名古屋市登録無形民俗文化財の登録について

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ページID3004377  更新日 2026年4月10日

報道発表日時: 2026年4月10日 午前10時30分

このたび、名古屋市文化財の保存及び活用に関する条例第10条の2第1項の規定により、下記の文化財を名古屋市登録無形民俗文化財として登録しましたので、お知らせします。

1 文化財の名称および保存団体

名称
下志段味の道行き囃子と神楽
保存団体

名古屋市守山区下志段味

しもしだみ獅子・神楽連

2 おこなわれる時期および場所

時期
毎年10月第一日曜日(下志段味八幡神社例大祭)など
場所

下志段味八幡神社(名古屋市守山区下志段味2303)など

3 文化財の概要

建物の中で笛や太鼓を演奏する人たちの写真
拝殿での神楽演奏

下志段味の道行き囃子と神楽は、下志段味八幡神社の例大祭などで演奏される民俗音楽で、下志段味では「お神楽」と呼ばれています。笛と太鼓によって演奏され、巫女舞は伴いません。神社へ向かう道中で演奏される道行き囃子と、拝殿で神事に伴って演奏される神楽があり、道行き囃子は「道行き」の「1本目」から「4本目」および「宮入り」の5曲、神楽は「1本目」から「6本目」までの6曲が伝わっています。熱田神宮で生まれた宮神楽(宮流神楽、熱田神楽とも)の一系統で、名古屋市域の特色ある民俗文化財のひとつといえます。

宮神楽は、江戸時代まで熱田神宮に存在した神楽座が伝えていた神楽のことで、明治時代の神社改革で廃止されたため、現在の熱田神宮には伝わっていません。熱田神宮社家鏡味家の系譜を引く熱田神楽笠寺保存会が伝えるほか、古い段階で各地の村人に伝えられた宮神楽が今も地域の人びとの手で演奏されている場合があり、下志段味の道行き囃子と神楽もそのひとつです。

下志段味では、江戸時代後期には神楽の奉納が行われていたようです。かつては秋祭りにおいて秋葉神社から八幡神社へ「馬の塔」の行列が練り歩き、その先頭で神楽衆が「道行き太鼓」を演奏したと伝わっています。

現在は地元有志が「しもしだみ獅子・神楽連」を結成し、子ども会を指導する形で継承が図られています。地区の氏神である下志段味八幡神社の行事だけでなく、区民祭り(元気まつり守山)や志段味地区会館のイベントにも出演するなど、精力的な演奏活動を行っており、今後も地域における確かな継承が期待できるため、名古屋市登録無形民俗文化財として登録するものです。

4 登録日

令和8年4月10日

5 その他

今回の登録により、名古屋市登録無形民俗文化財は7件となりました。

関連情報

報道発表に関するお問い合せ

教育委員会事務局生涯学習部文化財保護課
担当者:鈴木(雅)・天野
電話番号:253-9278
ファクス番号:253-9217
Eメール:a3268@kyoiku.city.nagoya.lg.jp