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平成26年5月12日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月24日

ページID:58901

報告事項

  • 「食肉の生食等による食中毒防止キャンペーン」の実施について

お肉は十分に加熱して食べましょう!

  • 公園パートナーによる社会実験イベントの開催について
  • 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 春季特別展 歿後250年記念「徳川宗春」について

蓬左文庫のホームページ(外部リンク)別ウィンドウ

会見動画

報告内容

◎「食肉の生食等による食中毒防止キャンペーン」の実施について

 それでは、5月12日(月曜日)ですが、おはようございます。

 

 まず1つは、これから暑い季節を迎えますので、ビールもおいしい季節になってきていますが、食中毒には十分注意をしてください。

 

 特に、名古屋市内の食中毒発生状況を見ますと、飲食店で、鶏肉の刺し身や霜降りといった生や加熱不十分な状態のお肉を食べて、カンピロバクターなどの細菌性食中毒になるという事例が、この時期、増加する傾向にあります。

 

 このために、名古屋市では、本年5月から8月まで、「食肉の生食等による食中毒防止キャンペーン」を実施いたしまして、食肉を生で食べることの危険性について、リーフレットの配布やホームページなどで広く呼び掛けを行っているところです。

 

 お肉を生などで食べたことによる食中毒は、食中毒全体の約3割を占めておりまして、とりわけ20歳代の若い世代を中心に多発しております。また、子どもさんや高齢者の方が食中毒になると、重症化しやすく、最悪の場合、死に至る恐れもございます。

 

 たとえ新鮮なお肉であっても、菌が付いていれば食中毒になる可能性がありますので、お肉は十分加熱して食べるように、注意していただきたいと思います。

 

 確か、牛肉の生は食ってもええんだわな。今のところ、ルールは。注意して食べてもらわないといかんけれど。

 

(当局:牛肉の生につきましては、平成23年に、ユッケの食中毒が。)

 

 いろいろあるか。ちょっと、ついでにしゃべってみやあ。わし、自分で食うときに、いつも注意、ええきゃあなと思って食っとるときがあるもんで。どうぞ、ここへ来てしゃべってちょう。

 

 やっぱり市民の皆さんのご心配なことを。違法な食事ではいかんかと思っておられるもんで、ちょっとここで、名乗ってよ。

 

(当局:牛肉につきましては、平成23年の4月に、ユッケの食中毒というのがございました。あれをきっかけに、厚生労働省、食品衛生法で、生で食べられる牛肉の基準をつくりましたので、今はその基準に適合した処理がされたものだけが提供されておりますので、提供されている生の牛肉のユッケにつきましては、安心して食べていただければいいかと思います。)

 

 あと、レバーとかそういうのは、全部いかんわけだね。

 

(当局:牛のレバーにつきましては、O157とか食中毒がございますので、平成24年の7月から、牛のレバーについては、生での提供は禁止されておりますので、生では食べずに。十分しっかり加熱していただければ、おいしく召し上がれますので、十分加熱して召し上がっていただきたいと思います。)

 

 ということは、生の牛肉は、店で一応きちっと基準によって処理されとると推定しまして、食べてもええと、こうなるわけか。

 

(当局:そうですね。基準に合った処理をされたものだけが提供されておりますので、召し上がっていただければいいかと思います。)

 

 かしわの肉はどういうふうだ。

 

(当局:今、鶏肉の方は、逆に生食用の鶏肉という基準はないです。)

 

 ないのか。

 

(当局:ええ。逆に、禁止もされておりません。今、厚生労働省の方で、生でも食べられるような、というか、規制につきましても検討されているところですので、禁止もされておりませんが、ただ、一方、鶏というのは、先ほど市長がおっしゃられましたカンピロバクターという食中毒菌が付いているケースも多いものですから、鶏肉の刺し身とか、レバーの刺し身を原因とするカンピロバクターの食中毒も、全国的に多発をしておりますので、できるだけ、生では食べず。)

 

 気を付けてくれと。

 

(当局:ええ、しっかり火を通して食べていただくように、お願いをしているというところです。)

 

 なるほど。はい、分かりました。ありがとうございます。

  

 この間も生の牛肉を食って、これはいかなんだで吐き出さないといかんかしらんと思いましたけれど、そうではないということですか。

 

(当局:大丈夫です。)

 

 大丈夫なんだね。これは正確にお伝えいただかんと、みんな意外と知りませんので。みんなというか、市民の皆さんもね。ということです。

 

◎公園パートナーによる社会実験イベントの開催について

 それから、本日は、「公園パートナーによる社会実験イベントの開催」について、ご報告をいたします。

 久屋大通公園・希望の広場におきまして。希望の広場というのは、噴水がある周りのところね。テレビ塔の、あの、南側の。昔から、「希望の広場」というのかね。あそこは。俺はあまり知らなんだですが。何ぞ希望が持てるようになるか。あそこヘ行くと。

 

(当局:やすらぎの感じが。)

 

 いや、そう真剣に考えんでもええですけれど。

 

 久屋大通公園・希望の広場におきまして、公園パートナーである「株式会社みちのく屋」によりまして、「東北屋台村inナゴヤ」がグランドオープンをいたします。

 

 期間は、5月17日(土曜日)から7月20日(日曜日)までの約2カ月間で、雨天は中止となります。営業時間は、平日は午後4時から午後9時まで、土日祝日は午前11時から午後9時までです。

 

 この社会実験は、「名古屋市公園経営基本方針」に基づく事業展開の1つで、都心の公園にふさわしい良質な空間の創出と、公園の魅力アップを目指しております。

 

 昨年の夏と秋に引き続き、3回目の社会実験イベントとなる今回は、東北の文化紹介や、おいしい東北の特産品を提供いたします。また、東北を応援するミュージシャンによりますステージイベントや、ねぶたの跳人(はねと)パフォーマンスなども行われ、会場を大いに盛り上げます。

 

 5月17日(土曜日)のオープニングには、私も参加する予定ですので、久屋大通公園・希望の広場で開催されます「東北屋台村inナゴヤ」へ、ぜひお越しをくださいということで、じゃあ、何ぞしゃべっていってちょうだい。

 

(当局:名古屋のど真ん中で東北を感じる2カ月間ということで、東北のおいしい地場産品をお楽しみいただけることになっております。ぜひこの機会に、多くの皆さまに来ていただきたいと思います。)

 

 はい。もうちょっと、来てほしいという雰囲気を強く出された方がええと思いますが。

 

(当局:おいしい地ビールとか地酒、あと、食べ物では、ホタテであったり、牛タンであったり、非常においしいものがそろっております。ぜひ来ていただきたいと思います。)

 

 去年は、ビアガーデンをやっておられる方がやってくれたけれど。夏はね。今回は、こういう東北にちょっと特化してということですね。

 

(当局:はい、そうです。)

 

 ということですので、ぜひ。

 

(当局:よろしくお願いします。)

 

 ビールは幾らだった? 生ビールは。

 

(当局:生ビールが500円だったと思いますが、その他、地ビールは800円だったと思います。)

 

 地ビールは800円か。

 

(当局:はい。)

 

 生ビールは500円と。

 

(当局:そうですね、はい。)

 

 それは結構です。分かりました。ぜひお越しくださいということです。

 

(当局:よろしくお願いします。)

 

◎徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 春季特別展 歿後250年記念「徳川宗春」について

 私の方から、「広報なごや」の今月号の表紙ですけれど、宗春さんが紹介されておりまして、ぜひ皆さんに、徳川園(蓬左文庫・徳川美術館)の方にお越しをいただきたいということで。

 

 何でかといいますと、この宗春さんは、ここに書いておきましたけれど、いわゆる吉宗と対抗して経済政策を失敗したという烙印を押されて長らくおみえになりました、7代藩主です。尾張藩のですね。それが最近、いやそうではないと。

 

 ここに書いてありますけれど、1つの政治的な戦いの中で、吉宗さんは増税しようとしましたけれど、宗春さんは増税に反対したという、当時やった大変な方でして、そういうことがあって、実は庶民は大いに栄えたんだということが書いてありますので、ぜひ読んでください。

 

 それから、ここにも書いてありますように、宗春さんは、実際、行ったことはないんですけれども、福島県の伊達市ですね。伊達市。あそこの藩主も務めておりまして、伊達では、何とか祭りだといったな。ここに書いていませんけれど、ずっと宗春さんを英雄として、地元のお祭りとして、大変盛り上げているということでして。

 

 今度、何日だったな。伊達市の市長がおみえになるということで、ぜひお読みをいただきたいと思います。

 

 それから、繰り返し申しておきますが、この間、来月号の取材のときに、「え、本当に河村さん、自分で書いとるの?」という話もありましたので。

 

 これは、私の宣伝ではないですけれど、ちいとでも名古屋のええところを皆さんに読んでもらおうということで、真心を込めまして、ちゃんと私が実際取材をして、実際書いておりますので、ぜひ皆さんもお読みをいただければありがたいということです。

 

 なかなか面白い、ええ文章になっとるんではないかと。誰も褒めてくれんですけれど、私が自ら言わないとどうしようもならんもんだで、言っておきますけれど、いまだに信じとらん人が圧倒的ですね。

 

 いろんな文章がありますから、その中には、僕が実際書いていないのもありますけれども、これにつきましては、100万部も出ておりますし、市民の皆さんに直接行くということで、ぜひ。

 

 65歳になりました名古屋の土着民が、ちょっとでも名古屋のええところを皆さんに紹介しようという真心から、ちゃんと本当に書いておりますので、ぜひそんなお気持ちを持ってお読みいただくと、大変にありがたいということです。

 

 私からは以上です。

質疑応答

◎名古屋市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例について(その1)

 (記者)

 先日、いわゆる口利き防止条例案が総務環境委員会の方で可決になりまして、本会議でも可決される見通しになりました。市民への周知徹底などといった附帯決議を付しての可決ですが、この附帯決議の内容にどのように配慮されるかという点も含めて、市長の方から、この可決についての所感をお聞かせください。

 

(市長)

 大変残念な事態も生じまして、その前の道路清掃事件のときもありましたが、こういうことを繰り返してはいけないものですから、名古屋市としても、2人の方が懲戒免職になったということで、私も、自分で、どれだけ減らしましたかね。過去最大の、給料半減の6月ですか。ということを、自ら。あれは、過去最大なんですわ。市長として。ということがありました。

 

 そういうことで、市民の皆さまの行政に対する信頼の根本ですので、全件メモするという、当たり前のことですけれど、そういう条例案が通る見込みになったということは、大変ありがたいことだと思っております。

 

(当局:さっきの懲戒処分は3カ月です。半減3カ月です。)

 

(市長)

 わし?

 

(当局:先ほど。今、6カ月と。)

 

(市長)

 3カ月だったかね。

 

(当局:3カ月です。)

 

(市長)

 3カ月だったかな。3カ月です。すみません。そのときは、給料が確か17万円まで。月給17万円だったと思いますけれど、私のね。

 

 自分から物事をやらないといかんものですから。身を切る改革でないと、そんなもの、改革にならんですから。ということでして、給料半減3カ月ということでした。

 

 市民の皆さんの行政への信頼ということでは、当たり前のことですけれども、こういう1つの大きい、ヤマ場を越えたと言ってはいけませんが、本会議がありますのでね。めどが立ったということは、大変ありがたいことだと。

 

 附帯決議につきましては、まず1つは、市民の皆さんの権利を制限する趣旨では全くなくて、さらにどんどん言ってくださいという意味なんですけれど、ちゃんとメモされます。

 

 メモは、するのは、それは仕事だわね。本来は、市役所の。市民の皆さんが何か言った場合に。それは当たり前のことなんだけれど、今度、一定の条件を経て、公開になると。不正な場合はね。不当だったかな。どっちだったな。不正だったかな。公開基準、公開する場合は。

 

(当局:不正だという理解で。)

 

(市長)

 不正ですかね。だけど、当然、個人情報保護の関係もありますので、名前とか、そういうことについては当然配慮されますけれども、そういうことになりますので、そこらの周知をすることは、きちっとやっていかないといかんということです。

 

 私につきましても、当然、私についてのあれもありますけれど、いろいろ。私は、市民の皆さんの声を聞くのが仕事なもんだでよ。遠慮せずに、何を言っていただいてもええですよ。私に。

 

 それは私の仕事なんですわ。800万円もらって、やっとりますで。税金を。だから、それはそれで、きちっとメモして、この手続きにのっとってやることになります。

 

 そういうことでして、市民の皆さんの、何としても、権利を制限せんようにしないといけないですね。そういう気持ちを持っていただくこともいかんで、萎縮効果を与えてはいけませんので、十分な研修なんかもやっていこうということです。

 

◎公園パートナーによる社会実験イベントの開催について

(市長)

 屋台村は、ぜひ、飲みに来てちょうだいよ。去年もよう行きましたけれど、わし。選挙中ということもありまして、終わると、あそこのところでですね。なかなか噴水の音も爽やかで、ええですよ。

 

 イベントをぎょうさんやってちょうと言ってあるんだわ。イベントをね。音楽に限らず、大道芸人さんでもええけれど、やっぱり楽しくなけないかんもんだで。要は。

 

◎名古屋市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例について(その2)

(記者)

 口利きですが、一般の市民が陳情したものは、普通、公開のとき、名前は出ないだろうなと。常識的に考えて、思うのですが、市会議員さんは出るのですか。

 

(市長)

 市会議員さんの。

 

(記者)

 名前ですね。情報公開請求があったときに、つまり、○○議員がかくかくしかじかという、例えば何々区のガードレールを直してくれという陳情をしましたというものを公開するときに、市会議員さんの名前は出るのですか。

 

(市長)

 それは、今のところ、この条例では、公開されませんわね。こちらの条例で公開されるのは、いわゆる不当、不正もあったと思うな。不正は当然です。不当な場合だけか。

 

(当局:情報公開と、この条例の「公表」とは、ちょっと切り分けていただいて。)

 

(市長)

 情報公開条例の中での問題ですね。

 

(当局:そうです。)

 

(記者)

 不正、不当だった場合は、手続きは別になってくると思うのですが、正当な範囲であっても、これは行政文書だから、情報公開条例に基づく公開対象になると思うのですが、その場合、陳情した一般市民の名前が出てこないというのは、常識の範囲で分かるのですが、市会議員さんという公職者の場合は、出るのか、出ないのか。

 

(市長)

 今のところ、出ないと思いますね。今のところの、個人情報保護の扱いだと。

 

(当局:情報公開条例の対象になりますので、情報公開条例の規定に基づいて公開するかどうかを判断しますが、一般論からいくと、公務員の氏名というのは公表されるというのが、一般論としてはそうですので。)

 

(記者)

 一般論として、公務員というのは、議員さんも含め。

 

(当局:はい、今の名古屋市の情報公開条例に基づいて判断をされるということです。)

 

(記者)

 それに基づけば、一般的に言えば、やはり議員さんは公開の対象になり得るということですね。名前も。

 

(当局:なり得るかどうかといえば、なり得るということだろうと思います。ちょっと、所管ではありませんので。)

 

(市長)

 条文があるんですよ。情報公開条例の中に、これは公開せんでもええというのが何個か書いてある。

 

(当局:はい、非公開情報に当たらなければ。)

 

(市長)

 非公開の中に、1個、何だったな。ちょっと思い出せんですけれど、何とかいうことで、確か、公開されとらんと思うんですね。今。それはそれで、また論議しないといかんところだと思いますけれどね。

 

 そこでは公開されんということになっとるけれども、その中で何か、食糧費か何かのそういうような関係については、また例外という規定があるんですね。確か。

 

(記者)

 それは、全部黒塗りだったら、公開しても意味ないし、問題化、表面化しないですよね。

 

(市長)

 そういうことです。

 

(記者)

 そうしたら、一緒じゃないですか。根本的には。

 

(市長)

 そういうことですね。まあ、政務調査費だって同じ問題で、大いに論議しないといかんと思いますよ。

 

(記者)

 知らないところで誰かと誰かが話をして、それが全部、全文黒塗りになってしまうから。そうしたら。

 

(市長)

 政調費だって、何も分からへんですね。全然。それで本当にええかどうかということは、大いに議論しないといかんところだと思いますけれども。

 

(記者)

 第三者的にそれを一般市民が知るところによるような拡大解釈みたいなものは、市長としても、その方針はあると。口利きに対しては。

 

(市長)

 まあ、どうしたものですかね。

 

(記者)

 そこはどうなのですか。介入していかないのですか。

 

(市長)

 形式的に言えば、議員が自分で決めないといかんということになりますけれどね。議会のことだから。ということになりますけれど、何も分からんというのは、わしはいかんと思いますけれどね。前から言っとるけれど。

 

 名前も分からん、全然、金が書いてあるだけでしょう。あれは、確か、政調費。1円から公開だと思ったけれど、何も分からんでは、チェックできへんがということになりますわな。それは、ルールによれば議会で大議論しないといかんですわ。いっぺん。

 

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市長室広報課報道係
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