名古屋クリーンパートナー制度

名古屋市では、アダプト・プログラム「名古屋クリーンパートナー制度」を平成15年9月から実施し、現在71団体が登録しています（令和7年3月末時点）。この制度は、ボランティアグループと市のパートナーシップのもと、ポイ捨て物の回収を中心に、まちの美化活動を進めていくものです。

「アダプト・プログラム」はアメリカで生まれたシステムで、アダプトとは英語で「養子縁組をする」という意味です。市民が公共スペースを養子に見立て、我が子のように愛情をもって面倒を見る（清掃活動をする）ことから命名されました。自治体と市民がお互いの役割分担について合意を交わし、この合意にもとづいて継続的に美化活動を進めるプログラムです。

各区の美化推進重点区域、又は路上禁煙地区を含む区域の清掃活動ができること。
（場所は参加団体ごとに決めていただきます）

原則として、団体の構成員の数が10人以上であること。

環境美化を主な目的としたボランティアグループ、及び地域貢献に努める企業グループで、継続的に清掃活動が実施できること。ただし、行政が作った組織、設立の主たる目的が異なる団体、1企業単独の団体、本市の他制度から援助を受けている団体は除きます。

• 月に1回15分以上、ポイ捨て物の回収を行います。
• 目に見える活動を通して周囲の人の「ポイ捨て防止意識」が高めます。
• 年に1回、活動報告書を提出していただきます。（3年以上活動報告書の提出がない団体は、本市で登録を解除します。）

• ボランティア袋（可燃ごみ、不燃ごみ、資源）を支給します。
• 清掃用具を貸与します。（ほうき、ちりとり、火ばさみ、軍手）
• 活動で集まったごみ・資源を回収します。
• 市民活動保険の保険料を負担します。
  

• ごみを少なくすることで、だれもが快適に暮らせる環境が整います。
• 自分たちの手でまちを美しくすることで、まちへの誇りと愛着が生まれます。
• 清掃活動や呼びかけなどをすることで、環境美化への関心の輪が周囲に広がります。
• 市や他の団体・企業との協働で、活動のやる気が育まれ、環境美化への機運を盛り上げます。

登録の手続きは、各区の環境事業所で行います。
登録を希望される団体は、各区の環境事業所または、環境局作業課へお問い合わせください。

長年にわたり継続して活動している団体に対し、その功労を表彰する制度を令和7年4月より設けました。

毎年夏に表彰式を行い、表彰対象となる団体に感謝状を贈呈いたします。

各区の環境事業所

美化推進重点区域

路上禁煙地区