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藤前干潟におけるプラスチックごみ及びマイクロプラスチック調査の結果

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このページを印刷する最終更新日:2021年12月20日

ページID:147951

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に問題となる中、本市を取り巻く海洋プラスチックの実態を把握するため、市民との協働によりプラスチックごみ及びマイクロプラスチックの実態調査を実施しました。

プラスチックごみ調査

調査日

令和3年10月23日(土曜日)

調査場所

藤前干潟海岸(名古屋市港区藤前2丁目)

実施者

市環境局(協力:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)

調査方法

汀線(干潟の水面との境界線)方向の幅50メートル、汀線から堤防の傾斜地の際までを調査範囲として、長さ2.5センチメートル以上のごみを調査対象に回収し、調査票の分類ごとに個数、重量を記録しました。

調査結果

  • 回収した結果、49.51キログラム、3,368個のごみが確認されました。そのうち、「プラスチック、発泡スチロール」が39.00キログラム(重量全体の79パーセント)、3,231個(個数全体の96パーセント)と最も多い結果となりました。
  • 「プラスチック、発泡スチロール」を「容器包装」と「製品」に分類したところ、重量別、個数別ともに「容器包装」が多い結果となりました。
  • 「容器包装」をさらに細分類別で見たところ、「ペットボトル」と「食品容器、包装」が多い結果となりました。
  • 少量ですが「シリンジ、注射器」といった廃棄物も発見されました。

マイクロプラスチック調査

調査日

令和3年11月14日(日曜日)

調査場所

藤前干潟海岸(名古屋市港区藤前2丁目)

実施者

藤前干潟クリーン大作戦実行委員会、愛知県立南陽高等学校、市環境局

調査方法

堤防に堆積している漂着物を7地点分、縦15センチメートル、横15センチメートル、深さ1センチメートルで採取し、5ミリメートルと2ミリメートルのふるいにかけて選別したうえで、調査票の分類ごとに個数を記録しました。その後、1地点分の5ミリメートル以下のプラスチック(マイクロプラスチック)については、環境科学調査センターにおいて重量の計測を実施しました。

調査結果

  • 採取した漂着物のうち、人工物のほとんどをプラスチックが占めており、プラスチックを大きさ別で見ると、マイクロプラスチックが1,622個と全体の約98パーセントを占めていました。
  • マイクロプラスチックを細分類別で見たところ、「徐放性肥料の殻」が1,148個、3.44グラムと最も多い結果となりました。
  • 市民生活に身近な「プラスチック片、発泡スチロール片」も363個、1.15グラムと全体の約2割を占めていました。

添付資料

このページの作成担当

環境局資源循環部資源循環企画課資源循環企画担当

電話番号

:052-972-2398

ファックス番号

:052-972-4133

電子メールアドレス

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