについて調べているが見つからないという知らせを受けて、これは私たちがやらなくてはいけないと思いました。


選定されるまでどのような苦労がありましたか。

小島様:最初は種を探すことから始まり、私や職員から、組合員さんの中で当時生産していた農家さん始め、ほうぼうに連絡を取り探しましたがなかなか見つかりません。それでもあきらめずに探していたところ、ある農家さんの農業用冷蔵庫に、もしかしたら徳重だいこんの種ではないか、と思われる種が保管されていることがわかりました。


その種は徳重だいこんの種でしたか。

小島様:それを確認するためにその農家さんに種を蒔いてもらいました。収穫してみると、徳重だいこんの特徴の出たものが何本かでき、徳重だいこんの種だと確信しました。


そこから選定されるまでは順調だったのでしょうか。

小島様:他の品種との違いを明らかにするために、種を名古屋市農業センターに持ち込み試験栽培(比較栽培)を依頼しました。農業センターで比較栽培し、特徴の出ているものを選抜し、種採りという流れを6年繰り返し、だんだん本数を増やすことができました。



その作業を経て選定されたんですね。

小島様:いえ、比較栽培はうまくいきましたが、文献による後押しが必要でした。これまでお世話になった方、お知り合いになった方、いろんな方に文献の調査をお願いし、最後の最後で、徳重だいこんのルーツ、特性が記載されている文献が見つかりました。


いろんな方の協力があって今日に至るんですね。

小島様:農家、JA愛知中央会、役所など、人のネットワークが繋がることでうまくいきました。徳重だけでなく桶狭間のほうでも徳重だいこんを育ててくれる方も見え、JAみどり管内全域で広がりが出来ました。


対談写真

(左)小島さんと(右)区長の対談様子

小島さんの熱意に皆さん動かされ、ドラマのように感じます。徳重だいこんのこれからの目標は。

小島様:徳重だいこんを特産品として確立するため、JAみどりがバックアップし、安定した生産ができるようにしていかなくてはいけないと思っています。


小島さんはJAみどりの経営者として、大胆な経営改革を進められています。

小島様:新しい要望に応えるためには旧態依然とした体制では難しいため、改革が必要だと思っています。改革を行うにあたり、自分たちの強みをどう活かしてステップアップするのかというのを原点としており、軸をしっかりと持つことで職員のブレもなくなると考えます。

現在、「農業所得の向上」「デジタル化で効率UP」「人材育成強化で業務の質を向上」「経営基盤の強化」の4本柱を掲げており、小さいところからの積み上げを心掛けていますが、この4本を同時に行っている農協は他にないかもしれません。

デジタル化の例だと、職員やパートさん全員にスマホを貸与し、朝礼や会議もスマホが主体となっています。また、お客様の申請手続きにもデジタル化を取り入れており、お待たせする時間を減らしています。



全国の中でトップクラスの取り組みだと思いますが、JAの中央組織などからの反応はいかがですか。

小島様:いまは各農協にあったやり方でやってくださいと言われていますので、好きなように取り組んでいるのですが、取組内容を説明したら、「これはスピード違反です、あんまりスピード出さないようにしてください。」って言われてしまいました(笑)


最後に地域の農家をどうしていきたいか教えてください。

小島様:農家が継続的に農業に取り組むためには、次の特産品を作ることが大事だと思っています。次は、温暖化に対応でき、女性のニーズがあり、高単価品目である「アボカド」です。令和2年度に13人の農家が107本の苗木を定植し、冬を2度越した今年、数本の木に数個から十数個の実が付きました。来年はさらに個数も増やし、「名古屋森のバタープロジェクト」を盛り上げていきたいです。


ありがとうございました。小島さんは休みの日にはDIYや畑仕事に汗を流すだけでなく、にっぽんど真ん中祭りに参加している「鳴海商工会猩々チーム」の大道具係として活躍されています。いつも明るく優しい一方、凄腕の経営者としての一面を持つ小島さん。私も一緒にお話しをして元気になりました! 

 


入口看板にて

入口看板にて(左:区長 右:小島さん)

圃場にて

圃場にて(左:小島さん 右:区長)

緑区にお住いの満100歳の方のご自宅を訪問しました!

こんにちは。区長の長嶋です。


今日は、ご長寿のお祝いのため、緑区内で“満100歳”を迎えられた、川本さんのご自宅を訪問し、健康の秘訣を伺いました。


健康の秘訣は「体を動かすこと」だそうです。

以前は週1回実施されていた介護予防の体操に行っていましたが、コロナの影響で開催されなくなってしまい、残念に思われたそうです。現在は、散歩に行ったり、ご夫人と2人で買い物に行って「歩く」ことで体を動かしているそうで、買い物が大好きなご夫人の買い物が終わるのを待って、優しい川本さんが買われた商品を持って、坂を上って帰ってくるそうです。

お話をさせていただいて、非常にお元気な様子が伺えましたが、今も仲良くご夫婦で一緒に買い物に行かれたりしているのが、「家族円満の秘訣」であり、「元気の秘訣」でもあると感じました。

これからも末永く元気にお過ごしくださいね。


川本さん(左)と区長(右)

川本さん(左)と区長

障害福祉施設『ハッピースマイル24』を訪問しました!

こんにちは。区長の長嶋です。

今日は、10月28日開催予定の緑区区民まつりにて、来場者さんに配布する小物入れの作成をお値打ちな価格で引き受けていただいた障害福祉施設『ハッピースマイル24』(注1)を訪問し、管理者の砂川さんにお話を伺いました。


――――この度は区制60周年事業へのご協力、ありがとうございます。こちらでは、こういった軽作業だけではなく、農作業もやっていると聞きました。農作業を始めたきっかけを教えてください。

ハッピースマイル管理者 砂川様(以下、砂川様):わたしは常々、利用者さんには、とにかく外に出て、人とふれ合ってほしいと思っています。室内で集中して取り組む仕事ももちろん大切ですが、農作業は外へ出て、教え合ったりしながら、人と力を合わせないとできません。そういう人とのふれあいから得られるものがたくさんあると思っています。また、私自身、農作業が好きだというのもあります。

――――何か利用者さんに変化はありましたか?
砂川様:私以外とはほとんどコミュニケーションをとることができなかった方が、農作業を通じて他の人とも接せることができるようになり、接客の仕事をしたいと話してくれるようになりました。そして今では、夢だった接客を任されています。僕もたまに、「しっかりしてよ」と言われたりして、別人のように自信をつけられましたよ(笑)。

――――事業所は、2階が作業場、1階はお弁当屋さんなのですね。

砂川様:8月に沖縄料理のお弁当やお菓子、小物を販売する『ゆいまーる』を新規オープンさせました。『ゆいまーる』は、沖縄の方言で『助け合い』という意味です。沖縄らしい演出にもこだわりました。絶対にこの名前にしたかったので、営業許可が正式に下りる前に、フライングで『ゆいまーる』の名前で看板だけは作ってしまいました(笑)。

――――リーダーには必要な情熱かもしれませんね(笑)。地域の反応はどうですか。

砂川様:オープン当日は予想の数倍のサーターアンダギーをお買い求めいただき、朝からキッチンは大忙しでした。また、収穫された野菜は、コンビニや飲食店へ卸販売していて、もっと売って欲しいというリクエストをもらっています。直売会で野菜をお買い求めいただいたお客さんの喜ぶ顔を見られることも、利用者さんの自信や喜びにつながっています。

――――本日は貴重なお話をありがとうございました!


管理者の砂川さんは、障害の有無に関わらず、「人とつながる」ということを大切にして、障害のある方も安心して過ごせるような笑顔あふれる居場所を作ろうと邁進されていました。地域の方とのふれあいもたくさん生まれているようです。

情熱あふれる地域福祉の担い手として、これからもずっと、よろしくお願いします! 

(注1)ハッピースマイル24…就労継続支援B型事業所に分類される障害福祉施設。一般企業等での就労が困難な人が、働きながら、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。



『ゆいまーる』店内様子

『ゆいまーる』店内には、沖縄料理のお弁当屋やお菓子、小物がズラリ。

管理者 砂川様と区長

管理者 砂川様(右)と区長(左)

ハッピースマイル24の皆さんと区長、区役所職員との集合写真

ハッピースマイル24の皆さんと区長、区役所職員との集合写真
(画像は一部モザイク処理してあります。)

令和5年6月15日 みどりっちと動画を撮影しました

こんにちは。区長の長嶋です。

今日は、ありがとうチームと一緒にみどりっちと、ありがとう大募集のための広報動画を撮影しました。

撮影を繰り返しながら、皆さんに伝わりやすい動画となるように、部署の垣根を越えて、活発に意見を出し合って完成に向けて活動するメンバーの様子が印象的でした。

動画の中では、緑区の皆さんに向けたメッセージをありがとうチームと、お話ししています。

60周年公式インスタグラムでその様子をぜひご確認ください。(メイキング動画も掲載中です。)



また、本日からありがとうがずーーーっとプロジェクト『緑区ありがとう超連鎖』の「ありがとう」写真大募集も始まっています。ぜひ、お気軽にみなさんの「ありがとう」をお寄せください。

みどりっちと動画作成

令和5年4月1日 緑区は60周年を迎えました!

こんにちは。区長の長嶋です。


緑区は皆さんのおかげで区制60周年を迎えることができました。

皆さんへの感謝を胸に、緑区の宝を未来につなげるために、今年度は区制60周年を彩る3つのメモリアルプロジェクトを展開していきます。(各プロジェクトについては、下記のページで詳しくご紹介しています。)

また、この区長の活動日誌では60周年に関する事業、皆さんとのコラボの様子を幅広くご紹介していきます!




感謝状

このページの作成担当

緑区役所区政部企画経理課

電話番号

:052-625-3898

ファックス番号

:052-623-8191

電子メールアドレス

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