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年報第9号(2020年)

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このページを印刷する最終更新日:2021年4月20日

ページID:139838

令和3年3月に発行した、名古屋市環境科学調査センター年報です。当センターで行っている業務や調査研究等の紹介をしています。

概要、業務等

環境科学調査センターの概要や業務についての内容です。

調査研究

令和元年度に行った調査研究の成果について紹介します。

光化学オキシダント濃度の日内変動の推移

シミュレーションモデルを用いて、過去の光化学オキシダント(Ox)高濃度事例について、NOx・VOC排出量削減によりOx濃度の日内変動がどのように変化するかを調べた。また、Ox濃度の日最高値と日最低値の差分が、実測値でどのように変化しているか、市内の状況についてまとめた。

分析走査電子顕微鏡を用いた粒子状物質の特性評価

これまでに分析走査電子顕微鏡を用いて分析および解析を行い、さまざまな苦情粉じんや大気中の粒子状物質についてまとめ、全般的な粒子の形状や元素組成の関係について特性評価を行った。

河川底層から発生する硫化水素濃度測定法の検討

名古屋市内の河川から発生する硫化水素について、公定法をベースとして改良及び検討を行い、実際に山崎川において濃度測定を実施した。

大気中低級脂肪族アルデヒド類の測定方法の確立及び室内空気汚染や悪臭測定への適用

大気中低級脂肪族アルデヒド類の測定方法を確立し、その確定した測定方法を適用して、特定悪臭物質に限らず、室内空気汚染で問題となっているアルデヒド類等の多くの測定を行った。

名古屋市域における新幹線鉄道騒音測定事例―防音壁の効果について―

新幹線鉄道騒音事例として、市内での各種防音壁設置地点における測定結果を示し、防音壁の騒音低減効果を解析した。

名古屋市域における新幹線鉄道騒音測定事例―建物等による反射の影響について―

新幹線鉄道騒音測定事例として、市内での新幹線鉄道沿線遠隔側に在来線高架や駅舎が存在する地点における測定結果を示し、建物等による新幹線鉄道騒音に対する反射の影響を調べた。

名古屋市内で掘削されたボーリングコア試料中の自然由来有害重金属の溶出試験結果

市内31地点で収集したボーリングコア試料の溶出試験を行った。その結果を元素ごとに箱ひげ図にとりまとめた。

河川感潮域における青潮および悪臭発生原因調査(第3報)

2017年度に行った山崎川水質調査結果をとりまとめた。

河川感潮域における青潮および悪臭発生原因調査(第4報)

2018年度に行った山崎川水質調査結果をとりまとめた。

名古屋市内事業場排水を用いた生物応答試験結果及び生物影響削減検討結果

名古屋市内の事業場排水を用いて、生物応答試験を行った。その結果、生物影響が認められたため、原因物質群の推定と影響物質の削減手法の検討を行った。

名古屋市内における遺伝子組換えナタネの分布状況

市内に2ヶ所あるセイヨウアブラナ種子の陸揚げ地点周辺および輸送経路と思われる国道23号線上において、郵送中のこぼれ落ちに由来すると思われるセイヨウアブラナの自生個体の分布とその推移を調査した。また採取出来た個体についてはDNA分析を行った。

発表業績

雑誌等に掲載された論文や学会等の発表については、雑誌等掲載および学会等発表のファイルをご覧ください。

参考

職員一覧、歳出予算、施設規模、主要測定機器について記載しています。

その他

令和元年度に発行した環境科学調査センターだより、実施した講座等の案内、年報投稿規定について記載しています。「だより」のファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがありますのでご注意ください。また、横向きの案内を掲載していますので、印刷してご覧ください。

なお、「だより」および各イベントのちらしは一部テキスト情報のない画像データです。環境科学調査センターだよりの内容を確認したい場合は、環境科学調査センターだよりのページからご覧ください。ちらしの内容を確認したい場合は、環境科学調査センター(電話番号:052-692-8481)までお問合せください。

このページの作成担当

環境局地域環境対策部環境科学調査センター企画管理係

電話番号

:052-692-8481

ファックス番号

:052-692-8483

電子メールアドレス

a6928481@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

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