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日本脳炎

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月16日

ページID:87383

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接うつされるのではなく、ブタの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介されうつります。7から10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。
感染者のうち1,000人から5,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか髄膜炎(ずいまくえん)や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約15%ですが、神経の後遺症を残す人が約50%あります。

定期日本脳炎予防接種のこれまでの経緯について

日本脳炎の定期の予防接種については、平成17年5月以降、厚生労働省から積極的な接種勧奨を差し控えることとされておりました。しかしながら、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(新ワクチン)が平成21年2月に薬事法に基づく承認を受け、定期の予防接種に使用できることとなりました。
なお、接種勧奨差し控えの影響で、十分な接種ができなかった方には特例措置が設けられています。平成16年4月2日から平成19年4月1日までにお生まれの方は、以下の対象者の欄にある該当のリンクをご参照ください。

(ご注意ください!)日本脳炎ワクチンの供給不足の解消について

令和3年1月から日本脳炎ワクチンの供給不足による限定出荷が行われていましたが、令和5年1月に限定出荷が解除され、現在は、安定的にワクチンが供給されています。

この間、接種を見合わせていた場合、必要な回数の予防接種を受けていない可能性があります。本ページに記載している「対象年齢」と「接種回数」をご覧いただき、必要な接種を受けているか、いま一度母子健康手帳の接種記録をご確認ください。

予防接種の概要

対象者 次の(1)と(2)の両方を満たす方

(1)名古屋市に住民登録がある方

(2)以下の対象年齢に該当する方

日本脳炎予防接種の対象年齢
区分  対象年齢
 第1期生後6か月以上90か月未満(7歳半の該当日の前日まで) 
 第2期9歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前日まで) 

平成16年4月2日から平成19年4月1日までにお生まれの方は、以下のページをご覧ください。

平成16年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方の日本脳炎予防接種について

接種回数

第1期・・・初回接種2回と追加接種1回。合計3回。

第2期・・・1回

接種間隔

日本脳炎第1期の予防接種は、基礎的な免疫をつけるための初回接種と、時間が経って免疫が低下してきたときに接種する追加接種があります。標準的には3歳で接種を開始し、3歳で2回接種(初回接種)、4歳で1回接種します(追加接種)。

接種間隔は、それぞれ以下のとおりです。

  • 初回接種・・・1週以上(標準的には4週まで)の間隔をおいて2回
  • 追加接種・・・初回接種完了後、6か月以上(標準的には概ね1年)の間隔をおいて1回

(注1)初回接種は、必ず1週以上あけて接種してください。

(注2)追加接種は、必ず2回目の接種から6か月以上あけてください。

日本脳炎第2期の予防接種は、対象年齢中(標準的には9歳)に1回接種します。

(注3)一般的に、日本脳炎第1期の接種を3回受けた方は、最後の接種から概ね5年から10年の間隔をおいて1回接種すると効果的です。

接種の受け方

市内の指定医療機関で接種を受けることができます。多くの医療機関では予約が必要となりますので、あらかじめ医療機関へお問合せください。また、接種を受ける際には、名古屋市に住民登録があることがわかるもの(子ども医療証、マイナンバーカード等)、母子健康手帳及びシール式接種券をお持ちください。

指定医療機関

定期日本脳炎予防接種を受けることができる指定医療機関につきましては、以下のページをご覧ください。

市内指定医療機関のページ

お問合せ先

日本脳炎の予防接種についてのご案内(厚生労働省)

厚生労働省の日本脳炎の予防接種についての情報です。

日本脳炎の予防接種についてのご案内(厚生労働省)(外部リンク)別ウィンドウで開く

このページの作成担当

健康福祉局 感染症対策課内 予防接種電話相談窓口
電話番号: 052‐972‐3969
ファックス番号: 052‐972‐4203
電子メールアドレス: a2631-03@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

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