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令和6年度大江川ダイオキシン類継続調査結果

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ページID:184685

最終更新日:2025年6月30日

令和6年度大江川のダイオキシン類継続調査結果について

 平成12年に大江川においてダイオキシン類による高濃度汚染が明らかになりました。以降大江川の河川水に含まれるダイオキシン類濃度の状況を継続的に確認するため、年2回の調査を行っています。
  令和6年度の調査結果については、環境基準を達成しました。

大江川のダイオキシン類継続調査結果

調査結果
調査日令和6年9月10日令和7年1月6日
調査地点大江・昭和ふ頭西大江・昭和ふ頭西
調査結果0.082pg-TEQ/L0.037pg-TEQ/L

(注)令和6年度以降、大江川下流部の埋立て工事が開始し、令和5年度までの位置(名古屋臨海鉄道鉄橋)での採水ができなくなったため、令和6年度は採取場所を河口部(大江・昭和ふ頭西)に変更して実施。

年間平均値

令和6年度の年間平均値は、0.060pg-TEQ/Lであり、環境基準値(1.0pg-TEQ/L)を下回っていました。

  • 毒性等量(TEQ)は、最も毒性の強いダイオキシンの毒性に換算した値。
  • 1pg(ピコグラム)とは、1兆分の1gをいう。
  • WHO-TEF(2006)を採用。

調査地点周辺図

調査地点周辺の概要図です。

調査地点及びその周辺の地図は、上図のとおりです。
令和5年度までは大江川の名古屋臨海鉄道鉄橋から採水し、令和6年度は大江川河口部の大江・昭和ふ頭西から採水しました。

今後の行政対応

令和6年度以降、大江川下流部の埋立て工事が開始し、令和5年度までの位置(名古屋臨海鉄道鉄橋)での採水ができなくなったため、令和6年度は採取場所を河口部(大江・昭和ふ頭西)に変更して実施しました。干潮時に河口部で調査することで河川水を採取する予定でしたが、電気伝導率が海域と同程度であり、河川水を採取するのが困難であることがわかりました。

大江川におけるダイオキシン類汚染問題の原因となりました東レ(株)名古屋事業場のダイオキシン類対策特別措置法に基づく特定施設(カプロラクタム製造用のシクロヘキサン分離施設)は平成21年4月27日に廃止届が提出されています。また、東レ(株)名古屋事業場に現在設置されている他の特定施設からは常時排水しておらず、タンクに一定量貯留してから数年に一度排水しております。令和6年度に排水があったため、その排水に合わせて行政検査を実施したところ、排出基準を超過していないことを確認しました。 

大江川のダイオキシン類は平成23年度以降環境基準を超過していないこと、汚染原因者の排水口での行政検査で排出基準を下回っていること、発生源となった特定施設がすでに廃止されていることから、大江川ダイオキシン類継続調査は廃止し、公共用水域におけるダイオキシン類調査、年1回の自主測定結果の確認、約3年に1回の行政検査を継続することで、監視に努めてまいります。

参考

大江川ダイオキシン類継続調査を開始した経緯につきましてはこちらをご覧ください。

大江川におけるダイオキシン類汚染問題について

市内の環境調査及び発生源調査の結果につきましてはこちらをご覧ください。

ダイオキシン類調査結果(環境調査・発生源調査)

このページの作成担当

環境局地域環境対策部地域環境対策課水質地盤担当

電話番号

:052-972-2675

ファックス番号

:052-972-4155

電子メールアドレス

a2675@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

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