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アリガタバチ類
[学名] Bethylidae
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリガタバチ科
『蟻形蜂』の意で、外観がアリに似ているのでこの名がある。小型のハチで、他の昆虫に寄生して育つ。種類により、雌のみ無翅のものや、両性とも有翅のものがある。
ガ類や甲虫類に寄生するものが多い。ほとんどの種は野外で発生するが、宿主が貯穀害虫のような屋内発生性の種である場合、屋内で発生する。
鋭い毒針を持っており、人を刺した場合かなりの痛みを生ずる。
シバンムシアリガタバチ
[学名] Cephalonomia gallicola (Ashmead)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリガタバチ科

雌成虫の体長は2mm内外。雄は多少小さい。雌は無翅型のみ、雄は有翅と無翅の2型ある。体色は赤褐色で光沢がある。
タバコシバンムシ、ジンサンシバンムシの2種のシバンムシが宿主として知られている。好条件下では3週間程度で1世代が可能で、自然状態では年4-5回の発生が可能。

1970年代頃から、名古屋など日本国内で本種による被害が急増した。畳のワラ床に発生するタバコシバンムシや、園芸肥料の菜種かすなどに発生するジンサンシバンムシを宿主として発生した例が大半であった。
1980年代頃をピークに、最近では減少に転じている。
ホソアリガタバチ(クロアリガタバチ)
[学名] Sclerodermus harmandi (Buysson)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリガタバチ科

雌成虫は体長2.5mmで無翅。雄はいくぶん小型で、有翅と無翅の2型ある。全体黒色で光沢がある。脚と胸部は多少淡色。
宿主はクシヒゲシバンムシ、マツザイシバンムシ、ケブカシバンムシ、タケトラカミキリ、キオビトラカミキリ、ヒメスギカミキリ、マツノマダラカミキリなどが報告されている。
6-7月に被害の発生が見られる。
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