平成12年度　学校基本調査結果(中・高校生の卒業後の進路)

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平成12年5月1日現在で実施された文部省所管の平成12年度学校基本調査(指定統計第13号)のうち、名古屋市内に在学する中・高校生の「卒業後の状況調査」の結果(概要)についてお知らせします。
この調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的として昭和23年より毎年実施しています。
なお、数字は後日文部省が公表するものを確定値とします。

• 中学校卒業者数は23,105人で、昨年度よりも684人、2.9%減っています。卒業者数は昭和61年度をピークに減少傾向にあり、昨年度は12年ぶりに増加に転じたものの、本年度は再び減少しています。
• そのうち、男子が11,872人で昨年度よりも317人、2.6%減り、女子が11,233人で同じく367人、3.2%減っています。
• 卒業後の状況をみると、高等学校等への進学者が22,133人、全体に占める割合が95.8%と最も多く、次いでその他の者が468人(2.0%)、就職者(就職進学者及び専修学校等入学者のうち就職者は除く。)が351人(1.5%)、専修学校等入学者が150人(0.6%)となっています。

• 中学校卒業者の高等学校等への進学率は95.8%で昨年度の値を0.6ポイント下回り、2年連続の減少となっています。
• そのうち、男子の進学者は94.8%で昨年度を0.8ポイント下回り、女子の進学率も96.8%と昨年度を0.5ポイント下回っています。
• 高等学校等進学者22,133人のうち、高等学校本科への進学者は22,006人となっています。

• 中学校卒業者のうち、就職者総数(就職進学者及び専修学校等入学者のうち就職者を含む。)は369人で昨年度よりも22人減っています。
• 就職率は昨年度と同じく1.6%となっています。これを男女別にみると、男子が2.4%、女子が0.7%となっています。

• 高等学校卒業者数は22,874人で、昨年度よりも1,014人、4.2%減っています。卒業者数は平成3年度をピークに減っており、本年度はその68.2%の人数となっています。
• そのうち、男子が10,691人で昨年度よりも634人、5.6%減り、女子が12,183人で同じく380人、3.0%減っています。
• 卒業後の状況をみると、大学・短期大学等への進学者が12,039人、全体に占める割合が52.6%と最も多く、次いで専修学校等入学者が5,270人(23.0%)、就職者が3,678人(16.1%)、その他の者が1,886人(8.2%)となっています。

• 高等学校卒業者の大学・短期大学等への進学率は52.6%で昨年度の値を0.2ポイント上回り、過去最高となっています。
• そのうち、男子の進学者は49.4%で昨年度を2.0ポイント上回りましたが、女子の進学率は55.5%と昨年度を1.3ポイント下回っています。
• 大学・短期大学等への進学者12,039人のうち、大学(学部)への進学者は9,865人となっています。

• 高等学校卒業者のうち、就職者総数は3,714人で昨年度よりも582人減っています。
• 就職率は16.2%と昨年度を1.8ポイント下回っています。これを男女別にみると、男子が17.7%、女子が15.0%となっています。

平成12年度学校基本調査の名古屋市分集計結果の詳細については『統計なごや』2000年10月号、11月号(総務局企画部統計課)を参考にしてください。